最も印象的なシェイクスピアの上演は、10年前に🏴で観た『マクベス』でした
「流石にちょっと悲劇的すぎるから、バウンシーキャッスルの上で演じよう」という新鮮な試みでした
新たな人物が登場する度に、城中が揺れ、役者は足を取られていました
跳ねすぎて息切れしたマクベス夫人の台詞は、電動エアポンプの轟音にかき消されていました
戦闘は、壮絶でした
そして最終幕の、あのマクベスの独白
「明日 また明日 また明日と…」と独りつぶやきながら
弱強格の韻律に合わせて寂しく弾む国王を
エアポンプが「ギャ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」と慰めていました