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第11話 待っててくれたんだ - 巡る時 | TALES 物語・小説
それから沙穂は震える声で、何度も繰り返した。「どうせ何の意味もないよ…」その言葉を繰り返すたびに、妙な安らぎを覚える。そのとき、彼女の目に楽しそうに遊んでいる子供たちの姿が映る。「ふふふっ…こっちおいでよ…一緒に遊ぼ・・・」彼女は不気味に笑い、宙に向かって手を伸ばした。波限は咄嗟にその手を取り、静かに名を呼んだ。「沙穂」その声に空虚な表情のまま顔を向け、ぶっきらぼうに答える沙穂。「なに?」彼女は波...