「消滅世界」村田沙耶香 読了
怖かった…特に終盤は、私的にはホラー小説に分類したいくらいに怖かった…
人間社会における「常識」や「正常」が不変ではなく可変なのだと、まざまざと突きつけてくる一冊でした
現実世界でも、「常識」や「正常」の脆さ儚さを実感する機会があります。煙草/喫煙者の立ち位置の変化や、パワハラやセクハラの定義、終身雇用制度の限界、性の分類、etc…
かつては当たり前とされ覆ることはないと思われていた数々のことが、現実に、どんどんひっくり返っている。そんな現実があるからこそ、この小説には不気味な説得力があります
だからこそ、怖い
『もしかしたら、こうなるかもしれない』から