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死者による推論評価、あるいは最後の伝言 - 可視聴域0 Extra | TALES 物語・小説
あたりに静寂が満ちる。もともと春明の屋敷は古都の中心からは外れていて、周囲を囲む竹林で喧騒から隔てられたこの屋敷で一人で過ごしていると、時折世界に自分だけ取り残されたようにさえ感じてしまう。チカチカと常に新規メッセージで通知の光る端末を見れば、そんなことはすぐに錯覚だとわかってしまうけれど。 窓の外を見れば、彼方に翆黛すいたいの山並みが浮かんでいる。冬夜が居を移した先は、郊外の山の麓にあった以前の...