引き続き、離の恋ばな騒動をば。
乾「おい、それは文か。まさか文のやり取りをしとるのか。おなご? いや、この際おのこでもよい。どうなんだ」
離「この際、って何ですか」
坤「乾の方。文通くらいで動揺しすぎですよ。離の方にだって、それくらいのお相手はいるでしょう」
乾「と言いつつお主とて、湯呑みに注ぐ茶が溢れてるぞ」
坤「そりゃあ、驚きもしますよ。だって、離の方ですよ! 他人への興味が、針の穴ほどしかない方が!」
離「本人の前でよく言いますね。まあ、否定はしませんが」
乾「で、どんな者だ」
離「教える義理はありません」
乾「つれない奴め。我らの仲ではないか」
離「はて。我らの仲、とは」