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アイヌ語で残された100年前の物語 金成マツのノート解読20年 - 日本経済新聞
1928年(昭和3年)、金成(かんなり)マツという当時52歳のアイヌ民族女性が、アイヌに伝わる叙事詩や物語をこつこつとノートに書き始めた。約20年後、70代で筆をおいた時には、1万ページを超える膨大な記録となっていた。言語学者の金田一京助らの手で一部訳されたものの、あまりの文章量の多さから、今も全文は解読されていない。私は、2004年ごろから金成の残したノートを研究・解読してきた。10冊ほどの