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すべての人とプラモデルの楽しさをシェアする投稿サイト『http://nippper.com』の公式アカウントです(pは3つです!)。プラモデルの素晴らしさを世界に伝える皆さんの寄稿を常にお待ちしております。寄稿方法は以下のページからどうぞ!→http://nippper.com/2020/01/14498/

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nippper.com @nippper.bsky.social · 10h
【レビュー】最新鋭ステルス無人機、キーホルダーになります。/新時模型 1/144 中国 第6世代戦闘機 #キットレビュー #軍用機・旅客機 #nippper #プラモデル
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【レビュー】最新鋭ステルス無人機、キーホルダーになります。/新時模型 1/144 中国 第6世代戦闘機
 中国は新時模型というメーカーのプラモデル「1/144 中国 第6世代戦闘機」を買いました。中国では謎だらけの最新鋭ステルス機っぽい何かが複数種目撃されていて、新時模型は「J-36」と呼ばれている機体と「J-50」と呼ばれている機体を最速でプラモデル化。よくわかんねえ飛行機をよくわかんねえままとりあえずあれこれ推測しながら作りました〜というプラモデルなので実機に忠実かどうかは知らんけど、とりあえず見たことのないカタチの飛行機が眼の前に現れるというのが面白いし、プラモデルというのは昔からよくわからないものをみんなで「なんだこれは」と言いながら組んでみんなでワーワー言う趣味でもあるのです。  で、私が買ったのはJ-50と呼ばれている双発機なのですが、箱を開けると飛行機が3つ入ってるんですよね。たぶんデカいのがJ-50なんですけど、小さいふたつはコクピットがないから無人機で、説明書には「攻撃-11」と書いてあります。マクロス世界で言うゴーストみたいな使い方ができる編隊なのかな。それはいいとして、なんかディスプレイ用の金属シャフトと一緒にキーチェーンが入っています。入っています、じゃないんですよ。  上下をビタッと合わせればほぼ完成みたいなステルス戦闘機とキーチェーン。マジでなんもわからん。わからんけどキーチェーンが入っているということはこのプラモデルのどこかがどうにかしてキーホルダーになるってことですよね。もうみんななんとなく分かってると思うんだけどさ……でも理性はそれを否定するわけです。だってプラモデルがキーホルダーになるとか聞いたことないもんね。いや待てよなんだその丸いリングみたいなのが飛び出たパーツは。  最近のスマホは便利ですね。説明書が中国語でもなんとなく日本語訳してくれる機能がカメラアプリに付いている。海外のプラモデルでも安心して作れます……じゃないんですよ。安心か?プラモデル作ってて「キーリングの掛け飾り」が出てくるのは不安だよ!  一回くっつけたノーマルのパーツを外して「キーホルダーにするためのパーツ」をファー……。  キーホルダーの完成です。  中国の第六世代戦闘機のプラモデルを買ったと思ったら、無人偵察攻撃機「玄竜」のキーホルダーが手に入ってしまった。中国のプラモデルメーカーってなんだかサービス精神が旺盛なところが多く、あれやこれやで買った人をもてなしてくれるのですが、まさかこんなカタチでニヤニヤさせられるとは思いませんでした。まあ小さいし良いサイズだけどさ。こういうのはホントにハコを開けてみないとわかりませんからね。みなさんもどしどし報告してくださいね。nippperはいつでもあなたの寄稿をお待ちしております。  
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nippper.com @nippper.bsky.social · 12h
【工具レビュー】プラモ机の掃除がはかどる、小さな掃除機と刷毛のいい関係/「ウェーブ ハンディクリーナー」 #工具 #nippper #プラモデル
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【工具レビュー】プラモ机の掃除がはかどる、小さな掃除機と刷毛のいい関係/「ウェーブ ハンディクリーナー」
 机の上の細かなゴミが、手を動かした先からスッと消えていく。ウェーブの「ハンディークリーナー」は、この小さな気持ちよさを手元に置いておける道具です。プラモデルを作ると出てくるプラスチックの切れ端や削り粉を、ササッと吸い取ってくれる。しかも掃除をしていると、なくしたと思っていたパーツに再会することまであるのです。  パーツを切り離して、ヤスリで整える。プラモデルの形ができていくにつれて、机の上にも細かな切れ端や粉が増えていきます。写真くらいの量なら、このクリーナーであっという間にお掃除完了。作業が全部終わってからとはいわず、ちょっと机を広く使いたくなったときにも、手元でスイッチを入れればいい。この手軽さがうれしいところです。  そして、このクリーナーの隣にぜひ置いておきたいのが、刷毛。ふたつ揃うと、机の掃除がとてもはかどります。吸い込み口は本体の底の中央にあるので、壁際や物の下の隙間など、そのままでは吸い取りにくい場所もあります。そんなところに残ったゴミを、刷毛でサッと手前へ。出てきたところをクリーナーで吸い取れば、隅っこまできれいになります。刷毛で集めて、クリーナーで吸う。この流れが気持ちよくて、ふたつでひとつのお掃除道具として使いたくなります。  ただし、集まったゴミはそのまま捨てずに、ちょっと待って。ティッシュなどの上に広げてみると、「あれ、ここにいたのか!」というものが混ざっていることがあります。写真の中央にあるのも、探しても見つからずに諦めていた小さなパーツです。  吸い込まれたパーツが壊れずに残っていて、ゴミを捨てる前に見つかる。そんな再会があると、掃除もちょっと楽しみになります。もちろん、どんなパーツでも無傷とは限りませんが、切れ端だと思っていたものの中に、作りかけのプラモデルに必要なひとつがあるかもしれません。最後に中身をひと目見るところまで、お掃除の習慣にしておくとよさそうです。  吸い取ったものを取り出すのも簡単。底側の黒いカバーを外すと、溜まったプラカスや削り粉を取り出せます。本体内部の黒いフレームに付いているフィルターは、取り外して水洗いも可能。机をきれいにする道具だから、道具そのものも手入れしやすいのはありがたいですね。  ツルンとした卵のような形で、大きさは一般的なパソコンのマウスよりひと回りほど大きいくらい。作業机に置いておけば、切れ端や粉が気になったときにすぐ手を伸ばせます。隣に刷毛も添えておけば、準備万端です。  電源は別売りの単3乾電池2本。上側のカバーを外してセットします。充電式電池には対応していないので、用意する電池は確認しておきましょう。刷毛でサッと集めて、スイッチを入れて吸い取る。きれいになった机には、次に組むパーツや説明書を広げられる。なくしたパーツまで戻ってきたら、なおうれしい。プラモデルを作る机に、この小さなクリーナーと刷毛の居場所を作って、お掃除を気軽に楽しんでくださいね。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 05/10/2026
【レビュー】骨と心臓をもつ戦艦の進水式は、接着式プラモデルで実現する。/PLAMAX AAAヴンダー #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #nippper #プラモデル
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【レビュー】骨と心臓をもつ戦艦の進水式は、接着式プラモデルで実現する。/PLAMAX AAAヴンダー
 『エヴァQ』劇場公開から14年。マックスファクトリーより、PLAMAX AAAヴンダーが満を持して発売されました。待っていたよ、14年。しかし、その時間には意味があったように思います。その間にPLAMAXブランドが立ち上がり、様々なプロダクトが展開され、そこで培われてきたプラモデル力(ちから)が、今まさに超火力で繰り出されたように感じたのです。  その真髄は、接着式プラモデルであることの必然性です。プラスチックの靭性と溶着性が可能にする、繊細で丈夫な構造。パーツを重層的に組み上げるからこそできる、入り組んだ立体表現。ヴンダーの形そのものがプラモデルという形式と絶妙に噛み合っており、接着剤で組み立てるという行為が造形を成立させるためのカギとなっているのです。  危ういほどシャープなパーツ群は、3DCGのカキンとした劇中イメージ的味わいもあるし、メカ(メカ?)が巨大であるほど相対的に端部はシャープになるわけで、プラスチックで形状を模す……という気概を感じます。 そう、気概! 複雑な二重螺旋を竹割りにして極限までパーツ数を抑えた設計は、プラモデル的機能美そのものです。上下にはズレ防止のサポートが付いていて、サポートごと接着した後に切り離せるようになっています。  大きな艦体に取り付ける、小さなピンセット必須のパーツが多く、なんとなく艦船プラモの組み心地です。こういった繊細な造形に強いのがプラモデルだよなと改めて実感します。しっかり接着剤を塗布して溶着させれば、指で少し押したぐらいでは壊れません。  恐ろしく緻密な主機の配線は1本ずつ別パーツです。ここから更に白い螺旋パーツを絡めて、黄色い肋骨トラスを重ねて……と、どんどん造形のレイヤーが重なっていくのですが、この手順はバイクプラモがエンジンを組んでからその周りにエキゾーストやフレーム、カウルで囲っていく構造を思い出します。このあたりは塗装しながら接着しないと後で筆が入らないのですが、細かい作業の末に完成させてみると、過剰すぎる情報量に惚れ惚れします。  機首(?)は骨のような、陶磁器のような、ぬるっとした曲面が3次元的に入り組んだ造形です。これは一発抜きの塊ではなく、白と赤茶の薄いパーツを5枚貼り合わせたものです。ダボとピンで局所的に固定するスナップキットと違い、細長い先端まで合わせ目全周を均一に密着させられるので、流し込み接着剤を使えばパーツに一体感が生まれます。  ヤマトやホワイトベース、ゼラーナをはじめとした、四方八方から見てもシルエットが一発でわかるSF戦艦デザインの中でも突き抜けた存在のスリーエーヴンダーですが、プラモデルであればこそ、ここまで緻密に立体化し得たのではないでしょうか。 ▲主機と艦橋だけ塗った状態がこちら。  それにしても、どこをとっても既視感のないパーツ構成なのにあまりにもプラモデル的快楽の集合体だったもので、もしもタミヤがキャラクターモデルをつくったら。ガンプラが鋭利で接着式になったなら。ウォーハンマーが色分けプラモになったなら。なんて無数の幻覚がスターゲートを駆け抜ける光の奔流のように脳裏をかすめていきました。しかし、出来上がったのはもちろんAAAヴンダーです。もしもあの特異なデザインが、薄いプラスチックを重ね、接着していくうちに手に入ったなら。そんな夢が、14年の時を超えて現実になってくれたのです。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 05/10/2026
【100均レビュー】お好きな場所にぺたりと吸着。浮かせて筆を保管できる100円ショップの「省スペースホルダー」 #工具 #100均 #nippper #プラモデル
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【100均レビュー】お好きな場所にぺたりと吸着。浮かせて筆を保管できる100円ショップの「省スペースホルダー」
 最近は娘から、ちいかわのモモンガ口調で「100円ショップに連れてけ」とよく言われます。僕も娘とお買い物に行けるのが嬉しいので、おてて繋いでスタスタと100円ショップに行くのです。よく見るのがメイク用品コーナー。ここは模型に使えるちょっとしたアイディア商品の宝庫です。今回はこちら、メイクブラシのホルダー「省スペースホルダー」をキャンドゥでゲット。模型筆もこちらにまとめておくことができるとっても便利なホルダーです。  最大の特徴は後ろの吸盤。これによって洗面台などにピッタリとくっつけて、ブラシを浮かして置いておくことができます。乾燥&整理の両方を兼ね備えたホルダーなのです。  穴のサイズはさまざま。ゴム製で柔軟性もあるので、ちょっとだけ太い軸の筆でもグイッと差し込めます。僕はこれを100円ショップのステンレストレイと合体させています。筆を浮かせることができるの、その下のスペースも活用できます。また筆を乾燥させるときは、筆先を「下」もしくは「横」にしておくと筆の根本に塗料がたまりにくいと聞いたので、その点においてもこの方法はかなり良いです。  筆の下のスペースには梅皿を。他のスペースには筆塗りに使用する「溶剤」や「水」を入れたボトルをまとめています。これを机の塗装スペースの隅っこに常駐させているのです。見た目も綺麗で、整理もできて最高です。とってもお手軽に筆を整理できる「省スペースホルダー」、ぜひあなたの机の上にもお出迎えしてください。それでは〜〜。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 04/10/2026
「案ずるより産むが易し」で組むべし!/ハセガワ VF-25F トルネード メサイア “マクロスF” (大気圏内仕様) #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #マクロスモデラーズ #nippper #プラモデル
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「案ずるより産むが易し」で組むべし!/ハセガワ VF-25F トルネード メサイア “マクロスF” (大気圏内仕様)
 ついにハセガワからトルネードパック装備のVF-25Fが発売された!のはいいんだけど、同じく購入した友達から「ハコを開けてみたんだけど、序盤でハードコアな工作があるぞ!?」というLINEが来ました。説明書を開くと主翼付け根のドッグトゥース(犬歯みたいに尖った部分)を「仮組してから切り取ります」と図示されています。その次の工程でも胴体上面の裏側にある薄い筒状の突起を削り取る指示が。こういうのを見ると「なんか難しそうだからそのうち機が熟したら作るか……」と怯んでしまいがち。でも大丈夫!  ちなみに下のパーツがトルネードパック装備の時に使う新規パーツ。畳んだ状態の主翼とデルタ翼のカバーを固定するための桁が一体化した不思議なカタチをしていますが、これを胴体上下パーツで挟み込む設計。半円形の切り欠きの部分を可変翼の可動軸に引っ掛けて接着すればビタッと位置決めができるという工夫が面白い。しかし増加パーツをその上からじゃんじゃん被せていくときにプラモデルの構造上の都合でパーツ内側に設けられたピンやダボが機体と干渉してしまうので、あらかじめ当たるところを切り飛ばしてください、という指示が入ってるわけですね。  仮組みしてみたところ、ドッグトゥース部分はでっかいブースターユニットで覆い隠されることが分かったので説明書に書いてある位置で適当にざっくり切り離して大丈夫!なるほど、たしかに仮組みすればそこまで気を使わずに加工して大丈夫だということがわかります。手を動かす前だとこういうのはどこまでシビアな作業なのかわからんもんな。やっぱり考えてるよりパーツを切り離して合わせたり眺めたりする時間が超大事。  胴体上面裏側の筒状のダボもそこまで深刻な顔をせずとも、ニッパーで削ぎ取るように切り飛ばせば大丈夫。加工痕がキレイに均されていなくても干渉しないですが、気になる人はニッパーで切ったあと180番くらいのサンドペーパーでゾリゾリ削って出っ張りをなくせば問題ございません。これも仮組みすれば何がどう干渉するのか確認できるので「どこまでやればいいのか」が体感できますね。当たり前なんだけどさ。  ひとまず各パーツがどのように組み合わさるのかをテスト。パーツが浮いたりズレたりしないことを確認してひと安心。ここさえクリアできればあとは普通のプラモデル同様パーツを切り離して接着するだけでゴールできそうです。塗装やデカール貼りといった工程もなんとなく見据えながら、製作プランを練りましょう。  説明書を読んでいるだけであれやこれやと心配するのもプラモデルの大事な工程ではあるのですが、やっぱりパーツを切り出して仮合わせしてふむふむなるほど……とやっているうちに工作はちょっとずつ進んでしまうもの。パーツを切って貼るのって純粋に楽しいしね。ということで、ハセガワのトルネードメサイアは案ずるより産むが易し。買ったけどまだ手を付けてない人、これから買う人、安心してニッパーを握りましょう。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 04/10/2026
【塗料レビュー】ジェガンのグリーンを探していたら、まさかのアイシャ様!/BORN PAINT ミラージュGTM専用カラー 若草色 #ロボット・アニメメカ #塗料 #nippper #プラモデル
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【塗料レビュー】ジェガンのグリーンを探していたら、まさかのアイシャ様!/BORN PAINT ミラージュGTM専用カラー 若草色
 ジェガンの色がドンズバな水性ホビーカラーってどれなんだよ!? GSIクレオスの水性ホビーカラーが延々と累積している今現在、絶対にどっかのどれかのハズだ!……という気持ちが昂ってしまったのは『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』のせい。時を経て、宇宙世紀0093に連れてかれてしまった西暦2026年。ジェガンの色に決着をつける機会が訪れたのだ。なぜならHGアリュゼウスの胎内仏、量産型νガンダムの差し色であるグリーン。これは同時期の主力量産機であるジェガンのメインカラーを転用しているハズだ。量産機の意匠のひとつとして。俺の中のUC世紀ではそうなっている。なので量産型νガンダムを全塗装し、俺のUC世紀に決着つけるにはまず、ジェガンの色を定めないといけないのだ。で、結局、ジェガンのグリーンって何色なの?  『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』が公開され、劇場へ足を運んだのは中学校入学直前の春休みだった。当時、出渕裕デザインが一番輝いて見えたのがジェガンだった。映画と合わせて発売されたガンプラのジェガンを、Mr.カラーの「黄緑6号(若草色)」で筆塗り全塗装した覚えがある。「なんかこの緑、ちょっと違うな?」とは感じつつも満足はしたと思う。その38年後、劇場でアクシズ宙域に再び連れていかれ、ハサウェイと共に認知が錯綜した結果「俺もクェスと、νガンダム(アリュゼウス及びジェガン)と決着つけなくてはならない……!」と使命感に駆られたのであった。で、ジェガンのグリーンって何色なの!? それがまさかのアイシャ・コーダンテのパーソナルカラーの若草色だった。突然のFSS。そういやクェスの髪色と、アイシャ様のトンガリヘヤー、似たような色だな。それよか、アイシャ様のミラージュ正装のグリーン、ジェガン色でしかないぞ!  しかしだ、ケリアもアイシャ様みたいなノリで「なんですってえ〜!?ぶっ◯したる〜っ!!オトメゴコロをてめ〜は!」 ハサウェイ「ひ〜!やめてぇ〜〜!」マフティーの面々「やれやれ……(^_^;)」みたいな、あの連中も時にはライトな雰囲気でやっとけば、激重な顛末にもならなんだというのにさ……。  いや、余談が過ぎた。さて、ジェガンの色探し。色々試した結果、まさかの『アイシャ騎グリット・ブリンガー(若草色)』がジャストだった今回なのだが、ボークスが「話題のBORN PAINTとコラボ!」と掲げるこのアイシャ様専用カラー。初となるBORN PAINTのホビーカラーの使用感について続けていきたい。「とんでもないレベリング効果!」とひっくり返る、けっこう独特な塗装体験だったので。    専用のうすめ液を少々加え、エアブラシで吹き付けた1発目、発色が薄い! そう、F.S.S.のスーパーロボットといえば外部装甲が透けがち。その透け感を再現している専用特色なので、そりゃあクリアカラー気味だわな……。と、ちょっと使い勝手が難しい塗料と思いながらの吹き付け2発目。突然の隠蔽力発揮と、とんでもなく滑らかな仕上がりに! まるでプレミアムトップコート[光沢]を吹いて仕上げたみたいなヌメテカ感!  見てこのヌメヌメテカテカなジェガンを。セル画アニメ調な光沢表現が、BORN PAINT若草色を2発吹いただけで実現するという。もう、劇中まんまのジェガンじゃん! ちなみにキットはパチ組したのち、下地にGSIクレオスのGGXホワイトを軽く吹いただけ。容易にグロス仕上げが叶うので、カーモデルで試してみたいと思えたくらい。ちなみに、下地の影響は1発吹きこそ顕著なのだが、2発吹くとその隠蔽力で「ちょっと色の雰囲気が変わったかな?」と感じる程度だ。ただ、この塗料特性は専用のうすめ液を用いたときに限るのではないのかと。  ただし、2発吹きすると結構な塗膜厚さとなるので注意が必要だ。特にガンプラのように絶妙な塩梅を成しているスナップフィットキットだと、嵌合部位に塗料が乗ると嵌め合わすのが苦労するというか、そのまま組むのは困難になるくらい。塗装と組立ての段取りには、この点を留意するのが無難だ。仕上げはグロスの輝きに後ろ髪を引かれつつ『水性ガンダムトップコート UVカット 75%つや消し』を吹いてフィニッシュ。絶妙なしっとり感を得たアイシャ様の若草色、「リアル感を求めたジェガン」としてはドンズバのグリーンとなったし、当然量産型νガンダムの高マッチングとなった。大満足! ここのBORN PAINTの若草色、いちどは試してもらいたいなー!  キルケーの魔女きっかけで、なんか「俺のガンダム」と決着付けたくなってしまい、その思いを成就すべくHGアリュゼウスとがっぷり四つとなっている自分。コアとなる量産型νガンダムの全塗装を成し得たので、このまま全ユニットの全塗装を制覇したい。外装ユニットの色探しも合わせて楽しんでいく所存ー!
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nippper.com @nippper.bsky.social · 04/10/2026
【レビュー】卓上に降臨する圧倒的重厚感!「Figure-rise Standard ULTRAMAN SUIT JACK -ACTION-」が放つマッシブな存在感に痺れる! #キットレビュー #フィギュア #nippper #プラモデル
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【レビュー】卓上に降臨する圧倒的重厚感!「Figure-rise Standard ULTRAMAN SUIT JACK -ACTION-」が放つマッシブな存在感に痺れる!
 少し前の事、ウルトラマン関係の動画を見ていたら聞きなれない言葉を耳にしました。「ウルトラスラッシュ」 平成、もしくは令和以降の若手ウルトラマンの必殺技かと思いきや、あの「八つ裂き光輪」の事らしい。嘘だろ……。ウルトラマン第1話でベムラーに繰り出され、スペシウム光線と並ぶ代表的な光線技。たしかに「八つ裂き」という言葉刺激たっぷりですから、時代によって変化するんですね〜なんて思っていたら、今年は「ウルトラマン生誕60周年」でございます。半世紀以上に渡って続くシリーズだからこそ、時代に合わせて進化していく。そんなウルトラマンシリーズの進化の歴史において、他のウルトラマンとは一味違う異色の存在があります。  それが、清水栄一先生・下口智裕先生が描く漫画『ULTRAMAN』です。劇中で装着するウルトラスーツの姿は、従来の「M78星雲から来た宇宙人」のデザインからメカニカルなスーツへと変化しており、まさにプラモデルで楽しむには最適な意匠と言えます。そして、数あるウルトラマンスーツの中でも一際異彩を放ち、見る者を圧倒するのが「JACK(ジャック)」です。  他のスーツたちがスマートなヒーローシルエットを描く中で、ジャック・スーツだけは規格外。レスラーを思わせる超重量級の巨躯と、圧倒的なパワーで敵を叩き潰すマッシブなスタイルが魅力です。そんなジャックが、バンダイのプラモデルシリーズ「Figure-rise Standard -ACTION-」として登場しました。箱を開け、組み上げた瞬間、卓上に現れるのはまさに「重戦車」。プラモデルだからこそ味わえる、この肉厚な装甲と立体感の塊に、一瞬で心が撃ち抜かれます!  この手の重装甲キャラのプラキットといえば、「肩や股関節が干渉してあまり動かないのでは……?」という不安がよぎりがちですが、胸部や腹部、股関節に組み込まれた独自の引き出し関節と多軸可動機構により、あのド迫力の前傾姿勢や、太い腕を大きく振りかぶった格闘ポーズが完璧に決まります。巨大な肩アーマーが胴体の動きに追従して逃げる設計も実にスマート。組みながら「この装甲でこんなに動くのか!」と感動が止まりません。またプラモデルオリジナルとして清水栄一先生描き下ろしのキャノンも付属。こちらを装備した姿もかっこいいです。  プラモデルとしての組み心地も抜群です。成形色は重厚感のあるシルバーと鮮やかなレッド、そして関節部のガンメタリックが巧みに配され、パチ組みするだけでも極めて情報量の高い完成度に仕上がります。大きなパーツが多いからこそ、面の張りやエッジの立ち具合が際立ち、光を浴びた時の陰影の出方がとにかく美しい。  さらに、専用の光線エフェクトパーツや豊富なハンドパーツ、各種武装が付属。大きな拳を握りしめた状態はもちろん、平手パーツを使って相手を圧迫するような立ち姿にしても絵になります。クリアパーツで再現されたカラータイマーや目の輝きも、この無骨なシルバーの巨体に絶妙なアクセントを添えてくれます。  組み立て自体は、Figure-rise Standardシリーズらしい洗練されたパーツ構成のおかげでストレスなくサクサク進みます。完成したジャック・スーツをデスクの傍らに置き、自分好みの豪快なポーズをつけて眺める。たったそれだけで、いつもの作業スペースが一瞬にして熱い戦闘フィールドへと早変わりします。  60周年を迎えた『ウルトラマン』の歴史と、進化し続けるプラモデルの技術力が詰まった最高の一体。自分の手でジャック・スーツにぜひ命を吹き込んでください! それでは〜〜。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 03/10/2026
【レビュー】日本のガレージキット史、その入口にいた怪物/エクスプラス 1:8 メタルナ・ミュータント #ヒーロー・怪獣・モンスター #nippper #プラモデル
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【レビュー】日本のガレージキット史、その入口にいた怪物/エクスプラス 1:8 メタルナ・ミュータント
 エクスプラスからメタルナ・ミュータントのプラモデルが出たっ!巨大な脳味噌を剥き出しにして、ギョロッとした目があり、両腕の先はハサミになっています。コイツは1955年の映画『宇宙水爆戦』に登場するミュータント(人工生物)なんですが、映画を見たことがない人も多いだろうし、メタルナ・ミュータントという名前を初めて聞いた人もいると思います。何を隠そう私もそうです。じゃあなんで2026年にこれをプラモデルにするのか。そこがこのキットでいちばん面白いところなんだっつう話をします。  『宇宙水爆戦』そのものは、1950年代のアメリカSF映画を代表する一作として評価されており、よくある「昔のB級SF映画だからヘンチクリンなところを笑って観ましょう」という類の作品ではありません。ただしメタルナ・ミュータントは映画の最初から最後まで暴れ回る大スターではなく、終盤になって現れる異様な存在。にもかかわらず、その大きなアタマと昆虫めいたディテールは人々に強く印象づけられ、『宇宙水爆戦』のアイコンとなりました。アメリカでもトイ/ホビーの文脈でその造形が幾度もプロダクトになっていることからもわかるとおり、いわゆる脳味噌を剥き出しにした異形の宇宙人を語るとき、メタルナ・ミュータントはその代表格としていまも強烈な存在感があります。  1983年、日本のアンティーク玩具専門店であるビリケン商会が初のオリジナル商品を企画します。ハマハヤオ氏の手による原型を複製したメタルナ・ミュータントは日本で最初のソフトビニール製ガレージキット(言ってしまえばインディーズのソフビキット)として歴史に刻まれることになったのです。いまでこそ「原型師の情熱と個性を注ぎ込んだ少量生産のソフビフィギュア」はひとかどの地位を築いていますが、当時は「そもそもそんな手法があるのかよ」という冒険だったのです。  エクスプラスがこれまでリリースしてきたプラモデルを眺めてみると、そのラインナップには一定の美学があります。海外の古いムービーモンスターに始まり、ガメラがあり、デビルマンのシレーヌがあり、綾波レイがあり……。もちろんキャラクターそのものの人気もあるのでしょうけども、昔のオーロラ製モンスターモデルを思わせる貼り箱、どう考えても過剰にコストの掛かった台座、固定ポーズの像を組み立てて自分で色を彩色するフォーマット。アメリカで花開いたモンスターのプラスチックキットのフォーマットを借りながら、ガレージキットの世界で長く記憶されてきたモチーフを新作プラモデルとして並べていくという営みの結果として、そこには「立体物として愛でたくなるキャラクター史/フィギュアの造形史」が浮かび上がってきます。  そう考えると、メタルナ・ミュータントというのはかなりの危険球です。登場した映画の知名度もそこまでないし、若い人にも名前が通じるキャラクターはほかにも山ほどあるはず。そのなかで、日本のソフビキットの出発点になった怪物へわざわざ戻り、新しく原型を作り、大きな金型を起こしてプラモデルにするというのはなかなかのこと。40年以上前にビリケン商会のが世に問うた怪物を、いまこそ「歴史の模型」としてもう一度置き直さなければなるまいて……というエクスプラスの強力なメッセージを受け取るほかありません。  パーツを観察すると、頭部の血管やズボン(あえてズボンと言おう!)のシワにも猛烈な情報量があり、これまで立体化されてきたメタルナミュータントのなかでもかなり劇中の姿に忠実な造形です。でも、それだけを評価して「最近のプラモデルはすごいですね」と言うだけでは、この商品の価値は測れません。メタルナ・ミュータントという題材に、なぜいま新しく金型を作るだけの価値があると判断したのか。エクスプラスがその判断をしたということがめっちゃ大事なのです。  えらそーに言ってますが、私もこの大筋をパイセンに聞くまで『宇宙水爆戦』のうの字も知りませんでした。知らないキャラクターを買うなんて……と思う人もいるかもしれませんが、プラモデルは知らないものへ近づくための道具でもあります。知らない戦車や飛行機とお近づきになるのと同じように、まずこの妙な怪物を組んでしまいましょう。さすれば、40年以上前にこの怪物から新しい模型の遊び方を始めた人たちのことまで見えてくるのです。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 03/10/2026
【レビュー】歯応えのあるプラモデルとのせめぎ合いを楽しめ!ハセガワの超傑作「1/48 AH-46D アパッチ ロングボウ」 #キットレビュー #軍用機・旅客機 #nippper #プラモデル
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【レビュー】歯応えのあるプラモデルとのせめぎ合いを楽しめ!ハセガワの超傑作「1/48 AH-46D アパッチ ロングボウ」
 ハセガワの1/48 AH-46D アパッチ ロングボウといえば、戦闘ヘリらしいディテールが濃縮された名作と名高いプラモ。しかし実際作ってみると、それに収まらないキットであることがわかりました。「パーツ点数が多く歯応えのあるプラモデルを、自分の手でねじ伏せて完成させる」という楽しみも感じられる逸品だったのです。  まず箱を開けて驚くのが、パーツの彫刻の細かさ。機体外装のパーツにはビッシビシに粒の立ったリベットがずらりと並んでおり、大根でもおろせそうなほどの凹凸が目を惹きます。ヘリコプターは音速を超えるような速度の出る乗り物ではないので、機体表面のデコボコについては戦闘機ほど神経質にならなくても大丈夫。それより簡単でコストの低い方法で組み立てる方が大事ということで、リベットの頭も多くの場合は特に処理されず出っ張りっぱなし。アパッチの機体表面がリベットでデコボコしているのは非常にヘリコプターらしい特徴であり、ハセガワの1/48 アパッチはその特徴を全力で表現しているわけです。  フィギュアにも注目。このアパッチにはフィギュアがついているのですが、1/48なのでそれなりの大きさ。可能な限りきっちり塗ってあげたいところです。ということで、このフィギュアで注目したいのが頭部。ヘルメットの後ろ半分と顔面がくっついた状態で成形されており、その上にヘルメットの前半分とバイザーが組み合わさった部品を取り付ける設計となっています。この分割によって「顔とバイザー部を別で塗った後で組み合わせる」という組み立て方が可能になり、塗装がより楽ちんに。細かいところですが、組み立てる時のことを考えた分割です。  その他のディテールについても、キレキレな仕上がりがパーツ段階でよくわかります。多数のパーツが組み合わさっていることが読み取れるローター基部や、細かいメッシュ状のモールドが彫られた排気管など、戦闘機のプラモデルではまず見られないディテールがぎっしり。同じように空を飛ぶメカではありますが、全然違うものなんだなあ……と思わされます。  パーツ数が多く、また細かいパーツがかなり多いので、組み立てにはピンセットは必須。胴体は大きく左右分割されているので、コクピットを挟んで接着すればそれで機体の大枠はできちゃうのですが、とにかく細かいアンテナやら取手やらアクチュエーターやらといったパーツが多い! 細かい部品をくっつけていくことでディテールが増え、次第にゴテゴテした「現代の戦闘ヘリです!」という雰囲気に近づいていくのでやりがいはあるのですが、とにかく部品点数が多いので焦りは禁物。場所によってはクリアパーツに部品を取り付けるような箇所もあるので、接着剤を使い分けつつ休み休み作業を進めましょう。  ということで組み上がってみると、非常に緻密で精悍なアパッチが完成! 至る所に電子機器がくっつけられ、スタブウイングに武装を満載したその姿はいかにも強そう。まさに空飛ぶ戦車といった風格があります。バッチバチにリベットが打たれた外装と、ローター基部やコクピット周辺、機首下面の機関砲周りに集中した複雑なメカ部分との対比も超かっこいい。メカデザインにおいてはディテールの粗密が大事と言いますが、そのお手本のような密度のバランスです。  2001年の元キットの発売以来、何度も使われている金型だからかバリも多く、前述の細かいパーツの多さもあって、正直組み立てやすいプラモデルとは言い難いところがあります。また、ただでさえパーツが細かいのに説明書の接着位置の指示がかなりフンワリしていて、何をどこに取り付けたらいいのかを読み取るだけで時間がかかる場面もしばしば。「プラモデルを作ったことがない人でも安心して組み立てられます!」とは言いづらいキットなのは間違いありません。  が、組み上がったところを見れば、アパッチの形状をほぼ完璧にトレースした形状と高密度なディテールに、惚れ惚れすること間違いなし。あえて手垢のついた言い回しを使うならば、あの「飛行機のハセガワ」が本気で超有名攻撃ヘリに向き合った結果がここにあります。パーツ数の多いキットとがっぷり四つに組んでねじ伏せ、その結果としてハイディテールな完成品を手に入れる。そんな歯応えのあるプラモデルとのせめぎ合いを楽しみたい方には、ぜひトライしてほしいキットです。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 02/10/2026
落ちて壊れたプラモを直そうという気持ち/姿形を変えるハセガワの1/35 マシーネンクリーガー SGプラウラー #SFメカ #nippper #プラモデル
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落ちて壊れたプラモを直そうという気持ち/姿形を変えるハセガワの1/35 マシーネンクリーガー SGプラウラー
 ラックから撮影用の布を出すときに、ガシャンという音がした。なにごとかと思ったらプラモデルが落ちていた。磁石を仕込んだ木材の上に貼り付けていた、ハセガワの1/35スケールのSGプラウラーだ。見るも無惨とはまさにこのことといった具合で、もうダメかなと思うほど。もう何年も部屋に置いていたので「よくぞここまで」という気持ちすらある。  足や腕は取れ、背中のタンクは紛失。そもそも後頭部あたりから伸びるアンテナだって先端のブレードが気づいたら無くなっている。こうなってしまうと処分するしかないなと思ったのだけど、どうにも名残惜しくて捨てられない。しばらく安置していたら直して塗装も新しくしようという気持ちが生まれてきた。無くなったパーツはもうそのままでよく、そうである方が雰囲気も出るだろうと気を取り直したのだった。  まずは溜まったホコリを払う。いつだったかぬるま湯を筆につけて全体を撫でると具合良く綺麗になるという話を読んだことがあるのでそうする。乾燥したらバラバラになったパーツを付け直す。強度面から今回はアンテナは外して、空いた穴を埋めることにした。それに合わせて胴体の中心を走る合わせ目も瞬間接着剤を使って処理。ヤスリで削った姿が案外よくて、これは直そうと思わないと見られない光景だった。背中右側の紛失したタンクの接着痕はかっこいいのでそのまま残しておくことにした。  こんなふうに生き返らせるというか、補修をすると迫力が増す。なんというか、しぶとさが体現された感がある。塗装するときも僅かにデカールの凸凹を感じたり、なんとなくで塗って面が荒れていた部分が良い感じの下地になっていたりと、珍しい経験ができた。今回はWheels of gentlemenのラジオ局のデカールを貼ったが、下にはマシーネン的なマーキングがなされていて、その姿で長らく我が家にいたことを思うと固有の物語が出来上がっていくようで楽しい。  壊れても姿形を変えてまだ部屋に残そうという気持ちがあるのはなんでだろうと思うのだけど、こんなふうに触れていると育ち続けるような魅力が出てくる。飾り台の奥の方に置いているのとは違って、とりあえず磁石がくっつくところに置いているので破損するのだけど、それによって直せる可能性に気付けたのはユニークだと思った。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 02/10/2026
花金だ!仕事帰りに買うプラモ。精密な彫刻と気の利いた仕組みを楽しむ、ハセガワの傑作プラモ「天山一二型」。 #キットレビュー #軍用機・旅客機 #花金プラモ #nippper #プラモデル
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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。精密な彫刻と気の利いた仕組みを楽しむ、ハセガワの傑作プラモ「天山一二型」。
 週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週はハセガワの「1/48 艦上攻撃機 天山一二型」をご紹介します! 力強い機首に、細かな機器が詰まったコクピット。パーツを眺めているだけでもうれしくなりますが、作ってみると、翼や脚の取り付け方にも気の利いた工夫があるんです。  日本海軍の空母から飛び立った飛行機といえば、真珠湾攻撃にも参加した零戦、九七式艦上攻撃機、九九式艦上爆撃機が思い浮かびます。そのうち、魚雷や爆弾を搭載する九七式艦上攻撃機の後継として開発されたのが「天山」。名前は知っていても、どんな姿をしているのか、細かなところまでは知らない。そんな人にも、ぜひパーツを手に取ってみてほしいプラモです。  まず見てほしいのが、エンジンを覆うカウルのパーツ。丸みのある表面に、パネルの境目や細かな鋲の表現がびっしりと入っています。曲面に光が当たると、それらが浮かび上がってとってもかっこいい!  翼にも丸い点検口や細かなラインが刻まれていて、大きな面を眺める楽しさがあります。細い線とくっきりした境目のメリハリが、飛行機の存在感につながっているんですね。また本キットは、翼の展開状態と折り畳んだ状態を選択して作ることができるので、このような分割になっています。  そして、思わず見入ってしまったのがコクピットの側壁です。この写真に写っている機器や配管、骨組みのようなディテールは、細かなパーツをひとつずつ接着したものではありません。最初からひとつのパーツに成型されています。箱のような機器の厚みや、そこから延びる細い線まで、この立体感! ここに色を塗るだけでも楽しそうです。  天山は3人乗りなので、コクピットも前後に長く、そのぶん見どころがたっぷり。床に座席などを取り付け、左右の側壁で囲むと、機器が詰まった空間ができあがります。側壁のディテールが一体になっているおかげで、組み立てる手数を抑えながら、この密度を楽しめるのがうれしいところ。胴体に収める前に、しばらく眺めたくなっちゃいますね。  コクピットを胴体に収め、主翼の中央部分を組み合わせると、天山の姿が見えてきます。太い機首から、長いコクピット、そして尾翼へと続くシルエットがいいですね〜。翼の先がまだ付いていない姿も、組み立て途中ならではのメカっぽさがあって好きです。  うれしいのが、翼の接続にポリキャップが使われていること。差し込む部分を受け止めてくれるので、翼の位置を決めやすく、保持もしてくれます。写真のように翼を立ち上げると、普段は隠れている断面が見えて、ぐっとメカニカルな姿に! 空母で使う飛行機ならではの仕組みを、模型でも楽しめます。  ポリキャップは主脚の取り付けにも使われています。差し込んで立ち姿を確認し、また外せる。これが塗装するときにも便利なんです。機体の下面を塗るときは脚を外しておき、塗り終わってから取り付けられます。細くて出っ張った脚を気にしながら機体を持たなくていいのは、ありがたいですね。  写真のように分けた状態で作業を進められます。細かな彫刻をじっくり楽しみながら、塗るときには扱いやすい大きさにしておける。見た目の精密さだけでなく、こうした作る側にうれしい仕組みも、このプラモの魅力です。  形になってから注目したいのが、垂直尾翼。天山は、機体の中心線に対して垂直尾翼がわずかに左を向くように取り付けられていて、その特徴も表現されています。これは、離陸滑走中に機首が一方へ向いてしまう性質に対処するためのもの。模型を上から眺めて、実機の設計の工夫に気づけるのも面白いですね。  もちろん、艦上攻撃機らしさを演出する魚雷も付属します。こちらは同社の「流星改」のキットと共通のパーツで、ランナーには「RYUSEI」の文字も。手に取るとなかなかの大きさで、これをお腹に抱えて飛ぶ姿を想像するだけでも迫力があります。取り付ける際は天山の本体にフィットするように、一部加工する指示があります。  4枚のプロペラが付くと、力強い機首がさらに引き立ちます。カウルの彫刻、排気管、奥に見えるコクピット。まだ機体全体を塗っていなくても、いろいろな角度から眺めたくなるかっこよさです。精密なパーツにワクワクして、組み立てながら「ここは後から付けられるのか!」とうれしくなる。ハセガワの天山一二型には、その両方が詰まっています。定番キットの中に、こんな傑作がある。今週末は天山を手に取って、その彫刻と仕組みを楽しんでください。それでは、また来週の花金プラモでお会いしましょう!
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nippper.com @nippper.bsky.social · 01/10/2026
【レビュー】実機より派手なくらいが、『エリア88』にはちょうどいい。/ハセガワ 1:48 F-20 タイガーシャーク “風間 真” #キットレビュー #軍用機・旅客機 #nippper #プラモデル
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【レビュー】実機より派手なくらいが、『エリア88』にはちょうどいい。/ハセガワ 1:48 F-20 タイガーシャーク “風間 真”
 この夏は友達に毎日ちょっとずつ『エリア88』の単行本を貸す日々を過ごした。初見の人の感想を聞くのは嬉しく、毎朝本棚から次の巻を手にとって、パラパラと読み返すのも楽しいものだった。新谷かおるの描く戦闘機は実物よりもうんとグラマラスに誇張されているから、実機通りのプロポーションを持ったシャープなプラモデルでそのイメージを再現するのはとても難しい。そう感じた高校時代からいまに至るまで、エリア88のマーキングを施した戦闘機模型は作らないようにしていた。  このところエリア88関連の戦闘機プラモをさかんに展開しているハセガワから突如として発売された1/48スケールのF-20タイガーシャークは、ひさびさに漫画を読んで火の付いた私の意思をよろめかせた。少々値は張るが、思わず手にとって会計を済ませ、パッケージを開ける。ちょっと大げさな言い方かもしれないが、執拗に彫刻されたパネルラインとリベット、そして1/48ならではのサイズ感は「これならエリパチの飛行機として作ってもいいかも!」と思える迫力を備えていた。  ハセガワのF-20といえば1/72スケールのキットが40年以上にわたり定番となっているが、1/48スケールのものは台湾のフリーダムモデル製キットに風間真のパーソナルマークを始めとしたマーキングをデカールとして追加し、ハセガワ製品としてリパッケージしたものが2019年に発売されている。今回はパッケージのロゴ周りが変更になったほかはキットとして同一のものであり、事実上の再販と捉えてよい内容だ。  プラスチックはかなり柔らかく、ともすれば欠点と捉えられそうな太めのパネルラインもハセガワ製の飛行機モデルと違って「キャラクターモデル的な派手さ」の演出にひと役買っている。主要なパーツを切り取って仮合わせしてみると合わせ目に少々ラフさが感じられるが、基本的なアウトラインはしっかりと繋がっているのが見て取れる。端正に合わせ目を消してパーフェクトな仕上がりを求めるとなれば少々骨が折れそうだが、そこまでせずともちゃんと風間真の機体に見えるものができれば満足感は得られるに違いない(余談だが、目立つ合わせ目の部分には濃紺が塗られた機体なので結果として合わせ目が目立ちにくくなるだろうという打算もある)。  コクピットや豊富な武装類も濃い目の味付けで、とにかくディテールフルだ。パッケージに描かれた機体は増槽を装備しただけの比較的クリーンな姿だが、自分なりにミッションを想定して武装を搭載するのも楽しいだろう。なによりいつものハセガワ製品と同じフォーマットでまとめられた組み立て説明書は組み立てや塗装の手順がイメージしやすく、数多くの海外製プラモデルを日本のマーケットに流通させてきた同社の経験値が生かされている。  問題となるのは白と紺の境界に入った細いストライプがデカールで再現しなければならないという点。もちろんこの機体デザインを表現するのであればこうするほかないのだが、塗り分けラインをデカールの形状に合わせてマスキングし、その境界にビタッと合わせてデカールを貼るという少々高度な技術が要求される。そうした意味では少々手強そうではあるが、私が40年近く避けてきた「エリア88の飛行機を作る」という宿題を、このF-20ならようやく始められそうだ。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 01/10/2026
【コラム】初めての戦車模型、今度は「みんなで汚してみた」。筆の先から体感した戦車模型らしい色の景色。 #コラム #戦車・軍用車両 #nippper #プラモデル
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【コラム】初めての戦車模型、今度は「みんなで汚してみた」。筆の先から体感した戦車模型らしい色の景色。
 プラモデルを汚していたら、その向こうに砂漠が見えてきた! 土の色、埃が積もる場所、給油口に残るオイル。これまであまり気にしていなかったことが、仲間と一緒に筆を動かしているだけで、どんどん面白くなっていきます。初めての戦車模型に挑戦した私たちが、今度は「汚し」を教わった、ある休日のお話です。  年始に模型仲間と開催した「戦車を作る会」。普段はほぼガンプラしか作らない3人が、nippperライターのえぬせさんとフミテシさんに教わりながら、それぞれ気に入った車両を組み立てました。あの日は全員、あと少しというところで時間切れ。でも、次は塗装や汚しもやってみようという楽しみができました。今回は、その続きです!(下のリンクも読んでね!)  再び集まる日までに、まずは各自で基本塗装を済ませることに。私・ペイントが作っているのは、タミヤの「M2A2 ODS デザートブラッドレー」。組み上がって大きな塊になった車体を、エアブラシで豪快に塗っていきます。パーツごとに塗るのとはまた違う、車両全体が一気に自分の色になっていく気持ちよさ。これだけでも、戦車模型って楽しいなあと思ってしまいます。  塗料はえぬせさんに教わった通り、Mr.カラーのカラーモジュレーションセットを使いました。明るさの異なる色を面ごとに塗り分けて、立体感を強調するためのセットです。丁寧な説明書が付いていて、使う色もすでに調色済み。これ、失敗する気がしないぞ……というくらい、心強い。立体物の上に平面構成を描いているような不思議な感覚なのに、塗り進めるほど車体の形がはっきりしてくるんです。  乗員のアニキや車体の装備品は、筆塗りでチャチャッとそれらしく。汚しに向けて半ツヤのトップコートを施し、展示台座に固定するためのナットも車体に仕込みました。これで準備は万端です!  その間には、えぬせさんとフミテシさんがおすすめしてくれた映像作品も鑑賞。私は『ブラックホーク・ダウン』と、入りやすそうだった『ガールズ&パンツァー』を観ました。作品をきっかけに、戦場での動きや車両の構造にも興味が湧いてきます。プラモを作って、映像を観て、また手元のプラモが気になる。気分が盛り上がりすぎて、みんなに配る缶バッジまで作ってしまいました。次に集まる日が、もう待ち遠しい!  そして迎えた、2回目の製作会。前回はプラスチックの色だった車両たちが、基本塗装を済ませた姿で机の上に帰ってきました。色が付くだけで、ずいぶん雰囲気が変わるものですね。しかも今回、汚しに使う道具はえぬせさんがすべて用意してくれました。なんというおもてなし。ありがたく教わります!  まず教えてもらったのは、ただ汚せばいいわけではない、ということ。その車両がどんな場所を走っていたのかを想像する。砂漠なのか、東欧なのか。土は乾いているのか、粘土質なのか。同じ「土汚れ」でも、場所が変われば色も付着した様子も変わる。そうなのか! 塗料を塗る前から、考えることが世界各地に広がっていきます。  それぞれの車両に合わせて、えぬせさんがMr.ウェザリングカラーや八雲カラーを選んでくれます。砂漠ならこの色、東欧ならこちら、といった定番もあるらしい。私のデザートブラッドレーには、サンドカラー系がやってきました。これまで塗料の色を選ぶときに、世界の土の色なんて考えたこともありませんでした。プラモの奥行きって、こういうところにもあるんですね。  いよいよ、私も汚しに挑戦。最初は濃い色のウェザリングカラーを表面に置き、筆でトントンと広げていきます。続いて、土埃を表現する明るい色を載せて、またトントン。基本塗装だけだったブラッドレーに色が重なり、少しずつ砂埃をまとった姿になってきました。おお、走ってきた感じがする!  ここで面白いのが、どこも同じようには汚さないこと。広くて平たい面には、土が積もったように塗料をしっかり残す。車輪の周辺にはべったりと土を付けて、履帯の隙間にも土を残す。汚れの付き方を考えながら塗ると、さっきまで単なる「模型の表面」だった場所が、埃の積もる面や、地面に触れる部分として見えてきます。組み立てたときとは違う角度から、もう一度この車両を知っていくようでした。  仲間が作業しているところをのぞき込めるのも、製作会ならでは。同じ机で同じように筆を動かしていても、車両や汚す場所が違えば、仕上がりもそれぞれ違います。自分の手元だけでなく、隣の車両にも発見がある。ひとりで試していたら気が付かなかったことが、机のあちこちで起こっていました。  気付けば夕方。テーブルには、思い思いに汚した車両が並んでいました。砂埃をかぶった車体に、泥の付いた足回り。さながら、世界各地での戦いを終えた車両たちが集合したようです。それぞれ用意した台座に載せて、最後は記念撮影。台座のない車両は、作業用のバットの上で。そんなところも、私たちらしくていいんです。  もちろん、最後はいつもの日高屋へ。今日の発見や感想を話していると、筆を置いてからも製作会が続いているようでした。初めての戦車模型を組み立てて、色を塗って、今度は走っていた場所まで想像した。仲間と一緒に始めたプラモデルが、こんなところまで連れてきてくれるとは。やっぱり今回も思います。プラモ仲間、最高だな!
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nippper.com @nippper.bsky.social · 30/09/2026
【レビュー】プラモデルを作って解けた、斜銃の謎/タミヤ 1/48 中島 夜間戦闘機 月光 #キットレビュー #軍用機・旅客機 #nippper #プラモデル
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【レビュー】プラモデルを作って解けた、斜銃の謎/タミヤ 1/48 中島 夜間戦闘機 月光
 最近ではECサイトでもAIがオススメまで教えてくれる便利な世の中になった。けれど、たまに選択肢が多すぎてどれを選べばいいか分からなくなったとき、私は街の模型店のドアを叩くことにしている。効率とは真逆かもしれないけれど、求めていたもの以外の情報が視界に飛び込んでくる偶然の出会いは、実店舗でしか得られない体験だったりする。目的のキットを探して棚の端から端まで目を走らせていると、普段なら選ばないようなキットに心掴まれたりするから面白い。  そんなある日、心掴まれたのが夜間戦闘機の「月光」だった。しかし、私が見つけたのは1/48スケール。普段1/72をメインに作っている私に湧く「手に負えるだろうか?」という一抹の不安。ええいままよ、ここで出会ったのも何かの縁とレジを済ませ、自宅に帰っておずおずと箱を開け、驚いた。全く同じBランナーが2枚も入っている!?  すわ、いきなりエラー品を掴んだかと焦ったが、考えてみれば双発機なら左右同じエンジンパーツがあるのは当たり前。1/72スケールに慣れた身からすると、大きなランナーが2枚鎮座する姿はなかなかインパクトがある。ちなみにこの2枚のBランナーには2人のパイロットが付属する。夜間戦闘機のおさらいだが、闇夜に敵爆撃機を叩くのに、索敵から追尾、迎撃まで単座のパイロット一人で行うには負担が大きすぎる。よって、夜間の索敵や航法などを分担する、もう一人の乗員がいるのだ。  そんなことを思い出しながら、まずは説明書に目を通す。手始めにBランナーの二人の兄貴をコクピットに座らせ、ふんふんと説明書を読み進めると目につく独特のストラクチャー。斜銃だ!  さすがタミヤ、恐るべし。1/48スケールでは内部構造の解像度がこうも上がるなんて! コクピット回りを作り終えたら、いよいよ機体と翼を貼り合わせて「士の字型」を組み上げる。さすが1/48の大翼は迫力が違う。また、斜銃の組立で見せたあの繊細な内部構造を覆い隠してしまわないように、斜銃の点検扉は開いたままで飾れるようになっている設計が心憎い。  そして終盤、キャノピーへの取付けを指示される謎のクリアパーツ…なんだこれ? よくわからないまま指示通り接着し、キャノピーごと機体に収めて確認してみるとその正体が判明! 「これはもしや斜銃の照準器!?」 私にとって長らく謎だった斜銃の照準合わせの仕組みが、まさかこんな形で氷解するとは。  結局、初めての1/48スケールにビビっていたのは、初めだけ。ネットでお気に入りをポチるのもいいけれど、リアルに並んだプラモデルを目にし手にして、自分の知る世界が広がってゆくのを感じられるプラモ作りはやっぱり楽しい。たまにはPCの画面を閉じて模型屋の扉を開け、普段とは違ったジャンルにチャレンジしてみよう。そこにはきっと、新しい世界を教えてくれる出会いが待っているはずだから。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 30/09/2026
【レビュー】メカスマチームの集大成!傑作プラモデルで楽しめる「モスピーダという伝説」/MODEROID モスピーダ VR-052F(スティック機) #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #nippper #プラモデル
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【レビュー】メカスマチームの集大成!傑作プラモデルで楽しめる「モスピーダという伝説」/MODEROID モスピーダ VR-052F(スティック機)
 グッドスマイルカンパニーのプラモデル「MODEROID」シリーズから、1983年に放映されたアニメ『モスピーダ』の傑作メカ、「VR-052F ライドアーマー モスピーダ」遂に発売! このプラモ、グッドスマイルカンパニーのメカチーム・メカスマが培ってきたトイ的合体変形ギミック、グッドスマイルカンパニーが得意とするフィギュア造形、そしてMODEROIDシリーズで毎度こだわってきた「組みやすさを目指したパーツバランス」が見事に融合した傑作プラモです。番組放映当時にイマイより発売され、現在はアオシマ文化教材社が引き継いでいる「1/12 可変モスピーダ」という傑作プラモデルの血脈をグッドスマイルカンパニーが見事にバトンを引き継ぎ、現代のフォーマットに落とし込んだかのような素晴らしさです。多くの人がモスピーダという傑作デザインをサクサクと組めて、ガシガシと変形合体&バイクへのライドを、今この令和に楽しめる……失われた伝説を求めて、そこにグッドスマイルカンパニー・MODEROIDが到達したのです。  『モスピーダ』は1983年10月に放送が始まったタツノコプロによって製作された作品です(僕が生まれるひと月前にスタートした作品!)。僕にとって『モスピーダ』はホビージャパン編集部に配属されたばかりの時に、先輩が特集記事を隣で作っていて、「こんなかっこいいメカがあるんですね! 当時のプラモもめっちゃすごいですね!」と色々と教えてもらった作品。そこからバンダイチャンネルでアニメを見て、オープニングソングのかっこよさもあり全話駆け抜けたのでした。  モスピーダはバイク形態から強化アーマーに変形するという、まさにバイク変形メカの草分けとも言える存在。日本メカデザインの傑作のひとつと言えます。  MODEROIDでキット化されたモスピーダは、スティック機とレイ機。パッケージを並べるとマーシーラビット氏によって描かれたかっこいい1枚絵が完成しますよ。周りのキャラクターたちにもついつい目が行っちゃいます。最終目的地レフレックス・ポイントに向かうまでに彼らが成長していく、心を通わせていく姿には胸が熱くなります。最終回にイエローがカミングアウトし、傑作オープニングソング「失われた伝説を求めて」を披露するところは個人的に大好きなシーンです。  キットの説明書はなんと3冊!! フィギュア、アーマーサイクル(以下わかりやすいようにバイク)、そしてライドアーマーへの変形・装着の方法を詳細に紹介したものとなっています。それだけ箱の中身にはみっちりとしたボリューム!  水転写デカールが付属し、細部のカラーリングやナンバーを表現できます。なかでも注目してほしいのが、この白黒帯「インベイジョンストライプ」。実はこれ、本作品の設定やメカデザインに携わった柿沼秀樹氏のこだわりが詰まったマーキングなのです。モスピーダやレギオスを手がけたのは荒牧伸志氏で、柿沼氏は戦艦類やインビットなどを担当しています。  インベイジョンストライプといえば、ノルマンディー上陸作戦の際に、連合軍の航空機に味方からの誤射を防ぐために施されたマーキング。柿沼氏はこの白黒帯に、番組のテーマである「インビットからの地球奪還作戦」を重ね合わせたそうです。インビットに支配された地球への降下は、未来のノルマンディー上陸作戦だ! そんな思いから、このマーキングが取り入れられたとのこと。  ただ、当時の制作現場ではその意図があまり理解されず、レギオスではかろうじて主人公機にだけ帯を入れられたそうです。そう聞くと、この白黒帯がますますかっこよく見えてきますね。デカールを貼る時にも、地球奪還への思いを乗せたくなります。(参考:月刊ホビージャパン2007年6月号)  フェイスはヘルメットを装着した状態と脱いだ状態を再現できる2種が付属。バイザーは塗装済みのものと、透明のクリアーパーツが選択できます。目と眉は水転写デカールで表現します。目線違いで3種セットされ、それぞれ失敗した時のために予備が豊富に入っています。これは心置きなくチャレンジできる嬉しい配慮です。  成型色(プラスチックの色)も非常にこだわりの強い仕上がりになっています。モスピーダのライディングスーツやバイク外装の色は淡い中間色なのが特徴です。この色を透け感無くとっても上品に表現しています。シルバーのメタリックもかっこいいです。  このままつや消しスプレーを吹いて、プラの色のまま仕上げたいと思えるほど素晴らしいペールグリーンです。ディテールも深くメリハリがあって力強いのも好印象!  MODEROIDといえば「手首!」というほど毎回こだわりある手首を送り出してくれます。モスピーダは銃を持つ専用手以外に、バイクのハンドルを自然と握れる握り手も入ります。丸みのある柔らかな造形もグッドです。  センサー類はクリアーパーツで表現。非常に輝度の高い塗装が最初から施されているので、取り付けるだけでキラリと光るアクセントを楽しめます。展示やアクションを支える台座パーツもセットされますよ。  バイクのパーツは細かなものを極力減らし、大きな塊にディテールを掘り込む手法で構成されています。エンジンのモールドもすごく立体的に仕上がっています。マフラーのような筒状のパーツも1発成型されていて、形状も非常に美しいです。  細部のカラーリングで、まさかのこだわりを見せてくれたのが「段落ち黒」の塗装。こういう部分って自分で塗ると意外とめんどくさい部分。しかし塗られていると模型に奥行きが出ます。こういった「モデラーの喜ぶツボ」みたいなところを塗装済みにして押してくるMODEROIDが僕は好きです。  組み立て中は、シンプルなパーツながらもスライドや回転する軸が各所に現れて、アクショントイを触っているような感覚になります。でもそれぞれのパーツの役割が脳内でもイメージできるので、「俺は今何をさせられているんだ(細かすぎるプラモデルを触っていると襲ってくるモヤモ病)」という感覚にはなりません。むしろ気持ちよくスライドさせた先に、カチッとハマる快感とかっこいい塊が目の前に現れてくる瞬間が連続でやってくるので、プラモを作る手が止まりません。  人型プラモは手と足を二つずつ作らなければいけません。この当たり前の行為ですが、人間同じことを繰り返すのがいつだってちょっとしんどい。でもモスピーダのフィギュア(僕が製作したのはスティック)は、スーツの構造をうまく捉えた分割になっているので、腕や足が爆速で組み上がります。この腕も5分ほどで組み上がりました。  フィギュアは可動のこだわりも抜かりなし! バイクに乗った状態、ライドアーマー状態でもガシガシ遊べるようになっています。こちらは肩。人間の肩甲骨のあたりからグイッと引き出すことができます。これで腕を前方に大きく出せます。  お腹の中には胸部側と下腹部の両方に可動箇所があり、前後左右にスイングできます。  そういったフィギュアの可動ギミックにより、バイクにも自然に跨がれます。組んだだけでとってもかっこいいですね! スティックの素顔状態の造形もとってもイケメンに仕上がっています。  バイクはギミック満載なので、組み上がるのに4時間ほどかかりました。こちらはシンプルな形状のほか、パーツの差し替えでビームキャノンを搭載できます。僕が作ったスティック機は、フロントにミサイルポッドも装備しているので、とっても重厚なスタイルを楽しめます。  バイク自体の安定感と、フィギュアのフィッティングの良さで、お好みのポーズで展示可能。ガシガシ遊べるプラモデルです。  そして本キットの醍醐味である「ライドアーマーへの変形・装着」。この手順は専用の説明書が付くくらい細かいのですが、その中でも特に驚いたのがエンジンの収納。エンジンパーツは左右から力を加えると中央に押し込まれフレーム枠の中に収まります。  エンジンがフレーム内に完全に収納されたことで、バイクの装甲がスライドした空間にすぽっとエンジンが収納されるのです。最後に装甲を閉じれば完成。あれだけ迫力あったエンジンがとってもスマートに収まりました。THE合体などのトイシリーズも手掛けるメカスマチームのノウハウが存分に活かされています。  ターゲッティングセンサーも付属。お好みに取り付けてください。  見事なプロポーション! 多くのメカファンが夢見た、フィギュア・バイク・ライドアーマーの3拍子が高次元でまとまったプラモが今目の前にあるのです。これはぜひとも作ってほしいプラモデル。最近作ったキャラクタープラモデルの中でも一番心踊るキットでした。モスピーダを知らない人も、いや知らない人こそこのプラモデルを買ってデザインのかっこよさ、プラモデルの楽しさを体感して欲しいです。超おすすめです。それでは。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 29/09/2026
そのティラノ、いつ完成するの?/3歳児が教えてくれた筆塗りの時間。 #コラム #筆塗り #塗料 #nippper #プラモデル
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そのティラノ、いつ完成するの?/3歳児が教えてくれた筆塗りの時間。
 国立科学博物館のミュージアムショップ。3歳の息子に「これは塗装できる恐竜のフィギュア。フツウのティラノと羽毛ティラノがあるけどどっちがいい?」と尋ねると、より雄々しいポーズの羽毛がいいと即答する。原型は恐竜造形の大家である荒木一成氏。価格は抑えめ。即物的に何かが手に入って嬉しいということよりも、買って帰って自分で手を動かすのが楽しみだというところにウエイトのある、すばらしいお土産だ。  パパはそれなりにプラモデルを組んだり塗ったりするのがうまいので、パッケージに込められた段取りを踏まえながらそれなりに納得できる完成品になるかどうかを2週間にわたってあれこれ考えていた。息子よ、まずパッケージに入った線画にクーピーかなんかで色を塗って、完成したときのイメージを決めるのだ。そしたら欲しい色を調色してお渡ししてもよろしい。下地処理が必要ならプライマーも塗っておくべきか?なんにせよ、息子の塗装デビューをパパが徹底的にサポートしてやろうではないか。  はい。そんな親心はどうでもいいですね。待ちに待った日曜日、箱に入ったティラノと絵の具を出せ、筆とパレットをよこせ。わかりました。どうぞ気の向くまま、塗ってくださいませ。  筆は使えるのか?水の入った筆洗がわりのカップをぶっ倒さないか?絵の具でテーブルをビタビタに着色しないか? ……親の心配をよそに息子はめちゃくちゃ器用に筆を動かし、「まずは赤なんですよね〜」「ピンクもいいですね〜」などと言いながらドシドシとティラノサウルスを塗っていく。  白黒赤黄青緑の6色セットになった同梱の塗料は水で薄められるタイプのものだったが、ピンクがほしければ赤と白を混ぜなければいけないし、そもそも希釈のコントロールがかなり難しい。ちょっとでも水が多いとシャビシャビになってフィギュアの表面を流れ落ちてしまうし、モッタリと濃いまま塗ろうとすると筆が走らず塗り拡げにくい。 最初の数分は私も我慢して眺めていたが、3歳児でも「塗り心地がよくない」ということにすぐ気がつく。  こういうときはですね、最初から調色してあってすこぶる塗りやすいプラモデル用の塗料を使えばいいんです。家には売るほどありますから。水性ホビーカラーないしタミヤカラーのアクリル塗料ミニなら匂いもキツくないし筆は水で洗えるし机に色がついてもキッチンマジックリン使えば落ちます。  何色がいいっすか。ピンク。ございます。少々お待ちくださいね。紫。もちろんございます。どうぞどうぞ。青はトーンの違うこれとこれがありますが、どっちがいいですか? おっ、濃いほうを選びますか。赤もちょうだい。え、さっきの青と混ぜるんですか。ぐるぐる。またとんでもない色をお作りになられるんですね。  ひととおり白いところがなくなるまで全体をペタペタと塗りまくり、「もうだいたい塗れたんじゃないんですか」と声をかけると「まだだよ、次は黄色」「こんどはまた紫」「口の中は青だよ」「黒もちょうだい」と色を次から次に重ねて塗りまくる。なるほど、この人はアタマの中にある完成形に向かって塗っているのではなく、筆を動かすと塗料が表面に乗り、色が変わるといういまこの瞬間を楽しんでいるだけなのだ……!」ということに気がつく。  穂先を垂直に叩き付けるように塗った時のテクスチャ、カサカサの塗料をこすりつけて現れる模様、瓶生の塗料をボテッと乗せた時のハッとするような鮮やかさ、混色して現れる思いもよらぬベージュの色合い。私たちがあれこれと名前を付け、再現しようとしている筆塗りのあれこれを、息子はいっさい教わることなく、ただ眼の前にあるものと交流しながら自分で見つけ出し、「かっこいいねえ」「おもしろいねえ」「すっごいねえ」と驚嘆していた。  まるでカメレオンのように何度か全身を塗り替えられたティラノサウルスは、「もうおしまーい」と宣言したその瞬間の色合いでリビングの特等席に飾られている。息子にとってはある種のパスタイム、要は休日の暇つぶしのひとつだったかもしれないし、気が向いたときにその上からまた色を塗られるのかもしれない。もちろん「巧拙や既成概念とは切り離されているからこの"作品"は素晴らしい」などと言うつもりはない。しかし私にとってこのティラノサウルスは、立体物を塗るという遊びの原初的な楽しさを教えてくれたすばらしい先生に見える。我が家にひとり、筆塗り仲間が増えたことを、私はとても嬉しく思う。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 29/09/2026
【レビュー】タミヤMMの思想と楽しみ方が樹脂化されたレジェンドプラモ/「タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュア No.26 ジェリカンセット」 #キットレビュー #戦車・軍用車両 #タミヤMM #nippper #プラモデル
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【レビュー】タミヤMMの思想と楽しみ方が樹脂化されたレジェンドプラモ/「タミヤ 1/35 ミリタリーミニチュア No.26 ジェリカンセット」
 1970年代の前半、タミヤのミリタリーミニチュアシリーズ(MM)は大ブームを起こしていました。その当時の勢いを感じられるアイテムのひとつが、1973年に発売された「ジェリカンセット」です。  戦車にしてもその他の車両にしても、動かすために必ず必要なのが燃料です。戦場に都合よくガソリンスタンドがあるわけでもなく、さらに軍隊は戦況に合わせて動き回ります。なので人類が戦闘車両を陸戦で使うようになって以降、移動する部隊にどうやって燃料を補給するかは悩みの種となりました。そんな悩みから生まれたのが、燃料を携行・輸送するための各種の缶です。車両にこれらの缶を積んで移動し適宜補給を行うことは、地上部隊にとって非常に重要なこととなりました。  ……というのは当たり前の話なんですが、戦車模型においてそんな地味なアイテムが商品化されたのは驚くべきことと言っていいはず。確かに大戦当時の写真にはジェリ缶を積んだ戦車やドラム缶からの燃料補給の場面が色々と写っていますが、あくまでプラモデルにおける主役は戦車。脇役も脇役、「なんでこんなものが?」と言いたくなるジェリカン・ドラム缶がプラモデルとして発売されたという事実からは、1970年代前半のMM人気の凄まじさを感じます。「戦車模型といえばモーターで動くもの」という常識を覆し、「動かない戦車模型を使って情景を作ろうぜ!」という新たな遊びをあの手この手で啓蒙し、結果としてヒットさせたMMならではの事態です。  このキットの箱を見ると、ジェリカン・ドラム缶のなんたるやをかなり頑張って説明している点に気づきます。箱の表面を見ると缶類にのみ色がついており、それを持つ兵士は簡単な線画のみ。パイプを使ったドラム缶からジェリカンへの燃料の小分けや、戦車への補給の様子、はたまたバリケードとしてのドラム缶の転用まで、このキットの使い道を視覚的に把握できるパッケージになっています。  箱の裏側には、テキストによる解説が掲載されています。米軍とドイツ軍に見られるジェリカンの形状の違いから、実際の使い方や車両への搭載方法、塗装のルールまで、「こうやって遊ぶといいんじゃないでしょうか」という解説が事細かに書かれています。実際のところ「いろんな色があるので好きに塗ればいいし、好きに積んだらいいですね」くらいの話ではあるんですが、そんなぶっきらぼうで不親切な態度では、誰も情景なんてめんどくさいものは作ってくれません。丁寧な解説やイラストから「じゃあこうしてみようかな」というアイデアが浮かんでくるようになっており、なるほどプラモデルを買う時、我々は未来や可能性に対してお金を払っているんだな……と納得できるようなパッケージとなっています。  1973年のプラモデルなので、中身は今見ると牧歌的。現在のAFVモデルについているジェリカンは取手や注ぎ口が別パーツになっていたりして、ジェリカン1個が4〜5パーツの構成だったりすることもしばしばですが、この時期は潔く左右に真っ二つです。それでもドイツ軍型と米軍型がセットされていて、ドイツ軍の方が歪み防止の凹みの入り方がひと手間多い形状になっていることがわかります。ジェリカン1個からでもお国柄が伝わってくるのが面白い。  改めて見ると、ボコボコに凹んだドラム缶とまっさらでツルツルのドラム缶が入っているのはなかなか嬉しい。「まっさらのドラム缶だけじゃあ、情景が作れんでしょうが!」というタミヤの意気込みが伝わってくるようです。  バケツの形状もまじりっけなしの「ザ・バケツ」といった風情。それでもハンドルが別パーツになっていて、表情をつけられるようになっているあたり芸が細かい。時代を感じるのは間違いないですが、しかしちゃんと情景での使われ方を想定した内容になっているあたり、やっつけの色物ではなく真面目に考えて企画・設計されたプラモデルであることがわかります。  今でこそAFVモデルの世界では、車両やフィギュアではない「アクセサリー」のキットが当たり前に存在しています。が、1970年代前半にはアクセサリーどころか、モーターで走らない戦車模型自体が新しかったはず。シリーズ発足からたった5年ほどで「じゃあ車両に乗せたりフィギュアと組み合わせたりして使う"アクセサリー"があったら嬉しいよね」という発想にまで辿り着いている点からは、MMの誕生というビッグバンがいかに激しいものだったかがわかります。もちろん現在のAFVモデルのアクセサリーとして使ってもOK。往時のMMのパワーを受け取れるアイテムです!
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nippper.com @nippper.bsky.social · 28/09/2026
【塗料レビュー】Arrtxのメタリック30色、プラモデルに塗ってみよう!/ペンで塗れる最高の「青竹色」を発見。 #工具 #水性塗料 #塗料 #nippper #プラモデル
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【塗料レビュー】Arrtxのメタリック30色、プラモデルに塗ってみよう!/ペンで塗れる最高の「青竹色」を発見。
 プラモデルの細部を気軽に、そして綺麗に塗装が楽しめる手段として今最も注目されている「水性アクリルマーカー」。その中でもArrtxのマーカーは色数や種類が豊富で、多くのモデラーから注目を集めています。その中でも今僕が気になってゲットしたのがこちらの「メタリックカラー30色セット」。メタリックはプラモデルにおいて、センサーやメカ部によく塗られる細部塗装の定番。このマーカーセットを使用すれば、色の選択肢を増やしながら、手軽に塗装もできるのではないかと思ったのです。そこで、30色を1本ずつ活用してnippperで連載のようにお届けしていこうと思います。  僕は今、零戦を個人的に作っています。この零戦や日本海軍機のメタリックカラーの定番として登場するのが、「青竹色」。機体内部などに塗装される錆止め塗料で、青みあるメタリックグリーンのような色になります。これにそっくりな色を今回このセットに見つけました。まずはこの1本から、僕の模型で試していこうと思います。  青竹色は、零戦などの日本海軍機で、機体内部の防食塗装を再現するときに使う色(写真の模型はハセガワの天山)。模型では、こうした翼の内側などに塗る機会があります。外からちらりと見える青緑の輝きが、いいアクセントになるんですよね。ただ、内側の一部分のために塗料を出して、筆を用意して……というのが、ちょっと面倒に感じることもあります。ここをマーカーで塗れたら、組み立ての途中でも気軽に色が足せて、さらに製作がスムーズになります。  このセットには、金や銀だけでなく、青や緑、ピンクなど、さまざまなメタリックカラーが揃っています。まずは白い紙に描いて、色味をチェック。今回は手元のペーパーパレットに試し塗りしました。キャップの色は目安になりますが、実際にどんな色が出て、どう輝くのかは、塗ってみないとわかりません。キャップの色とかなり異なっている色もあるので要注意です。  そして今回の主役、それが「J29」。青みのあるメタリックグリーンです。キャップやペン底の色からしてかなり「青竹色」です。実際に水性ホビーカラーの青竹色と比較してみましょう。  そこで、水性ホビーカラーの「H63 青竹色」と並べてみました。ペーパーパレットにそれぞれ塗って比較すると、僕の目にはほぼ同じ色味に見えます。「なんとなく使えそう」と思って抜いた1本が、いつも使っている模型用塗料とこんなに近い。これはちょっと得した気分です。  さっそくパーツにも塗ってみましょう。キャップを外したら、そのままペン先を滑らせるだけ。グレーのパーツに、あの青竹色がのっていきます。メタリック感もしっかりあって、光が当たるとキラッ! 欲しかったのは、まさにこの感じです。今回試したところ、完全に乾燥させてから同じマーカーで塗り重ねても、下に塗った色は剥がれませんでした。薄いところを見つけたら、乾燥後にもう一度塗って整えられます。また、しっかり乾燥させた塗膜には、エナメル塗料でスミ入れもできました。ペンで色を塗ったあとに、彫刻を際立たせる楽しみも残っています。  30色セットを思い切って買って、まずは色を手元に置いておく。こういう買い方もいいものです。すべての色の使い道を、買う前から決めておく必要はありません。プラモを作っている途中で「このセットのあの色、使えるかも」と思ったら、すぐに取り出して試せる。その一歩で、ずらりと並んだマーカーが、自分の模型をかっこよくする道具になっていきます。  今回は「J29」が、青竹色をペンで塗る楽しさを教えてくれました。次はどの色が、僕の模型に寄り添ってくれるのか。30色の中から、また気になる1本を抜いてみようと思います。次のレビューもお楽しみに!
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nippper.com @nippper.bsky.social · 28/09/2026
【レビュー】作品展で買う一期一会のプラモデル/テオヤンセンのストランドビースト #キットレビュー #nippper #プラモデル
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【レビュー】作品展で買う一期一会のプラモデル/テオヤンセンのストランドビースト
 ベージュ色の脚がわさわさ生えた奇怪な構造物が風の力で砂浜を歩く、一見するとアートなのか珍発明なのかわからない謎のオブジェを作る、テオ・ヤンセンというアーティストがいます。名前を聞いたことがなくとも、一度はメディアでその作品を目にしたことがあるはずです。90年代から制作をスタートしており、作品のインパクトと存在感の強さから定期的に話題を集めている造形作家です。
 そんなテオ・ヤンセンの作品展が富山県立美術館で開催されていたので行ってきました。  テオ・ヤンセンの作品は細いベージュ色の塩ビパイプから構成されており、それぞれの部位が軸構造で組み合わさることで動くようになっています。関節はなんとパイプの一端を切り出して巻き付け、焼嵌めと結束バンドにより結合されており、合理的ながらも生々しい雰囲気を醸し出しています。所々に空気を送るチューブがあり、ペットボトルに圧縮空気を詰め込む仕組みが張り巡らされています。この機械的かつどこか有機的なディティールは、すべてプラスチックという有機物から構成されている「生き物」だから、というのがこの作品の中心にあるようなのです。  会場にはテオ・ヤンセンが機構の検証をするために制作した動作モデルも展示されていました。近くで見るとディティールの密度に圧倒されます。縮尺のためにパイプの太さや関節がオーバーにできているのが分かるでしょうか。模型といえば模型なのですが、同じ作者が同じ製法で作り出したこれ、もしかするとストランドビーストの幼体なのかもしれません。 いやあ、いいもの見たなあ……と思って会場を後にすると、ミュージアムショップではストランドビーストのプラモデルが山積みになっているではないですか。ストランドビーストのプラモデル。いや、さっきの理論で言えばこれは本物?混乱した頭のまま手に取りレジに向かいました。  せっかくなので、今回は5歳の息子と一緒に組み立てをしてみました。ムカデのごとく同じ形のパーツがウゾウゾと生えている都合上、ほとんどの工程が脚のリンクの組み立てに終始するのですが、これが子供と一緒に遊ぶにはちょうどよかったです。ニッパーでたくさんあるリンクのパーツを切り離してもらうその間に、私が素早く組み立てを進める分担で進めていきました。  途中状態を見せることで、リンクがどのように動くのかを実演してみせることができるのも楽しいです。組み立て中はリンクが少し外れやすかったりはしますが、組み上げてしまえばパーツが脱落するようなこともなく、しっかりとしたたたずまいのストランドビーストが出現します。  最後に風車を取り付けて完成。息を吹きかけるだけでスルスルと脚が動き出し、音もなく軽やかに歩きだすので結構感動します。やっぱりこれはストランドビーストの幼体なんだ、なんて夢想することもできますよ。販売は会場限定となっておりちょっと手に入りづらいキットなのですが、お近くの街にテオ・ヤンセンが来た際には、ぜひ。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 27/09/2026
【レビュー】ミニなのにデカいし、大きさにこそ意味がある/タミヤ 1:12 ミニクーパー1.3iの再販を祝おう! #キットレビュー #自動車 #nippper #プラモデル
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【レビュー】ミニなのにデカいし、大きさにこそ意味がある/タミヤ 1:12 ミニクーパー1.3iの再販を祝おう!
 「ミニなのにデカい!」。およそ10年ぶりに再販されたタミヤの1/12 ミニクーパー1.3iを見れば、誰もがそう言いたくなるはず。デカいプラモデルはとてもいいんだよ。存在感があるし、特別な買い物をした感じも嬉しい。しかもこのミニは、パーツを見るだけでも「プラモデルって、デカいとこんなことまでできるのか」と教えてくれます。カーモデルのスタンダードスケールである1/24から体積比で8倍、眺める楽しさも手を動かす楽しさも、たっぷり詰まっています。  シートを見れば、フェイクレザーとファブリックの質感がきちんと作り分けられています。縁を走るパイピングもくっきりしていて、1/24では塗り分けるのをためらうような細い線にもなんとか色を入れられる気がしてきます。ドア内張りやハンドルに刻まれたシボもすごく楽しい。同じプラスチックなのに、場所によって違う素材に見えるのがプラモデルのおもしろいところ。ひとつのパーツに込められた情報を目で拾うたび、「なるほど、倍の倍の倍というのはこういうことか」と嬉しくなります。  今回の再販でアピールされているカーペット風のカット加工済みシールもぜひ見てほしいところ。これは実際にモフモフした素材のシートなのですが、床に貼るだけでプラスチックに塗装したのとはまた違う質感が室内に加わります。1/24では毛足や厚みが目立ちすぎてしまうような表現も、1/12ならカーペットとして成立しちゃうというわけ。大きな模型は、使える素材や表現の選択肢も広くなる……という意味でも、ビッグスケールの包容力を感じます。  ところが、箱の中を見渡してもパーツの多さにぐんにょりすることはありません。構成の印象は1/24のミニとそう変わらず、しかしひとつひとつの部品が大きいゆえに見どころが増えているということがわかります。「タミヤの技術を全部注ぎ込んだ超細密模型」という内容ではなく、ほどよい部品数にまとめられているのが、このミニのいいところ。そもそも題材がミニという小さくて親しみやすいクルマですから、「ビッグスケールのカーモデルをもっといろんな人に作ってほしい」という意思が車種選びからもパーツ構成からも見え隠れします。  塗り分けについては、筆やマスキングの出番があちこちにあります。実物の色分けに合わせてパーツを細かく分割する最近のキットとは、少し違う付き合い方になるでしょう。ただ、その作業にも大きさの恩恵があります。塗るべき場所が見えるし、筆先を動かす余地もある。モールドに沿ってテープを貼るにも、この広さはありがたい。細部をちゃんと塗りたいという気持ちに、自分の目と手がついていける。ビッグスケールというとなんだか上級者向けだよな〜と思われがちですが、実際には個々の作業が楽になるという利点もあるのです。  ボディパーツを改めて眺めると、フェンダーのフチが薄く、窓を囲むピラーも良い意味で華奢に見えます。パネル同士のチリも実車らしい。プラスチックの成形品は、どこまでも薄くできるわけではないから、小さな模型では厚ぼったく見えてしまう部分も、そもそもの体積が大きくなれば相対的に薄く見える。だから1/12のボディには、そのボリュームに反して「繊細だな」と感じられるところがいくつもあります。細かい作業がしんどくなってきた人にとっても、このシャープな造形を無理なく楽しめる大きさは嬉しいはずです。  ミニは1959年生まれですが、このミニクーパー1.3iは1992年に登場したモデル。キットの初版は1995年で、当時の現行車を模型にしたものです。そしてタミヤのオールプラスチック製1/12スケールカーモデルとしては、いまだ最後発と呼べる一台でもあります。古いクルマの昔のプラモデル、と片付けるにはもったいない切れ味と親しみやすさを兼ね備えた名アイテム。再び手に入るようになったこの機会に、まずはシートひとつ、ボディひとつをじっくり眺めてほしい。塗ってみたいところが見つかったら、そこからアナタだけのデカいミニを作り始めましょう!そんじゃまた。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 27/09/2026
【レビュー】いきなり120色!貴方の模型環境に革命を起こそう!/Arrtx 120色 水性ペイントマーカー #塗料 #nippper #プラモデル
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【レビュー】いきなり120色!貴方の模型環境に革命を起こそう!/Arrtx 120色 水性ペイントマーカー
 「塗りたい!」という気持ちを即実行に移せるのが、水性ホビーマーカーのストロングポイントだ。小3の息子がプラモする際、塗らないと気がすまない部位があると道具棚からマーカーを引っ張りだしては色を塗り足している。既存の水性塗料もそれなりにストックあるのだが、今までそれには一切手をつけようとしなかったので、このツールが「機会創出」を成していると言える。「水性ホビーマーカーがあったから塗った。なかったら塗らなかった」とはプラモと向き合う姿勢しだいではあるのだが、どうあれ近年このツールが群雄割拠な状況からホットな塗料ジャンルなのだと言える。  マーカー塗装がトレンドになりつつある今、その理由としてホビーマーカーの進化が大きい。綿密な塗りから平塗りまで対応できるペン先、そして申し分ない発色と隠蔽力のある水性塗料が合わさり、新世代のホビーマーカーとして実用に申し分ないツールとなっている。そんななか、我が家ではDSPIAEのマーカーを愛用してきたのだが息子が毎度「肌色がない!」というので、この機会にArrtxの水性アクリルマーカー120色セットを新調してみたのでその使用感をレビューする。  この機会にチョイスしたキットはマックスファクトリー『1/72 Scale 太陽の牙セット』だ。チーム太陽の牙の面々、10名それぞれスタイルも肌色も特徴極まっているのでArrtx120色セットを試すのにもってこいのテストピースだと思えた。なにより、自分が絶賛ダグラムプラモブームなので塗りたい気持ちが爆発しており、ヤル気が、塗る気が凄い!  思ったよりウェットな塗布感で、使い勝手はたいへんカジュアル。今回みたいな綿密な塗装ならば重ね塗りは必須ではなかった。そしてArrtxのマーカーを使うならば以前紹介された『カラーチャート』を用意してからの運用はマストだった。キャラクター設定画と各色の発色を見比べながらマーカーをチョイスしていく。肌の色がまさに十人十色なチーム太陽の牙なのだが、ほぼほぼ近似色を当て込むことができた。さっそく120色セットという多色っぷり、その本領を発揮させられて大変満足。反面、淡い色を基本としたセットなので、濃紺とか濃いめの色はブラックを下地にして色を立ち上げていくか(隠蔽力がそれなりに強いので下地色の影響は少なめ)、他から用意せざる得ない。  Arrtxのマーカーは乾燥したらマットなツヤ消し仕上がりとなり、パステル調の色彩と相まってたいへん良い雰囲気となる。ただ今回、タフな道を歩むチーム太陽の牙ということで、プレコー半光沢を吹いてからタミヤ スミ入れ塗料(ダークブラウン)を軽くまぶしてリアル感を足してみた。エナメル溶剤で拭き取って仕上げようとしたら塗面が剥がれる部位もあったので、Arrtxのマーカー塗料をしっかり定着させるならば下地にサーフェイサーかツヤ消しトップコートを吹いておいた方が無難だといえる。今回はあえてプラスチックに直塗りして試したのだが、それなりに塗料は定着しているので良く触ったり、こすれたりする部位でなければプラ直塗りで良い場合もあると思う。  Arrtxの水性アクリルマーカー120色セット、1万円を超える出費となるが、ホビーカラーを120色揃えることを考えたらぜんぜんリーズナブルである。プラモに塗装された色の総量で、模型のリアリティが累積されるという考えなので、とりあえず120色も手数が増えるというのは模型環境の革命が図れるといっても過言ではないと思う。  さて、これまで愛用していたDSPIAEのマーカーはもう不要となるかというとそうではなくて、明確な役割区分を確認できた。Arrtxの120色セットはまずメタリック系が金と銀しかなくて物足りない。DSPIAEはメタリック9本セットはガンメタリックなどあって活用するシーンが大変多い。あと、メカのセンサー類とかを塗るのにも重宝している。通常色12本セットの方も白や黄の隠蔽力が高くてこれまた調子良い。私も息子も当分はこの2つのマーカーが手放せないプラモ生活が続きそうだ。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 27/09/2026
「はじピン」はツル首形状も最強のピンセット!Anex はじピン 先丸鷲型もマストバイな理由。 #工具 #nippper #プラモデル
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「はじピン」はツル首形状も最強のピンセット!Anex はじピン 先丸鷲型もマストバイな理由。
 先日久しぶりに艦船模型の最上を作った際、驚くべきことにパーツを一度も落としたり弾いたりしませんでした。なのでこれまでよりも圧倒的に早く組み上げることができました。それを成してくれたのがこのピンセット「Anex はじピン 先丸鷲型」です。細かなパーツの取り扱いに困っている方にはまさに救世主とも言えるすごいピンセットなので、まだ使ったことがないという方は、これを機にぜひゲットしてください。  先丸鷲型というのは通称ツル首とも言われている形状で、先がカーブしているのが特徴です。このカーブによって、入り組んだところ避けるようにパーツを所定の位置に置いたりできます。まさに艦船模型のような小さなパーツを混み行った場所に貼っていく作業にはとても便利なのです。  この他に先丸タイプというストレート形状のものもあります。そちらはキャラクターモデルなどととても相性が良いです。つまり両方持っていると幸せというわけです。  はじピンは先の特殊形状によってパーツをガッチリと保持します。タコの吸盤のような細かな加工が見えますね。これによりパーツが固定され、少ない力でかつしっかりとホールドできます。変な力が加わりにくいのでパーツも弾かれにくくなるのです。  このような丸いパーツも簡単つまめて、しかも長時間ホールドできるほど安定します。接着位置をじっくりとみてパーツを貼りに行けるので、より丁寧な組み立てが可能となります。  こんな小さな探照灯のパーツを保持しながら、カメラ撮影も可能。それだけしっかりと安定して保持できます。  パーツを所定の位置に置いてからの位置調整もすごくしやすいです。はじピンの安定感は「摘む、貼る、調整する」の3点をしっかりとサポートしてくれます。  こちらは半年ほど使った僕のはじピン 先丸鷲型。先端のホールド力は全く落ちてないので、最高に快適。あまりにも使いやすいので、先日もう1本買い足してしまいました。自分の手の代わりになってくれる高性能ピンセットがあると、さらにプラモデル製作は楽しくなります。ぜひこの機会に「はじピン 先丸鷲型」をゲットしてください。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 26/09/2026
【レビュー】ふたり乗り、アンテナつけて夜を往く/ハセガワ Me262B-1a/U1 “ナハトイェーガー” #キットレビュー #軍用機・旅客機 #nippper #プラモデル
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【レビュー】ふたり乗り、アンテナつけて夜を往く/ハセガワ Me262B-1a/U1 “ナハトイェーガー”
 一人乗りの飛行機から派生した複座型が大好物の私です。もともとひとりで飛ぶために設計された機体に、人間というデカい荷物をもうひとつ押し込む。そのせいでキャノピーが後ろへ伸び、見慣れた飛行機のシルエットがイビツになる。Me262B-1a(練習機型)もまさにそれなんですが、そこへ「夜間戦闘」という機能を付与しちゃったのがこの飛行機です。機首から空力的にはどう考えても邪魔そうなレーダーアンテナがニョキニョキ生え、腹は下から見た時に夜空に溶け込むよう黒く塗られている。詳しいことを知らなくても、ひと目で「これはフツウじゃありませんね」と分かります。  ハセガワの1/72 Me262も、もともとのパーツを見ると複座型への展開をちゃんと意識して作られているのが分かります。基本になるMe262へ後席まわりや二人目のパイロット、長いキャノピーを足して複座型になる。実機が「もうひとり乗せる」ことで姿を変えたように、プラモデルのほうも追加パーツを重ねることで原型のMe262から少しずつ遠ざかっていくのがおもしろいところです。  問題は、機首に装備されるレーダーアンテナです。幹になる部分はプラパーツですが、そこから伸びる細い枝は付属のφ0.4mm金属線を自分で切って作ります。ウソだろ! 長さ11mmと12mmのを4本ずつ切り分け、それを幹となるプラパーツに瞬間接着剤で貼れと説明書に書いてあるぞ……。  「幹」の裏側には、たしかに金属線を置くためのくぼみらしきものが彫ってあるんですが、肉眼ではほぼ見えません。そこに左右の長さと角度を揃え、瞬間接着剤で固定するというのはだいぶハードコアです。レーダー付きだからこのキットを買ったのに、そのレーダーこそが最大の工作ポイントとして待ち構えている! 頑張るしかないけども!  とはいえ、レーダーを取り付ける前までとりあえず飛行機本体を組んでみると、ものすごく気持ちいい。エンジンと主翼の接合部が少々タイトだったくらいで、胴体も翼もよく合います。パーツ表面のディテールもシャープで、Me262の独特なスタイルがたっぷり味わえます。この基本形のカッコよさはかなり強いぜ。  もちろん、アンテナが面倒なら付けないという手だってあります。そうすれば/U1ではなく普通のMe262B-1aとして楽しめるし、長く伸びたキャノピーだけでも一人乗りとは十分に違う。けれど、せっかくなら最後に金属線を切って、瞬間接着剤と格闘して、機首からあの妙なアンテナを生やしてやりたい。そこまで行けば、複座で、夜戦で、腹が黒くて、鼻先には明らかに邪魔そうなものが突き出したMe262が完成します。見た瞬間に普通じゃないと分かる飛行機を作るんだから、その最後くらいちょっと普通じゃなくてもいいでしょう。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 26/09/2026
【レビュー】「傑作らしい」を、作って納得に変える。彫刻も組み立ても気持ちいい、ハセガワの1/48「零観」。 #キットレビュー #軍用機・旅客機 #nippper #プラモデル
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【レビュー】「傑作らしい」を、作って納得に変える。彫刻も組み立ても気持ちいい、ハセガワの1/48「零観」。
 ハセガワの1/48 零式水上観測機、通称「零観」といえば、飛行機モデラーがこぞって「傑作!」と太鼓判を押すアイテム。誰に聞いても「あれはいいプラモだよ〜」とは言ってくれるんですが、ただ実際のところ何がそこまで傑作なのか、自分にはよくわかっていませんでした。ということで今回改めて作ってみて、まずビックリ。確かにこれは傑作、飛行機模型にあんまり触れたことのない人にこそいじってみてほしいプラモデルだな……と思った次第です。  箱を開けてまず驚いたのが、パーツ表面の彫刻の見事さ。2009年発売なのでいわゆる「最新キット」ではないですが、モールドのダレはほとんど見られず、どの彫刻もシャキッと粒が立っています。特に上下主翼表面の羽布張り部分のメリハリは見事。ちゃんと「細いフレームの上に薄い布が張られていますよ!」というジャスチャーが効いており、さらに周囲の金属部分のカッチリしたリベットの彫刻との対比もあって、パーツを見てるだけで面白い。水上機らしいフロートも、いかにも「薄い金属でできた、中ががらんどうの物体」という雰囲気があります。確かにこれは出来がいい。  工程的には「まずコクピットを組み立てます」という飛行機模型のオーソドックスな構成。なので最初は細かい部品と格闘することになります。1/48ということで再現度は高め、なおかつ複座でパーツ数も多めということで、慣れていないとここはちょっと大変かも。組み上がってみれば、精密感のあるみっしりしたコクピットができあがるので、各種接着剤とちょっといいピンセットを手に立ち向かってほしいところです。コクピットさえ乗り越えてしまえば、あとは胴体や主翼といった大きいパーツをバンバン貼り付けていく工程が続き、一気に飛行機の形になっていきます。最初にこういうダイナミックな工程があれば勢いもつくんですが、これはもう「胴体のガワの中に一番細かい部分が埋まっている」という飛行機模型の宿命ですね。  組んでて「すげ〜」となったのがパーツの合わせ目の処理。主翼や尾翼のパーツを胴体に組み合わせた時の合わせ目のラインが、ちょうど外板の継ぎ目になるように処理されているんです。ガンプラで見るやつじゃん。ガンダムは「パーツや金型の都合に合わせてモビルスーツのパネルラインをデザインする」という荒技が使えますが、実在の軍用機はそうはいかないわけで、それを特に自慢するでもなくヒョイッとやっちゃってるこのプラモはけっこうすごい。傑作と言われるだけのことはありますね。  もうひとつ、「すごいな!」と思わされたポイントが上下の主翼の固定。複葉機のプラモデルで難しいのが、上下の主翼をどう固定するかという部分です。なんせ空を飛ぶメカなので複葉機の翼間の支柱は妙に細かったりして頼りないことが多く、位置を合わせながらしっかり固定するのは案外難しい。ですがこの零観は下翼と胴体に支柱を立て、そのまま上翼をがちっと押し込んで固定すればそのまま完成。よっぽど組み立てプロセスがミスっていない限り、細かい調整なしで上翼を固定できます。塗装も挟まるとさらにややこしくなる工程ですが、これなら「上翼と下翼&胴体を別で塗っておき、完成したところで合体させる」というシンプルな作り方で攻略できそう。パーツの精度が高いからこそ可能になった離れ業ですね。  機体を組み立て、付属のドーリーに乗せれば零観が完成! スマートな紡錘形の胴体といい、前後が詰まった思いのほか小ぶりな主翼といい、見るからに軽快そうな雰囲気がよく出ています。「戦艦の着弾観測用に作られたにも関わらず、空戦にも爆撃にも活躍した高性能なオールラウンダー」だったという零観ですが、見た目からもその性能の高さが伝わってくるようです。コクピット周辺以外にはさほど難しい部分もなく、バンバン形になるのも好印象。フィギュアを乗せてしまえば細かい部品がくっついていなくても大して気にならないはずなので、「さっさと飛行機の形にしたい!」という人は最初からフィギュアを乗せるつもりで作るのもよさそう。  ということで作ってみればなるほど納得、これは確かに傑作だわね……というハセガワの1/48 零観。パーツの精度も高く彫刻もシャープそのもの、特にメリハリの効いた主翼周りのモールドは一見の価値ありです。入手しやすいプラモデルでもあるし、これは普段飛行機模型に触れたことのない人にこそオススメしたいアイテム。「飛行機のプラモデルって、こんなに情報量のあるジャンルなんだ!」という驚きがあるキットなので、ぜひトライしてください!
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nippper.com @nippper.bsky.social · 25/09/2026
【レビュー】明日テントが欲しいから/3つ作ってわかるタミヤのテントの素晴らしさ #キットレビュー #情景 #nippper #プラモデル
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【レビュー】明日テントが欲しいから/3つ作ってわかるタミヤのテントの素晴らしさ
 9月19日(土)に「MGCON」というミニチュアゲームの祭典に出ました。それに際し、最終打ち合わせで仲間が「飾り映えのためにテントとか欲しいなー!」と言い出したのです。あと一週間しかないのに何を言うんだ。しかし、解散して自宅の最寄駅に着く頃には解決策が浮かんでいました。タミヤにテントのプラモデルがあるじゃないか。   ひとつじゃ物足りないので3つ買って作ることにしました。昔作ったときは全然気づかなかったことがあって、それは入り口の開け閉めのバリエーションを作る工程における工夫です。閉めている部分のパーツを切り離して、開いているパーツを取り付けるのですが、切り離しやすいように溝があらかじめ彫ってあるんですね。これをカッターでなぞるだけで気軽に切り離せる。また、裏側にはよく見るとところどころに何かの位置決めと思しき細いケガキの跡があって。プラモを設計するにあたっての人の手が入っている証みたいで、発見できて嬉しい。  スプレーで塗装してからドライブラシを全体にかけると、布そのものの質感やシワの溜まり方が浮き上がってきて、重くて分厚い生地なんだなというのがよくわかります。昔のプラモデルならではと言いたくなるような、シワのうねるような表現がデフォルメの効いたミニチュアゲームのコマととにかく相性がいい。こんな風に過去のプラモデルの価値を再発見できたことがとても嬉しかったです。  複数のテントを作ってわかったのは、色とりどりに塗れば軍用とも違うテイストの仕上がりになるということ。また結構大きな平面が出来上がるので、そこはデカールやシールで遊ぶには格好のステージ。虎の子としてずっと使っていなかった瀬木木材のデカールを貼ったやつは一番のお気に入り。マイクロエースのT2000という三輪トラックについてきたものです。今回は動物たちが人間のような生活を営むファンタジーの世界に住まうテントとして作りましたが漢字が混ざったことで異国から持ち込まれたモノである空気を演出できました。  当日も「このテントいいですね」と言ってくれる人がたくさんいて、400円程度だと伝えると驚く人もちらほら。3つ作ったのもあって、これが好きとそれぞれに教えてくれるのもよかったです。時間がないとき、情景の彩りに作るのはテント。しかもたくさん。これで決まりです。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 25/09/2026
花金だ!仕事帰りに買うプラモ。組んで美しい、動かして奥深い「MODEROID KG-6 スレイプニール」。 #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #花金プラモ #nippper #プラモデル
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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。組んで美しい、動かして奥深い「MODEROID KG-6 スレイプニール」。
 週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週はグッドスマイルカンパニーのプラモデル「MODEROID」から、TVアニメ『アルドノア・ゼロ』の主人公機「KG-6 スレイプニール」をご紹介します!  『アルドノア・ゼロ』における人型メカは「カタクラフト」と呼ばれています。このスレイプニールは主人公機でありながら、実はその世界ではひと世代前の旧式機となっていて、兵科訓練用の練習機という立ち位置。アニメを見た時にちょっとびっくりしました。色がオレンジなのも練習機という伝統から来ているのか〜と思うと、このオレンジがさらにカッコよく見えてくるのです(主力カタクラフトはアレイオンと言い、こちらもMODEROIDでキット化されています)。そんな機体で、敵側のかなりスーパーなメカにさまざまな戦略を用いて、敵側の弱点を見つけて倒していく演出がまたかっこいいのです。  このMODEROID KG-6の最大の特徴は「パーツ繋がりの美しさ」にあります。KG-6は見てもらうと分かる通り、全体的にはシンプルな形状ながらも、フレームから露出する情報量やパネルラインの起伏などが各所で見られます。これを少ないパーツ分割で、見事に表現しているのです。脚部は特に素晴らしく、プラモデル特有の合わせ目が一切なく、美しい流れを形成しています。  しかも可動も両立。パーツ形状、見事なパーツ分割、そしてシンプルで組みやすさを重視しながらもここまで動くギミックも搭載されています。  また可動した時に露出するフレーム部分には、非常に精密なディテールが彫刻されています。素立ちだと、装甲によってほぼ見えないのですが、動かすことでこれらのディテールが露出し、さらに情報量の高い立体になります。よく動くだけでなく、動くことで情報量に変化が現れるとても面白いプラモデルです。これらのディテールは、メカニックデザインを担当したI-Ⅳ氏監修によって描き下ろされたものがベースになっています。  バックパックの組み立ては本キットの中でもかなり気持ちの良い部分。中央ブロックを周辺のフレームで包み込むようにして組んでいきます。ピタリピタリと合わさっていくのがパズルのようでとても楽しいです。  脚部に搭載されるスタビライザーはギミック満載。スライド機構、ロック機構、回転といったアクショントイもびっくりな可動を楽しめます。しかも保持力もしっかりしているので、劇中でとてもフレキシブルに動いていた様子をプラモデルでも体感できるのです。ここのパーツの組み合わせも素晴らしいので、ぜひ組んで欲しいです。  MODEROIDの特徴である「塗装済みパーツ」も健在。頭部のグレーやセンサー部分のメタリックグリーンが塗装で表現されています。これによって少ないパーツ数で、細部の色分けを実現しています。  本キットは武装も豊富。ひと箱にここまで詰め込んでくれるのは嬉しい限り。パーツ構成はシンプルな竹割り構造なので、組み立ても簡単。あっという間に大量の武器が完成しますよ。  そんな大量の武器をしっかりとマウントできるように各専用手首が付属! MODEROIDシリーズは毎回手首へのこだわりが半端ないです。武器を保持できるようにしているだけでなく、腕と接続した際に他のパーツに干渉しないで自然と構えられるように「手首軸の角度」までそれぞれ専用になっています。  多数のラインナップを展開しながら常に進化を続けるグッドスマイルカンパニーの「MODEROID」シリーズ。このKG-6は各形状のパーツが美しいラインで繋がり、さらには濃厚なディテールも楽しめる素晴らしいプラモデルです。間違いなくMODEROIDシリーズの傑作の一つと言えるでしょう。ぜひこの週末組んで欲しいプラモデルです。それでは、良い週末を!
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nippper.com @nippper.bsky.social · 24/09/2026
【塗料レビュー】零戦の白、何色あるねん。「好きな一色」を探すのもプラモデルの楽しみだ。 #軍用機・旅客機 #塗料 #nippper #プラモデル
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【塗料レビュー】零戦の白、何色あるねん。「好きな一色」を探すのもプラモデルの楽しみだ。
 ファインモールドから発売された1/48スケールの零戦。組み立てそのものを楽しませてくれる工夫に驚いたのもつかの間、さて塗装をしようと塗料を眺めて、またびっくり。「零戦の白」って、こんなにいろいろあるんですね。実機の塗色は「J3」と呼ばれるものですが、それを模型用の塗料でどう表現するかには解釈の余地があります。実機の色をそのまま小さな模型に塗っても、同じ印象になるとは限りません。そんなこともあってか、メーカーによってもけっこう違うのです。  わぁ。自分が作った零戦を並べても、ぜんぶ色が違うじゃないですか。手前には、すでに完成したファインモールドの1/48零戦二一型もいますが、こうして見ると「さあ、何色が良いのか」と、また考えてしまいます。ほかにはどんな色があるんだろう。ということで、塗料棚の奥地へと我々は向かった……。  まずは「零戦がグレーだとカッコイイ派」のエントリー。色名に「明灰白色」とあるみなさまに集まっていただきました。文字通り、明るい灰色がかった白です。……と言いながら、見比べていると「本当にニュートラルな、色の偏りがない明るいグレーってなんだっけ?」となるので、比較用に「ニュートラルグレー2」も手前に置いてあります。GSIクレオスの3種類は、同じ「明灰白色」という名前でも違って見えます。ツヤの違いもありますが、ラッカー系はひときわ青みを感じますね。そしてタミヤの「XF-12 明灰白色」は、ちょっと緑がかっています。  続いて「零戦はちょっと緑なのが良いんだよ派」のエントリーです。こちらは、灰色に緑が混ざった「灰緑色」を中心に集めました。薄い緑ならこちらも、と奥にはザク用のグリーンもエントリー。しかし、こちらは青みが強め。似ているけど、けっこう違うよね、という結果です。タミヤには「XF-76 灰緑色」と「XF-14 明灰緑色」があって、このちょっとの違いも面白いですね。ガイアノーツは、色みの主張が控えめなあっさり味。これもらしさかもしれません。さて、ここでもうひとつ気になったのが……。  ……濃い緑!? GSIクレオスのラッカー系塗料「C56 明灰緑色」です。「明るい」「灰色」「緑」という名前から想像していたよりも、ずいぶん緑がしっかりしています。こんな意外な色があるとは思いませんでした。零戦用という枠を離れて、緑のバリエーションとして覚えておくのもよさそう。少し明るめの濃緑色が欲しいときにも使えそうです。  ついでなので、操縦席であるコクピット内の色も見ておきましょう。GSIクレオスのラッカー系塗料「C126 コクピット色(三菱系)」がおなじみの色。一方、タミヤの「XF-71 コクピット色」はまろやかな緑で、大きなサイズの模型なら、これくらい明るい色も似合いそうです。そしてせっかくなので、『装甲騎兵ボトムズ』の機体を塗るための水性塗料「HV01 ATグリーン」もエントリー。これは私が独断と偏見で選ぶ、水性ホビーカラーのコクピット色です。塗ってみると、ふたつの専用色の中間くらいの色合いになります。さらにザク用の濃いグリーンも置いてみましたが、これもまた検討の余地がありそうです。  写真の状態、撮影時の天候、塗料のコンディション……。実機の色を調べようとしても、さまざまな条件によって色の見え方は変わります。塗料メーカーの方々も、多くの資料にあたり、当時の塗料の組成や、残された塗料のかけらまで手がかりにして色を開発しています。そのうえで、我々が模型を塗るときには、実機の資料に見られる色を目指すのか、模型として眺めたときの見栄えを大切にするのか、という選択もあります。どんな零戦に仕上げたいかで、手に取る塗料も変わるわけです。  まあ、そんなに構えなくてもいいんです。このファインモールドの零戦にタミヤの水性アクリル「XF-12 明灰白色」を使ったのは、外が暑くて、換気する時間をあまり長くしたくなかった、という事情もあってのこと。そういうときもあるんです。もちろん、塗装中に必要な換気はしっかりと。パーツの溝に暗い色を流す「スミ入れ」や、汚れを描き加える「汚し塗装」でも、色の印象はまた変わっていきます。塗料の色を出発点にして、最終的に自分が「好きだな」と思える色に仕上げていくのも、模型の楽しさですね。今回並べた明灰白色や灰緑色のなかから、みなさんも好みの色が見つかったら幸いです。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 24/09/2026
【レビュー】あのイカれたクルマを、いまのプラモデルで作りたい。/アオシマのLBシルエットワークス アヴェンタドール GT Evo Ver.1 #キットレビュー #自動車 #nippper #プラモデル
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【レビュー】あのイカれたクルマを、いまのプラモデルで作りたい。/アオシマのLBシルエットワークス アヴェンタドール GT Evo Ver.1
 アオシマの「LBシルエットワークス アヴェンタドール GT Evo Ver.1」でございます。言ってしまえば「めちゃくちゃ豪華な楽プラ」です。そして、こういう作りのシルエットフォーミュラマシンがもっと欲しいと思いました。張り出したフェンダーも巨大な羽根も、色分けされたパーツを組めば手に入る。あのイカれたカタチを楽しむのに、これはとてもいい方法だと思います。  私がシルエットフォーミュラを気にするようになったのは『オートスポーツ』2025年11月号の特集を読んで以来。市販車の面影を残しながら、幅も低さも尋常ではないレーシングカー。そこに憧れて愛車を改造した人たち……。『機動戦士ガンダム』と前後して現れ消えていった、いかにもプラモデル向きのモチーフだもんな。あの頃はイカれていたけど、クルマにはもっと剥き出しの面白さがあったんすよ……というお話にやっぱり憧憬を感じちゃいます。  リバティーウォークも彼らが得意としてきた「昭和の街道レーサーを思わせるスタイルを高級車へ持ち込む」というやり方を拡張して2018年にはシルエットを名乗るブランドを立ち上げ、今日まで車種を広げています。今回のアヴェンタドールもその流れにあって、昔のレーシングカーに惚れた人たちの好みが、いまのランボルギーニをこんな姿にしているわけです。こんなところでも一周回ってシルエットフォーミュラの再評価の流れが来ている……と言っても過言じゃないでしょう。  リバティウォークのカスタムカーをプラモデルにしてきたアオシマのLBシリーズも気がつけばNo.25。既存のカーモデルに改造パーツを取り付ける商品もありますが、今回は最初からこの姿を作るための設計。開口部だらけの黄色いボディにカチカチハマる巨大なエアロパーツ。接着剤不要で、シールも付く。ただ、そのぶんコストもかかっています。「初心者でも作れます」というキャッチコピーだけを頼りに買うには、ちょっとビビる値段かもしれません。  中身を見れば、エンジンは上から見える部分だけをまとめたレリーフ状のパーツがとてもカッコいい!シャーシは広いアンダーパネルに覆われ、足回りには実車の構造とは異なる車高やキャンバー角の調整機構が入っています。見えないところをメカとして再現するのではなく、外観にとことん力を注いだ設計なのが特徴と言えましょう。タイヤを傾け、車高を落とし、いちばんカッコいい立ち姿で飾る。このへんは正しくキャラクターモデルみたいで潔く、LBのクルマによく合った仕様です。  ところが、説明書をじっくり読み込むと"完成"への道筋は思った以上に悩ましいものです。説明書は塗装してデカールで仕上げるか、塗らずにシールで仕上げるかを選ぶという構成になっています。でも、少し経験があれば両者を行ったり来たりしたくなるはずです。シールとデカール(両者が完全に同じ構成になっていない!)を見比べると、シールでしか用意されていないところもあれば、デカールを使ったほうが絶対に楽だな……という場所もあります。質感ひとつとっても、樹脂のままがいいところもあるし、塗装したほうが明らかにそれっぽくなる部分もある。もちろん「組んでシール貼っただけでも見栄えがしますよ」ということは否定しないんだけど。  窓の塗り分けなんか、シールの輪郭をマスキングテープに写して塗り分けるという「説明書には書かれていないテクニック」だって使えます。デカールもシールも塗装も無塗装も許されているからこそ、欲しい仕上がりに近づく道がいくつも見えてきます。プラモデルの難しさは、自分がどんな完成品を欲しがるかで変わるわけですが、この箱には、手軽に作る人にも、手をかける人にも使い道のある材料が詰まっています。完成までの道程を、どうとでも走れる。このキットの値段はそのための豪華さを示したものであって、エンジンの部品数や内部再現の緻密さとはちょっと違う指標なのだ……というところが面白いのです。  ここまで触っているうちに、私はこのアヴェンタドールよりも、むしろ別のクルマのことを考え始めていました。いま手に入る往年のシルエットフォーミュラマシンのキットには、当時の熱狂のなかで発売され、再販を重ねてきたものがほとんど。もちろん買えるのは嬉しいんだけど、'80年代、'90年代の国産車が続々と新しいプラモデルになるなら、シルエットフォーミュラ(あるいはLBの手掛ける国産カスタムカー)にも、イマドキの精度と仕様で出会ってみたい。大きなボディは成形色を活かし、複雑なカラーリングにはシールもデカールも選べる。机いっぱいに広げた黄色と黒のパーツを見ながら、次はあのスカイラインやシルビアをこうやって作れたら最高じゃないっすか……と思うわけです。もちろんないものねだりではあるのですが、このアヴェンタドールはそんな夢を見せてくれるだいぶ素敵なプラモデルなのでした。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 23/09/2026
「熊本城付き」って、こういうことか!/フジミ くまモンのプラモ 兜バージョン #キットレビュー #建造物 #nippper #プラモデル
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「熊本城付き」って、こういうことか!/フジミ くまモンのプラモ 兜バージョン
 まずはじめに、この度の震災にて亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。 今回の震災が起きる前から、熊本へ仕事で出張することが決まっておりました。初めて熊本へ行くこともあり、これはもう、やるしかない。作るしかない。熊本城を……。そう意気込んで、「くまモンのプラモ 兜バージョン 熊本城付き」を買ったんです。  どんなプラモデルなのかは特に確認せず、「とにかく熊本城のプラモデルが欲しい!」という気持ちだけで購入。商品名に「くまモンのプラモ 熊本城付き」と書いてありますが、私は「基本は熊本城で、くまモンがおまけ程度についているだけでしょ」と思っていました。ところが、箱を開けてびっくり。くまモンがでかい!!ランナーを並べてみると、確かにこれは「熊本城のプラモデル、くまモン付き」ではなく、「くまモンのプラモデル、熊本城付き」でした!  熊本城のプラモデル部分は、古式ゆかしいプラモデルを感じさせるオールドスクールな構成。ですので、接着剤が必要です。お堀から内側を城内とするなら、熊本城はかなり大きな城になりますが、このプラモデルでは、熊本城の特徴でもある大天守・小天守、二つの天守閣が連なる「おいしい部分」をコンパクトに切り取って再現してくれています。  一方、くまモンの方はというと、こちらは比較的最近作られた金型だと思います。スナップフィットでパチパチ組めますし、今どきの美少女プラモ並みにフェイスパーツが盛りだくさん。いろんな表情のくまモンを作ることができます。  現在、熊本城は一部立ち入りできない場所がありますが、天守閣の内部には入れますし、最上階からは熊本の街並みを一望できます。まあ、私のように「熊本へ行ったら、熊本にまつわるプラモデルを作って持っていく」という、酔狂なことをする必要はありません。ただ、熊本に遊びに行くこと。そして、熊本のプラモデルを作ること。この二つは、ぜひみなさんにもお願いしたいです。  あとですね。くまモンのプラモデルを持ち歩いて写真なんかを撮っていますと、お姉様方から「かわいいですね」なんて言われるんですよ。これ、ほんと。プラモデルを持ち歩いていて、「かわいい」なんて言われたこと、一度もありませんでしたからね、これはなんでしょう。何か……可能性を感じますね……。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 23/09/2026
【コラム】「真似る」と、自分が見えてくる。清水圭さんの筆塗りを追いかけて完成した飛行機模型 #コラム #軍用機・旅客機 #雑誌と書籍 #nippper #プラモデル
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【コラム】「真似る」と、自分が見えてくる。清水圭さんの筆塗りを追いかけて完成した飛行機模型
 タクシーの車内サイネージで、サカナクションの山口一郎さんが「完コピ――真似ることで見えてくること」について話していました。ギターやダンスの練習でも「完コピ」という言葉をよく聞きますし、テレビ番組にも、短時間でダンスを完コピするコーナーがあります。絵を模写するのも、きっと同じことでしょう。誰かの真似をすることで、知らず知らずのうちに基本的なテクニックが体に染み込んでいく。これって不思議なことですよね。そしてそれは、模型においても同じです。  僕が筆塗りに本格的にハマったのは、ホビージャパンの連載コーナー「筆塗りトライブ」の撮影で、清水圭さんの筆塗りを間近で見せてもらったことがきっかけでした。その筆のタッチや色選びを、家に帰ってすぐに真似しました。もちろん何度も失敗しましたが、筆を動かしていると、ときどき「なんか今の、いい感じじゃないか!?」と思えるタッチが現れます。その感覚を何度も模型の上に再現できるように、とにかく筆を動かしまくりました。  それを繰り返していると不思議なもので、少しずつ「自分はこの感じが好きだな〜」と思える景色や塩梅が見えてきます。清水さんの塗りを完コピするレベルにはまったく至っていません。それでも、完コピを目指した先に「自分」というものが生まれてくるのかもしれません。サカナクションの山口さんも同じようなことを話していて、僕はものすごく共感したのです。  とはいえ、すべてを一度に真似しようとすると、とても長い旅路のように思えてしまいます。だから僕は、心を動かされた模型の「ココだけを、まずは真似してみよう」と、ポイントを小分けにしています。今回は清水さんのスポット迷彩の塗り方を真似したくて、清水さんのHow to本『清水 圭 飛行機模型筆塗り塗装テクニック SIMSONIC DESTRUCTION』を、あらためて開きました。スポット迷彩の詳しい塗り方は、ぜひ本を買って読んでみてください。 初めてこの本を読んだ頃よりも、自分の中で清水式筆塗りの解像度が上がっているので、書かれていることへの理解もさらに深まります。一度技法を真似し、実際に手を動かしたあとで原点へ帰ってくる。そうすることで、以前は見えていなかったものまで見えてくるという良さも体感しました。  筆塗りだけでなく、ウェザリングの加減やデカールを貼るタイミングなど、完成までのさまざまなルートを僕は清水さんから真似しています。それを繰り返すことで、自分が惹かれた「かっこよさ」に、少しずつ近づいていけるのです。  そして完成したのが、こちらです。今回はもう少しだけコッテリと汚したかったので、「ガンダムマーカー リアルタッチマーカー」を使い、各所にフィルタリングや排気汚れを加えています。この方法も、どこかで見たものを「清水式と掛け合わせたら、かっこよくなりそうだな〜」と思って試してみたもの。これまで真似してきたさまざまな技法が、このひとつの模型に集約されているわけです。真似ることは自分を失うことじゃない。自分を発見する行為なんですね。おしまい。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 22/09/2026
【レビュー】1000円ちょっとの青い箱から、30年前のメッサーシュミットが出てきた話/レベル 1:72 Bf 109 G-10 #キットレビュー #軍用機・旅客機 #nippper #プラモデル
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【レビュー】1000円ちょっとの青い箱から、30年前のメッサーシュミットが出てきた話/レベル 1:72 Bf 109 G-10
 模型店で1000円少々。安いな。はがきよりひと回り大きいくらいの青い箱に「Bf 109 G-10」と書いてありました。これがE型やG-6だったら、そのまま棚へ戻していたかもしれません。しかしG-10となると話が違う。第二次大戦も末期、より強力なエンジンをと機銃を収めるために機首のカタチがまるまる変わってしまったBf 109です。高機動型ザクみたいでしょ。見慣れたメッサーシュミットの成れの果て、異形な姿を見たくなって、箱を持ってレジへ向かいました。  友人には「なんすかそれ、1/144すか」と訊かれました。確かにジェット機ならそのスケールだな。でも中身はれっきとした1/72です。箱が小さいぶんだけパーツも少なくて、透明パーツを除けばランナーはたった2枚。ところが箱を開けてまず目につくのは、そのパーツ数ではありません。バリです。胴体の開口部やランナーの縁から、薄いプラスチックがぴろぴろハミ出しています。「これ、相当古いキットなのかな」と調べてみると、主翼下面のパーツの裏に「1996年」の刻印がありました。マジかよ。私の感覚では、1996年に新しく作られたプラモデルとして見ると、なかなか景気のいいバリっぷりです。  とはいえ、これが組み立てを邪魔するかというと、そこまででもありません。薄いバリにデザインナイフの刃を当て、しゃーっとなぞれば簡単に落ちます。かなり簡素な作りのコクピットを挟み込んで胴体左右を貼り合わせ、主翼や尾翼を取り付ける……という飛行機模型の普通の所作ができれば、このあたりは意外なくらい素直に形になります。  反対に、脚やアンテナといった小物になると、急に取り付け場所の手掛かりが乏しくなります。「ここに付けます」という凹みやピンが埋まったり溶けかけたりしているんだな。キャノピーと胴体にも少々フィッティングの怪しいところがあり、現代の1/72飛行機を組む感覚で触ると「そこは自分でなんとかしてね」という顔をしてきます。  もちろん、いま1/72のBf 109G-10を作りたいなら、もっと精密で親切なプラモデルがあります。日本にはファインモールドのG-10があり、形状やディテール、組み立てやすさを求めてこのレベル製品を積極的に選ぶ理由はあまりないかもしれません。1990年代にドイツの模型メーカーが、末期型のBf 109をコンパクトかつ安価なプラモデルにした。その金型が30年後も残り、いまも1000円少々で手に取れる。バリを削り、小さなパーツの付け場所に迷いながらなんとかカタチにするのも楽しいし、「これこそ最良のG-10プラモだ」と太鼓判を押すベテランモデラーもいます。ハコを開けなければわからないのがプラモデルのおもろいところ。みなさんも、いろんなプラモデルのハコを開けて驚いたり、戸惑ったりしてください。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 22/09/2026
【レビュー】いつの間にかリニューアル。ウェーブ NEW R・リベット【丸】で、いかついパーツを作ろう。 #キットレビュー #工具 #ロボット・アニメメカ #nippper #プラモデル
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【レビュー】いつの間にかリニューアル。ウェーブ NEW R・リベット【丸】で、いかついパーツを作ろう。
 ウェーブといえば、プラモデルだけでなく、その改造に役立つ材料もたくさん発売していることでおなじみです。なかでもディテールとして使えるリベットには、昔からお世話になっています。気がつけば、そのリベットがリニューアルしてるじゃないですか。  ところでリベットとは、板やフレームなど、何かと何かを束ねてつなぐための鋲。現代でも航空機のフレームに外皮となるスキンをつなぐために使われている……と思うのですが、空力を重視する現代の機体では、頭が突き出たリベットは基本的にお目にかかれません。戦車でも、砲弾が当たるとリベットが車内へ弾け飛んでしまうとかで、現代ではあまりお目にかかれません。突き出ていても、こんな感じでほんのりと、さりげなく存在しています。取り外したい場所にはネジが使われていて、ディテール的にも興味深いところです。  基本は「何かを重ねて留めていますよ」という感じ。鉄人28号の胸まわりやスコープドッグの肩などでは、丸っこいロボットの硬さを示す記号として、丸い頭のリベット状ディテールが作られています。何かをつなぐメカとしての役割もありますが、単純に「装甲がカタイ!」というイメージで配置してもよいでしょう。  かつてのリベットパーツは、ふたつのリベット付きランナーが個別にガサッと入っていたのですが、新しいリベットは上でつながっています。サイズは4種類あり、直径はそれぞれ2.0、1.6、1.2、1.0mm。ランナーの真ん中にもしっかりとサイズが記されています。さすがNEWバージョン、こうした気配りもうれしいところですが、リベットのツルッとした丸みもキレイです。  使い方は簡単。まずはランナーから切り離します。台紙をカッターマット代わりにして、デザインナイフの先端でゲートぎりぎりをカット。  ナイフの先端をリベットの頭に刺して、そのまま接着剤のハケへと運びます。こういうときはハケのほうを置き、リベットで接着剤をすくいにいくのがちょうどよい。  あとは取り付けたい場所へ配置します。ナイフをそっと引き抜くと、リベットだけがパーツ表面に残ります。リベットを接着剤のハケに残さず対象まで運ぶための、ナイフを刺す深さや接着剤の量のコントロールも、何回かやれば習得できるでしょう。  ゴリゴリにリベットを打ったパーツに、横のパッチもあわせて。こんな感じにするだけで、「このパーツには工作が集中していて、しかもカタイんだな」というイメージを与えられるんです。  スコープドッグなら、増加パーツにはリベットを打っておけばマッチするってものです。肩のアーマーを強固に支えている風味の基部になりました。リベットの丸みが本当にしっかりしているので、既存のディテールを置き換えて強調するのもよいし、改造した部分を主張するのにもぴったり。NEW R・リベットは、あなたのプラモデルの防御力と説得力を強化してくれることでしょう。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 21/09/2026
【レビュー】ふたり乗りのコクピットと、はち切れそうな太もも。「ブロックヘッドはこうでなくっちゃ!」を詰め込んだマックスファクトリーのプラモデル。 #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #nippper #プラモデル
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【レビュー】ふたり乗りのコクピットと、はち切れそうな太もも。「ブロックヘッドはこうでなくっちゃ!」を詰め込んだマックスファクトリーのプラモデル。
 1980年代前半のリアルロボットブーム華やかなりし頃、大河原邦夫デザインのメカは皆ムチムチのパンパン、健康優良児的体格でした。そのデザインのテイストを濃厚に受け継いで立体化したのが、マックスファクトリーの「1/72 アビテート T10C ブロックヘッド Xネブラ対応型]です。  組み立ては頭部から開始。モビルスーツとちょっと違い、兵器っぽいキャノピーが頭部に配置されているのがコンバットアーマーの特徴です。ミリタリーっぽいテイストをプラスすると同時に、「ここに人が乗ってますよ!」という目配せをする効果もあります。ブロックヘッドの頭も「目」にあたる部分がコクピットのキャノピーになっており、その下に機関砲、さらにその下にはスリットがついた「口」のような部分とウネウネしたパイプという配置。まるでザクの顔面を上下にビロ〜ンと広げて、真ん中に機関砲を取り付けたような構成です。  この頭がコクピットになっており、さらにその下の胴体内に機関砲操作のための操縦席がありますよ、というのがブロックヘッドの特徴です。「複座の人型ロボット」については様々な挑戦が行なわれてきましたが、80年代前半における最新の複座ロボがこのブロックヘッドだったわけですね。顔面にくっついている機関砲はブロックヘッドのチャームポイントだし、さりとてロボットを動かしながら目の前の機関砲も操作するのは難しそうだし……と考えると、機関砲のためだけに専属パイロットを乗せるのも案外合理的な気がします。  この「人が二人乗っています」という面白さを、マックスファクトリーのキットは全力で表現。別に外から見ればよくわからないのに、頭のコクピットと別に胴体内のコクピットも用意されており、組み上がった胴体内部に差し込む設計となっています。一度はめこんでしまえば外からは全然見えなくなるんですが、しかしこの工程を踏むことで「パイロットが頭から胴体にかけて上下におさまっている」というブロックヘッドの特徴をスルッと飲み込める。「たとえ外から見えなくなるところでも、ここは譲れんのだ!」というマックスファクトリー設計陣の声が聞こえてきそうなギミックです。なにより、人が乗っていると……なんだか嬉しい……!  可動に関してもよく練られており、特に関節の作りについては全体的にゴツめ。特に足回りは巨大なポリキャップを駆使してしっかりと固定されるようになっております。前述の動体内コクピットや各部のパーツなどによってブロックヘッドの上半身はけっこう重ためになっており、しっかり立たせようと思うと関節はこれくらいゴツい方が安心ですね。  また肩関節は大きく前方に引き出せるようになっています。肩関節の前後移動は今や人型ロボットプラモのスタンダードになった感もありますが、武器を体の前面で抱え撃ちさせるためには有効なギミック。この肩関節のブロックもゴツく作られており、見るからに頑丈そうです。  というわけでサクッと完成。関節のユニットを作る工程だけちょこっと細かめですが、あとは大ぶりなパーツで手足が組み上がっていくのでハイペースで形になるのが嬉しい。で、どうですかこの立ち姿! ガッチリした上半身に、パンパンではち切れんばかりな太ももとスネ! 強豪校の柔道部員のようなこのプロポーションこそ、「あのころの大河原メカ」そのものではないでしょうか。  完成後の注目ポイントとしては、肘関節の上下にロール軸があることでしょうか。この回転軸によってグッと肘を張った立ち姿になるし、腕部のアーマーライフルを自然な角度で構えられます。また肩部の装甲と肩が二軸のヒンジ状可動部でつながっており、肩の動きに自然に追従させることができるのもポイント。「なるべくデザインはそのままに、できるだけ自然なポーズを取らせたい」という意思が伝わってきます。  武装としてマグランチャーも付属。肩部・腕部の関節配置がよくできており、特に苦労することなく自然に両手での抱え撃ちポーズをつけることができます。ハンドパーツの表情も自然で、しっかりと武器を保持できるのもグッド。  というわけで、マックスファクトリーのブロックヘッドは「あのころの大河原メカ」のプロポーション・ディテールをできる限り再現しつつ、現代的な可動ギミックも盛り込んだプラモとなっておりました。とにかくコクピットとムッチムチの脚線美に込められた「ブロックヘッドはこうであってほしい!」という思いがパーツからビンビンに伝わってくるので、80年代大河原デザインに脳を焼かれた人なら必携。現在でも普通に購入可能なので、ぜひチェックしてください!
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nippper.com @nippper.bsky.social · 21/09/2026
歯応え十分! 赤の衝撃を浴びるプラモ/ドイツレベル 1:108 ハーバータグボート #キットレビュー #軍艦・船 #nippper #プラモデル
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歯応え十分! 赤の衝撃を浴びるプラモ/ドイツレベル 1:108 ハーバータグボート
 1/108。その変わった縮尺に惹かれて手に取ったタグボート(船を港内で引っ張る小型船)のプラモデル。既定のサイズに収めるために1/100でもなく、変わった縮尺にしたのか。何か他の理由があるのかは分かりませんが、小気味良い風景画のようなパッケージアートにも後押しされて購入しました。日常に溶け込んだモチーフのプラモデルを作るのもまた良いものですからね。  帰宅して開封すると、思わず「うおお!」と声をあげました。眩いほどの赤! 全パーツ真っ赤! 赤の衝撃を全身に浴びてしまいました。これはとんでもない出会い。もう楽しい。早速組んでいきましょう。  さて、このキット。50年近く活躍しているベテランプラモのご様子。パーツの精度など気になるところですが、幸い今の時代にはモデラーを助けてくれるツールがたくさんあります。丁寧にパーツを切り出して、表面を処理してから、性能の良い接着剤で少しずつ形を作っていきます。  パーツはまったく番号に関係なくバラバラに並んでいるので、説明書をよく読んでどのパーツかをしっかり確認します。そして、まずは仮組みして位置を確かめる。安全運転でゆっくりと組んでいきました。  本キット最大の難関は、甲板に立ち上がるヘリ(ブルワーク)を貼り合わせるステップでした。なだらかなカーブを描く甲板に左右分割のヘリを接着するのですが、まぁムズカシイ。弓状のヘリのパーツは本来欲しい形状よりかなりまっすぐに成形されています。ですので、持てる戦力を総動員して、甲板の先端と終点、そして途中一点だけ存在するガイドの小さな突起。この三つに沿う形に接着しなければなりませんが、私は試行錯誤の結果、瞬間接着剤の力を借りました。この後も、どうしてもパーツの合いが悪いところは瞬間接着剤にお世話になりました。使えるものはなんでも使っていくスタイルです。  船体ができたあとは、小さなパーツをガシガシとつけていきます。船舶プラモのうまみである「徐々に密度が上がっていく快感」は抜かりなく味わうことができました。さらに、このキットには船乗りが三人ついています。ポーズや衣装の違う人物がいるだけで「働く船」が生まれるのはとても嬉しいものですね。最後に飾り台に乗せれば完成です!  箱を開けた時はどうなることやらとビックリしたキットでしたが、なんとか完成させると、丸っこいフォルムや前述した人物パーツのおかげで、とても愛らしく感じられる船になりました。パーツ数は多くないものの、歯応え十分なプラモデルです。ところどころで苦労はありますが、そこも気負わずにガバーっと作ってその個性を味わうのにぴったりですよ! 皆様もぜひ!
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nippper.com @nippper.bsky.social · 20/09/2026
キミはきっと、プラモデルになるために生まれてきたんだ。/マックスファクトリー PLAMATEA 白銀ノエル #キットレビュー #フィギュア #美少女プラモ #nippper #プラモデル
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キミはきっと、プラモデルになるために生まれてきたんだ。/マックスファクトリー PLAMATEA 白銀ノエル
 これは超傑作です。先に言っておくと、私は団員ではありません。それでもPLAMATEA(読みは「プラマテア」だぜ)で白銀ノエルがプラモデルになると発表されたときから、これはちょっとタダゴトじゃないぞと思って発売を待っておりました。白銀ノエルというキャラクターをよく知らなくても、見るからに「プラモデルにしたらおもしろそう(あと見た目が超タイプ)」だったからです。  まず色がいい。紺色の甲冑にゴールドの縁取り、革を思わせる茶色のベルト、そこから覗く白い衣装。そして髪は淡いブルーグレー。Vtuber、とりわけホロライブのキャラクターというと画面の中で映えるゴージャスで賑やかなデザインを想像しますが、白銀ノエルはそのままファンタジー系RPGに出てきてもおかしくないくらいシックです。ランナーを眺めていても色の圧が強すぎず、組んでいるあいだにもゆったりとした時間が流れます。  パーツを袋から取り出していくと、このプラモデルが「全部をプラスチックの色分けだけで解決する」という方向には走っていないことがわかります。顔はfigmaをはじめとする可動フィギュアで培われてきた造形を思わせるめっちゃかわいい彩色済みパーツ。表情豊かな手首は10種類も用意され、前垂れには柔らかな素材が使われています。細かな色分けの一部はメーカー側で塗装済み。逆に、小さくてスナップフィットでは無理をしそうなところには素直に接着剤を使わせるという決断をしています。 硬いプラスチックにするところ、柔らかい素材に任せるところ、工場で色を付けておくところ、そして作る人間の手に委ねるところ……。こうした境界線がかなり意識的に引かれています。「接着剤不要」や「完全色分け」といったわかりやすいキャッチフレーズに溺れることなく、最終的にめちゃくちゃかわいい白銀ノエルがきれいに立っていてほしいという地に足の付いたジャッジメント。その塩梅が心地よいのです。いやマジで。  箱の中には大判の水転写デカールも入っています。金色の細いトリミングをはじめ、最初に台紙を見たときは「えっ、これ全部貼わないと完成しない感じですか?」と少々怯みました。しかしデカールには触れず、そのまま組み上げた状態の写真を友人に送ったところ、返ってきた第一声が「これパチ組み!?」でした。そうなんです。ただ組んだだけでも、すでにかなり白銀ノエルなのです。 もちろんデカールを貼ればさらに情報量は増えます。しかし大量のデカールが「ここまでやらなければ未完成です」という宿題にはなっていないのがすげえ。むしろ完成した姿を見ながら、「もうちょっと金色を足したいな」「ここはマーカーで塗ったら楽しそうだな」と思ったときの水先案内人に見えてきます。どこまでを最低限の完成と呼び、どこからを遊びとして残すかというゲームバランスの設定がうますぎる。  そして実際に組んでみると、そもそも白銀ノエルというキャラクターのデザイン自体が、驚くほどプラモデルというプロダクトに向いていることに気付きます。微妙な曲面を使って表現しなければいけない(=硬質なプラスチックの成形品では非常に繊細な設計を必要とする)肌の露出は比較的少なく、腕や脚には甲冑を装備しています。柔らかな人体のラインと、硬い鎧の輪郭がコントラストをなし、ともすればアウトラインを破綻させがちな関節も、衣装とアーマーの境界へ自然に逃がせるところが多く、実際に腕や脚を動かしてもシルエットが崩れにくいのです。 可動フィギュアは、関節を増やせばそれで偉いというものではありません。人体として自然に見える場所で曲がり、動かした結果としてキャラクターの姿が破綻しないことが肝要です。その点でこのノエルは、figmaをはじめ長年さまざまなキャラクターを「動かせる立体」にしてきたマックスファクトリーの経験が、そのままプラモデルの設計へ流れ込んでいるように感じます。  なかでも感動したのが腹部です。身体を動かすための構造を仕込みながら、そのために必要なパーツ分割が衣装の色分けと同じところを走っている。可動のための都合がキャラクター造形としての衣装のラインとピタリ一致しているという奇跡的な光景。しかもそれぞれの軸の位置がパーフェクトに設定されているため、最低限のパーツでその調和が成立していることにちょっと涙が出そうになります。大げさじゃなくて。 ここまで来ると思わず言いたくなります。「おまえ、プラモデルになるために生まれてきたんか」と。  組み立て自体も過剰に長くありません。部分的に左右非対称なデザインがほどよく工程に変化をもたらしてくれるのもあるのですが、説明書をよく見ながら左右の手足のパーツをまとめて切り出し、並行して組んでいけば、組む前の見た目から想像するよりもだいぶスムーズにゴールへと到達できます。 そして不思議なことに、これだけ完成度が高いのに「もう何もしなくていい」とは思いません。むしろ金色の細部をマーカーで補ってみたい、あるいは細筆でペローっと塗ってみたい。塗るのが難しそうなところはデカールを貼ってもう少し情報を増やしたい……。プラスチックパーツだけでも充分なところまで連れてきてくれるのに、作る人間が手を出す余白がかなり気持ちよく残っているのが「好(ハオ)」なのでございます。  そして完成した白銀ノエルを机の上に置くと、「これ本当にプラモデルなんすか」と少し不思議な気分になります。輪郭は流麗で、顔は生き生きとしていて、甲冑と身体の境界にも不自然なところはない。それでいて塗装済み完成品を買ったときとはまるで違い、どのパーツがどう噛み合い、どこに関節が入り、どこが接着されているのかという自らの記憶がちゃんとそこに刻まれています。なぜオレたちは……美少女を……プラモデルで組むのか。  これまでいろいろな美少女キャラクターのプラモデルを組んできましたが、PLAMATEA 白銀ノエルはそのなかでも最高傑作だと思います。それは色分けがいちばん細かいからでも、パーツ数がいちばん多いからでも、いちばんよく動くからでもありません。完成品フィギュアならメーカーが"完成"まで請け負うところを、プラモデルという媒体では体験として設計し直す必要があります。プラスチックパーツでできることの限界と折り合いを付けながら、ユーザーにどれくらいの「仕事」を手渡すのか。その塩梅が、白銀ノエルというキャラクターの色、衣装、身体、甲冑、そして可動のすべてとものすごくきれいに噛み合っているからです。 団員じゃなかった私ですら、ファインダーを覗きながら「これはものすごいものを作ってしまったぞ」としばし放心してしまいました。キャラクターを好きだからプラモデルを買ってもいいのですが、そうじゃなくても絶対に買ったほうがいいぜ、と言いたいプラモデルがここにあります。みなさんも、ぜひ!
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nippper.com @nippper.bsky.social · 20/09/2026
【工具レビュー】次の筆塗りが楽しみになる、小さなお土産。ボークスで買って帰りたい「造形村梅皿」。 #工具 #筆塗り #nippper #プラモデル
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【工具レビュー】次の筆塗りが楽しみになる、小さなお土産。ボークスで買って帰りたい「造形村梅皿」。
 ホビーショップをひと巡りして帰ろうとする……そんなときこそ、思い出してほしいものがあります。お近くにボークスショールームがあったなら、ぜひ「造形村梅皿」を! プラモを筆塗りする僕にとって、何枚あっても嬉しい、最高のお土産なのです。文房具店が近くにあったらそちらを覗いてみるのも良いでしょう。  梅皿は、花の形に区切られたくぼみに塗料を出して使うパレット。文房具店や画材店でも見かける道具ですが、これがプラモの筆塗りにもぴったりなんです。なかでも陶器の白い梅皿は、出した塗料の色がよく見えるのがいいところ。色を混ぜたり、うすめ液を足して濃さを調節したり。筆と模型の間で、塗料をちょうどいい状態に整えてくれます。  ボークスで販売されている「造形村梅皿」は、製作スペースに置きやすいサイズで、しかも2枚入り。造形村のスタッフも実際に使っているというのも、手に取りたくなるポイントです。プラモや塗料を見たついでに、そのまま買って帰れるのが嬉しいですね。  使っていてありがたさを感じるのが、陶器ならではの適度な重さ。筆を動かしてもカタカタしにくく、机の上で落ち着いていてくれます。僕は皿のフチで筆先をしごいて、含ませた塗料の量や筆先の形を整えるのですが、このときにも皿が傾きにくい。こういう小さな安定感が、筆塗りの気持ちよさにつながっているんです。  そして、ぜひ梅皿に並べてみてほしいのが、明るさの違う色がひと揃いになった塗料。今回は「カラーモジュレーションセット」のダークイエローを出してみました。影になる暗い色から、光が当たった部分に使う明るい色まで、順番にくぼみへ。白いお皿の上に色が並ぶだけで、それぞれの違いがよくわかります。この眺めだけでも、ちょっと塗りたくなってくる!  あとは並べた色を順番に使いながら、明るい色ほど塗る範囲を狭くして重ねていけば、戦車の表面に明暗がついていきます。最初から階調が整えられた塗料なら、自分で何色も調色する手間もありません。梅皿の上で次に使う色を見渡せるので、筆もスムーズに進みます。  しかも、今回使ったような模型用ラッカー塗料なら、お皿の上で乾いてしまっても、対応するうすめ液を足して溶かせば、また塗れます。「さっきの色をもう少し塗りたい」というときにも、梅皿の上で復活! 色を残した皿があっても、もう1枚あれば別の塗装を始められる。だから僕は、梅皿が何枚あっても嬉しいのです。  梅皿だけをネットで買おうとすると、送料込みでは意外と高くつくこともあります。それなら、ホビーショップに遊びに行ったときに買って帰ればいい。大きな箱を抱える買い物も最高ですが、次の筆塗りが快適になる小さなお土産もいいものです。「今日は買うものがなかったな〜」。そんな日こそ、梅皿を買い足すチャンス。ボークスのショールームに遊びに行ったら、ぜひ工具・マテリアルの売り場で探してみてください。白いお皿を持って帰って、家で好きな色を並べましょう!
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nippper.com @nippper.bsky.social · 19/09/2026
【レビュー】翼の上で、『マクロス』とハセガワの時間がつながる。/ハセガワ 1:48 VF-19EF/A イサム・スペシャル “マクロスF” #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #マクロスモデラーズ #nippper #プラモデル
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【レビュー】翼の上で、『マクロス』とハセガワの時間がつながる。/ハセガワ 1:48 VF-19EF/A イサム・スペシャル “マクロスF”
 すでに公開済みの記事で新規金型の巨大なスーパーパックだけを先に組み、「ハセガワにはまだ1/48のVF-25がないのに、その強化パーツだけ先に出てきた!」と大騒ぎしてしまいましたが、眼の前にある料理を差し置いて次の献立を想像している場合ではありません。そろそろ主役であるVF-19EF/A本体も組んで、この巨大なプラモデルの全貌を味わうことにします。  箱から取り出した胴体の上下パーツを見て、やっぱり笑顔になってしまいます。デカい。とにかくデカい。「完成時の全長388mm」という数字が、ほとんどそのままひとつのプラスチックパーツになって眼の前に出てくる豪快さ。ハセガワのYF-19は1/72で見慣れているつもりでしたが、1/48になると単純に1.5倍しただけとは思えないほど印象が違います。1/72ではシャープで少々無機質にも感じられたアウトラインのなかにも、緩やかなRや面のふくらみ、場所によって微妙に変化する曲率を演出として盛り込んでおり、YF-19という飛行機に対する印象すら変えてくれます。 サイズが大きくなればディテールがよく見える、というだけの話ではありません。小さい模型では一本の線に見えていたところが面になり、面だと思っていたところに起伏が現れます。スケールが変わることで、知っていたはずのデザインの読み取り方も変わる。巨大なプラモデルには、ただ迫力が増す以上の効能があるのです。  ランナーを眺めていると、ハセガワらしい緻密でリアリティのある着陸脚のすぐそばに、完成したファイター形態ではほとんど見えなくなるバトロイドの頭部がくっついています。実在するジェット戦闘機を何十年も模型化してきたメーカーの手付きで作られた脚柱と、その横に当然のように配置された人型ロボットの頭。現実と非現実をランナーの上で反復横跳びしているようで、こういう景色を見るたびにハセガワのマクロスプラモが持っている独特の面白さを見る思いがします。  バトロイド形態では脚となる左右のエンジンナセルも、内部にはメカニカルな彫刻がびっしり。このイサム・スペシャルではそれを隠してしまう外板のその外側をさらにファストパックが覆います。「ここにはこういうものが入っていた」と自分だけが知っている時間も完成品の一部なのであります。隠してしまう前に、しっかり眺めておきましょう。  あとは大ぶりなパーツをガンガン合わせていけば、長いノーズと前進翼を持った巨大なVF-19が机の上に出現します。そこへ例のスーパーパックを装着します。片側だけでも1/72のジェット戦闘機ひとつぶんほどのボリューム感を持つカタマリを、薄い主翼を上下から挟むように取り付けることになり、「いやこれ、ほんとうに正しい位置で保持できるんですか?」と少々不安になります。 ところが主翼グローブの付け根には、スーパーパーツの内側にピタリとハマる「カエシ」のパーツを貼る指示があります。そこへスーパーパックを引っ掛け、後端から固定用パーツを差し込むと、あれだけ巨大で重そうだったものが所定の位置にガチッと収まります。力ずくで貼り付けるのではなく、わずかな引っ掛かりと位置決めによって巨大なパーツが固定されます。なんなら接着しないで着脱式にすらできます。この組み味がすげえ気持ちいい。  完成した姿を眺めていると、このプラモデルの面白さはデカさだけではないことに気付きます。YF-19が主役として飛んだ『マクロスプラス』は1994年から展開された作品です。それから17年後の2011年、『劇場版マクロスF ~サヨナラノツバサ~』に、そのYF-19の系譜に連なるVF-19へVF-25用のスーパーパーツを装着したイサム・スペシャルが登場します。古い機体に新しい時代の装備を載せ、かつてのパイロットが新しい物語に顔を出す。マクロスという作品は昔から、こうやって機体や装備や人物を超時空させるのが本当にうまいのです。 さらにプラモデルの世界では、もうひとつ別の時間の重なりがあります。ハセガワが最初期のマクロスキットとして1/72のYF-19を発売したのは2002年。1/48のYF-19が登場したのは2009年です。その後、ハセガワは『マクロスF』のVF-25を1/72で模型化し、そのスーパーパーツを使った1/72のVF-19EF/Aを発売。そして2026年には、2009年生まれの巨大なYF-19に新しいパーツを足し、ついに1/48のイサム・スペシャルが成立するに至ったわけです。  しかも面白いことに(しつこく書くけど!)設定では「VF-25から持ってきたスーパーパーツ」なのに、ハセガワにはまだ1/48のVF-25がありません。つまり現実のプラモデルでは、未来の機体のための装備だけが先に誕生し、17年前のYF-19へ装着されている。劇中で行われた「時代も機種も違うパーツの流用」を、ハセガワ自身の製品史が別のかたちで再演しているわけです。  マクロスのメカが面白い理由はたくさんあります。変形すること。実在機の匂いがすること。そして、時代を越え、機種を越えて武装や強化パーツを組み合わせれば、まだ見たことのない姿がいくらでも現れること。このVF-19EF/Aは『マクロスプラス』と『マクロスF』の時間をつなぎ、2040年と2059年をつなぎ、さらに20年以上にわたるハセガワ製マクロスプラモの歴史まで積み重ねた文脈のミルフィーユとしてここに存在しています。 全長388mm、全幅309.5mm。数字だけでも充分バカでかいプラモデルですが、プラスチックの重さ以上にアニメの時間と架空世界の時間、そして現実のプラモデルが積み重ねてきた時間の重みがこのシルエットを形作っていると思うと、めっちゃエモいわけです。こんなものを机の上に置けるんだから、マクロスのプラモデルはまだまだ面白いんだよなぁ。そんじゃまた。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 19/09/2026
シルバーウィークは新橋「タミヤモデラーズストア」でへ!!私の欲しいに寄り添ってくれる買い物体験 #トラベル #フィギュア #nippper #プラモデル
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シルバーウィークは新橋「タミヤモデラーズストア」でへ!!私の欲しいに寄り添ってくれる買い物体験
 小さい頃、休日になると「梨狩り」や「いちご狩り」などに連れて行ってもらったもんです(今では息子や娘たちを連れていくヴェルタースオリジナルのCMのような感じになっています。あっちは孫ですね)。「栗拾い」も楽しかったな〜。自らの手で何かをゲットすることには至上の喜びがあるんですね。そしてプラモデルが大好きなまま大きくなった私にとって、新橋にある「タミヤモデラーズストア」はまさに模型界の果樹園とも言える場所。自分のプラモ嗜好に応じで、様々な楽しみ方ができます。そう、ここはプラモデルやラジコンのパーツ単位での販売や、プラモの中に入っているデカールだけを販売したりしてくれる、とってもスペシャルなお店なのです。  こちらはタミヤのエンターテインメントが凝縮されて具現化したオフィシャルショップ「タミヤプラモデルファクトリー」。今発売されているプラモやラジコンなどを素敵な空間でじっくりと楽しめます。このタミヤプラモデルファクトリーのお向かいにあるお店が「タミヤモデラーズストア」です。  道路の反対側を見ると「ツインスター」のロゴが輝いているので、すぐに分かります。なんともシックで大人な雰囲気。  このように戦車、飛行機、船、車、バイク、フィギュア、ラジコンといったタミヤが発売している多くのジャンルの模型からさまざまなパーツが単品で販売されています。主にプラモデルのパーツが繋がった枠である「ランナー」単位で販売されています。この中から自分が欲しいお目当てのパーツ探すのがとっても楽しいのです。  僕はタミヤのフィギュアプラモが大好き。尊敬の念を込めて「アニキ」と呼ばせていただいております。このアニキたちもランナー単位で販売されているのです。タミヤモデラーズストアでは最高の「アニキ狩り」が楽しめます。袋も購入すれば、まるで梨狩りの帰りみたい! タミヤのかっこいい袋に、セレクトしたアニキを持って帰れる。最高の旅のお土産にもなりますね。  その日、僕は5点ほど購入。およそ3000円くらいのお買い物となりました。アニキだけが集合しているランナーもあれば、他のパーツと一緒になってアニキが潜んでいるパターンもあります。それをじっくりと観察して「これはいいランナーやね」と言ってゲットしてくるのです。  今回の一押しはこちら。「1/48 グラマン FM-1 ワイルドキャット/マートレット Mk.V」にセットされるアニキ。最新の3D造形で作られたとってもイケメンなパイロットです。こんなかっこいいアニキが乗ったら、あなたの飛行機もまもなくエース機! たまりませんね。しかもこのアニキは塗装でアメリカ兵にもイギリス兵にもなれちゃうすごい奴! スカウト間違い無しなのです。このフィギュアが買えたので、お隣の「タミヤプラモデルファクトリー」に戻って「1/48 スーパーマリン・スピットファイア Mk.Vb」のプラモも購入しました。買い物の反復横跳びも楽しめますよ。  こちらはタミヤの1/48傑作機シリーズの記念すべき100番として発売された「1/48 フィーゼラー Fi156C シュトルヒ」に入っているとってもお偉い人セット。ドイツ軍の北アフリカ軍団を指揮したロンメル将軍と彼に仕えた士官が入っています。しかも立ちロンメルが2人! 「始動! ダブルロンメル!」とばかりにあなたの模型に緊張感を盛り盛りさせることができますよ。  ロンメルの迫力にも負けていないのが、大国の大統領にちょっと似ているフィギュアが入っているこちらのセット。「タミヤ/1/35 ミリタリーミニチュアシリーズ No.348 ソビエト自走砲 SU-76M」のフィギュアたちです。第二次世界大戦のソビエト戦車に合わせると、一気に力強くなるスーパーアニキたちです。  そして、このような情景アクセサリーセットの中にもナイスなアニキは潜んでいます。「1/48 フォッケウルフ Fw190 F-8/9 爆弾搭載セット」の中にいる、爆弾アニキたちです。爆弾搭載台車と整備兵というとてもプレイバリューの高いランナー。こう言ったパーツと出会える喜びが「タミヤモデラーズストア」にはあるのです。  僕の嗜好で「アニキ狩り」を楽しみましたが、きっと訪れる人の数だけさまざま楽しみ方が可能です。タミヤのかっこいいマーキングをガンプラに貼ってみたいからお店を覗いてみようというもの良いでしょう。モデラーという名を冠したお店が、僕たちに寄り添ってくれないわけがないのです! ぜひ連休や休日に新橋の「タミヤプラモデルファクトリー」と共に「タミヤモデラーズストア」もハシゴしてくださいね! それでは〜〜。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 18/09/2026
酒を飲まない私が漫画を読んで酒瓶を倒す/ミニアート 「1:35 カフェ用テーブル イスと瀬戸物」を作る #キットレビュー #情景 #nippper #プラモデル
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酒を飲まない私が漫画を読んで酒瓶を倒す/ミニアート 「1:35 カフェ用テーブル イスと瀬戸物」を作る
 少し前に珍しく書店で漫画を買った。ずいぶんと久しぶりだったし、これと決めて買いに行ったわけでもない衝動買いに近い買い物だった。絵や装丁の良さに惹かれたのだが、手に取ったときシュリンクの外側にバーコードなどの製品情報シールが貼られているのも気になった。剥がせばそれらは本のカバーから消える。いつだったか読んだ本で、「装丁にバーコードさえ無ければ……」と話していた人がいたのを思い出し、そのままレジへ向かったのだった。  購入したのは『僕はあの夜あの子と』という作品だ。結婚式の二次会で酔っ払った主人公が、「その夜一緒に過ごした女の子は誰だ?」という謎を追い、当日やり取りのあった女性たちと会っていくことで進む物語である。構造の面白さに惹かれて紙の本が出るたびに買い足しており、先日最終巻を手に入れたのだった。  お酒を全く飲まない自分が、酒を起点とした話を読み続けているのがどこか面白い。以前なら「酒でこうなった経験がないからピンとこない」と、スタートの時点で自分がターゲットの外にいる感覚があった。しかしそうやって読んでいるうちに、ふと「そういえばこんなことをしたことがない」という場面が思い浮かんだ。それは飲み物の瓶を豪快に倒してしまう、というやつ。  「やってみたい」とは思わないものの、実際に起こったら「これか!」となりそうだし、一発で酔いも醒めそうだ。いや、ここまで倒してしまうくらいなら、もう醒めないほど酔っているのだろうか。ミニアートのカフェセットはそれを再現したくて買った。ところで実際のカフェってお酒ってあるんだっけ。コーヒーも飲まないのでわからないことだらけだ。  椅子、テーブル、飲み物と準備はOKと思って箱を開けると、ズサササと擦れる音とともに一枚の紙が出てきた。店ごとのひさしを作るためのシートだ。カフェだけでなくピザ屋だったり、書かれている言語が違ったりと細かくて見ていて楽しい。テラス席を作るのが面白そうだったので、スチレンペーパーやプラ棒を使ってそれらしいものを形にした。  店の構えが出来上がると思いのほかよくて、とても気に入った。そして「ああ、ここで飲み物をこぼされるのは嫌だな」と気持ちが変わった。よく考えたら自分がお酒の席に行くときは、汚れてもいい服や靴を選んでいたことを思い出す。トラブルが気分を台無しにするのが嫌だからだ。もし自分が『僕はあの夜あの子と』の主人公だったら、「明日もあるしもう帰ろう」とさっと引き上げてしまい、何の物語も始まらないかもしれない。  それでも一式を並べて倒すと「あ~」という台無し感が出て、こんな些細なことすらも模型で再現すると情景が生まれたり、妙な擬似体験としての感覚がが残る。瓶もグラスもジョッキも数があるのでボーリングのピンみたいに並べて倒してみたり、変な形に積んでみると「お酒を飲んで大騒ぎ」感がもっと味わえそうだ。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 18/09/2026
花金だ!仕事帰りに買うプラモ。航空巡洋艦という最高のモチーフをタミヤのプラモデルで楽しもう/1/700 日本航空重巡洋艦 最上 #キットレビュー #軍艦・船 #花金プラモ #nippper #プラモデル
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花金だ!仕事帰りに買うプラモ。航空巡洋艦という最高のモチーフをタミヤのプラモデルで楽しもう/1/700 日本航空重巡洋艦 最上
 週末の模型ライフが楽しくなるプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は、日本海軍の艦艇においてプラモデル好きなら思わず手に取りたくなる「最上型重巡洋艦 最上」をお届けします。  タミヤより発売されている重巡洋艦最上は、航空巡洋艦という世界でも類をみない改修を遂げた姿でキット化されています。当初この船は、15.5cm3連装砲塔5基を備える大型軽巡洋艦として昭和10年7月に竣工。その後昭和14年から15年にかけて主砲を20.3cm連装砲塔に換装して「重巡洋艦 最上」として生まれ変わりました。しかしこの船はミッドウェー海戦における損傷(最上型重巡洋艦 三隈との衝突事故)によって、再度姿を変えることとなるのです。  船体後部の主砲を撤去。大型の飛行甲板を設置してこのキットの姿である「航空巡洋艦」へと生まれ変わります。日本海軍は偵察航空機を活用した目視による戦況把握を行ってきました。そのような偵察機を多数搭載できるようにしたのです。パッケージアートもその魅力を凝縮した素晴らしいものとなっています。キットは2002年に発売されました。  艦船模型は多数の姉妹艦がバリエーションとして存在する世界。細部の違いなどを楽しみ「ええですな〜」と悦に浸れる楽しさがあるのですが、この最上は「最上型」という枠に収まらず、すべての日本海軍艦艇の中においても異質な存在と言えるので、この船にしかない栄養みたいなものを摂取できます。しかもランナー数はこれだけ。とってもシンプルなのに迫力ある船が爆誕するのです。  2002年発売のキットだけ、各モールドはとてもシャープ。リノリウム甲板のモールドのキレ、後部飛行甲板の鉄甲板の表現は1/700スケールという縮尺においても、非常に立体映えする美しい仕上がりになっています。  艦船模型において組み立て難易度の指標ともなる「マスト」。こちらも細かなパーツ分割はせずに、各塊で成型されているのでとても扱いやすいです。各部には小さいながらもしっかりと糊代があるので、接着箇所も分かりやすいようになっています。  艤装や構造物もある程度塊で成型されたパーツを組み合わせて作っていきます。小さなパーツに触れる機会が少ないので、初めての艦船模型チャレンジにももってこいと言えます。組み上がったパーツをこのように船体をワシっと持ちながら取り付けていくのがとても楽しいです。目の前でディテールの凝縮を味わえます。  これだけ迫力ある艦影をおよそ2時間半で味わえます! 最近のキットのような超精密なディテールは無いですが、各所の造形は非常にシャープなので、キレのあるシルエットが生まれます。  そしてこの魅惑の艦尾です。最上の最大搭載可能数は11機とされています。組んでみるとそんなに乗るの!? って感想を思わずにはいられません。説明書の指示に従って僕は乗せました。7機乗せただけでもこの充実感。  プラモデルのモチーフとしてまさに最高とも言える「航空巡洋艦 最上」。艦船模型は塗らなくてもシルエットで大満足できる魅力があります。ネットや模型雑誌には超絶艦船模型作例が多数掲載されているので、「自分には作れるのかな?」と思ってしまう人も多いと思います。しかし、1/700スケール ウォーターラインは、こうやって組むだけでも本当に楽しいです。  最上においては間も無く戦艦とも言える迫力を楽しめる船体前部、後部飛行甲板に航空機を配置できるという2部構成の舞台を見ているかのような楽しい感覚に浸れます。その楽しさを組み立てやすさとモチーフのかっこよさで味合わせてくれるのが「タミヤ 1/700 日本航空重巡洋艦 最上」です。ぜひこの週末、このスペシャルな船を建造してください。それでは〜。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 17/09/2026
【レビュー】小さなクルマに、どこまで手をかける?/タミヤ 1/24 モーリス ミニクーパー レーシング #キットレビュー #自動車 #nippper #プラモデル
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【レビュー】小さなクルマに、どこまで手をかける?/タミヤ 1/24 モーリス ミニクーパー レーシング
 この夏、タミヤの1/24ミニが3種類まとめて帰ってきました。7月にオースチン ミニクーパー 1275S Mk.I、8月にはモーリス ミニクーパー 1275S Mk.Iとモーリス ミニクーパー レーシング。前の2台は継続的に生産される定番製品ですが、レーシングだけは生産休止品を一時的に復活させる「特別販売製品」であります。じつは私、3種類ともいままで組んだことがありません。ならばオーバーフェンダーが付いていて、ゼッケンも貼れて、見るからにやんちゃなレーシングを味わおうじゃないの。結局こういうのはカッコいいと思ったやつから作ればいいのです。  箱を開けて最初に「オッ」と声が出たのは、ボディがブリティッシュグリーンのプラスチックだったこと。カーモデルのボディというと白やグレーで成形されているものも多く、それは好きな色に塗装する人にとってたいへん都合がいい。しかしイェーガーマイスターのポルシェのプラモデルを開封してオレンジ色のボディが出てくると嬉しいのと同じで、パッケージに描かれたクルマと同じ色の物体がいきなり目の前に現れるというのは問答無用で盛り上がります。 ガンプラなら「最初から色が付いている」というのは完成への距離を縮めるための当たり前の仕組みに見えるかもしれませんが、スケールモデルの色付きボディはちょっと違う。別にこれが完成形というわけではないし、全部塗りつぶしたっていい。でもこの緑色は「とりあえずこの色を活かして組んでみようかな」という選択肢でもあるわけです。何もしていないのに、もうこのミニには少しだけ人格があるっていうか。  レーシング仕様らしく、ノーマルのミニにはないオーバーフェンダーやロールバー、バケットシートといったパーツが用意されています。そして部品を眺めていると、いまさらながらミニというクルマが文字通り本当に小さいことに驚かされます。1/24のプラモデルなのに、ホイールなんて手元にある1/32のアオシマ製楽プラよりもだいぶ小さい。実車の寸法をなんとなく知っているつもりでも、こんなに小さなタイヤをシャーシの四隅に置いて踏ん張っているのか、という実感はまた別物です。オーバーフェンダーがあれほど大げさに見える理由までわかった気がしてきます。  いっぽう車体の中身はまったく軽くございません。最近の1/24カーモデルにはエンジンを省略して外観を気持ちよく組み上げるものも増えていますが、このミニにはエンジンがあり、サスペンションがあり、その周囲の細かな部品までかなり仔細に用意されています。説明書を開けば細かな塗り分け指示が次々と現れて、「これは全部やるのか……」とちょっと怯むくらいです。 しかしボンネットは開閉式。完成したあとにエンジンルームを眺めたいなら存分に塗ればいいし、閉じたまま二度と開けませんよと決意したなら見えるとこだけ気持ちよく作ればよろしい。屋根の色分けや各所のメッキモールも含めて、きっちり仕上げようと思えばやることはいくらでもあります。もちろん緑色のボディをそのまま使い、この小さなクルマのカタチが現れていく様子だけを楽しんだっていい。箱を開けたときにはずいぶん親切そうな顔をしていたのに、手を入れようと思った瞬間にはどこまでも付き合ってくれる。なかなか懐の深いプラモデルです。  しかもこれはレーシングカーであります。箱絵のカラーリングを再現するためのデカールはもちろん入っているけれど、このプラモデルのオーナーはあなたです。きれいなツヤのあるブリティッシュグリーンに仕上げてもいいし、自分のチームがレースに持ち込むならどんな色にするかを考えてもいい。長年使い込まれて塗装がカサつき、ちょっとサビまで浮いたような姿だってミニなら妙に似合いそうです。  カーモデルを前にすると、ついつい「ボディはきれいに塗装して、クリアーを吹いて、研ぎ出して……」と完成までの正しい作法を考えてしまいます。でもこんなに小さなクルマを目の前にしていると、「自分ならこのミニをどんなふうに走らせるかな」と想像するのも同じくらい正しい作法だと思います。昔の名車の栄光に思いを馳せつつ、同時にまだどこも走っていない小さなミニのこれからのことも考えられる。過去も未来も箱の中に入っているのが、このプラモデルのいちばん楽しいところ。特別販売製品のレーシング仕様を見つけたら、まずは箱を開けてこの緑色を味わってください。そこから先をどうするかは、オーナーであるアナタ次第です。そんじゃまた。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 17/09/2026
【コラム】プラモの完成は「撮影」の始まり!小学3年生の息子と楽しむ、今の時代の模型遊び。/ハセガワ 1/32 eもけシリーズ トヨタ セリカLB 1600GT #コラム #自動車 #nippper #プラモデル
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【コラム】プラモの完成は「撮影」の始まり!小学3年生の息子と楽しむ、今の時代の模型遊び。/ハセガワ 1/32 eもけシリーズ トヨタ セリカLB 1600GT
 僕にとって、プラモデルが完成したあとの大きな楽しみが「撮影」です。製作中も、かっこいいと思ったパーツや、塗りがうまくいったところを撮影していますが、やっぱり完成後の撮影は至福の時間。自分で作った模型にカメラを向けながら、「かっこいいな〜〜」とぶつぶつ言っています。みんなも、完成した模型がかわいくてしょうがないですよね! 僕だけじゃないよね! スマートフォンの普及のおかげで、気軽にパシャパシャ撮れるようになったのもいいですよね。  息子が組んで、僕がシールを貼って完成させた「ハセガワ 1/32 eもけシリーズ トヨタ セリカLB 1600GT」。2人で完成させたので、「一緒に写真撮ってみようぜ」と息子を誘いました。幼稚園生の頃にも同じようなことをやったのですが、息子は覚えてないみたい。小学3年生にもなったので、今回は覚えてくれるかな?  僕の撮影スペースはガラステーブルに白と黒のPVCシートを使ったシンプルなものです(シートは画鋲で壁に直付け)。ここに置けばいつでも撮影が可能です。簡単なセッティングだけして、息子にカメラを預けます。小学3年生でも少し大きいみたいで、シャッターボタンにもギリギリ指が届くくらい。僕が息子に与えたアドバイスは「シャッターボタンを半分だけ押して、その後に押し込んでみて」だけ。  息子が「撮れた! 撮れてる!」と興奮気味。僕も息子が撮った写真を見て「できてる!」と合いの手を入れます。「なんとなくわかったから、もっと撮っていい!?」と聞かれたので、どんどん撮ろうぜ! と僕もノリノリになってきました。  体を捻る息子。カメラを傾けているのでしょうか? 彼の動きがまさに目の前の模型と会話している証拠。めっちゃ楽しそうで、俺にもカメラ貸してよ〜〜って言いたくなります。そう、プラモの前ではみんな平等。いつだって少年なのです。  「お父さん、どう!?」と聞かれ、見せられた写真に絶句。上手すぎ謙信。「カメラってすごいね。傾けたり、レンズをみょうんみょうんしてみると(伸び縮みさせているのでしょう)、形が変わって見えるんだね。走っている感じを出してみたくて、傾けてみたんだ」  「そしてこれは下に写っている車の方がカッコよく見えたから、そちらを主役にしてみたよ」  写真と一緒に、息子が目の前の模型と対話した結果まで聞ける。本当に楽しいです。上手く作るとか、きれいに塗るとかも、プラモを楽しむうえで大事だけれど、完成した模型をどう見て、どう撮るかも、今の時代のプラモデルの楽しみなのだと思います。カメラを渡したことで、息子がこの模型のどこをかっこいいと思ったのかまで見えてきた、そんな楽しい時間でした。おしまい。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 16/09/2026
プラモデルの小物接着、もうテカらせない! /リキテックス マットメディウム #工具 #塗料 #nippper #プラモデル
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プラモデルの小物接着、もうテカらせない! /リキテックス マットメディウム
 プラモデルをどれだけ作っても、最後の組み立てでの塗装したパーツの接着だけはいつも緊張の連続です。位置ズレはないか、ポロリと取れないか、そして接着剤がはみ出さないか……心配は尽きません。 しかし瞬着は一発勝負だし、エポキシ系、水性接着剤といった他の接着剤もはみ出ると不自然にテカテカ光ってしまうのが難点。特につや消し仕上げの模型だとそのテカりはよく目立ち、シンナーで拭おうにも下地の塗装まで溶かしてしまうリスクが付きまといます。  そこで今回おすすめしたいのが、画材店などで手に入るリキテックスの「マットメディウム」です。本来はアクリル絵具に混ぜて使うつや消しクリアーのようなペーストですが、これ単体でも接着性があるため模型にとっても非常に優れた特性を発揮してくれます。  マットメディウムがいちばん威力を発揮するのがAFVモデルにOVM(車載工具)や荷物を接着するとき。つや消しや泥汚れを施した車体に小さなパーツを貼るときのストレスが大幅に軽減されます。……というのも、まず第一に乾燥すると透明なつや消しになります。多くの接着剤は乾くと透明になってもテカりが残りますが、これは乾燥するとさすが画材!と言いたくなるほどきめ細やかなマット質感になります。ピグメントで汚したパーツの隙間からはみ出しても質感を損なわず周囲と一体化し、ほとんど見えなくなります。  第二に、ノーリスクで除去できます。サラサラで完全な水溶性なのではみ出した部分も水をつけた綿棒でサッと拭き取れます。ラッカーやアクリルの塗膜を傷める心配はありません。接着し直しも本当にラクです。 第三に、ゆっくり位置決めができます。乾燥は遅めでプラ同士だと15分以上かかります。しかし、遅いがゆえに瞬間接着剤のように一発で位置を固定する必要がなく、じっくりとベストな位置を探れます。またはみ出しのチェック・拭き取りも落ち着いてできますね。  シートなど、凹凸があって密着しにくいパーツには隙間を埋めやすい「マットジェルメディウム」を選ぶとより確実に固定できます。ツヤあり塗装には「グロスポリマーメディウム」がベストです。  肝心な接着力は「強すぎず弱すぎず」で、飛行機の脚など荷重がかかる箇所には向きませんが小物なら脱落の心配はまずありません。AFV以外にも飛行機のキャノピー接着など、一本あると使いどころはたくさんあります。画材コーナーにあるこの1本で、皆さんの接着ライフをストレスフリーにしちゃいましょう!
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nippper.com @nippper.bsky.social · 16/09/2026
【キットレビュー】主役を凌駕するロマンの宝庫!PLAMAX「1/72 VF-1 バルキリー用兵装セット」で叶える大人買いの夢と最高の翼下。 #キットレビュー #ロボット・アニメメカ #nippper #プラモデル
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【キットレビュー】主役を凌駕するロマンの宝庫!PLAMAX「1/72 VF-1 バルキリー用兵装セット」で叶える大人買いの夢と最高の翼下。
 幼いころから、何故だか心惹かれる名わき役「武器セット」。その可能性を広げてくれる存在感と、本体に取り付けた姿を想像させる、整然と描かれたボックスアート。子供の頃はお小遣いの関係もあり、本体を買うのが精一杯で、なかなか名わき役の武器セットにまで手が出ませんでした。  しかし、今はもうそんなことお構いなしです。なぜなら、きちんと労働して納税までしているからね! 「武器セットがオプションで用意されているキットを買うなら、必ず武器セットも買いたい!」。そんな大人の欲望を真っ直ぐに満たしてくれるのが、マックスファクトリーのPLAMAX「1/72 VF-1 バルキリー用兵装セット」です。先行して発売されていたPLAMAXのVF-1ファイターを複数所有しているので、当然のように購入です!  箱を開けると、整然と並んだミサイル等のランナー群が目に飛び込んできます。3連装空対空ミサイル(AMM-1)×4、反応弾(単装・2連装を選択可)×6、ミサイルコンテナ(UUM-7)×4など、おなじみの兵装たちが1/72という手のひらサイズで精密に立体化されています。  ちなみに同シリーズの「ストライクバトロイドバルキリー」にはミサイルコンテナ×4、「ストライクファイターバルキリー」にはコンテナ×2と2連装反応弾×2が標準付属。マックスファクトリーさんのこだわりにも脱帽ですが、この兵装セットがあれば通常のバルキリーにも自由にフル装備させられます。  パーツ一つひとつのディテールが実にシャープで、組み立てのストレスを軽減する工夫にも目を見張るものがあります。特に注目したいのが反応弾のランナー構成。  モナカ割りになっている円型パーツを接着して合わせ目を消すという面倒な工程がなく、円筒状のパーツを上下で差し込む形式なので、複数作る事でただでさえ面倒になりがちな武器の組み立てがストレスフリーでサクサク量産できてしまいます。  この兵装セットの本当の真価は、丁寧に仕上げたパーツを機体の翼下にセットした瞬間に訪れます。手元にあるVF-1たちの翼下に装着していくと、素組みの時にはスマートで流麗だったバルキリーの翼が一変、ゴツゴツとした無骨で凶暴な「攻撃機」としての表情を見せ始めます。重厚感あふれるフル装備状態を横から眺めたときの密度の詰まり具合……思わず「これはマストで買いだな」と実感してしまいます。  子供の頃はなかなか手が出せなかった、名わき役「武器セット」。それを大人になった今、自分自身の手で組み上げ、翼下に装備して卓上に飾る。この圧倒的な満足感と高揚感は、何物にも代えがたいものがあります。ぜひ本体と一緒にこの最強の脇役を手に入れて、卓上のバルキリーを完璧な姿へと昇華させてみてください!
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nippper.com @nippper.bsky.social · 15/09/2026
絶滅した巨大なウミガメのプラモデル/バンダイスピリッツ プラノサウルス アーケロン #キットレビュー #恐竜 #nippper #プラモデル
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絶滅した巨大なウミガメのプラモデル/バンダイスピリッツ プラノサウルス アーケロン
 日曜午前は息子を連れてあちこちに行くのがルーチンとなっており、東京の「そういえば行ったことなかったな」という博物館や美術館を端から埋めていくような毎週を過ごしております(ともすれば二日酔いで1mmも動けないことがほとんどだった過去を考えると劇的な変化であると言えましょう)。今週は「ボートに乗りたい」「公園に行きたい」というオーダーをうまくすり替え上野に行き、ひさびさに国立科学博物館の常設展を訪れました。  恐竜化石はいつでも大人気ですが、私は地球館B2Fに居並ぶスケール感の狂った哺乳類や海棲動物の骨格が好きでございます。そしてふと上を見上げると、そこにはアーケロンの全身骨格がぶら下がっているじゃありませんか。昨日作ったプラモデルの「本当の大きさ」に触れる、偶然としては出来すぎた遭遇です。  骨格と外皮を段階的に組み立てるバンダイスピリッツのプラノサウルスシリーズ最新作、アーケロンです。見た目はウミガメによく似ていますが、アーケロンを含む爬虫綱カメ目プロトステガ科は絶滅している上に現生種のウミガメと近縁なのか遠縁なのかもよくわかっていないらしい。っていうかサウルスというのはトカゲのことなのでアーケロンはぜんぜんサウルスじゃないな〜と思いつつ、カメっぽい生き物の骨格のプラモデルというのがとても楽しそうでうっかり買ってしまった次第。  説明書には「へえそうなんだ」というアーケロンの豆知識がたくさん書かれていて、この骨格の形状も非常に独特の特徴があり、現生種のウミガメとは全く違う構造であるのだ……ということを理解させられます。確かに全長4mのカメの構造をまるまる硬い骨で支えていたらとんでもない重さになってしまうだろうし、「軽量化」というよりもスキマのある骨をもった個体が巨大化/海棲化に有利だったのだろうな……などと素人なりに考えを巡らせることもできます。  外皮のルックはウミガメそのものといった感じで、これで骨格を覆ってしまえばアーケロン的な特徴というのは文字通り隠れてしまいます。パッケージには部分的に外皮を取り付けた状態のカットモデル風写真もあるのだけど、はめ合わせの都合上接着剤を使わないと「半分外皮」にはできないのであしからず。とはいえ、全体を着脱して遊ぶならキットのままでもOK。  骨格を組んでいくと細くて頼りないパーツ同士がガチっと噛み合わさってガッチリとした剛性感を獲得するのがすげえ楽しい!まるでバイクや自動車の鋼管フレームを組んでいるときのような面白さ。肋骨が開放状態にある恐竜と違い、やっぱり甲羅に包まれたカメならではの組み味というのがここには存在します。  胴体下面の歯車みたいな骨が組み合わさったビューにも科学博物館で再会。識者によれば科博のアーケロンは骨格のレプリカというより彫塑として造形されたものに近いという話もあり、確かに頭部の造形とか全体のシルエットの流麗さなんかはまるで宇宙世紀のサブフライトシステムを見るような「そこまでカッコイイことある?」みたいな雰囲気を纏っており、化石の世界もなかなか複雑であるなぁと。  外皮をくっつけると前肢と頭部の可動をお互い妨げない非常に絶妙なパーツのクリアランスに感動します。ガンプラみたいに「動くことが前提のデザインをプラモデル的にアレンジする」というのではなく、あくまで生き物としてのアウトラインを尊重しながら可動ギミックにチャレンジしたときに出てくる旨味みたいなものがあり、バンダイスピリッツ製品ならではの凄味を改めて味わえます。  年少者をターゲットに据えた商品は「簡単に作れる」ということがどうしてもクローズアップされがちですが(そして実際アーケロンはめちゃめちゃ簡単に作れるのですが)、しかし骨格を見てあれこれ考え、そこに外皮を被せると巨大なカメが現れ、さらに動かしてみればプラモデルの設計の妙にも唸らされます。老若男女誰にでもオススメしたい、すごく楽しいプラモデルでした。そんじゃまた。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 15/09/2026
【レビュー】いつでも飛べる、トップガン。ハセガワのF-16Nはあなたを待っている #キットレビュー #軍用機・旅客機 #nippper #プラモデル
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【レビュー】いつでも飛べる、トップガン。ハセガワのF-16Nはあなたを待っている
 おなじみのテーマ曲と、とにかく戦闘機が飛びまわる映画『トップガン』。第3作の製作も正式に発表され、第1作も期間限定ながら映画館で再上映されるなど、その熱はいまだ衰えません。  ところで、海軍のエリートパイロットを鍛える本物の「トップガン」が、F-16を使ってきたことをご存じですか? F-16といえば、世界中で使われている戦闘機としておなじみですが、トップガンでは訓練相手となる「敵役」として採用されました。そのF-16Nを再現したのが、このハセガワ「1/72 F-16N トップガン」です。  F-16とひと口にいっても、じつはたくさんのバリエーションがあります。F-16Nは、アメリカ空軍のF-16C Block 30をもとに、海軍の訓練用として改造された機体です。F-16Cというと、A型よりも垂直尾翼の根元がガッチリしており、後の機体には大きく口を開けたようなインテークを備えるものもあります。しかしF-16Nがもとにしたのは初期のBlock 30。新しいエンジンを搭載しながらインテークは小型で、訓練に必要な装備に絞られた、よりシンプルなF-16です。  グッドモーニング、アビエイターズ! ハセガワの1/72 F-16には、パイロットのアニキも付属します。これからこのアニキが、F/A-18に乗るひよっこどもを教導するのだ。  機首下にある空気取り入れ口「インテーク」の近くに穴を開け、左右に小さなアンテナを取り付けます。これはレーダー警戒装置に関係するアンテナの類で、F-16Nを見分ける特徴のひとつです。後のバリエーションでは取り付け方が変わったため、A型のキットから受け継がれてきた小さなL字型アンテナが役に立つ瞬間は、ここだけかも。こうした細かい違いを忘れずに作れば、完成はすぐです。  照準器に捉えられた航空機を描いた、トップガンでおなじみのマーク。それが、機体に貼る水転写式のシール「デカール」になっています。これは、ほかの世界へ持っていっても意味が伝わりやすいマークになるでしょう。宇宙世紀でもコズミック・イラでも、敵役を務めるモノたちが受け継ぐ、伝統のスゴマークとして活用できるでしょう。  そんなトップガンを感じられるキットが、ハセガワの定番ラインナップのなかにひっそりと隠れています。F-16は組みやすくてパーツ構成もシンプル。さらにトップガンのマークまで付属します。いつでもドッグファイトをしたかったら、かかってこい。ハセガワには、そんなジェット戦闘機の教官となるプラモデルもいるのです。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 14/09/2026
HME2026旅行記。北海道土産にガンプラをチョイスする日が訪れようとは……/ガンプラくん 劇場イメージカラー #トラベル #nippper #プラモデル
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HME2026旅行記。北海道土産にガンプラをチョイスする日が訪れようとは……/ガンプラくん 劇場イメージカラー
 「HME2026」こと北海道モデラーズエキシビション。それきっかけで北の大地へ往訪してきた。25年前、札幌に住んでいた時期があるのだが、’00年代以降はまったく足を運んでなかった自分、いつかまたとは思い続けてきたのだが、そのいつかがプラモデルきっかけとなるとは当時は思いもよらなかった。  ’99〜’01年の札幌といえばサッポロバレーやインバウンドという言葉が跋扈する前。当時、新千歳空港の到着ロビーには馬鹿デカい円柱水槽があり、ウツボとか凶悪な面子がメインを貼っていたのが印象的だった。むしろその水槽が唯一のユニークさだったくらい。それが今やターミナルビルは下手な商業施設よりも立派で、ガンダムベースまで入っている。入店すると模型愛好家よりも一般家族層で賑わっていて、再販されたガンダムXを箱を手にした父親が「これ、お父さんが子どものころ作っていたなー!」と子供に話していた。なにコレ、CMかな?と思えたほど良い雰囲気だった。  北海道のプラモデル文化を担う一翼といわれていたHME。行けたのはDAY1のみだけども大盛況だった。コロナ禍の中断を経ての再開で沸き立つ古参の方たち、この機会にプラモデル展示会に参加した新規卓、それぞれ合わせて笑顔で歓談していたのが印象的だった。来場者も模型愛好家らしき方からカジュアルな家族連れなど幅広く、とにかく賑わっていた。展示された力作、模型ライターの作例、企業ブースなどなど、会場は見応え十二分だったのだが、前述のとおり集う人らが場を楽しんでいる感じが伝わってきて、こちらもなんだが気分が良くなってくる。そんな現場だった。  そして「北海道モデラーズエキシビションついでの北海道往訪、凄く良かったよ」という話に続けたい。内地(道外在住者)の人間が北の大地へ向かう機会というのは、そうそうあるものではない。大半は北海道物産展で満足している。「HMEというのが開催されるらしい」の一点で腰をあげた今回。プラモ好きであれば会場のプラモ愛好家らとコミュニケーションは自然と発生し、ご当地感がより深いものとなっていくという、プラモ好きの北海道旅行としては最良すぎる機会となったのだ。自分はバイクレンタルをして積丹半島を巡るという、北海道ツーリングを堪能してからのHME会場入りを果たしてきた。レンタカーを借りて北海道を巡るのもナイスだと思う。「今年は北海道らしい爽やかな夏が帰ってきた」と現地の方らが言っていたので、今回の開催日程はあまりにもジャストだったのだ。次回も同じような時期に開催となれば北海道アゲイン、抗えないなー。皆さんもHME、要チェックで。  新千歳空港のガンダムベースの話にもどるが、膨大な限定アイテム、再販商品を前にしてガンプラ欲を抑えるのに必死だった。なぜなら只今絶賛、HGアリュゼウスという大物相手に取っ組み合いしている最中なので、重たいキットは控えたい思いがあったのだ。そんな中、あまりにちょうど良かったのが『1/1 ガンプラくん 劇場イメージカラー』だった。ガンダムベース限定感あってお土産らしさあるし、なによりサクッと組み上げれそうだったので我ながら良いチョイスだと思えた。しかもだ。  HME2026メインビジュアルとこのガンダムくん劇場イメージカラーがまさかのジャスト・イン・タイム(?)。 いや、狙って買ってないからね!? HMEサブリミナル効果でこのガンダムくんをチョイスしてしまっただけだから! どうあれ、ガンダムくんの台座にHMEステッカーを貼り付けて「俺の北海道モデラーズエキシビション、これにて見事完走!」と、充実感に満たされるのであった。以上、HMEの次回開催を切に願う。今回得た旅のメソッドをより昇華させて、北海道をもっと楽しみたいぞー!
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nippper.com @nippper.bsky.social · 14/09/2026
【工具レビュー】模型作りに“第三の手”を!塗装も接着も驚くほどラクになる「グリーンスタッフワールド マルチホルダー」 #工具 #nippper #プラモデル
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【工具レビュー】模型作りに“第三の手”を!塗装も接着も驚くほどラクになる「グリーンスタッフワールド マルチホルダー」
 プラモデルや模型の製作では、小さなパーツを切ったり、塗ったり、狙った場所へ接着したりと、指先を使う細かな作業が何度も登場します。そこで大切になるのが、作業するものをしっかりと「固定すること」です。パーツや模型が動かないだけで、刃物や筆を狙った場所へ正確に当てられ、接着する位置も決めやすくなります。さらに、模型を支えるために使っていた片手が自由になれば、両手を使ってより繊細な作業が可能になります。  「好きな角度で浮かせておきたい」「どこにも触れずに塗装したい」「もう一本、手があれば……」。模型を作っていると何度も直面する、そんな“固定の悩み”をまとめて解決してくれるアイテムがあります。  それが、グリーンスタッフワールドの「スタンド付きワークホルダー」です。模型製作に頼もしい“第三の手”を加えてくれます。万力のように対象物を挟んで保持できるほか、付属のピンとゴムを使えば、傷をつけたくないパーツやキットもやさしく固定できます。作業するものに合わせて、保持方法を選べるのが大きな特徴です。  万力で挟めるものなら、このようにガッチリと固定できます。ホルダーの角度を柔軟に変えられるため、手では支えにくい姿勢のまま保持することも可能。土台にはしっかりとした重さがあり、傾けても簡単には倒れません。片手で模型を持つ必要がなくなるので、両手を使って作業に集中できます。  付属のピンとゴムは、土台が付いたキットを固定するときに真価を発揮します。キットの土台をピンとゴムで押さえてしまえば、塗装中に本体へ触れることなく、さまざまな方向から筆を入れられます。さらに、ピンの位置や形状を工夫すれば、いろいろな大きさや形のものを固定できそうです。  個人的に、最も効果を実感したのが接着作業です。例えば、このような木を作る場合。幹をホルダーに固定しておけば、片方の手で枝を接着位置に合わせ、もう片方の手で硬化促進剤を吹きつけられます。両手を自由に使えるので、細い枝を狙った場所へ次々と接着でき、いつもの数倍の早さで作業が進みました。塗装、接着、加工など、使う人や作るものによってさまざまな活用方法が考えられるアイテムです。「ここで誰かに持っていてほしい」という小さなストレスを解消してくれるワークホルダー。ガッチリと固定して、模型製作をもっと快適に楽しみましょう!
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nippper.com @nippper.bsky.social · 13/09/2026
【コラム】北の大地でガンプラを紛失し、それを取り戻した話。 #トラベル #nippper #プラモデル
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【コラム】北の大地でガンプラを紛失し、それを取り戻した話。
 nippper副編集長フミテシとHME2026(模型展示会ね)に出展するため羽田空港からフライト。札幌行くの3年ぶりのワタクシ、新千歳空港に到着するなり足を運んだのはガンダムベース アネックス新千歳空港。ターミナル4Fに昨年オープンしたこの店舗、そこまで大きくないけどやっぱりガンプラがずらずら並んでいるとだいぶ盛り上がります。新千歳空港でしか買えないアイテムはなかったんだけどさ、やっぱりこう、なんか買いたくなるわけよ。  つや消しのパッケージに浮世絵っぽいタッチで描かれたボックスアートがイケてるENTRY GRADE 1/144 νガンダム [浮世絵パッケージVer.]とフィン・ファンネルをセットで買うのもいいけども〜!通常パッケージのセットなら家にあるしな〜(アホすぎる)。  「1/100HGのガンダムエックスディバイダーが再販!?」とブチ上がる副編集長フミテシ。このギトギトしたスジ彫りとかバヨバヨにムラのあるブラックメッキとか、やっぱりイマドキのシュッとしたガンプラとはまた違った味わいがすげーかっこいい。2周くらい回っていまならこれをオシャレに仕上げられる気がする!  と、会話をしているうちにフミテシは黒いガンダム(HGUCのエコプラ版RX-78-2)にデカールも追加してお買い上げ。クッソー俺もなんかほしい。なんだろう。HG 1/144 ガンダムベース限定 ド・ダイ改(21st CENTURY REAL TYPE Ver.)だね。上に乗せるものはあとで考えよう。家に帰ればガンダムMk-IIは売るほどあるし。百式も息子の100日祝で作ったやつがまだあるぜ。  で、エアポート快速で札幌駅へ。網棚にガンプラの入った袋を置いてこれから会う人や買い出しをしなければいけないモノのことなどを話しながら脳は「はやくビール飲みたい」の一色に。札幌駅の改札を出て足取り軽くスーツケースを引きながら……あれ、なんか足取り軽すぎるな……。ふたりとも完全に網棚のガンプラのことを忘れていました。アホすぎますね。こういうのを「浮かれている」と言います。諦めてビールを飲みましょう。  ビールを飲みながら知ったのですが、JR北海道を始め日本の公共交通機関は現在「find chat」という忘れ物や失くし物の検索をしてくれるサービスを導入しているんですね。忘れた場所、時間、モノの特徴を入力しておくと、誰かが拾得してくれたときにそのデータをAIが照合して「あったよ!」と通知してくれる。なんなら「拾ってくれてありがとう」も拾得者に伝えられる。すごい時代です。 というわけで、東京へ帰る日に札幌駅で無事ぼくらのガンプラと再会し、家に帰ったら組むぞ〜とワクワクしながら帰宅。拾ってくれた人よありがとう。保管してくれていたJR北海道よありがとう。旅のワチャワチャで3倍輝いて見えるガンプラをこれから組もうと思います。そんじゃまた。
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nippper.com @nippper.bsky.social · 13/09/2026
【コラム】同じプラモなのに、同じ体験にはならない。だから模型は何度作っても面白い。 #キットレビュー #コラム #軍用機・旅客機 #nippper #プラモデル
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【コラム】同じプラモなのに、同じ体験にはならない。だから模型は何度作っても面白い。
 プラモデルの面白いところは、同じキットでも、出会った時期やそのときの製作環境によって、まったく違う楽しみ方ができることです。たとえ以前に作ったことがあっても、使う工具や塗料、自分自身の経験が変われば、完成までにたどる道も、出来上がる模型も変わってきます。  先日、「ハセガワ 1/48 ドイツ空軍 メッサーシュミット Bf109G-6」を久しぶりに作りたくなり、買ってきました。一度完成させたことのあるキットなので、箱を開ければ、パーツがどのように組み上がっていくのか、その道筋はなんとなく頭の中にあります。  しかし、初めて作ったときと今とでは、大きく違うものがひとつあります。それが、僕の手元に「水性アクリルマーカー」があることです。nippperの記事でもご紹介してきた水性アクリルマーカーは、プラに直接塗装ができて、乾燥も早く、塗りムラも目立ちにくいという特徴があります。蓋を開けるだけで塗装準備完了という手軽さも最高です。  この水性アクリマーカーがあれば、筆や塗料を準備することなく、コクピットの内部や細かなパーツといった組み立ててしまうと筆が届きにくくなる場所も、スルスルと快適に塗装できてしまいます。このAKインタラクティブの「AKリアルカラーマーカー RLM66」はドイツ軍のコクピット内部を塗るために調色されたグレー。ペン先を動かしていくだけで手早く色が入っていきます。2分ほどでしっかりとコクピットの内壁が塗りあがります。  こういった小さなハンドルパーツを塗る時なんて、「水性アクリマーカーを持ってて本当に良かった」と思える瞬間です。  水性アクリマーカーは重ね塗りもできます。銀を塗りたい時に先に黒を塗って、その上から銀を塗れば透け感のない重厚なシルバーにもなります。手軽かつかっこいい質感も模型に与えることができるのです。こちらはArrtxの「アクリルペイントペン 10本セット(黒4 白4 金1 銀1)」を使用しています。このセットは模型塗装でめちゃくちゃ活用できるのでおすすめです。  初めてこの「ハセガワ 1/48 ドイツ空軍 メッサーシュミット Bf109G-6」を作ったときには持っていなかった便利なマテリアルによって、今回はより軽快に、サクサクと作業が進んでいきました。この「前よりもうまく進められた」という小さな成功体験が、プラモデルを作る楽しさをさらに大きくしてくれます。  プラモデルが完成までにたどる道は、決してひとつではありません。同じキットであっても、自分が積み重ねてきた経験や、今使っている工具、塗料やマテリアルによって、その道筋は何通りにも変化します。作っている途中に起きたことや、うまくいったこと、ときには失敗したことまで含めて、ひとつの工程がドラマとなり、最後には模型という形になって目の前に現れる。だから僕たちは、同じプラモデルを何度作っても、何度塗っても楽しめるのだと思います。
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