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「生まれたくなんかなかったのに それでも生きるための哲学」(小島和男著/幻冬舎新書)を読んで|ek(えこ)
まずは、反出生主義という理論、この本で用いられている「(人間は)生まれてこなければ良かった」と感情的な「(わたしなんか)生まれてこなければ良かった」は、区別した方が良いとわたしは思っている。何故なら前者は「だからさっさと死ねば良い」という風には用いられておらず、むしろこの本においては「それでも生を得てしまった以上はどう生きていくか、どう生を続けるか」が考えられている一方で、後者は比較的容易く「死に...