本日伺った博物館で、「特別展が今日初日なのでよかったらぜひ」と施設の方に勧められて常設展と一緒に拝見しました。
ロシア方面の少数民族の花嫁衣裳で、背面に美しい刺繍が施されています。一族の繁栄を願うモチーフとのことですが、一族の象徴である一対の鹿、その下に樹の上に止まる鳥たちの姿が描かれています。
この樹は「生命の樹」であり、その枝にとまっている鳥はこれから生を担う子供たちの魂。樹の根元まで降り、母体となる花嫁の体内に入り身籠るという意味をもっているそうです。
もし、なんらかの不幸で子が宿すことができなくなった時は再び「鳥」となってこの生命の樹の枝に戻り、次の受胎まで待ち続けます。