灯 @akari-torchlight.bsky.social · 12hそうしてかの有名な一節が飛び出す。 "イギリスの人民は〔自分たちを〕自由だと思っているが、それは大まちがいだ。彼らが自由なのは、議員を選挙する間だけのことで、議員が選ばれるやいなや、イギリス人はドレイとなり、無に帰してしまう。"(p.133, ll.13-5.) このルソーの批判を、余所事だとは私は思えない。彼のもつ文字通りロマン主義的な直接民主制への憧れに説得されることはないだろうと考えていたが、現代日本や合衆国における堕落と腐敗を思い浮かべれば、(私は議会制民主主義の価値をルソーに対して提示できるのか?)という疑問を自分自身に投げかけ、取り組むべきなんだとも思えてくる。 110
灯 @akari-torchlight.bsky.social · 12h ……以上の書きまとめでは、私が自分なりの補足をしすぎているきらいはある。 いずれにせよ、ルソーは代議士によって構成される立法議会、およびそれをもって成立する間接民主制をキッパリと拒絶する。「主権は代表されえない」、「(主権の存する)一般意志は代表されえない」というフレーズは、彼の立場を端的に表していると言えよう。 110
灯 @akari-torchlight.bsky.social · 12h人民にとってはじめは「合理的」選択肢であった政治的無関心は、個人の力ではどうにもならない経済的不況なかで、ついには心理的強制となる。こうしてひとは政治に関心をもつ自由を気づかぬうちに失うのである。 "国事について誰かが「わたしに何の関係があるか?」などといい出すやいなや、国家はもはやほろびたものと考えるべきである。"(p.133, ll.2-3.) 100
灯 @akari-torchlight.bsky.social · 12h だが続く箇所では、よりドライでクールな社会構造をまなざす立場から、この問題が捉え直される。 共和的に"うまくいっていない"国家や社会、つまり、人民の意志が公正に汲まれ法律に反映されることの少ない社会では、個人の内心において政治的関心が低下することは一定の合理性を持ち得てしまう。けれども、そうして人民が主権者としての力を行使することを怠ったからといって、政府が改善されることはない。むしろ反対に、政府はますます統治者自身の個別意志従った政治を進めるだろうし、立法議会においても代議士は党派的利益を優先するばかりとなろう。国家は益々衰退し、そのうちに人民は食い扶持を稼ぐだけで青息吐息となる。 100
灯 @akari-torchlight.bsky.social · 12h ルソーは、共和国の立法が齎す利害を、他ならぬ自分もまたその不可欠な一部である「主権者」全体の利害として正しく認識し、真剣に受け止め、配慮する義務を、金銭と引き換えに他の誰かに代行してもらおうとする個人を、国家を衰退と滅亡へと陥れる怠惰の持ち主とみなして非難する。 "(…)市民たちが自分の身体でよりも、自分の財布で奉仕するほうを好むにいたるやいなや、国家はすでに滅亡の一歩前にある。(…)怠惰と金銭のせいで、彼らはついに(…)祖国を売りわたすために代議士をもつにいたるのだ。"(pp.131-2) 100
灯 @akari-torchlight.bsky.social · 13h ルソーは、他ならぬ主権者としての人民の合法的──この合法的という語でルソーが前提しているのは、頻繁な市民同士の交流は党派を生じ、一般意志の実現を不可能にしかねないという彼に独特の懸念であろうという点には注意したい──集会は、統治者(行政府)にとって恐ろしいものに違いなと指摘する。 "だから、彼らは、集っている市民に、いやがらせをするために、つねに、配慮、反対、妨害、甘言を惜しまなかった。"(p.131) 100
灯 @akari-torchlight.bsky.social · 13h ルソーは、人民が定期的に集会し、紛れもなく彼ら自身が手によって直接的に立法が行われることを、共和的国家の不可欠な特徴とみなした。彼のこの部分の議論の流れを読むと、以下の事柄が自ずと想起される。 市民による集会・デモンストレーションと、それに対する行政府の態度との緊張関係は、当然ながら、今日でも世界各地で言及され議論されるポイントだ。それどころか、哀しいかな、あろうことに人民の主権を代表するはずの立法議会の代議士のなかにさえ、己の義務と使命の本分を弁えずに、人民の集会を揶揄したり非難したりする者たちが少なくない。 100
灯 @akari-torchlight.bsky.social · 13hついに代表制の話が来ました! お ま た せ。 やはり、ルソーは代表制に否定的だ。彼の考える「共和制」のなかに、いわゆる(立法議会についての)代表制民主主義が占める場所はない。(p.133) 110
灯 @akari-torchlight.bsky.social · 12/10/2026 素直になれない格好悪さがありました、ごめんなさいとお話。 そこから、子の話も。悪い振る舞いや腹立つところ、嬉しい成長とか。最近いよいよ本好きっぽい様子がみられるんだよね〜と。 010
灯 @akari-torchlight.bsky.social · 12/10/2026第三編、第六章、最終段落めちゃくちゃいい。 "悪い政府の下では、しのばねばならないことは、誰でも知っている。問題は良い政府を発見することであろうに。" 000
灯 @akari-torchlight.bsky.social · 12/10/2026 ルソーは、選挙された複数の行政官から構成される政府(彼の言葉で言えば「選挙による貴族政」)をもっとも共和主義にかなう政体として論じる。 今で言うところの大統領制は勿論、議院内閣制ですら、ルソーの定式化に拠る限りは「君主政」に近いと言えるだろう。彼がこれらの政体について述べる危険は現代の政治的現実にも通用するものだ。 110
灯 @akari-torchlight.bsky.social · 12/10/2026すごくあほらしく筋違いな疑問かもしれないけど、ルソーはやはり、およそ代表制議会というものを考えなかったのかな…(せめて第四篇まで読まないとわかんないよね) 010
Reposted by 灯五月舟🟪フネ @fune5.bsky.social · 10/10/2026エバーエコー/Everecho 消しゴム食べちゃダメだよ! #Reverse1999 #リバース1999 09227
Reposted by 灯武政 諒 Ryo Takemasa @ryotakemasa.bsky.social · 09/10/2026The Rice Fields Welcoming Autumn (2025) Available as art print: www.inprnt.com/gallery/ryot... 011119
Reposted by 灯武政 諒 Ryo Takemasa @ryotakemasa.bsky.social · 02/10/2026Harvest Season (2018) Available as art print: www.inprnt.com/gallery/ryot... 015039
Reposted by 灯武政 諒 Ryo Takemasa @ryotakemasa.bsky.social · 28/09/2026School Road by the Sea (2026) Available as art print: www.inprnt.com/gallery/ryot... 014231
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Reposted by 灯u @dju0815.bsky.social · 08/10/2026Blueskyでも告知してほしいとの声があったので来ました リバース1999上映会やります‼️(予定) 数問だけですぐに終わるので、アンケートもしよろしければ参加不参加問わずご協力頂けると助かります‼️⬇️ docs.google.com/forms/d/e/1F... 02219
Reposted by 灯buncho108 @buncho108.eurosky.social · 08/10/2026米国のNCMEC(全米行方不明・被搾取児童センター)が、過去身元の判明した複数の児童の性虐待被害の画像を使い、新たな別の児童の顔を加えて合成CSAMが作られた実例を報告しています。 被害を受けた児童の体と、別の児童の顔が使われた例です。被害児童の地獄は、フリー素材として永遠に合成され享受され続けます。 楽しいディープフェイクポルノの材料は犯罪です。 PDFの4ページに出ています。 oversight.house.gov/wp-content/u...oversight.house.gov 03828
灯 @akari-torchlight.bsky.social · 08/10/2026 こういうフレームワークを前提にするなら、「共和王国」が矛盾した句に見えなくなる。 ルソーの思想のうち共和主義と呼べそうな側面においては、「君主の不在」じゃなくて、"立法権"を君主の掌握から人民へと奪還すること、すなわち主権在民の実現が重視されていたんだろう。君主は残るかもしれない。けれども、それはあくまでも、国家の全体的な法を特殊な事例へ適用し、そうした行政行為を通して自らを主権者の一般意志と人民との連絡係とするような、そんないち行政官としてである、と。 100
灯 @akari-torchlight.bsky.social · 08/10/2026uttu.merui.net/gallery/wall... 美しすぎる😭🙏✨uttu.merui.netWallpapers - A Night of Euphony | Reverse: 1999Wallpapers for A Night of Euphony 010
灯 @akari-torchlight.bsky.social · 08/10/2026この定義から行くと、ほとんどあらゆる内閣を持つような政治制度は「貴族政」、大統領を持つような政治制度は「君主政」ということになる。(フランスのような、「双頭-制」は?) 100
灯 @akari-torchlight.bsky.social · 08/10/2026"だから公共の力にとっては(…)適当な代理人が必要である。これが、国家において政府が存在する理由であり、この政府は不当にも主権者と混同されているが、政府は主権者の公僕に過ぎないのだ。"(p.84) "政府がみずから、なんらかの専制的な、勝手な行為をしようとするやいなや、全体の結合がゆるみはじめる。ついに、統治者が主権者の意志よりも、もっと積極的な個別意志を持ち、そしてこの個別意志に服従さすために、その手中にある公共の力を使用し、その結果、いわば法律上と、事実上の二つの主権者があることになれば、直ちに社会結合は消滅し、政治体は解体するだろう。"(p.88) 高市早苗に20回音読させたい。 110
Reposted by 灯みすず書房 @misuzushobo.bsky.social · 08/10/2026【近刊】『右派と対話する――ドイツ発、もう少しましに〈争う〉ための試み』パー・レオ/マクシミリアン・シュタインバイス/ダニエル=パスカル・ツォルン著、小野寺拓也・西山暁義訳。見本が出来上がりました。10月16日刊行予定です。 www.msz.co.jp/book/detail/... 0222