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岡田一実

@2d3n13.bsky.social
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俳人・岡田一実。句集に『境界ーborderー』(2014)、『新装丁版 小鳥』(2015)、『記憶における沼とその他の在処』(2018) 、『光聴』(2021)、『醒睡』(2024)『余光』(2026)、 単著に『篠原梵の百句』(2024)HAIKU,for its own sake.

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岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 30/09/2026
日本記号学会編『繭の記号論 技術をめぐる倫理・芸術・哲学』(新曜社、2026)、読了。 「繭」の概念はイタリア出身の哲学者エマヌエーレ・コッチャに由来する。技術は生の最も内的な表現であり、自己同一性を手放し、自分自身が変容すると同時に、それが関わる自己との関係性をも変化させる。 第Ⅱ部「繭のアルス――先端技術とメディアアートの行方」は特に面白く、そのなかでも石橋友也「『失敗の可能性』からバイオアートの技術実践を考える」という論文がかなり興味深かった。やや「常識」を逆撫でするところが「バイオアート」にはあると感じた。 総じて、実に面白い内容だった。 #読書
がまくんとかえるくんと日本記号学会編『繭の記号論 技術をめぐる倫理・芸術・哲学』(新曜社、2026)
000
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 28/09/2026
鷹羽狩行『誕生』、再読読了。 いつも良い意味でキザだなと思う。これが段々とカラオケ節化してくるのだが……。 山口誓子の序に反して、「結婚/吾子」というテーマより前の句が良いなと、今回は思った。 空林に凧の一糸が透き走る 上京以後幾旬過ぎし鰯雲 蝶凍てて西方へ天落ち窪む 螢籠置きてぎつしり畳の目 海に出て群あざやかに稲雀 月明きこととは別に野外劇 雁過ぎしあと全天を見せゐたり 花満ちし蓮田を市電ともし過ぐ 全燈を点けての後も枯野汽車 航終る陸の雪甲板の雪 地の霜を傷つけし巻尺を捲く 薔薇展混む濡れ洋傘の倒れし音 出航や花束で指す遠雪嶺 輪をせばめやまぬ鳶ゐて寒葬 芝焼いて煙草は別の燐寸擦る
120
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 28/09/2026
「うまい」のに、どうしてこんなにつまらないんだろう。この厄介な感覚を、そろそろ「好みの問題」で片づけるのはやめようと思います。俳句を読んで、ときどき退屈してしまうあなたへ。 世界を意味にしないために――俳句における「物の抵抗」|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
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世界を意味にしないために――俳句における「物の抵抗」|岡田一実
1. はじめに 俳句を読んでいて、「うまい」と思うのに面白くないことがある。 比喩は鮮やかで、季語も働いている。意外な言葉が衝突し、生や死、戦争、記憶、家族といった大きな主題も十七音に立ち上がる。欠けているものが見当たらないのに、面白くない。 私が退屈を感じる句の多くは、世界を「意味」へ回収する力が強すぎる。 2. 意味になる木 目の前に一本の木がある。孤独を読むことも、老いや戦争の記憶...
000
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 24/09/2026
鰯雲はなやぐ月のあたりかな 高野素十
010
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 24/09/2026
角川「俳句」10月号、特集「遊びのすすめ」に「俳諧味再考 態度と言葉のあいだ」を寄稿しています。 前半は「俳諧」の歴史と本質、後半は具体的に句を引いてご紹介しています。 お手にとって頂けると幸いです! #読書
がまくんとかえるくんと角川「俳句」10月号
041
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 22/09/2026
帳簿が合うより一銭の「下手み」が欲しい。そんな俳句の不思議を書きました。秋なのに牡丹の句。嗚呼。 一銭合わない俳句――「下手み」は理想美に抵抗できるか|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
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一銭合わない俳句――「下手み」は理想美に抵抗できるか|岡田一実
上手な俳句には、収支が合いすぎているものがある。 季語を置き、ものを置き、言葉を選んで切れを作る。取り合わせに絶妙な距離をとる。十七音を読み終えると、それぞれの言葉が完璧に役割を果たし、余剰も不足もない。 なるほど、と思う。美しい、とも思う。 そして、それで終わってしまう。 人は俳句に慣れるほど「収支を合わせる」のが上手くなる。余計な言葉を削り、説明を避け、季語を働かせる。推敲のたびに比喩...
020
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 16/09/2026
「Obsidianの最大の欠点」は、「マメな人にしか向かないこと!」なんじゃね?私は一瞬で諦めた。
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Reposted by 岡田一実
松本てふこ @tefcomatsumoto.bsky.social · 16/09/2026
【大拡散希望】11月10日(火)の19時からNHKカルチャーでオンライン句会を行います!開催日は暦の上では冬ですが、兼題は晩秋の季語の「冬支度」。 リアル句会に行けない人にオススメです!見逃し配信もあり! www.nhk-cul.co.jp/sp/programs/...
nhk-cul.co.jp
NHK文化センターさいたまアリーナ教室:もうすぐ冬支度!晩秋ナイト句会
01014
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 16/09/2026
千代田葛彦『旅人木』、読了。 初めて知った俳人。 「馬酔木」同人。「賜る俳句」を標榜しており、それは〈「識域以下のいのちの存在が、純粋直観によってことばに結びつくということ、私の魂が造化のいのちにつながる瞬間において私なりの大宇宙を持つということ、そしてそういう機会に恵まれる素地を培い鍛えて、情緒をより潔くしておくということ」であり、決して消極的な待ちの姿勢を意味するものではない。天啓を希求する積極的な姿勢を内に秘めた、高い次元での待ちの姿勢なのである〉と有働亨の解説にある。高らかに、やや仰々しく歌い上げる作風。 #読書
110
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 15/09/2026
「私たち」という言葉を、あなたはどんな言葉だと思いますか。 一見すると、とても穏やかな一言です。けれど、私はどうしても立ち止まってしまう。なぜなのか。少し考えてみました。 「私たち」の怖さ|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
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「私たち」の怖さ|岡田一実
虫の音や私も入れて私たち 野口る理 野口る理『しやりり』ふらんす堂、2014年 私がいる。そして、ほかの誰かがいる。そこへ「私」を含めれば、「私たち」になる。ごく当たり前のことを言っているようで、私はこの「私たち」に少し怖さを感じる。 「私たち」は、単なる複数ではない。「人々」や「彼ら」なら、その集団を外側から指すことができる。しかし「私たち」には必ず発話者である「私」が含まれる。そして「私」...
000
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 15/09/2026
悲しいから、悲しい句を書くのだろうか。 作者の「心」へ帰る前に、一句の言葉を見る。 大塚凱句集『或』から、抒情が生成する場所を考えました。 「も」があるから、寂しい――抒情はどこから来るのか|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
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「も」があるから、寂しい――抒情はどこから来るのか|岡田一実
​抒情とは何だろう。 ​作者の内部に感情があり、それが言葉となって外へあらわれる。作品を読むことは、その言葉を通して作者の心に触れることである。抒情は、しばしばこのような「心の表出」として語られる。 ​しかし、作品を読んでいると、順序が逆に感じられることがある。心が先にあって言葉を選んだのか。それとも、この言葉が置かれたことで、初めてその情感が生まれたのか。 ​毛布抱いても貰つた花が枯れてゆ...
110
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 15/09/2026
山本健吉『定本 現代俳句』、角川ソフィア文庫から新装版が出るのか……。 ジェンダー視点の古さや「写生」への理解の乏しさなどはあるけれど、批判的に読むなら良い本だと思う……。 平井照敏『現代の俳句』も再版して欲しいところ……。
100
Reposted by 岡田一実
新刊発見bot @discover.sinkan.net · 09/09/2026
2026年9月25日 『定本 現代俳句』 山本健吉 (KADOKAWA) [eBooks] sinkan.net/?asin=BW0002755026&actio… #新刊情報 #sinkan
sinkan.net
2026/9/25 定本 現代俳句 山本健吉 [単行本] | 新刊.net
2026-09-25 発売 定本 現代俳句 山本健吉 KADOKAWA 単行本
001
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 13/09/2026
平井靖史『はじめてのベルクソン 時間をひらく哲学』(講談社、2026)、読了。 熱量の高い入門書。 本領発揮なのは第三章「私と世界を時間でつなぐ ――『物質と記憶』が描く持続のスペクトル」なのだが、ここは平井の『世界は時間でできている――ベルクソン時間哲学入門』(青土社、2022)の方が詳しい。むしろ、村山達也『ベルクソン入門』(青土社、2025)で「『目的論』的な間違い」と否定された「エラン・ビィタル」が、第四章「生命の創造性を解き明かす――『創造的進化』が捉える進化のからくり」で「探索・推進」と解釈され直して復活を遂げているのが興味深った。 #読書
がまくんとかえるくんと平井靖史『はじめてのベルクソン 時間をひらく哲学』(講談社、2026)
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岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 09/09/2026
つまらない俳句を、上手に書く。 俳句に慣れるほど、それができてしまう。 「美しいですね」で終わりたくない人へ。 美しい俳句は、なぜつまらないのか|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
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美しい俳句は、なぜつまらないのか|岡田一実
書展に行った。第37回 愛媛独立書展である。 展示された書を、かなり近くからまじまじと見た。すると、文字の形よりも、筆がどこから入り、どちらへ動き、どこで力を加え、どこで抜けたのかが気になってきた。書き順が見えるのである。 ここから入って、ここで曲がって、ここで筆を返したのだろう。かすれや墨溜まりを辿ると、すでに終わったはずの運動が、こちらの目の前で動き出すように感じられる。一本の線に、速さも重...
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岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 09/09/2026
つまらない俳句を、上手に書く。 俳句に慣れるほど、それができてしまう。 「美しいですね」で終わりたくない人へ。 美しい俳句は、なぜつまらないのか|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
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美しい俳句は、なぜつまらないのか|岡田一実
書展に行った。第37回 愛媛独立書展である。 展示された書を、かなり近くからまじまじと見た。すると、文字の形よりも、筆がどこから入り、どちらへ動き、どこで力を加え、どこで抜けたのかが気になってきた。書き順が見えるのである。 ここから入って、ここで曲がって、ここで筆を返したのだろう。かすれや墨溜まりを辿ると、すでに終わったはずの運動が、こちらの目の前で動き出すように感じられる。一本の線に、速さも重...
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岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 09/09/2026
古賀まり子『洗禮』、読了。 「馬酔木」はこの頃病床俳句を評価する場となっていた。まり子も、秋櫻子の選を受けながら、清瀬病院で作句。 心情をそのまま詠う句柄。 個人的にはやや採りづらかった。 山茶花に立ちて入日をみて居りぬ 昼ふかき囀りやがて夢となる 蚊帳吊りて病めばひとりの夕ながし #読書
110
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 04/09/2026
50歳になりました! 50代はより身軽に生きたいな。 しがらみを少なく、小さく、楽しく! 俳句は私にモノやコト、言葉を豊かに味わうことを教えてくれます。 しっかり作って、しっかり読んで、またしっかり作って、の繰り返しで味わい尽くしていきたいです! あなたと一緒に!Haiku Love!!
040
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 03/09/2026
橋爪恵子『ガストン・バシュラール 芸術と科学の間』(2025、東京藝術大学出版会)、読了。 本書は、フランスの思想家ガストン・バシュラールにおける芸術と科学の関係を五章立てで論じる。第一章は両者の対立、第二章は想像力を軸にした類似性、第三章は互いを区別しつつ補い合う相補性、第四章はヘーゲル的な弁証法的関係を扱い、第五章では孤独・休息・活力・幸福といった観点から芸術を捉え直す。科学と対比される存在として芸術を位置づけながらも、両者が相互に益をもたらす可能性を探り、バシュラールの思想における知性と美の関係、そして日常における芸術のあり方を問い直す一冊。
100
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 02/09/2026
現代俳句協会、退会完了! 16年間の在籍でした。 みなさま、ありがとうございました。
010
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 01/09/2026
九月になりました。 岡田一実最新10句「姫」をお届けします。 お楽しみ頂けると幸いです!
姫   岡田一実
旅といふ葛が端から滅し昏
延胡索地の上(へ)のあれは幅なす知
鹿殺し河の深みを裂く大臣(おとど)
くねくねで降り溝蕎麦が知能引く
萩それが悔に障りて襞を鳴く
無花果と没して夕べ裏返る
見ろ 処暑の線が久遠へ 退(しざ)る世で
九月から零月を引き白む墓
昨日(きぞ)でもし林檎たなびく 行かば錨
鳩吹くや姫で闇など渇く酸
010
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 01/09/2026
読書の秋。 #読書
030
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 31/08/2026
PDF句集『泳』は公開を終了いたしました! DLくださった方々には感謝! 思いのほか多くの方にDLしていただきました。 さて、9月です。9月には9月の俳句を!まだまだ俳句は面白い!! 引き続き、よろしくお願いいたします!
010
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 30/08/2026
本日2本目の記事! 山口誓子の一句がひらく、明瞭だけれど少しおかしな世界。 泳ぎは、いつ歩行になるのか。 「その境」をしつこく考えてみました。 泳ぎから歩行に移るまで|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
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泳ぎから歩行に移るまで|岡田一実
1.はじめに 山口誓子に、次の句がある。 泳ぎより歩行に移るその境 山口誓子 山口誓子句集『青銅』春秋社、1962 何が書かれているのかは、すぐにわかる。泳いでいた人が浅いところへ来る。足が底につく。身体を起こし、やがて歩き始める。泳ぎから歩行へ移る、その境目である。 難しい言葉はない。構文も明瞭である。情景も容易に思い浮かぶ。 だからこそ、にわかに困惑する。 それで? この「それで?...
000
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 29/08/2026
意味はわかる。情景も浮かぶ。でも「で?」と思う俳句がある。 その「で?」はどこから来るのか。 「読みやすさ」と「よさ」は同じなのか。評価の型、驚き、認識の更新から考えました。 「で?」の詩学――俳句と処理流暢性|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
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「で?」の詩学――俳句と処理流暢性|岡田一実
1.はじめに 俳句を読んでいて、意味はわかるのに、「で?」と思うことがある。 言葉は平明で、構文も取れる。情景もおおよそ浮かぶ。それでも、なぜこれを俳句として提示したのか、どこを面白いと思えばいいのか、というところで読む手が止まる。 反対に、読んだ瞬間に情景が立ち上がり、作者の発見までわかり、その発見のよさもわかる句がある。「よく見ている」「措辞が巧みだ」「季語が効いている」という評価の言葉まで...
010
Reposted by 岡田一実
鈴木牛後 @usiusiro.bsky.social · 25/08/2026
「WEB版現代俳句」9月号に、『鄙の色』の自選30句と、橋本喜夫・「雪華」主宰による解題、松王かをりさん、土井探花さん、松本てふこさん、清水縞午さんによる一句鑑賞が掲載されています。ご執筆下さった皆さま、ありがとうございました。 gendaihaiku.gr.jp/page-22590/
gendaihaiku.gr.jp
WEB現代俳句2026年09月号|【特集】第81回現代俳句協会賞 鈴木牛後 - 現代俳句協会
🏆第81回現代俳句協会賞 鈴木牛後 受賞句集『鄙の色』自選30句 鄙の色 牛の胃を餌の巡れる去年今年 春来る尾の有るものに無いものに 白樺の樹皮のしらりと春雪光 冴返る流産の仔の錆色に 春泥に靴を取られて取りかへす 仔牛 …
044
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マルジナリア書店 文学フリマ東京43B45-46 @marginaliabs.bsky.social · 04/08/2026
『醒睡』岡田一実 yorunoyohaku.com/items/66ea5e...
yorunoyohaku.com
『醒睡』岡田一実
岡田一実による第5句集。平明句、難解句、韻だけの句や七七句など、実験的な句も多く収める。帯文は平井靖史。 「未完了に揺らぐ瞬間をピン留めする魔法などどこにもないはずなのに、この句集には、数多の〈体験質〉たちが驚くべき解像度のまま封じ込められている。著者は、言葉の水路網を指先で測深し、それらをこまやかに梳き合わせ、そこにたまさか現れる時間の浅瀬に風花雪月の工芸をつぎつぎと生け捕っていく。切子のごと...
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岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 15/08/2026
「賞が欲しいか。欲しいだろう。」 俳句賞を獲るための「悪魔の受賞セオリー」を、特別にお教えします。 ※科学的根拠はありません。悪魔にも信用があります。 悪魔の受賞セオリー|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
note.com
悪魔の受賞セオリー|岡田一実
賞が欲しいか。 欲しいだろう。 「賞なんてどうでもいい。私は自分の書きたいものを書く」と言う人間もいる。立派な心がけだ。だが、本当にどうでもいいのなら、受賞者の名前が発表された夜、なぜSNSを何度も見ているのだ。 安心しろ。私は責めない。 私は悪魔だからだ。 今日はあなたに、俳句賞を獲る方法を教えよう。 ただし、先に断っておく。この方法に科学的根拠はない。過去の受賞作と候補作を網羅的に比較した...
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岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 15/08/2026
「賞が欲しいか。欲しいだろう。」 俳句賞を獲るための「悪魔の受賞セオリー」を、特別にお教えします。 ※科学的根拠はありません。悪魔にも信用があります。 悪魔の受賞セオリー|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
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悪魔の受賞セオリー|岡田一実
賞が欲しいか。 欲しいだろう。 「賞なんてどうでもいい。私は自分の書きたいものを書く」と言う人間もいる。立派な心がけだ。だが、本当にどうでもいいのなら、受賞者の名前が発表された夜、なぜSNSを何度も見ているのだ。 安心しろ。私は責めない。 私は悪魔だからだ。 今日はあなたに、俳句賞を獲る方法を教えよう。 ただし、先に断っておく。この方法に科学的根拠はない。過去の受賞作と候補作を網羅的に比較した...
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岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 11/08/2026
柿の肉の、ほんの一ところ。それだけの「ただごと」が、なぜこれほど鮮烈なのか。 「ひとところ」から始まる異様な語順を追うと、何かが見えてくる。 一句を精読しました。 ひとところ黒く澄みたる柿の肉 岸本尚毅『雲は友』|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
note.com
ひとところ黒く澄みたる柿の肉 岸本尚毅『雲は友』|岡田一実
柿を割ると、橙色の果肉のなかに、黒ずんで半透明に見える箇所がある。この句が捉えているのは、ただそれだけの事実である。にもかかわらず、その「ただそれだけ」が、読み終えたあとの目に鮮やかに残る。 まず「ひとところ」という書き出しが、対象を伏せたまま読者を句のなかへ引き入れる。「ひとところ黒く」と読み進めても、何の一ところなのかはまだわからない。「澄みたる」に至って、像はさらに不安定になる。「黒い」と...
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岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 11/08/2026
柿の肉の、ほんの一ところ。それだけの「ただごと」が、なぜこれほど鮮烈なのか。 「ひとところ」から始まる異様な語順を追うと、何かが見えてくる。 一句を精読しました。 ひとところ黒く澄みたる柿の肉 岸本尚毅『雲は友』|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
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ひとところ黒く澄みたる柿の肉 岸本尚毅『雲は友』|岡田一実
柿を割ると、橙色の果肉のなかに、黒ずんで半透明に見える箇所がある。この句が捉えているのは、ただそれだけの事実である。にもかかわらず、その「ただそれだけ」が、読み終えたあとの目に鮮やかに残る。 まず「ひとところ」という書き出しが、対象を伏せたまま読者を句のなかへ引き入れる。「ひとところ黒く」と読み進めても、何の一ところなのかはまだわからない。「澄みたる」に至って、像はさらに不安定になる。「黒い」と...
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岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 11/08/2026
「現代俳句大系」第12巻まで通読した。「全巻通読!」と思いきや、増補が3巻あり、まだ先が長い……。 急ぐ旅ではない。再来年くらいまでに読めればいいね……。
000
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 11/08/2026
石田波郷『酒中花』、再読読了。 さすが波郷! と思う佳句も多いが、収録句928句という多さ故のムラもある。しかし、後半の療養俳句をしっかり収めるにはこのボリュームは必要だったと思う。入院生活でこれだけ多彩な俳句を詠めることに感嘆する……。執念も感じるが、独特のユーモアもあり、波郷という俳人の奥深さを感じた。とても良い句集だと思う。 本句集は波郷自選句集の最後。上梓の翌年に没している。 襤褸市や羽影すぎゆく春の鳶 ゆく春や市のはてたる魚市場 春立つて十日の酒をこぼし合ふ 水を飲む猫胴長に花曇 三鬼あやふし流れ若布の漂ふ間も 万愚節半日あまし三鬼逝く 跼みては佇ちては春の落葉焚
100
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 10/08/2026
孤独だ……。バシュラール読もう……。
000
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 10/08/2026
私個人の見る限り、今の俳句界が「写生/客観写生」中心!!という感じが全くしない。「写生✕諧謔」だともっと少ない。例えば、誰ですか?岸本尚毅以外で教えて欲しい。
100
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 10/08/2026
「理想美」では掬えないところに「写生」の真髄がある!と言っても、「私は理想美が好きです!!」と言われてしまったら、もう言うことはないんだよね……。 「ただごと」という評語も、「意味/意義深さ/内容」しか汲めない人の言葉。 「写生」とか「ただごと」とか、そういう150年前の評語でなく、今の認知科学、言語学とかで語り直して欲しい……。
210
岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 10/08/2026
岸本尚毅『俳句一問一答』(KADOKAWA、2026)読了。 『俳句のギモンに答えます』(角川学芸出版、2012)の文庫化。再読の気持ちで読んだ。 前回はサラッと読み飛ばしてしまったが、「写生」の定義には目を瞠った。〈「写生」とは、作者が目にした何らかの情景を、五七五の短い言葉によって、その場に居合わせなかった読者に伝えようとすること〉と。おお、読者の内側で起こることまで込みで書いてらっしゃる!! また、「写す」ことに終始した「追跡型」と言葉を罠のように仕掛けておく「待ち伏せ型」との区分には深く感心した。 #読書
がまくんとかえるくんと岸本尚毅『俳句一問一答』(KADOKAWA、2026)、『俳句のギモンに答えます』(角川学芸出版、2012)
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岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 06/08/2026
あやまちは繰り返します秋の暮 三橋敏雄
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岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 06/08/2026
一番の収穫は「7年も積読していた本に、今やっとときめけた」ことかもしれん……。ちゃんと「読書筋力」が上がっていることも確認できた……。
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岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 06/08/2026
川瀬智之『メルロ=ポンティの美学 芸術と同時性』(青弓社、2019)、読了。 メルロ゠ポンティの奥行き概念は、知覚対象がもつ空間的な奥行き(眼前の対象がもつ空間的な奥行き)と、知覚経験自体がもつ時間的な奥行き(現在の知覚経験が過去の知覚経験という奥行きをもつこと)という二重の意味を含んでおり、この二つの奥行きは互いに連関しながら知覚過程を成立させている。この奥行きは知覚主体との関係における「距離」として現れ、過去や未来にもその対象についておこなわれる知覚が同時的に共存しているために生じるものとされる。 #読書
がまくんとかえるくんと川瀬智之『メルロ=ポンティの美学 芸術と同時性』(青弓社、2019)
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Reposted by 岡田一実
松本てふこ @tefcomatsumoto.bsky.social · 01/08/2026
shiika.sakura.ne.jp/works/2026-0...
shiika.sakura.ne.jp
スヰートルーム 箱森 裕美 « 詩客 SHIKAKU – 詩歌梁山泊 ~ 三詩型交流企画 公式サイト
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岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 26/07/2026
鈴木牛後『鄙の色』を読みました。 牛・糞尿・雪・死者・社会批評――北海道の牧場を舞台に、生と死、腐敗と生成、現実と形而上が交錯する稀有な句集です。全漢字ルビという編集方針についても、アクセシビリティの視点から考えてみました。初出は「いぶき」第31号です。 鄙の生と死──鈴木牛後句集『鄙の色』|岡田一実 note.com/suisei13/n/n...
note.com
鄙の生と死──鈴木牛後句集『鄙の色』|岡田一実
鈴木牛後の句集『鄙の色』をひもとくと、まず立ちあがってくるのは「牛」の気配である。これは前句集『にれかめる』を引き継ぐテーマであるが、本句集においてはより実存的な重さが加わった。仔牛の産声、種雄牛の孤独、母牛の胞衣、斃獣の影や糞尿の匂い──そのすべてが息づき、句集全体を支える。牛は単なる題材ではない。世界そのものの重さを受けとめる象徴であり、俳句においてこれほど徹底して牧畜を描いた例は稀であろう。...
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岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 20/07/2026
頒布を終了しました。 皆さま、ありがとうございました!
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岡田一実 @2d3n13.bsky.social · 19/07/2026
今晩はN響の定期演奏会。素晴らしかった……!! 演目は ラフマニノフ『ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30』 リムスキー・コルサコフ『交響組曲「シェエラザード」作品35』 指揮 シーリ・ペトレンコ ピアノ ツォトネ・ゼジニゼ ツォトネ・ゼジニゼは17歳!譜面もデジタル!ラフ3の出だしは、遅くてびっくりした!でも、味わいは深く、貫禄さえ感じました。11月のピアノリサイタルにも行くことにしました! ペトレンコの指揮は柔軟で明晰。 コンマスの郷古健は「主人公」のオーラ。澄んだ音色が素晴らしかった!!
写真OKとなったカーテンコールでの写真
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