痛くない訳が無い。
生身の肉体である彼女とは違い、俺の体は全身が鉄の塊であり、所々、特に腕なんて角張っているから、❀の柔肌にはそれなりのダメージになっているだろうに、そんな物は関係ないし知らないとばかりに頬を擦り寄せて来る。
「…眠れそう?」
「うーん…🛒が何か、話してくれれば」
以前、俺の声が好きだと言っていた彼女は、就寝前には必ず、寝物語や子守唄なんかを強請る。俺の声を聞いていると、普段よりも寝付きが良くなり、普段よりも長く眠れるのだとか。ただ数を数えるだけでも眠ってしまった時には流石に驚いた。
「いいよ、何がいい?」
「じゃあ、🛒が好きだった給食とか?」