「フランスでは、自国経済を卑下する人が少なくありません。そういった自己卑下の話ばかり広まっていくと、その話がいつの間にか、現実化してしまいかねないので注意が必要です。実際、国力の衰退ばかり語っているせいで、教育や医療、公共インフラへの投資が疎かになってしまっている現実があります。」
「この状況で左派が絶対にしてはならないのは、経済自由主義の秩序を擁護することです。むしろ左派は、不平等の解消という普遍主義の立場からグローバル化と闘うべきです。」
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トマ・ピケティに聞く「なぜいま左派の未来に楽観的でいられるのですか?」 | 世界が再び「不平等の解消」へ向かうには
知識人がいなくなって久しかったフランスに、久々に現れた本格的な知識人が経済学者トマ・ピケティ(54)だ。知識人とは、その研究業績が世界的に認められて…