紗夜 @sa14yo.bsky.social · 16/02/2026……ええい、ままよ! こういうのは勢いが大切だ!とスマホの発信アイコンをようやくタップする。 無機質なコール音を聞きながら、ビーマから渡されたノートの切れ端に目をやる。 図体の割には丁寧な字を書きやがる。 そんな事を思っているともしもし?と少しだけ訝しむビーマの声が聞こえた。 ヨ「ぎゃあ!!?」 ビ「もしもし?……ドゥリーヨダナか?」 びっっっくりした!!でるなよ!!無視しろ!! 理不尽な事を胸中で呟きながら、んんっと一つ咳払いする。 130
紗夜 @sa14yo.bsky.social · 16/02/2026ヨ「あ~、…ビーマか?わし様だ。…言われた通りかけてやったぞ」 ビ「……ドゥリーヨダナ…」 どこかほっとしたようなビーマの声に落ち着かなくなる。もうさっさと電話を切ってしまいたい。 ヨ「よし、用件は済んだな。切るぞ」 ビ「まて!話しがある!」 ヨ「話しなんぞないわ!」 ビ「勝手に終わらすな!」 いいから聞け!と言われて仕方なく再度スマホを耳にあてる。 130
紗夜 @sa14yo.bsky.social · 16/02/2026ビ「……この間はすまなかった、急に腕を掴んだりして…」 ヨ「まったくだ。だが、良い。わし様は寛大な心の持ち主だからな、許してやるとも」 ビ「…それとタクシー代も、返すよ」 ヨ「いらんわぁ!わし様は現代でもお金持ち故、あんなもん、はした金に過ぎんわ!」 というか流石に子どもから金を巻き上げたりせんわ! じゃあな、もう言うことはないな。と切ろうとするがまたしても待ったがかかった。 ヨ「なんなのだ!?」 ビ「落ち着いて会話も出来ないのかよ!……今度、直接会って話しがしたい」 ヨ「嫌だが」 130