ぼちぼちと続けている秩父三十四観音巡礼に先日行ってきた。写真は三十三番菊水寺にある、亡くなった黒田杏子先生の句碑。ここに句碑があるということは知っていたはずなのにすっかり忘れていて、これを見たときは初めてなのにとても懐かしいような気持ちになった。
以前にも書いたかもしれないが、句碑などは権威の象徴のような気がしてあまり好きではなかったが、最近はこういう形で故人を偲べるのは悪くないと思うようになった。今は句碑があれば読みにくい字でもしばらく立ち止まって解読を試みたりするのだが、崩し字が読めないのでそれが残念。この句碑は読みやすいが念のために書けば
《花満ちてゆく鈴の音の湧くやうに 黒田杏子》