お風呂に浸かり、脱衣所で髪を乾かす一期様と会話をする。「来世の夢を見たのです」『夢、ですか』「えへへ、来世でも一期様と出会うのですよ」入浴剤の溶けた、桃色のお湯。ちゃぷん。「来世でも、きっと、誰かさんと恋をするのです」くすくすと笑うと、ドライヤーの音が聞こえない事に気がつく。『…同じ事を言われるのですな』「えっと…?」『いえ、こちらの事です』ドライヤーの音が再開され、その後の言葉は聞こえない。私はじわじわと、身体が温まる。「さて、そろそろ出ます、退いてください」『むしろ、私が待ってる事に気づかれてないのですか?』「えっと???」(土曜の夜の攻防戦)