「90メートル」
ヤングケアラーのお話。中川駿監督は「カランコエの花」の監督さん。御涙頂戴系に見えて見る気なかったんだけど、この監督に個人的に信頼があり、見てきた。
自分はヤングケアラーじゃないので映画を見て当事者を分かった気になるのは良くないなと思いつつ。それでも、公的な機関や福祉が機能していることの意義を描くことは現代には必要だし、福祉を軽んじる国にならないでほしいなと改めて思った。
「環境に負けるの悔しいじゃん」と繰り返される言葉と潜む怒り。10代の時にその感情を語れる相手がいるって、きっと宝になると思う。その相手と疎遠になったとて、その時の記憶が、またどこかで救ってくれる気がした。