ヒーローは縄で縛られ、近づく熊の手には黄金色に輝くハチミツをたっぷり塗られていた。
「さあ、食え」
ヒーローは歯を食いしばり拒絶したが、無理やり口をこじ開けれ、ハチミツが流し込まれる。
途端に、ヒーローの体に異変が起こった。
ヒーロースーツが筋肉が膨れ上がり破れていき、いつもの自分とは違う毛が生えている。
「ほう、もう始まったか」
ヒーローは自らの姿が変わっていくのを止めようとしたが、どうすることもできない。脚が短く太くなり、背中が丸まり、口元が突き出していく。
「これでお前も、我らの仲間だ」
熊が満足げに言うが、ヒーローはその言葉の意味が、もはやよく分からない。