30ロナドラ
「あ〜チキショウ!また負けた!!」
「ふ、フハハハハハ!私に勝とうなど百年早いわ⋯ゲホッゴホッ!」
月夜に響くおじさんたちの声。
その年甲斐もない燥ぎっぷりを見ながら私は腕の中に収まっている愛マジロにのんびりと声をかけた。
「ねぇョン、2人の対決ってこれで何回目だっけ?」
「ヌヌヌイ」
「そんなにか、飽きないねぇ」
もう15回目に到達したらしい恋人と父親の直接対決。これは我が父の「私に勝てたら婿入りを認めてやってもいい」という無茶なひと言から始まっていた。
ちなみに初対決はもう2年前の事になる。
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父と息子
30ロナドラ
お父様と義理の息子