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鷹遡及/傭占
昨夜は流れ星が降ったらしい。らしい、というのも、イライはその晩、翌日の登山に向けて早寝をしていた為、流れ星には気付かなかったし見もしなかった。妖精の住む山で、半妖精の鳥類を観察する予定だった。見目が非常に麗しくペットとしてたまに店頭に並んではいるが、どうしても野生の美しさが見たかったのだ。だがそれが仇となったのかもしれない。突然の流星に山の妖精たちは騒めきたち、季節外れの雪を降らせ始めた。登山の最初の頃、ぱらぱらと降ってきた白い粒に「珍しいな」なんて思っていたイライは一時間後にはそんなことも言ってられなくなった。すっかり吹雪となった眼前は最悪で、装備は雪用の登山靴なわけもなく、