初めてコンクラーベという言葉を知ったのは映画ダ・ヴィンチ・コードである世代です。
評判におされて「教皇選挙」見てきました。なるほど噂に違わぬ構成の見事さ面白さ……登場人物達の内を1枚1枚皮を剥くように明らかにしていくヒリつきと、残された結果と選択の清々しさ。今見るべきという感想があったのも深く理解しました……。カメラワークやライティングも印象的で、レイフ・ファインズ演じるローレンス枢機卿の表情と視線を追うような、またすべてを俯瞰で見下ろす"誰か"の視線に立つような絵画的なレイアウトもあり、画面が贅沢……。
教皇の座をめぐる候補者達の視界に"いなかった"存在がキーになっていく筋書きも見事だった。