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里守狸伝 | 児童書・童話 | 小説投稿サイトのアルファポリス
辰吉は当年生まれの若い化け狸。
化け狸として今日も今日とて修業に励むが、いつもぐうぐうと腹を鳴らしてしまい、師匠である老狸からは「なっとらん」と叱られてばかり。
此度も見事に腹が鳴り、師匠から怒られてしまう。情けないやら悔しいやら腹が減ったやらで、辰吉はやけ食いに走る。
好物の柿を食らっていると、そこに現れたのは一人の童女。
「人間は狸と見たら見境なく狩る、危険な相手だ。捕まったら最後、毛皮にさ...