もうすぐ日も暮れるかという頃、私は公園の前を横切った それは買い物のための仕方の無い外出だった。
サッカーボールを蹴り合う子供を眺めながら歩いていると、ちょうど反対側の歩道を2人組が見えた。
ひとりは手を大きく広げながら縁石をのぼり、そしてもうひとりはその手をやさしく握りながら並んで歩いている。パートナーなのだろうとすぐに推測出来た。
短い平均台をジャンプして渡り終え、その後何か少し会話をした。それは聞き取るには遠かったが、その後すぐふたりは顔を重ねた。こちらからは後頭部で隠れていたものの、それは確かに間違いのないそれだった。