AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 03/08/2026夏バテ状態からちょっと回復してきたので、読書。 山崎佳代子『そこから青い闇がささやき——ベオグラード、戦争と言葉』(ちくま文庫、2022)。いわゆるユーゴスラビア紛争においてNATOによる空爆をはじめとする激しい暴力に晒されながら暮らしを営んでいた人々の声を詩人である著者が書き留めたエッセイ集。真摯に紡がれた言葉によって戦火の中の日常というものを描きだしている。 ざっくりとした感想として、多様性を認め合い続けることの難しさ、しかしそれが決して不可能ではないという希望、正しく誠実に言葉をつかうことの大切さをあらためて思い知るなど。 120
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 02/08/2026先日、名古屋のコミュニティFM「Heart FM」(86.4MHz, heartfm.jp) の『Heart Connection』というトーク番組の収録にいってきました。拙著『中動態の映像学』(堀之内出版、2022年)について取材していただき、分かりやすく解説するかたちでお話しいたしました。 8月9日[日]17:30から放送とのことです。ちなみにトークの合間に流れる楽曲のうちの3曲は私の選曲ですのでそちらもお楽しみに。ぜひお聴きください。 021
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 12/06/2026学部生のころ哲学講座に籍を置いていたとはいえ基本的に不真面目な学生だったので、ろくすっぽ勉強せず、いまになって必要に迫られてレヴィナスやらデリダやらを独力で読むハメになっているのだが、彼人たちの著作に出てくる「歓待」と、ドゥルーズのいう「待ち構え」は通じるものがあるのだろうか。というか、この両者と映像制作論をつなげて考えると面白いのではないかと思っているのだが、すでにこういう論文や著作があるよという識者の方がいらっしゃればご教示願いたい。ぐすん。 #論文執筆のための覚書 021
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 07/06/2026続いている蒸籠生活。鶏ささみ、ほうれん草、アスパラガス、さやえんどう、にんじん。色鮮やかになると一層美味そうに見える、ようになった(若い頃は正直それほど気にしていなかった)。実際、蒸したにんじんは甘くて美味い。 #青空ごはん部 0160
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 03/06/2026ディズニーによる買収以降のスターウォーズシリーズはぜんぶ蛇足だと思っている(という話でつい先日盛り上がった)けど、じつはEP8のこのシーンだけは好き。あと、オリジナルの "Amazing. Every word of what you just said was wrong." より日本語訳の「素晴らしい、全て間違っている」の方が好き。 110
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 09/05/2026山形国際ドキュメンタリー映画祭のインタビュー集とTシャツ届きましたー!ありがとうございますー。さぁ、勉強しなくちゃ。 @yidff.bsky.social #yidff 040
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 09/05/2026巷で話題の蒸籠(せいろ)を買って昼飯を作ってみたのだけど、美味すぎる!QOL爆上がり。やっぱ先人のちえは偉大だわ。野菜が甘い。短めに蒸すと食感のシャキシャキも楽しめる。根菜類をどの程度薄く切るかが上級者への道っぽい気がするけど、とにかくお手軽で美味い! #青空ごはん部 1150
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 07/05/2026新しい棚を入れるまでの応急処置としてモニターのダンボールを研究室入口に設置して本を並べる。…なんかこういう古本屋さんありそう。ちなみに上に貼ってあるのは『映像の発見 松本俊夫の時代』(筒井武文監督、2015年)のポスター。 020
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 05/05/2026そして『豊臣兄弟!』(2026)で織田信長を演じる小栗旬が、竹中直人秀吉1号が出演する『秀吉』(1996)に佐吉(のちの石田三成)役で登場していたとか、さらにその後『天地人』(2009)でも石田三成やってたとか。で、2026年現在、竹中直人は松永久秀役やってるとか。NHK大河ドラマってずっとキャスティングで遊んでるのだな...。 110
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 05/05/2026まったくもって本当にどうでもいい話なのだけど、「NHKの大河ドラマで竹中直人演じる豊臣秀吉——の妻・ねねを演じた俳優」に該当する人間がふたりいるという事実、とてもまどろっこしい。『秀吉』(1996)では沢口靖子、『軍師官兵衛』(2014)では黒木瞳。 100
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 02/05/2026急に野菜炒めが食べたくなり、シーフードをまぜて醤油と辣油で味付け。久々にフライパンふったけど、やっぱり毎日料理できるような生活スタイルにしたいなぁ…。 #青空ごはん部 0160
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 17/02/2026恵比寿映像祭2026、とりあえず1周したところだけど、とても良い。お目当てだった小森はるかの新作はもちろん良かったが、鶴巻育子、アンジェリカ・メシティも印象的で惹きつけられる。というか、今回はほぼ全作品良きだった。写真はホウ・イーティンの作品。 000
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 12/01/2026#BlackBoxDiaries 映画館でようやく観ることができた。いまこの国で性暴力の被害者(というよりも、社会的に弱い立場に置かれ虐げられているあらゆる人々)が声を上げることの困難と凄絶さをまざまざと感じさせられる。国内上映用に再編集されているため、ということもあるかもしれないが、事前に想像していたよりもずっと思慮深く、射程が広い。観ていて気持ちの晴れるような作品ではないし、正義を完璧に全うしている映画でもないが、そんなことは当たり前で、映画作家を神格化するほうが間違っている。これこそが人間が人間と手を携えてより人間らしくあろうとする表現であり、言論であり、力の発露なのだと思う。 041
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 20/12/2025僕のマリ『まばゆい』本屋lighthouse、2021。家族や友人への感謝の手紙のようなエッセイ集。著者個人の思い出が綴られているのだけれど、読む私自身のあれこれが思い出されてぼろぼろと泣いてしまう。業務の待機時間に読む本ではなかったと思いつつ、通勤電車のなかでページを捲らなくて良かった(苦笑) 062
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 20/09/2025はしもとゆか『パレスチナ旅のスケッチ帖』(ポストカードブック)をTOUTEN BOOKSTORE にて購入。「パレスチナに行ってきた話」とあわせて読む。パレスチナの地に人々の生活や文化があるのだという(本当は当たり前の)ことがじわっと感じられる素敵な作品。とくに「パン屋さん」「夕暮れ」「いちごとアーモンド売りのおじさん」「パレスチナの詩人」の4枚が好きです。 @yuka-hashimoto.bsky.social 032
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 26/08/2025日本映像学会機関誌『映像学』第114号が刊行されましたー。私は今回、巻頭特集「ドキュメンタリーの倫理学を(再)起動する」の責任編集とインタビュー記事1本を担当しまして、とてもとても緊張しましたが、執筆者の方々がいずれもめちゃめちゃ面白い、刺激的な論考を書いてくださったので、読み応えのあるものができたと思います!ぜひお手に取って読んでみてください。オンライン版も後日J-STAGEで公開されるかと思いますので、そちらも楽しみにしてくださいー。 123
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 11/08/2025ヴィクター・パパネック『生きのびるためのデザイン』晶文社、1974年。学生時代に課題図書で手に取って以来はじめてじっくり読み直す。さすがにところどころ古めかしいが、デザインがなすべき仕事やデザイナーが身につけるべき鋭敏さや洞察力のあり方についての思想はまるで古びていない。下手なデザイン思考の解説本よりよほど良い。特に社会の同調圧力についての指摘はそうだよなぁと思う。 一方で50年も前にこれが書かれ、読まれているにもかかわらず、社会は全体としてむしろ経済格差をさらに拡大し、デザイン業界の腐敗が進んでいるようにみえると思うと、絶望感を覚えざるをえない…。 #青空読書部 #デザイン 020
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 09/05/2025思うところあって『女性から虐待される男性へ』(アン・シルバース、明石書店、2025)を読み始めたのだけど、ものすごい複雑な気分になる。被害/加害のふるまいの分析について頷けるところも多いのだけど、なんというか、被害を深刻化する要因となっている男性性の呪縛みたいなところでも思い当たるふしがありすぎて、なかなかにうむー、ってなる。文章自体はとても平易で読みやすい。分厚いので一瞬怯むかもだけど、いい本だと思う。 160
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 08/03/2025デビッド・バッキンガム『メディア教育宣言』世界思想社、2023年。教育者のための2010年代以降の現代メディア論入門といったところなのかしら。保護主義的になるななどの論旨は明快だし、日本語訳も読みやすいけど、正直物足りない感はあるかな…。訳者解説のところにある、教育工学とメディア論の乖離というのはよく分かる話だけど、いまの若手・中堅はわりとそこに問題意識をもって実践している人は多いのでは。 #読書メモ #読了 011
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 07/03/2025喜田村洋一『報道しないメディア:ジャニーズ性加害問題をめぐって』岩波ブックレット、2025年。簡潔明瞭に、日本のマスメディアの問題を指摘している。第二部の前半で、なぜメディアが社会において特権的な地位を占めているか、そしてその責務を果たさなければならない理由が判例をもとに書かれているところが法律家の手による著書らしいところで勉強になった。 #読書メモ #読了 052
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 28/01/2025ほうれん草と牛肉のシンプル炒め。牛肉を酒蒸しにしてからほうれん草を投入し醤油をかける。想像以上に美味かったです。 #青空ごはん部 0190
AOYAMA Taro|青山太郎 @pidlab.jp · 07/11/2024ヤコヴ・ラブキン『イスラエルとパレスチナ:ユダヤ教は植民地支配を拒絶する』(岩波ブックレット、2024)読了。イスラエルという国家を成立させているシオニズムという思想がいかにユダヤ教から離れてしまったものであり、民族浄化、大量虐殺を推し進める原因になっているかを端的に論じている。短いながらも知的で濃密な文章。やや予備知識を要する面もあるが、訳者あとがきと訳註が十分に補ってくれているので、焦らす読めば決して難解というわけではなく、明瞭なパースペクティブを提供してくれる良書だと思う。 07122