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眠りにつくと、ときたま知らないショッピングモールで目が覚める。そこは俗にいうシャッター街で、この何もない長い回廊だけがあなたの道ですよ、と言わんばかりだから少し不気味だ。けれどこれしか道はないから、仕方なく歩く。不思議と後ろを振り向こうとしたことは一度もなかった。そうすると、すぐに目が覚めてしまう気がしたからかもしれない。
誰かが似たようなことを呟いていたな。
ああ、あいつか。けれど彼と自分は、きっと辿り着く先は真反対の場所なんだろうと思う。彼に夜明けが訪れる頃、俺はいつも深夜の部屋で目が覚める。彼が夜更けに沈む頃、俺は朝日を眩しく睨む。
どこまでいっても交わらないな。