「貴方の為ならば、全てを引き換えにしても惜しくはない」
そう言って差し伸べられた手を掴めなかった。失ってから気づいた、最愛の存在であった…と。叶うならもう一度、もう一度だけでいい。あの時差し伸べられた手を次こそは…
もう一度出会いたいと願った、私の専従ポーン。
「覚者さま!今の見てた!?ノア、凄いでしょ!」
「マスター。足元が汚れていますね……全く私がいないとダメですね貴方は。」
「覚者様…その…私の支援魔法、ちゃんと見てくださいましたか?」
「え、ちょっと待って!いっぺんに話さないで??」
なぜか3人になっていた――