【墓石を4分の1回転させる民俗について考える、の案】
『蓮台野夜行』の「幻視の夜」では蓮子とメリーの山門・三門論争がある。正解はその門の命名者によってゆだねられるが、メリーは三門であることを知っている。三門の数字には寺院によって様々な意味が付けられる。この場合は四門(東から右廻りに発心門・修行門・菩提門・涅槃門)にちなんだ名称であると推測する。四門は葬場や墓所の四方に建てられる門であり、本来は東から入り、南、西、北へと右に廻っていく。4分の1回転は、発心門を向いていた墓石を左の涅槃門に向けて、仏教の瑞祥である開花を起こしている。本当にある民俗かは不明なものの、私有ではない墓石ではしない幻覚度七