モジュロ最終話読了
呪術本編が
「自分を苦しめる肉親と無理に一緒にいなくていい。自らが選び結んだ縁と共に生きればいい」
という物語だったとすると、モジュロは
「都合が悪くなったとか利益にならないとかで見捨てたりしない。殺しあったりしない。共に生きるためにできる努力はなんでもする。人はそのあり方を”隣人””家族”と呼ぶのでないか」
という物語だった気がする。
68年前では到底あり得なかった御三家の協力を前提とした会話に
「今はいない人たちがここまでの道を作ってくれたんだ」
と、シムリアに残った運河が重なった。
「余剰」でありながら「切り捨ててはいけないもの」を描いた傑作だった。