十二国記の短編集 反芻している…7年間待っていて良かった… 一話目の「戦城南」から胸にずしんとくる 白銀を読んだ時には彦衛の選択にかなりもやもやしたのだけれども、こうして背景を見せられてしまうと 何が正しくて何が間違っていたのか 何も言えなくなる… ただ彦衛の行為は確かに大きな悲劇をもたらしたけれども、自分を責めながらも死者を弔い続けたことが、短章にとって救いになったのは事実だし 彦衛を見続けてきた呉達の行動にも繋がっている 過去は変えることはできない やり直すこともできない ただ行動を積み重ねていくことで、「これから」を変えていくことはできるかもしれない そのことに救われる気がする