Reposted by NONAME@redirecting

4、5歳のころ、駄菓子屋でお菓子を見ていて 他に誰も客の居ない店内のすみっこに置かれた十円くらいの駄菓子の袋に「おいしいヨ!」と書かれているのを見て、唐突に涙が流れ出してしまい店のおばちゃんを心配させてしまった 当時は言語化出来なかったが、そのパッケージをどこかの工場の片隅で作業の合間にデザインしたのであろう見知らぬおじさんの存在を感じて 人間の営みの空虚感と全ては何れ塵に還るんだという現実に涙したのであったが、当然ど田舎の餓鬼にそんな語彙はあるはずもなく金が無くて買えないから泣いているんだろう、と思ったおばちゃんがくれたその駄菓子を握りしめて寂寥感と一緒に田舎道を歩いた