『赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道』鑑賞。
高畑勲監督のアニメ版の序盤を映画に再編集したもので、言ってしまえば田舎道を1.5往復くらいするだけの話なのだが、異様に面白いのはやはりアンのキャラクターがとにかく強力だからなのだろう。
田舎の平穏な日常に突如現れた来訪者は、ひっきりなしに喋ってて思ったことぜんぶ言う系少女のアン。周囲の人々が「なんだコイツ……やべーのが来た」から「お、おもしれーやつ…」へとアン化(アンに感化)させられていく過程もしっかり納得いく。
単なるおしゃべりな少女ではなく、キツイ人生から自分の心を守るための生き方でもあるんだな、とも丁寧かつ周到な演出によって察せるのが見事。