夏の暑さが身に染みてくる、いつもならこの時期は憂鬱で堪らないのだが最近楽しみなことが出来た。
「ひとりちゃんは何にする?」
「あっじゃあ……これにします……」
スタ練やバイトが早く終わった日、私と喜多ちゃんはコンビニでアイスを買うようにしている。理由としては暑さしのぎもあるけど、私としては初めて出来た友達と一緒に何かをするイベントの一つとして楽しんでいて。最初は、私なんかと恐れ多いとか何とかで断り続けていたら、ある日痺れを切らしたように喜多ちゃんが私の口に二つに割れる某アイスを口に突っ込んだのだ。
「ほら、美味しいでしょ?」
少し強引だったが、イタズラが成功した子どもみたいに笑う彼女に