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塩

@lonelyohseven.bsky.social
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20↑ 夢🫶 壁打ちですがお気軽にどうぞ🙇‍♀️

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塩 @lonelyohseven.bsky.social · 04/10/2026
2/2
「切った時に生だったら絶望するよね」
「それならパサついた方がマシ」
「わかる……そう思うと火を入れすぎちゃうよね」

 一緒に鶏ハム作ってんの!? 仲良く!? こいつでかすぎて料理する時は絶対腰屈めなきゃいけないから嫌がるだろうに、仲良く作ってんの!? と古森元也は焼きながら食べながら驚いた。マルチタスクができる器用な男なのである。

「じゃ……じゃあお家デートが多い感じ?」
「この間IKEA行った」
「い……IKEA!? 聖臣がIKEA!? お前、人混み行けんの!?」
「開店直後とか平日ならまだマシ」
「つかこいつ絶対テーマパークデートとかできないけどナマエちゃん大丈夫!?」
「おい余計なことを言うな」
「うーん、行きたくなったら他の子と行く」
「えっじゃあ俺と行く!? 二人は微妙だから他にも誰か誘って」
「……行けないとは一言も言ってない」
「だけど聖臣くん嫌じゃん。嫌がるところに行くのはわたしも嫌だし」
「……ナマエちゃんが他のやつと行く方が嫌」

 こ……こいつ……末っ子だった! と古森元也は再確認した。「じゃあ女の子の友達と行くね」と肉を食べながら烏龍茶を飲んでいる従兄弟の婚約者はしれーっとしているのでいつものことなのかとも思った。

「ちなみに結婚祝い! 結婚祝いは何がいい!?」
「気を遣わなくていい」
「うんうん。お気遣いなく」
「いやいやお祝いさせろって! マグカップとかグラスは!? バカラとか」
「……割れ物は縁起が悪い」

 古森元也ははっとした。確かにと思ったのである。先日友人の結婚祝いに「メゾンキツネのペアのマグカップが欲しい」と友人の嫁にリクエストされたのでそれを贈ったのだが、俺は間違えてしまったのか? いやけど本人が欲しいと言っていたし、と汗をかきつつつぶやいた。

「じゃ……じゃあ何かいい肉とか」
「消え物も縁起が悪い」
「じゃあ何がいいんだよ!」
「あっカトラリーとかいただく? クチポールとかかわいいよね」
「どれ」
「これ」
「……ふーん」

 婚約者のスマホを握る手を握り顔を近づけて液晶画面をのぞいている男を見て「もう金が一番いい。親戚だしいいだろ。つか触りたいだけだろこいつ」と古森元也は思った。

「美味しかったね」
「クセがなくて食べやすかった。……これ消臭スプレーで落ちるか?」

 しゅっしゅっとレジの前に置いてあるスプレーを自身にかけた後、「目瞑って」とつぶやいて婚約者にもしゅっしゅとかけている従兄弟と、ありがとうとお礼を言った後にミントタブレットを手渡しているその婚約者を見て古森元也はくちびるを開いた。

「聖臣、マジでお前ナマエちゃんに捨てられないようにしろよ……」
「はあ? 捨てられないように尽くしてんだろ」
「……えっ」
「……なんでそこで照れんの。普通に事実だろ」
「……わたしもまあまあ尽くしてない?」
「エピソード」
「えー……遠征中にモーニングコールしたり」
「モニコさせてんの!? お、お前……」

 彼女にモニコなんてさせなくても絶対起きてんじゃん! 何!? 怖っ! と古森元也は思ったが、余計なことを言うなと隣の従兄弟に睨まれたので黙った。なんか必死でかわいいなこいつ。お幸せに。
000
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 04/10/2026
sksが結婚決まって浮かれて婚約者とkmrとジンギス力ン食べる話 1/2 #hqプラス #819プラス ※ナマエ固定拙宅設定なんでも許せる方向け
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「夜明けまで待って」、「lonelyohseven」と記載されています。
以下は本文の内容です。

「いやなんでジンギスカンなんだよ……」
「この間北海道行ったんだけどタイミングなくて食べられなかったからさー、栄養価高いしいいだろ。ナマエちゃんジンギスカン平気?」
「なんでも食べられます」

 結婚が決まったと従兄弟から報告を受けた古森元也は「おめでとう……つか彼女いるって聞いてないんですけど!? 言えよ! とりあえず紹介しろっ!」と祝福した後、互いの両親へ挨拶をするために実家がある東京に帰省したタイミングで、食事会の約束を取り付けた。個室に入り「匂いがつく」と嫌そうにアウターを脱いでいる男が、ハンガーに自分のそれをかけたあとに隣の女の上着を脱がせてやってハンガーにかけている様子を見て古森元也は「お?」と、思った。そしてそのまま様子を見ていると従兄弟は着席する前にコロコロを取り出してコロコロした後、隣の女にもコロコロしてやっている。隣の女も慣れたように前が終わったあとは後ろを向いてコロコロさせているので、ふたたび古森元也は「お?」と、思い、つぶやいた。

「こいつ潔癖で大変じゃない?」
「おい、俺は綺麗好きなだけだ。……手洗いに行こ、ナマエちゃん」
「えっ」
「あー、俺のことは気にせず行ってきて」

 こいつ絶対飲食店でも手洗いうがいするんだよな。俺と彼女……いや婚約者か。二人にさせたら気まずいって思って連れて行……いや普通に二人にさせたくないから連れて行ったんだろうな……かわいいやつめと従兄弟に勝手に生ぬるい感情を向けていると、ふたりが帰ってきたので古森元也はおかえりー、とつぶやいた。その後、先に婚約者を奥に座らせている様子を見て「聖臣ってそもそも彼女いたことあるっけ。紹介されたことないしそういう話しないからな」と思いながら、再び従兄弟とその婚約者に生ぬるい視線を向けた。

「視線がうぜえ」
「そんなことより紹介しろよ! あっ俺は古森元也! こいつの従兄弟! よろしくナマエちゃん!」
「こいつもバレーやってる。俺の婚約者のナマエちゃん」
「はじめまして」
「ふたりとも同じ会社? 職場恋愛的な? エレベーターで二人きりになったら手繋いだりする?」
「しねーよ何言ってんだこいつ……。そもそも同じ会社じゃない。うちの取引先」
「えっ……じゃあどうやってここまで関係詰めたんだよ! お前が能動的に動いたのか!?」
「うるさい。黙って肉を焼け」
「こ……こいつ! ナマエちゃん、こいつ二人きりの時もこんな感じ!? 焼肉でえらそうに命令されて肉焼かされたりする!? 断っていいからね!」
「焼かせるわけないだろ。脂が跳ねたら危ない」
「……お前、好きな子に尽くす系なのね……」
「あ、わたし焼きます」
「いいから。サラダこれくらい食える?」
「ありがとう。ちょうどいい。聖臣くんは盛り付けのセンスもあるなー」
「おい棒読み」

 古森元也は「見るからに聖臣が好きそーな感じだなナマエちゃん。アルコール的なのをしゅってしてもらってなんか聖臣嬉しそうだし……」と思いながら運ばれてきたラム肉を焼いた。今日はコースを予約してある且つ、まあ酒は飲まないだろうなということで烏龍茶を頼んでいるわけであるがそこで古森元也ははっとした。従兄弟の婚約者は飲みたいのでは!? と思ったのである。

「つかナマエちゃん烏龍茶でよかった!? 酒飲む!?」
「烏龍茶で大丈夫です!」
「飲みたいなら飲めば」
「えー、お酒飲むと顔浮腫むから飲まない」
「あー、確かに」
「否定しろし」
「じゃあ乾杯しようぜ! お疲れ様ー!」

 焼きながら乾杯の音頭も取ったマルチタスクをこなす男は、サラダを食べながらも焼けた肉やら野菜やらを各々の皿に入れていく。ジンギスカンは脂を吸った野菜が美味いんだよな。まあ今日はチートデーってことで。そう思いながらマルチタスクをこなしつつ従兄弟の顔を見ると、従兄弟はラム肉を食べている隣の婚約者の顔を凝視していた。

「美味しい! ぜんぜんクセがない! 焼き加減も最高すぎる」

 婚約者の顔が綻んだところを見てふっと笑ったあとに箸を手にした従兄弟の皿にぽいぽいと野菜を入れながら、古森元也は「こいつなんか……好きな子の前だと普通の男すぎるな」と思った。

「古森さんはジンギスカン、よく召し上がるんですか?」
「タメ語でいいよ。あと元也でいいって。親戚になるし。たまたま食べたいなーって思って。本当は麻布に美味いところあるんだけどさー、個室じゃないんだよね。だけど焼いてくれるし楽だから今度二人で行きなよ」
「聖臣くん、個室じゃないとNGだもんね」
「別に。行きたいなら行くけど、焼肉食うのに羊でいいの」
「たしかに貴重なチートデーだから聖臣くんの好きなものを食べた方がいいか」
「そうじゃない。……ジビエ苦手かもって言ってただろ、前」
「言ったかも」

 こ……こいつ、なんかすごくいい彼氏なんじゃないか!? と古森元也は感動した。彼女に一生鶏胸肉とブロッコリー茹でさせてるんじゃないか!? と心配していたのである。

「ふたりは何食うことが多いの?」
「ハマったらなんか同じものずっと食べたりするかも。いまは鶏ハムにハマってて、あらゆるレシピで鶏ハム作ってるよね」
「火加減がムズい。生とベストとパサつくが紙一重すぎるんだよな」
120
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 03/10/2026
2/2
「あの子、ちょっと偏屈で難しいところがあると思うんだけど……ナマエちゃんはどう思ってるのかなーって」
「よく喧嘩になります。イデアくんは頭がいいから。……だけど、いつも折れてくれるんですよね。優しいなって思います」
「……イデくんが、彼女に、折れる……! せ、成長していてママ、嬉しい!」
「あとは……イデアくんはわたしが髪を切ってもメイクを変えても何にも気づかないんですけど」
「うんうん、パパも。それくらい気づいて欲しいよね」
「靴ひもが解けていたら気づいてくれるんですよね。それで……結んでくれる。優しいなって思います」
「……イデくん……!」

 ――解けてるよと言ってしゃがんでくれる時に、燃えるイデアくんのつむじを見て、好きだなって思う。返せるものは何もないのに、世界を救えるすごいひとなのに、膝を折って何もないわたしの靴紐を結んでくれる。引け目を感じることがなくなる日が来ることを想像できない。だけど、それでも。

「もっとハッピーな感じで言って」
「……愛してるよ」
「……行動で示して」
「……ん」

 くちびるが重なる。男は琥珀色の瞳を閉じ、真実の愛のキスをふたたび自身の女神に贈った。
020
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 03/10/2026
いでくんとnot監 ※拙宅設定ナマエ固定なんでも許せる方向け7.5章の話 #twstプラス 1/2
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「きみの都合のいい男になりたい」、「lonelyohseven」と記載されています。
以下は本文の内容です。

「あっこれ可愛い」
「どれ?」
「これ」
「買おうか?」
「えっそういうつもりじゃない。そもそもこれ売り切れてるし」
「売り切れ? いやそんなのどうにでもな……えっなんか怒ってる?」

 同級生のやらかし魔法災害により実家に戻ることになったイデアシュラウドは実家での労働を終え、隣でマジックカメラテレグラムを眺めている恋人の画面を見ることもなく購入を提案した。ゲームで忙しかったのである。提案した瞬間に空気が重たいものに変わったのでイデアシュラウドは察した。これまで何度も喧嘩し、喧嘩した後に全ての連絡先をブロックされ、知恵袋や発言小町に泣きつくという負のスパイラルを経験した男は察することを覚えたのである。

「怒ってない」
「ええ……」

 ここで「いやどう見ても怒ってるじゃん誤魔化すの下手すぎて草通り越して森」だとか言うのは悪手である。さらにここは実家であり、恋人は魔法災害の影響によりほぼ攫って連れてきたようなものなので喧嘩するのはまずい。ナマエちゃんがもう帰るって言ったら……拙者またヤンデレみたいなこと言っちゃう! いやそれはまだマシでナマエちゃんが「イデアくんの実家だし嫌だけど言うこと聞いておかなきゃ」とか思ったら、お、おしまいすぎる……賢者の島に戻った瞬間に振られる! 一生嘆きの島に来てくれなくなる! そんなの嫌だ! そう思ったイデアシュラウドはコントローラーを放り出して土下座の体勢を取り、大声で謝罪する準備をした。

「申し訳ございませんでしたァ!」
「う、うるさい……普段は声が小さいのに……」
「だ、だってだって謝罪は筋肉からってバルガスが言ってたし! 絶対言ってたし!」
「誰?」
「赤い服を着た悪魔」

 赤い服の男はそんなこと一言も言っていないのに話を盛ったイデアシュラウドは、突然の大声の謝罪で怒りがおさまったように見える女の顔を見つめる。やっぱり謝罪って……奇を衒う意味でも有効だな。そう小賢しいことを考えつつ、何に怒っているかを確認せねば同じ轍を踏むと思った男は小さい両手を握った。

「な、何が嫌だったのか教えて……」

 おずおずと懇願すると女は気まずそうに目を逸らした。な、なんか猫たんみたいでかわいいな。男がそうぼんやり思っていると。

「イデアくんって自分が欲しいものは抽選とか先行販売とか正規ルートで是が非でも手に入れる派なのに、わたしが欲しいものは強引っていうか……グレーな感じでも手に入れようとするじゃん」
「きみが望むものなら当然でしょ」
「それがなんか……」
「手段を問わない男の隣にいるのは、厭?」

 チリ、と美しく青く燃える髪が、赤色に染まる。ヒスが始まる合図である。

「わたしの感覚と違うっていうか……当たらないと買えない並ばないと買えない並んでも買えないかもみたいなのに疲れてる庶民からすると……待って待って髪赤い! なんで!?」
「いや今更価値観の違いとか言われてもさァ……じゃあきみは、きみの欲しいものを何一つ手に入れられないような甲斐性なしの男の方がいいってこと? 並んだけどダメだったよ期待させてごめんね、じゃあハンバーガーでも食べて帰ろうかとか宣う男の方がいいって? あーじゃあ拙者、それになればいい? けどそれってさァ……僕の気持ち蔑ろにしてない? 僕はお花みたいに……草木みたいに愛らしいナマエちゃんに全部あげたいけど、それをきみは汲んでくれないわけ?」

 始まった始まったとヒステリーにも慣れたものであるイデアシュラウドの恋人は、握られたままの手を握り返してつぶやいた。

「わたしもイデアくんに全部あげたい」
「……ま、待ってちょいタイムタイム! い、いま全部あげたいって言った!? 拙者に!? 悪いけどもう一回言ってくれる!?」
「わたしもイデアくんに全部あげたい」
「……も、もらいます」
「比喩」
「ひ、比喩!? 僕をこんなに期待させておいて、比喩!?」
「だけどあげられるものがわたしにはないから、フェアじゃないなと思うと……なんか」
「えっえっ、あ、あげられるものって……な、何にもいらない……別に欲しいものは自分で手に入れますしおすし」
「……なんかそこが一生埋まらない溝っていうか。してもらってばかりというか」
「……きみが嘆きの島に来てくれるだけでお釣りが来るよ。こんな陰気臭い辺鄙な島でファミリービジネス営んでる僕の隣にいてくれるだけで死ぬほど最高な気分」

 男は女の身体をそっと抱きしめ、ぼんやりと重くて苦しい感情に手を伸ばす。――シュラウド家の人間は、生まれた時から人生が決まっている。生まれながらに、運命の女神に見放されている。生まれた瞬間から、どれだけ渇望しても手に入らないものが、たくさんある。だから……手に入れられるものは多少強引な手を使ってでも自分のものにしないと、フェアじゃないだろ。僕はきみの気を惹き続けるためならなんでもする。それをしてもらってばっかりって、ナマエちゃんは本当に、なにも、わかっていない。

 呪われた男はそっと女の顔を見る。蕩けた琥珀色の瞳を見て、女は昼間に男の母親と交わした会話を思い出した。

「イデくんのどこが好きか……聞いてもいい!?」
「……えーっと」
130
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 24/09/2026
上司の🎨さんに契約結婚を持ちかけられる話 | 塩 www.pixiv.net/novel/show.p...
pixiv.net
#1 上司の絵心さんに契約結婚を持ちかけられる話 | コンプリケーション - 塩の小説シリーズ - pixiv
※なんでも許せる方向けです。至らぬ点が多々あるかと思いますがご容赦ください。
000
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 23/09/2026
ありがとうございます🙇‍♂️
010
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 23/09/2026
🎨夢 つづく #bllプラス
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「コンプリケーション」、「lonelyohseven」と記載されています。
以下は本文の内容です。

「おい見たか!? 絵心が女連れてるぞ!」

 紆余曲折あり将来の夢をハリウッド女優と結婚に変更した男、閃堂秋人はとあるレセプションで肉を食べてコーラを飲んでいたブルーロックスに急いでビッグニュースを報告した。そりゃ女くらい連れてるだろ、とオリヴァ愛空は思ったがそう思ったのは少数派のようだった。

「あいつあんな感じで女おるんか。人類に興味ないかと思ったわ」
「こんなところに連れてくるってことは……奥さんなんかな? 他人に期待するタイプやないと思ってたけど」
「あいつ、キレて備品殴って手から血流してたじゃん? 彼女それ知ってんのかな」
「ちぎりん、一生それ引いてんじゃん。彼女、誰に似てた!? もしかして……畑芽」
「蜂楽、それはさすがにメタすぎるって!」
「つかそれならアンリちゃんさんじゃなくて?」
「俺たちのアンリちゃんが絵心に靡くわけないだろっ! 解釈違いだっ! そもそも俺が見間違えるわけねーだろ!」

 解釈違いだと言いながら地団駄を踏んでいる閃堂秋人の肩に腕を乗せ、オリヴァ愛空は唇を開いた。

「可愛い? 美人系? お前のタイプだった?」
「タイプに決まってんだろ。俺のストライクゾーンを舐めんな。みんなちがって、みんないい」
「おい、みすゞに謝れ」
「ごめんみすゞ! 俺、みすゞのこともタイプだから!」
「最悪の謝罪やな」
「謝らん方がマシや」

 バンビ大阪の2人に塩対応されている閃堂秋人を横目に、潔世一はシンプルに絵心さんに挨拶しときたいなと思い輪を抜けた。目的の人物はすぐに見つかる。上背はあるが薄い体躯と猫背のせいでそうは見えない、しかし顔が小さく手足が長いために奇妙な存在感を持つ男――絵心甚八の隣にはたしかにひとりの女性がいた。初めて見る人物だった。

「絵心さん! お疲れ様です!」
「潔世一」
「お久しぶりです……なんか……雰囲気変わられました?」

 ブルーロックプロジェクトが落ち着いたため、ふたりが顔を合わせるのは久しぶりである。社交辞令とも取れる言葉に、絵心甚八は唇をひらいた。

「抽象的な物言いはやめろ。具体的に。言語化の手間を惜しむな」
「えっ……」

 フィールドでもないのにちょっとだるいことを言われて、潔世一は困った。その困った顔を見て、男の腕にくっついている女がようやく唇を開いた。

「絵心さんのスペオキの潔選手」
「スペオキって何」
「スペシャルお気に入り」
「はあ? 何言ってんの」
「困らせたら嫌われますよ」
「どうでもいい」

 こ……この女の人、マジで誰!? 潔世一はそう思った。ぐ、と腕を引かれた男は身長差から聞き取りにくいのか、腰をかがめて女の言葉を聞いている。言っていることは塩だが、なんだか声色は柔らかい。つかなんで紹介してくれないの!? 潔世一はそう考えながら答えを出した。

「なんだか顔色がいい気がします! あと……スーツ変えました!?」
「……ああ、妻がうるさいからね。顔色は照明の問題だろ」
「つ……妻!? け、結婚してたんですか!?」
「個人情報をお前に売る気はない」
「え、えー……」

 なんだこいつ……じゃあ別に妻って言わなくていいだろ! フリじゃないのかよ! と潔世一は思ったが、フィールドの外では気のいい男なので口には出さなかった。なんか疲れたな……と思いながらコーラのおかわりをもらいブルーロックスの元へと戻ると。

「なー見た? 絵心が女連れてたの」
「乙夜、それもう俺がやった」
「お前のタイプだった?」
「うん。ちょータイプ」
「愛空、こいつも俺と同じでゾーン広いから意味ねーってその質問」
「女の子はみんなちがって、みんないい」
「おいみすゞに謝れ」
「いやCreepy Nuts」
「そっちかよ」
「実力を? 実力を発揮しきる前に?」
「おい誰がBling bang bang 凡や」
「さすが早いな、まだAメロだぞ」
「烏、流行ってからカラオケでこれ歌えばもうええと思っとるんや。楽しすぎやでほんま」

 持ちネタあるの羨ましいわ、とつぶやいている氷織羊の声を聞きながら潔世一はグラスに口をつける。すると隣の忍者がぼそっとつぶやいた。

「つかマジでさー、俺らが服役中にあんな可愛い子とよろしくやってんの許されなくね?」
「服役中?」

 潔世一の言葉に青い監獄の色男はつぶやいた。

「あの子、ブルーロックにいたじゃん」

つづく
021
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 21/09/2026
英語、全く話せません🙂‍↕️会計は本当にとっても間違っていたので……😂ngがなんやかんや落ち着いたらまた🇲🇹に行く話も書きたいな〜と思いました🎶
110
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 21/09/2026
よかったです!!海がとにかく綺麗で治安も良くヨーロッパの中でも物価が安めで世界遺産多くて魚介も食べられて良いところでした!クレカの請求もそうですが食事の会計間違えられたりもあったのでぼーっとしていたらいけないなと思いました 日記?
110
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 21/09/2026
そうです!🇲🇹
110
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 21/09/2026
喜怒哀楽の中で哀が一番創作に昇華できると自分では思うんだけど、それも考えられないくらいなんだか余裕がなかった🫠ここ数年たくさん書いてるから1ヶ月半くらい何も書いていなくて驚いた ただ落ち込んだりかなしんだりしてるだけでは勿体無いからなにかを創り出して意味があることにしないとと思うけど、感情にパフォーマンスを求めるのってなんか嫌だな〜とも思うけどただ傷ついたりかなしんだりするだけって自分が擦り減るだけだからな……
010
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 21/09/2026
少し前にマル夕に行ったんだけどバス乗る時にクレ力使ったら請求が2ヶ月遅れで来て、不正利用かと思って問い合わせたら不正利用ではなかったけれども力ードが止められた🫠力ード番号暗記してたから悲しい🫠経済を回せない辛さを創作に回した 何を言ってるんですか?
120
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 20/09/2026
3/3
えて小声で「だからボクをどうしたいんだ」とぼそぼそつぶやき、電気を消した。スマートフォンを触ろうか迷い、眩しいと起きるかもと思いやめた。

 夜は誰にも平等に訪れる。心地よい眠りに誘われ安寧となるか、逆に眠れず泥濘の中にいるかのような心地になるかの違いはあるが、今日のふたりの世界ではともに前者だった。

;
 眠りから目覚めた女はぼんやりと微睡んでいた。――よく眠れた。やっぱりプールがよかったのかも。いや弦くんがよかったのかな。なんか弦くんの匂いがするなーって思っていたら寝落ちしてたし。そう思いながら女はカーテンの隙間からこぼれる光を見て、手を伸ばしてスマートフォンを手に取った。充電器あったのかな、なかったなら充電代わってあげないとと女が考えた瞬間だった。男の大きな手がスマートフォンを攫っていく。

「……まぶしい」
「ごめん」
「まだ寝る……」
「あ」

 手を伸ばしても届かないところにスマートフォンを置かれ、ぎゅうっと抱き込まれて女は「起きようと思ったのに」と思った。眠っているが男の力は強い。規則正しい寝息を聞いて、その寝息に合わせるように呼吸をしていると段々瞼が落ちていく。

;
「すごく寝た」
「よかったじゃないか」

 くわ、と大きな口をあけてあくびをしている男の横で女は起き上がって伸びをした。まだ横になっている男に覆いかぶさるように顔を覗き込むと、すっと腰に手が回る。

「羊数えてくれた?」
「数える前に寝落ちしてたやろがい」
「驚くほど眠れた。プールか弦くんのどっちがよかったんだろ」
「比較対象がプール……? ボク様一択だろ」
「じゃあ弦くんか」

 前髪をそっとはらわれた男は、女の髪を耳にかけながらつぶやく。

「ボクの何がよかった? 全部?」
「うん、全部」
「適当に流すなよ……ちゃんと言って」
「なんだろ。ごつごつしてて安心感あるとこかな」
「ごつごつ……? 背負って泳いだ時の話か」
「そうそう」

 伸びきったTシャツの襟からのぞく肌を見て男は思わず喉を鳴らした。――ボクの彼女が、ボクの服を着て、ボクの上にいる。そう思った瞬間に女がふっと笑った。

「おなかすいた。もうお昼だね。食べるものなにかある?」
「この間買ったプロテインが……」
「弦くんの部屋、変な味のプロテインしかないじゃん。飲み切る前に次の開けるし」
「変な味しかないことはねーし! 美味い味もあるし!」
「外に食べに行く? それか何か頼んでも」
「肉」
「うん?」
「疲れたときは肉だ」

;
「で? 疲れてたから肉? 個室の? うわ絶対それ東京カレンダー見とるで……弦ちゃんやっぱおもろ……」
「東京カレンダーは見てないと思います。さすがに。てゆか保科隊長、弦ちゃん呼びなんですね……」
「弦ちゃん、ナマエちゃんが肉を食うたびガン見してきたやろ。やっぱかわいい彼女が美味そうに食ってるの見るのがオトコ的には刺さるし」
「ガン見というかちゃんと食べてるか確認というか」
「いやガン見やて。普通の男すぎておもろ。結局疲れとるには好きな女と美味いモン食うのが一番って……普通の男すぎるわー……写真ない?」
「あります」
「いや肉やなくて弦ちゃんの」
「ふたりで撮ったのなら……」
「だ……っダサ! これペア? ふたりともTシャツダサすぎておもろ……いや逆に収入源謎の金持ち感あるな。俺もこれ買お」
「みんなでおそろいで着て焼肉行きましょうよ、今度」
「ええの!? ナマエちゃんが来るなら絶対、弦ちゃん来るの確やん! 俺とふたりきりにさせたくなくて絶対来るやん!」
「あーけど盛り上げるのめんどくさいな……。食べてるだけでいいなら」
「いつ行く? 今日?」
「Tシャツ届いてないけどいいです?」
「あー、弦ちゃんに借りるわ」
000
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 20/09/2026
2/3
「弦くんに? 眠れないって? なんかちょっとメンヘラみたいじゃん。それに時計見たりすると余計眠れなくならない? ブルーライトで目がさえちゃうし」
「ボク様の好意を無下にするとはいい度胸だな……」
「うそ。嬉しかった、ありがとう」
「……どういたしまして」

 恋人を背に乗せてすいすい泳いでいる男は、ぎゅっと抱き着かれて一度硬直した。動揺を悟られぬようにふたたびすいすい泳いでいると、穏やかな声がやさしく男の鼓膜を揺らす。

「眠れない夜と、足がつきそうでつかないプールって似てない?」
「まったくわからん」
「似てるし。……だけどこうしてると泳げるようになった気分」
「泳げないのにひとりでプールは危なすぎるだろ」
「ひとりではさすがに来ないよ」
「さっきと言ってることが違うやろがい」
「そう言ったら心配して一緒に来てくれるかと思った」
「……は」
「弦くんありがとう」

 お礼の言葉が響いたあと、ちゅっと後ろから頬に口づけられて男は今度こそ硬直した。そしてぷるぷると震えたあと、天井に設置してあるカメラを睨みつけ、高速でプールサイドへと泳ぎ女に向き直った。

「えっなに!? 怒った!?」
「怒ってない。もう上がるぞ」
「わ」

 男は両手で女の腰を掴み、ぐっと引き上げて女の身体をプールサイドに腰掛けさせた。高速で泳いだので濡れた前髪を煩わしく思った瞬間、そっと前髪を整えられて男は目を瞬かせた。

「……なに」
「何でもない」
「何でもない顔じゃないだろ」
「上から見る弦くん、新鮮だなって思った」
「……きみはボクをどうしたいんだ」

 ぼそっとつぶやいたあと、男はプールから上がり手渡されたタオルで身体を拭く。そのまま女の手を引き、プールをあとにした。

;
「今日はよくねむれそう。ありがとう」
「……」

 シャワーをあびて着替えをすませ、このまま解散しようとしている女を見て男は「本当に帰るのか」と思ったあとに女の目の下のクマを見つめる。「帰すか。いやけど明日はボクも休みだし帰したくな……いやしかし」と我儘を言おうか迷っていると、女が唇を開いた。

「明日休み?」
「休み」

 食い気味だなと思いながら女は続ける。

「じゃあ、明日起きたら電話してもいい?」
「ダメ」
「えっ」

 衝動的に男は女の手を引いた。距離が縮まり、女の目の下のクマをそっとゆびさきで撫でてつぶやいた。

「泊って」
「……えっ」
「何もしないから」
「え」
「ボクが羊を数えるから」
「……羊、数えてくれるの」
「うん」

 男の指が返事を催促するように女の唇に触れる。荒れているな、と思ったらしい男は自身のポケットを探り、いつかもらったリップクリームを取り出して女の唇に滑らせた。

「ん……、じゃああとで部屋行く」
「いま一緒に行けばいい」
「着替えとか」
「置いてあるだろ」
「……そっか」
「うん」

 普段自分がやるように、自身の唇にもリップクリームを滑らせている男を見て女は天井のカメラをじっと見た。――カメラ、なかったらたぶんハグしてたかも。そう思ったのである。

;
「弦くん、充電器貸してー」
「この間ビンゴで当てたモバイルバッテリーがどこかに……」

 一日くらい充電なんてしなくてもいいだろと言いそうな男は、その台詞を言いそうになったが口を噤んだ。――ボクの彼女がボクの服を着て、ボクのベッドで眠そうにしてる。そう思うと何でも言うことを聞いてしまうのである。そもそもここで充電器を貸さないと言ったらかわいい彼女が帰るかもしれない。そう思いながらごそごそと部屋を漁りモバイルバッテリーを探し出した男が、どうだ褒めろと振り返った瞬間だった。

「……ね、寝てる……」

 おやすみ三秒やないかい。男はそう心の中でつっこみ、すやすや眠っている女の顔を覗き込んだ。ベッドの近くのコンセントに刺さっている充電器には女のスマートフォンが繋がっているので、仕方なく自身のそれをモバイルバッテリーにつなげ、ふたたび恋人の寝顔を覗き込むと。

「ん……」

 もぞもぞと女の身体が動き、男の首筋あたりに頭が落ち着いた。可愛がっているけれどなかなか懐かない猫に懐かれたような心地に男は胸を押さ
100
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 20/09/2026
プール行って帰したくなくなるnrm ※ナマエ固定 1/3
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「workaholic?」、「lonelyohseven」と記載されています。
以下は本文の内容です。

「は?」

 日本最強の対怪獣戦力である男はクエスチョンマークを百個背負い、特別な瞳を見開いていた。恋人と長谷川エイジが横並びで楽しそうに歩いているのである。長谷川エイジはいつもの服装であるが、恋人は今からジムに行きますというような、非常にカジュアルな装いをしておりふたりともタオルを持っている。これはと思った男は大声を出した。

「待て待て待て待ていまからふたりでどこへ行く!? トレーニングルームか!? そうだろう!」
「その通りだ。解決したならもういいだろう」
「よくないが!? ふたりでジムデート気分か!? なぜボク様も誘わないっ! というかなぜナマエちゃんが」
「なんか最近運動不足なんだよね。仕事終わりにちょっと運動しようと思っていたら長谷川さんに会って一緒に」
「なぜボク様を誘わない!? そもそも長谷川がいたからいいが……ひとりで行ったら絶対に声を掛けられるだろ!」
「掛けられないと思う。掛けられないですよね?」
「いやそれは」
「器具の使い方わかる? 教えようか? フォーム見てあげようか? だとか馴れ馴れしくしてくるやつがいるに決まってるだろ! ベンチプレスをこれ見よがしに見せつけるやつだって絶対に」
「お前と一緒にするな」
「はあ!? べ、べつにボクはそんなことやってねーし! そもそもジムデートしたことねーし!」
 
 それにしてはやけに具体的な被害妄想だな。シュミレーションでもしたのか、と長谷川エイジは思ったが口には出さなかった。

「じゃあ鳴海隊長も一緒に行く? 三人で走ろうよ」
「ハムスターみたいな気持ちになるから嫌だ」

 女はその言葉に目を瞬かせた。誘えって言ったから誘ったのにと思ったところで、男は何かに気づいたように女に近づいた。

「……疲れてる?」
「えっ、疲れた顔してる? ブス?」
「そんなことは言ってないだろ。顔色がよくない」
「……今日はやめておこう。また行きたい時は連絡してくれ」

 恋人にまじまじと顔色を確認され、上司に体調を気遣われ、女は居心地悪そうにつぶやいた。

「だけどちょっと運動したくて」
「怪我でもしたら危ないだろ。ダメ」
「……じゃあプールに行こうかな。水の中を歩く」
「ひとりで?」
「うん」
「ダメ」

 女の言葉に男が眉を顰めたので、長谷川エイジが「恋人の水着を見られるのが面白くないのでは? しかし訓練用のプールは申請しないと使えないからそのリスクはないのでは」と考えた瞬間だった。

「泳げないのにひとりでなんて危ないだろ」
「歩くだけだよ。浮輪も持っていく」
「そもそもなんでそんなに……まあいい。ボク様が付き合ってやらないこともない」
「え」

 女が目を瞬かせている様子を見て、長谷川エイジは男の気が変わらぬ前に端末を操作した。

「使用許可を申請した。疲れているなら無理をするなよ」
「長谷川さん……ありがとうございます。また是非トレーニング、ご一緒させてください」
「いつでも声を掛けてくれ」
「おいおいおいおいおい長谷川ァ……なんだか露骨に優しくないか!? ボクが誘った時はもっと塩やろがい」
「長谷川さん、鳴海隊長に優しいじゃん。もっと普段から感謝した方がいいよ」

;
「運動したいんじゃなくて疲れたいの間違いだろ」
「……よくわかったね?」
「眠れていないのか」
「休みの前日とか眠れないときがある。色々考えちゃって」

 水中訓練用のトレーニングウェアを身に着けている男はプールに入り、プールサイドに座り脚を水につけている同じ衣服を着た女の両手をそれぞれ握っていた。水の中に入れと促すように手を引くが、女の身体は動かない。

「入らないのか」
「思ったよりも水が冷たい」
「すぐに慣れる」
「……うん」

 ふたたび手を引かれ、女は身体を水の中に沈めた。つま先立ちでようやく水面に顎が出る深度である。これは歩くの難しいなと思った女は手を握ったままの男の首にしがみついた。

「思ったより深いね」
「……うん」

 至近距離で視線が重なり、男は思わず喉を鳴らした。近い、かわいいと思ったところで目の下のクマを見とめてはっとし、ぐるっと身体の向きを変えた。水の中で背負われたようなかたちになった女はそのまま背中にぴったりとくっついてくちびるを開く。

「歩いて」
「……これ、疲れるのはボクだけだろ」
「弦くん、自分の辞書に疲労も困憊もないって前に言ってたし」
「いや水中ではそれなりに負荷がかかるからいいのか?」
「何もしないよりはよさそう。今日はちゃんと眠れますように」
「眠れなかったら連絡すればいいだろ」
111
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 30/08/2026
もうすぐ配信終わるボ〜ンズアンドオ〜ルをずっと見たいと思っていたから見たけど最初のバイオレンスシーンで怖くなってやめちゃった 弱すぎる
010
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 29/08/2026
最近見た恋リアの中で圧倒的にシャッフルア🏝️ランドがよかった🏝️
010
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 23/08/2026
okngちゃんと恋リア見る話は書きたいかも🎶で水着回🩳とかで「このメンズいい体してますね!?」とかいうokngちゃんに「そうかな?」て返して「普段から見慣れてますもんね!😁」て言われて気まずい顔するnrmの彼女🫵
010
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 23/08/2026
nrmの彼女は他人がどんな人生送ってどんな感情を抱くのかとか知りたいから恋.リア見るけどnrmは興味ないだろうしと思って一気見してる間は音信不通になり、連絡取れず寂しくなったり不安になったnrmがソワソワやってくるので「gnくん興味ないじゃん」とか言いつつ一緒に見ることになり「こんな短期間で人を好きになるか?」「演技だろ」とかゲームやりながら文句言いつつ「だけど参考になる……か?」とか内心思うも結局彼女が喜ぶのは模型の人骨(※リラ)だから何も参考にならない
030
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 11/08/2026
2/2
ラも問題ないし現場の見取り図も送ってくれた」
「話はえーじゃん」

 つかなんかボスってナマエさんに甘くね? 真面目でしっかり働くからか? アイスとかケーキとか買ってくる時も絶対ナマエさんがシフト入ってる時だし、と勢羽夏生は考えながら唇を開く。

「じゃあ俺がピッキングするから中入ってささっとブツをパクろーぜ」
「あ、なんか他にも取ってきてほしいものがあるって」
「だる……だから協力的なのかよ」
「インセンティブ出るって。頑張ろうね!」
「まあ金出るなら……」

 逆に失敗した方がボス、キレそうだな。そう思いながら勢羽夏生はエンジンを切った。

★
 殺連の関連施設なのにセキュリティがザルすぎねーか? と思いながら勢羽夏生はピッキングの最速記録を叩き出し、女と共に足早に目的の部屋へと向かいおつかいを済ませた。リストを読み上げる声を聞いて迷いなく薬やら器具やらを手に取っていく女を見て、勢羽夏生は「すげー手際いいじゃん」と見直した。もっと素人だと思っていたのである。そしてリストを確認し漏れがないことを確認したところで、足音が聞こえた。

「誰かきた」
「警備か? ナマエさん、こっち」
「わ」
「できるだけくっついて」

 無駄な戦闘は疲れるから避けるべきであると考え、勢羽夏生は女の手首を引いて華奢な身体をスーツにおさめたあと、電源を入れた。ばちばちと透明化していく自身を見て女は目を瞬かせる。部屋のドアが開き、警備服を着た人間が誰もいないことを確かめたところで部屋から出ていった。足音から一部屋ずつ調べているようなので、男は女を抱き抱えながらつぶやいた。

「システムが復旧する前に出るぞ」
「わかった」
「……は?」

 女はごそごそと男のスーツのポケットを漁り、目的のものを取り出して躊躇なく窓に向かって投げた。高濃度の液体窒素が含まれた球体状の爆弾である。窓ガラスが粉々に割れて女の意図を理解した男は、ぐっと女の身体を横抱きにしてそのまま窓から飛び降りた。

★
「力技すぎるだろ……つかなんで爆弾持ってるってわかった?」
「絶対持ってると思った。セバちゃんは用意周到だから」
「……」

 助手席でけらけら笑っている女を見て男はため息をついた。ブツは無事だよなと女が抱えている、強盗がよく使うような鞄を見る。視線に気づいた女は告げた。

「無事! ちゃんと抱えてたから」
「これインセンティブだけじゃなくて残業代もつくんだろうな」
「ボスに話してあるから大丈夫」
「さすが守銭奴」
「ひどい。……てゆか重かったよね!? ごめん」
「いや別に」
「運んでもらうってわかっていたらダイエットしたのに……」
「重たいなんて言ってねーだろ」

 男がエンジンをかけたところで、女はつぶやいた。

「なんか楽しかったね」
「普段のバイトよりはなー。てゆかナマエさん思ったよりしっかりしてんな。もっととろいかと思ったわ」
「よく言われる」
「言われんの?」
「うん。見た目よりも強かだよねとか」
「強かな方がよくね?」

 男の言葉に女は目を丸くした。

「え、引かれる方が多いよ! もっとおっとりしていると思ったとか」
「ギャップ、いいじゃん」

 男の言葉に女は嬉しくなり、照れながらつぶやいた。

「セバちゃん、また一緒に組もうね」
「なんで?」
「楽しかったから! セバちゃんもわたしと組んだら楽しいでしょ!」
「まあ田中とくっつくよりはなー」
「なんで比較が田中さん?」
「つか訂正していい?」
「なに?」

 男は信号が赤になったところで、助手席の女をじっと見つめてつぶやいた。

「好みのタイプ」
「よく笑う子?」
「まあそれもあるけど。一緒にいて楽しい子」

 女がその言葉に何か言おうとした瞬間、男は「青になった」と言って視線をそらした。

「……セバちゃん、ちゃらすぎて怖い」
「はあ?」
「あっラーメン屋さんがある! ラーメン食べて帰ろ」
「いや、ダイエットは?」
「……」
「うそうそ。別に重くなかったって」
「……」
「軽かった軽かった」
「嘘っぽい」
「ついた。そっち狭いから気をつけろよ」
「あ、うん。ありがとう」
020
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 11/08/2026
バイトの後輩のsbntkとドライブデ〜トする話 ※拙宅設定ナマエ固定なんでも許せる方向け 1/2 #skmt夢 #skmtプラス
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「Solstice」、「lonelyohseven」と記載されています。
以下は本文の内容です。

「頼むよセバちゃん! 透明マントを貸してくれ!」
「いや貸すわけないしこれ透明スーツなんで」

 勢羽夏生はダメな上司である田中の渾身の懇願を鼻で笑った。透明マントは流石にアウトだろと思いながら奢ってもらった缶コーヒーを飲みつつつぶやく。

「また何かやったんすか」
「堀口の注射器を落として割っちゃったんだよ! どうにかしないとお前もあべこべにしてやるってキレられて……」
「あべこべはやばいっすね」

 堀口と言うのはマッド堀口のことである。自分の苗字の前にわざわざマッドってつけるか? と少し前に田中と話したことを思い出して、勢羽夏生はもう一度鼻で笑った。

「いや普通に田中さんがあべこべにされんのウケる」
「ウケねーよ! とりあえず近くに殺連系列の診療所があるだろ!? そこに夜に忍び込んで注射器を……」
「アマゾンに売ってないんすか」
「プライム会員じゃないからすぐに届かねーんだよぉ!」
「いや課金しろよ」
「そもそも買うと金かかるだろ! 金稼ぎにこんなやべーとこ来てんのに本末転倒だろうが!」
「色々とやべーな」

 世間知らずという年齢でもなく闇バイトに手を出すものは、もう抜けられないから蟻地獄にハマっているか、今日生きる金がなく追い詰められているか、借金で首が回らないかが大半である。まあ確かにこんなわけわかんねーバイトに学生でもねーのに応募してんのは金に困ってるからだろうな。そうは言ってもよく知らねーやつに自分の武器貸すのは無理。勢羽夏生がそう考えて断ろうとした瞬間だった。

「仕方ねえ……ナマエちゃん誘うか……」
「はあ?」
「いやなんか免許取り立てで運転したがってんだよ。注射器に種類あるかもわかんねーし、ナマエちゃんなんかそういうのに詳しいだろ」

 勢羽夏生は最悪すぎると頭を抱えた。ナマエちゃんという女は勢羽夏生が懸想している人物である。田中に調子いいこと言われたら騙されてのこのこついていくに決まってるし、そもそも田中とナマエさんでやれんのか? やれねーだろ。二人ともそんな動けるタイプじゃねーし。つかマジで割に合わねーけど田中に貸し作っとくか。勢羽夏生はそう考えてため息をついた。

「仕方ねーなー」
「えっ透明マント貸してくれんの!? そ、それとも金!? 金貸してくれんの!?」
「田中さんが堀口さんにあべこべにされんの流石にアレだし俺がナマエさんと行ってきます」
「セバちゃあん!」

★
「ナマエさん運転できんの?」
「この間免許取った」
「初心者マーク持ってきた?」
「え、ない」
「じゃあさせられねーなー」
「買っておくべきだった……」

 落ち込んでいる女を見ながら勢羽夏生は運転席に乗り込んだ。女への好意と運転を任せられるかの信頼は別の話なのである。

「お、ガムあるじゃん」
「勝手に食べていいかな」
「ボトルだしバレねーだろ」
「ありがとう」

 ガムを手渡され、女は口に含んだ。

「つか田中も堀口もやべーよなー」
「田中さんお金のことになるとたまに顔やばいよね。やっぱり借金とかあるのかな」
「あー休みの日新台並びに行くっつってたわ」
「マッド堀口は優しくない?」
「いや自分の名前の前にマッドってつける自称科学者はやばくね?」
「えー。マッド堀口って呼ばないと怒るけど質問しても答えてくれるし優しいよ」
「質問してんの」
「うん」
「じゃあ俺もナマエさんに質問していい?」
「えー答えられるかな」

 けらけら笑っている女の声を聞きながら、勢羽夏生はつぶやいた。

「どんなやつがタイプ?」
「えー……なんだろ。好きになった人がタイプかな」

 こいつ、逃げたな。勢羽夏生はそう直感した。そう考えながらへー、と相槌を打つと。

「セバちゃんはどんな人がタイプ?」
「あー……よく笑う子?」
「やば」
「なにが」
「もっと尖ったこと言うと思ってたのに」
「はあー?」

 信号が赤になったので男はガムのボトルの中から包み紙を取り出して女に渡した。そろそろ捨てたいだろと思ったのである。自分もガムを包んだところで、包み終えてゴミを持て余している女の手からそれをさらった。

「えっ」
「後ろにゴミ箱あるから」
「ありがとう」

 後部座席の足元にあるゴミ箱に捨てた後、目的地が近づいてきたので男は本題に入ることにした。

「ナマエさんピッキングできる?」
「できるよ」
「有能じゃん。何秒」
「鍵の種類によるけどそこそこ速いと思う」
「じゃあとりあえず着いたら俺がセキュリティハッキングするから、終わったらピッキングして。カメラ切れたら透明スーツなくてもいけるだろ」
「わかった。てゆか多少暴れても殺連の関連施設なら問題ないってボスが」
「……ボスに相談してんの?」
「え、当たり前じゃん。報連相」

 こいつ、筋金入りの社畜だったなと勢羽夏生は頭を抱えた。

「あ、てゆかまってボスから連絡来てる。……えー! ハッキングしてくれたって! セキュリティもカメ
130
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 08/08/2026
2/2
「かわいいし記念に……あっ」
「外すからな」

 男は女の首筋にするっと手を這わせた。女の手が男の手を掴む。

「……やだ……」
「……一応職人としてのプライドあるから無理」

 可愛くやだと言われてもさすがに折れるのは無理だと男は内心ため息を吐いた。そのまま両手を女の首の裏に回して、指の感覚だけでネックレスを外そうとした瞬間だった。至近距離で視線が交わる。じっと見つめられ、男はそのまま距離を詰めた。

「……ん」

 唇が重なる。そのまま数回重ねて、ネックレスを外す作業に戻ろうとしたところで女の身体が動く。離した唇を追いかけるように角度を変えてはむはむと唇を吸われ、男は「は?」と思った。

 普段はナマエちゃんからキスしねーだろ、つかしろって言ってもしねーのにここでするのはあざとすぎるし俺がいくら天才でもこんなエロいキスしながらネックレスを外せるわけねーだろ、と男はキレながら舌を捩じ込むべく唇をひらいた。

「ナマエ」
「……ん……」
「くちあけて」
「……ぅん……」

 浴室にくぐもった濡れた声が響く。何もしねーって言ったの誰だよ。俺か。疲れたら勃たねーって言ったのは……俺か。男はそうキレながら女の腰を抱いて手を握る。いちどくちびるを離してぼそっとつぶやいた。

「……外せるわけねーから一旦離して」
「……なつきくんでもできないことあるの」
「……両手塞がってんだろ、ナマエで」
「……ん……」

 嬉しそうに微笑まれてふたたびキスされ、男は反応しそうになるのを堪えるためにふたたび女の首の裏に手を回した。天才はエロいキスをしながらでもネックレスを外せると証明された瞬間だった。そのままネックレスを外してぽいっとその辺に投げようとしたところで、女の体がふる、と震えた。

「……さむいの」
「濡れた服はさむい……」
「……」

 男はため息を吐いて女の頭を撫で、浴槽から出た。あまりに堂々と出るので女は慌てて目を覆った。

「着替え持ってくる。それ脱いだら洗濯するから」
「……あ、ありがとう?」
「高いぜ」
「お金とるの!? てゆかそもそもセバちゃんが」
「明日の朝、和食食いてーなー」
「……かつおぶしある?」

 結局洗濯を回したところで寝落ちして出汁の香りで目を覚ますことになる男は、彼女の彼スウェット的な装いが見られずに「また泊まって」と言うことになる未来を知らない。
040
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 08/08/2026
sbntkとまだキスまでの彼女 ※ナマエ固定拙宅設定なんでも許せる方向け ※ちょっとアレ 1/2 #skmtプラス #skmt夢
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「Solstice」、「lonelyohseven」と記載されています。
以下は本文の内容です。

「そういえばこれ」
「なにこれ。ティファニー?」
「そうそう」
「絶対違うじゃん」

 明日から実習へ行く女は彼氏である武器職人に手渡されたネックレスのようなものを見て目を瞬かせた。デザインは有名な宝飾品ブランドのものに酷似しているが、包装もなくそのまま剥き出しで手渡されたので絶対に違うと女はいぶかしんだ。

「この金具を押すと3分間透明になれる。一回きりだけどな」
「え! すごい、天才」
「もっと褒めてくれていいぜ」
「え、えーっと……才能が怖い! センスがありすぎる! とにかく最高!」
「雑すぎんだろ。……使わねーに越したことはないけど、なんかあったら使って」
「ありがとう。実習で困ったら使う!」

 嬉しそうにネックレスを眺めている女を手招きし、男はそのまま首に手を回して武器をつけてやった。

「防水だから外すなよ」
「わかった。ありがとうセバちゃん」
「夏生くんだろ」
「ありがとう夏生くん」

 正面から手の感覚だけで彼女の首にネックレスをつけている指先が器用な男を見て、工房にいる武器製造科の面々は「神聖な工房で……」とぎりぎりと歯軋りをした。

★
 インスピレーションはふとした時にわいてくる。突然ふっとわいて出たアイデアをどうにか形にすべくずっと工房に籠っていた男は、ようやくアイデアが形になったところで彼女に渡したネックレスが使われたことを悟った。使われたらわかるように作ったその武器にはGPSもつけている。かつて弟の所在がわからなったことから、同じ轍を踏まないべく大事な彼女がどこに消えてもわかるようにしたのである。本人には言ってねーからバレたらキレられそうだけど、まあ何もない限りは使わねーしバレねーだろ。男はそうたかを括りながら欠伸をして自室へと戻りバスタブに湯をためた。早く風呂入って寝たい。つか俺の武器使ってるけどナマエは大丈夫か。まあ合気道そこそこやれるし大丈夫だろ。そう考えながら男はシャワーを浴びてバスタブに沈んだ。湯の温かさに意識がだんだんほどけていく。

「セバちゃん!? 生きてる!?」
「……あ……?」

いつの間にかバスタブで眠っていた男は目を開いた。視界には心配そうにこちらを覗き込んでいる彼女がうつっている。

「部屋寄るねって連絡したけど既読つかないし工房行ってもいなくて心配で勝手に入ってきちゃった。ごめんね」
「あー……寝てた」
「お風呂で寝ると危ないよ」

 湯がぬるい。何時間寝てた? と思いながら男は欠伸をした。その様子を見て女はつぶやく。

「顔が見られてよかった。今日は帰るね」
「……」

 自分を起こしてあっさり帰ると言う女に、寝起きの男はむっとした。なんかもっとあるだろと思い、女の手首を引く。女の身体は簡単に傾き、バスタブに沈む。服を着た状態のまま微温湯に引き摺り込まれた女は驚きで目を瞬かせた。

「……ひゃっ!? な、なに!?」
「泊まれば」
「泊ま……!?」
「何もしねーから」
「……」

 強引にお風呂に引き摺り込んだくせに何もしない……? と女は警戒した。警戒されたことに気づいた男はぼそっとつぶやいた。

「そもそも眠すぎて勃たねーし」
「……」

 顔を真っ赤にして動きを止めた女を見て、男はそもそもこんなにびしょ濡れだったら帰れなくね? と考えた。同じことを悟った女がそっと力を抜いたので、男は自身の上に乗りあげている細い腰をそっと抱いてつぶやいた。

「実習おつかれ」
「あ、ありがとう……」

 このまま話すの!? 服着てお風呂入ったまま!? と女は動揺しながらつぶやいた。入浴剤なんて入っていないので、自分の下にある男の身体を見ないようにするためにはすぐ近くにある顔を見ないといけない。くまがあるな、と女は思いそっと男の目の下にふれた。

「くまがある」
「あんまり寝てねーから」
「コンペ近いっけ」
「べつに」

 胸の辺りに顔を寄せられたので、女はいたわるように男の頭を撫でた。男がぴく、と動きを止めたので撫でるのをやめると、そのまま上目遣いでじっと見つめられた。

「……なんでやめんの」
「……!」

 女は大大大好きな彼氏に引き続き頭を撫でろと上目遣いで甘えられ、変な声を出しそうになった。か、かわいい。セバちゃんかわいすぎる。そう考えながらよしよしと撫でていると、男の視界に例のネックレスがうつる。そのまま指でそっとふれながら男は唇をひらいた。

「どーだった、これ」
「ちょっと起動にラグがあったけどすごくよかった」
「一回きりって言うのが雑魚いんだよな」
「一回だけでもすごいよ。可愛いし」
「ナマエちゃんダサいのはつけねーだろ」
「……まあ」
「また改良するから一旦返して」
「え」

 女は目を丸くして告げた。

「やだ。記念にとっておく」
「いや武器として役に立たねーハイブラのパチモンつけてんのやべーだろ。俺がパクられるわ」
130
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 07/08/2026
2/2
を見る。ほっとしたように微笑まれ、思わず距離を詰めた瞬間だった。女の顔が俯く。キスを拒まれたようなかたちになったところで、「ボク、いまキスしようとしたか」と男は気づいた。そして「キスを拒まれた!?」と思い口を開いた瞬間だった。

「ありがとう」
「……べつに」
「行きたくなかったからよかった」
「珍しいな。普段は行かないと感じ悪いとか言うだろ。……もしかしてきみに色目を使うやつが」
「色目って」
「いるのか!?」
「気に入ってくれているんだなと言う人はいる。わたしに似てるんだって」
「ボクが!?」
「なんで? その人が。似てるからもっと知りたいんだって」
「ボクを!?」
「だからなんで?」

 女は抱きしめられたまま、じっと自分を隠してくれた男を見てつぶやいた。

「鳴海隊長は、自分と似てる人か違う人、どちらに惹かれる?」
「……なんだそれは」
「いいから」

 男はすぐ近くにある女の瞳をのぞきこみ、唇をひらく。

「考えたことがないな」
「じゃあいま考えて」
「似てるところもいいし違うところもいいと思う」
「……そうじゃなくて、どちらにより惹かれるかっていう話」
「似てるかどうかの尺度ではかったことがないからわからん」
「……なるほど」

 腑に落ちない顔をしている女の顔にかかった髪を耳にかけながら男はつぶやいた。

「なるほどの顔じゃないだろ」
「わたしは自分とは違う感受性を持った人に惹かれると思ってた。だけど、根本的な考え方や価値観が似ていることが前提にあるのかなと思った」
「誰の話をしてる?」
「……鳴海隊長は」
「ボクが何」
「さっき、誰の話をしてた?」

 お互いに答えは必要なかった。言葉を交わしても意味がないほど重なった視線はひどく熱く、確かな意味を持っていた。焦れた男が距離を詰めようとしたところで女はそっとつぶやいた。

「……どっちでもいいことがわかった」
「どっちでもいい?」
「似ていてもいなくても。そこにこだわるのってなんか条件で選んでる感があって打算があるかもと思った」
「……誰の話をしてる?」
「取引先の人」
「……待て待て待て待て」
「なに」
「何もされてないだろうな!?」
「されてるわけないじゃん。何かされたらすぐチクるし」
「何もされてなくても出禁にしてやる。啓司さんに……」
「てゆか待って」
「なに」
「長谷川さん、なんで外から施錠したの?」
「……長谷川はきみに甘いからだろ」
「わ、わたしがいることわかってた!?」
「知らん。それよりそいつのフルネームを」
「あっ長谷川さんからだ」
「ボクを無視するな!」

 女は端末を見て目を瞬かせた。「来栖には上手く話しておく」という文面を見て、なんでわかったんだろうと女はぼんやりと考えた。

★
 鍵をかけたのはやりすぎだったか? と長谷川エイジは歩きながら考えていた。普段から自分の意思よりも周りの雰囲気を優先するきらいがあるので、なるべくフォローできたらと思っている相手がシェルターとして選んだ場所があの公私混同部屋だったのである。いくら鳴海が隠してもさすがにわかると長谷川エイジは考えながら踵を返す。施錠はよくない。鳴海が弱った彼女に無体を……いやさすがにそんなことは……とぐるぐる考えていると施錠した部屋からふたりが出てきたので長谷川エイジはほっと息をついた。

「あっ長谷川さん! いまからボニーズ行きますけど一緒に行きます!?」
「長谷川は行かないと言ってる」
「話を盛るな! 言ってないだろう」
「じゃあ3人で行こ。ポテトをシェアしよう」

 長谷川エイジと鳴海弦は「この時間からポテト……?」と思ったが目の前の人物が嬉しそうなので口をつぐんだ。

「そうだ、長谷川さんにも聞こう」
「何だ」
「自分と似てる人か違う人、どちらに惹かれます?」
020
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 07/08/2026
nrmの部屋に隠れる話 ※拙宅設定なんでも許せる方向け #怪8夢 #怪8プラス 1/2
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「workaholic?」、「lonelyohseven」と記載されています。
以下は本文の内容です。

「自分と似てる人か違う人、どちらに惹かれる?」
「何の話?」

 亜白ミナは目の前の友人の言葉に目を瞬かせた。友人はサンデーをパフェスプーンでつつきながらつぶやく。

「いま新型スーツの開発で出雲テックスの方々と仕事してるんだけど」
「……言い寄ってくるやつがいる?」
「何かにつけて似てるっていう方がいるんだよね。わたしが自分と似てるからもっと話したい的な」
「似てるの?」
「仕事中の雑談で似てると言われてもなーって感じ」
「似てないんだな」

 友人がふっと笑って目を伏せたのを見て、亜白ミナはつぶやいた。

「困っているなら力に」
「ううん、今のところ困ってないんだけど」
「けど?」
「スーツのテストが終わったらみんなで懇親会でもという話が出ていて」
「行きたくないんだな」
「うん。その時にもっと話したいって言われて、行きたくないなーと思った」
「……その日いつ? ご飯行く?」
「え、ほんと? 行きたい」

 嬉しそうに笑う友人を見て、亜白ミナはほっとした。その様子を見て友人はつぶやいた。

「ところで」
「うん」
「ミナはどっち?」
「……根本的には似てる方がいいかな。理解し合えるというか」
「なるほど」

 亜白ミナは友人に執心している同期の男のことを考えた。あの男は似ていない。目の前の友人とは、少しも。

★
「亜白隊長、今日会議入って行けんって」
「ええ……」

 上官から伝言を頼まれた保科宗四郎は電話の向こうの残念そうな声を聞いて「この残念そうな声を聞きたくなかったから亜白隊長は僕に電話しろって言ったんか?」と邪推した。

「今日、取引先との懇親会があって……」
「聞いとる聞いとる。あっ僕も予定あるから無理やで」
「保科副隊長と二人で食事は流石に……」
「それこっちのセリフ」

 保科宗四郎は電話の相手を寵愛している男の顔を思い出してけらけらと笑った。この子とサシで食事は流石にバレたら怖いわ。そう考えながらエールを送るべく唇を開いた。

「行ってみたら楽しいかも」
「いやほんとに……親しくない方にプライベートのこととか恋愛観とか聞かれるの苦手で」
「恋愛観」
「あ」
「なに?」
「保科副隊長は」
「うん」

 続きを促すように相槌を打つと、電話の相手はそっとつぶやいた。

「自分と似てる人か違う人、どちらに惹かれます?」
「……恋愛観? それ聞かれたん?」
「はい」
「えー……考えたことないけど自分と違う方がおもろい気がする。刺激的って言うか」
「なるほど」
「で、どうなん?」
「わたしですか?」

 聞く意味ないなと保科宗四郎は聞いた後に思った。似ている。あの怪獣のような男と、電話の相手は似ていないようで、ひどく似ている。

★
 コンコンコンコンと何度も隊長室をノックされ、部屋の主人である男はゲームを中断し、かぶっていた掛け布団をぺいっとして仕方なくドアを開けた。すると目をうるませたひどく懸想している女がいたので男は目を猫のように丸くして部屋の中に招き入れた。

「どうした? なにかあったのか」
「匿って欲しい」
「かくまう? 誰から?」
「これから仕事の打ち上げ的なのがある」
「……きみ、ボク様には参加しろってうるさいのに自分は……」
「うるさい。行きたくないからかくまって」
「はあー!? そもそも行きたくないならこのボク様のように堂々と行かないと言えばいいだろ」
「言えるわけないじゃん」
「なんで」
「角が立つから」
「くだらんな」
「うるさい」
「いまうるさいって言ったか!?」

 布団の上に座った女の横に座った男が再び布団を頭から被り、ゲームを再開した瞬間だった。ふたたび部屋のドアがノックされ、女は身体を強張らせてつぶやいた。

「だれかきた!」
「だからこそこそしなくても堂々と……」
「おねがい……」
「……」

 きゅ、とよれたTシャツを握られてうるうる頼まれた男はぐ……と思った。そのまま女の身体を正面から抱き締めた瞬間、部屋のドアが開く。ドアからは布団を被った男の後ろ姿しか見えない。

「鳴海! ナマエを見なかったか」
「見てない」
「もしここに来たらすぐに来栖に連絡してやってくれ」
「来たらな。……いまいいところだから邪魔するな長谷川」
「……まったく、少しは片付けろ」

 ドアが閉まる音とともに施錠される音が響き、男の腕の中で息をひそめていた女は力を抜いた。それに気付いた男は強く抱き締めていた力をゆるめて、女の顔
120
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 01/08/2026
gk(現代のすがた)の試合についていくことになり「わたしはエコノミーでいいから🙋」とか言っていたら普通にチャ〜タ〜で😧となる彼女、乗り込んだ後に「大声出しても誰も来ないぜ〜」とか怖がらせるgkに「大声出すようなことするの!?」と返すし普通にベルト着用サイン消えたら即フルフラットにして眠るgk、飛行機でトイスト〜リ〜全部見る彼女
020
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 01/08/2026
3/3
と虎丸尚は思ったけれど殺し合いになりそうなのでそれは言わずに続ける。

「麦茶の飲み残しはやめろとかラーメンのスープ飲むなとか、ナマエちゃんあんたの兄貴にはちょっと世話焼くじゃん。でワガママも聞いてあげるけど度がすぎるともう知らないってちゃんと怒るし」
「……どうでもいいけどたぶんそこじゃねーと思う」
「え、じゃあどこ?」

 勢羽真冬はため息を吐いてつぶやいた。

「自分とは違うところがいいんだろ」
「えっ……何それどんなところ!?」

 勢羽真冬は無視した。こいつ無視したなと思いながら虎丸尚はつぶやいた。

「あんたの兄貴かっこいいけど、攻略むずいもんね。偏屈だし」
「はあ?」
「ナマエちゃんの特別になれる相手は他にもいるかもしれないけど、あんたの兄貴の特別になれる相手はナマエちゃんを逃したらあんまりいなさそう」
「……知らね」
020
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 01/08/2026
2/3
女のスマートフォンを握ったままつぶやいた。

「つか次ブロックしたらハッキングでも何でもして強制解除すればいいよな」
「……セバちゃんさあ」
「夏生くんだろ」
「……夏生くんさあ」
「なに」
「……ブロックされたらそのまま放置っぽいのに、意外」
「喧嘩するたびに必死で機嫌取りに来るのダサくてウケるって?」
「ひねくれすぎ。そんなこと言ってないよ」
「妙にナマエちゃんがあっさりしてっからだろ。そりゃあこっちが重くなるわ」
「えーじゃあもうちょっと重たくなろうかな」
「練習」
「えー……わたし以外の女の子に優しくしないで!」
「……別にしてなくね?」
「……そうなの?」
「そうだろ」

 男の言葉に女は目を瞬かせ、訝しむように瞳を細めた。

「セバちゃん普通に、女の子には優しくない?」
「そもそも周りに女子いねーだろ」
「わたし」
「彼女だから優しくするだろ」
「それもそうか……じゃなくて! バイトの時、付き合ってないけど優しかったし」
「……俺、ナマエさんに優しかった?」

 優しくしたか? と男は闇バイト時代のことを考えたが、特にエピソードが思い浮かばなかったので女に尋ねることにした。まあ割と最初からナマエのこといいなって思ったし無意識に優しくしてたのか? と思いながら返答を待つと。

「逃げようとした時に透明スーツに入れてくれたり」
「あー……」

 男はぼんやりとその時のことを思い出した。「密着しねーと透明にならねーから」とかなんとか適当なことを言って抱きしめたり抱きしめられたりしたことを思い出したのである。なるべくくっついた方がいいのは紛れもない事実であるが、目の前の女が何でも素直に言うことを聞くので正面から抱き合ったり後ろから抱きしめたりなど、そこそこやりたい放題やったのである。

「透明スーツ貸してくれたり……」
「あー……」

 男はぼんやりとその時のことを思い出した。女が自分以外の男と組む際に自分の服を着せてやったことは何度かあったのである。「俺以外はうまく調整できねーようになってるから一人で使わないと壊れる」とわざわざ根も葉もない釘を刺して他のやつと密着するなと言い含めたなと懐かしみながら男はバイト時代の必死な自分を哀れんだ。下心しかねーのに超親切なやつだと思われてんの逆にウケるなとも思った。

「そりゃあ優しくするだろ」
「だからモテるのか。こわ」
「いや普通に意識してもらいたいから優しくするって話」
「……ええ」
「つかナマエちゃんも俺にそこそこ優しかったじゃん」
「わたしは誰にでも優しいし」
「ラーメンのスープ全部飲むなとか野菜もっと食べろとか言われた時、もう付き合ってんのかと思った」
「……そ、それは盛ってる!」
「はあー? じゃあ誰にでも言うのかよ」
「い……言わないけど」
「つか距離が近いんだよな。透明になれるからって普通に男とあんなに密着するのはナシだろ」
「相手、セバちゃんじゃん! 言ったのもセバちゃんだし」
「俺以外にもやるの」
「……やらない」
「なんで」
「別に透明にならなくても合気道でなんとかするから」
「じゃあなんで付き合ってない俺にはハグしてくれたの」

 男の指が女の顔にかかった髪をさらい、耳にかける。じっと見つめられ、女はくちびるをひらいた。

「わかんない……」
「わかんねーの」
「……なんか特別だったから?」
「抽象的だな」

 男はため息を吐いたあと、つぶやいた。

「俺、答え知ってるけど」
「本人であるわたしはわからないのに?」
「知りたいなら教える」
「教えて教えて」

 耳を貸すように手招きするとのこのこと寄ってくる女を見て、勢羽夏生は口角を上げてひそやかにつぶやいた。

「俺がナマエさんの特別だったからだろ」

★
「お兄ちゃんと彼女の仲を取り持ってあげるなんて偉いじゃん」
「うるせーブス」

 勢羽真冬は話しかけんなというオーラを出しているのにも関わらず話しかけてくる虎丸尚を睨みつけた。虎丸尚はにやにやと笑いながら続ける。

「だけど意外だなー」
「何が」
「ナマエちゃん。怒るとブロックするタイプなんだね」
「そっちかよ」
「どっち?」
「兄貴がナマエちゃんの犬になってる方かと思った」
「いやあんたの兄貴は犬になるでしょ。ナマエちゃんにちょーベタ惚れじゃん。やっぱり顔もタイプなのかな」
「……」

 勢羽真冬は黙った。兄の彼女をはじめて見た時に「うわ兄貴、こういう子好きそー」と目の前の人間と同じようなことを思ったので気まずかったのである。

「やっぱり母性に飢えてる系ってナマエちゃんみたいなタイプが好きなんだよねきっと」
「はあ? なんだよ母性に飢えてる系って」

 妙に斜に構えて皮肉が多くて尖っている、懐に入れた相手にはそこそこ情がわく系。あんたもそうだけど。
120
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 01/08/2026
sbntkと喧嘩する話 ※ナマエ固定拙宅設定なんでも許せる方向け #skmt夢 #skmtプラス 1/3 少し前に投稿したものに加筆してます✍️
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「solstice」、「lonelyohseven」と記載されています。
以下は本文の内容です。

「ナマエちゃんまた兄貴と喧嘩したの? いつも喧嘩してね?」
「真冬くん、聞いてよ」
「いやそういうの気まずいから無理」
「この間セバちゃん誕生日だったじゃん!? 誕生日、デートの予定だったのにいまいいとこだから……て武器製作を理由にリスケされ」
「聞くの気まずいから無理って言ったじゃん」
「まあ誕生日だから好きなことをしてもらった方がいいかなーって思ってたらリスケのリスケをリスケされたの! だからブロックしちゃった」
「リスケのリスケをリスケってもうなんなのかわかんね」

 勢羽真冬は怒っているというよりは呆れている兄の恋人を見てマスクの下でため息をついた。恋人から連絡手段をブロックされていることに気づき、更には徹底的に避けられていることにも気づいた兄に「ナマエさん連れてきたらアマギフやるから」と言われたので渋々交渉に来たのである。

「そろそろ許してやりなよ。ブロックはさすがに兄貴もアレだって」
「……珍しくセバちゃんの肩持つじゃん」
「間に挟まれんのだりーし」
「……ごめん」
「いやべつに……」

 勢羽真冬は兄の恋人に神妙な顔で謝られ、逆に気まずくなった。アマギフ欲しさに動いているだけなので別に謝ってほしいわけではないのである。

「そうだよね真冬くんに迷惑かけるのは良くないよね……本人に直接言うことにする」
「なんて?」
「距離置こうって」
「はあ!?」

 勢羽真冬は思わず目を見開いた。距離を置かれるなんて言われたら成功報酬がポシャってしまうからである。焦った勢羽真冬は慌ててノールックで兄に電話をかけた。通話画面に切り替わったところで勢羽真冬はちょっと声を大きくした。

「ナマエちゃん何言ってんの!?」
「今話し合ってもお互い平行線だとおもうんだよね。人は変わらないしもっと気持ちが落ち着いてから」
「だからって距離を置かなくても……兄貴、人間的に終わってるとこあるけどナマエちゃんのことは大事にしてんじゃん」
「大事にされてる感、あんまりわからない」
「とりあえず暗殺科の演習室でこそこそしてないで話し合った方がいいって」
「だから今からセバちゃんの研究室に」

 勢羽真冬は必死だった。こんなめんどくせーことに巻き込まれてアマギフもらえねーとか無理。こうなったらナマエちゃん説得してるとこを見せて努力をアピールするしかない。そう思いながらわざとらしくだらだらと会話を続けていると、乱暴な音とともに演習室の扉が開かれた。肩で息をしてスマートフォンを耳に当てた男が登場したのである。

「距離置くって何?」

 兄貴すげーキレてんじゃん。勢羽真冬はそう思いながら巻き込まれるのはだるいので口を開いた。

「兄貴、ちゃんとナマエちゃんを説得したぜ」
「ペイペイで金送っとくわ」
「アマギフじゃねーのかよ」
「……待って何の話!?」
「いいから距離置くって何?」
「おい兄貴、金って100円かよ!?」
「ジュース買えんだろ」
「ガキ扱いすんなつか割に合わねー」
「100円じゃジュースも買えなくない?」
「食堂横の自販機なら買える……つか距離置くって何」

 勢羽真冬は「距離置くって何」しか言わなくなった兄を横目に、100円って何だよと思いながらドアを開けて演習室を出た。このままだともっと割に合わないことになると思ったのである。

「リスケのリスケをリスケされたのは流石に嫌だったから」
「……ごめん」
「だけどセバちゃんが武器に夢中なのって仕方がないことだし、常にわたしを優先してほしいとは思わないけど」
「……」
「2回もリスケは舐められてるなって思ったから」
「……舐めてはないけど、ナマエなら許してくれるとは思ってた」
「わたしが同じことしたらセバちゃん何回でも許してくれるの?」
「あー……まあ。たぶん許すことにはなると思う」
「なんで?」
「別れるのとか無理だから」

 男の言葉に女は目を瞬かせた。

「距離置くのは」
「無理」
「なんで?」
「……それ言ったら考え直してくれんの」
「聞かないとわかんない」
「考え直すって言って」
「えー」

 男は女の手を握り、ぐっと視線を下げて上目遣いでつぶやいた。

「……許すって言って。何で無理か言うから」
「……ず……」
「ず?」
「ずるい! あざとい!」
「はあ? どこがだよあざといのはどう考えてもナマエちゃんだろうが」
「声と上目遣いがあざとい! びっくりした!」
「いいから許すって言えよ」
「急にオラつきだした!」
「スマホ出して。ブロック解除しろ」
「……まだゆるすっていってない……」
「はいはい」

 言われるがまま素直にスマートフォンを手渡してくる女を見つつ、男はブロックを解除しながらつぶやいた。

「無理なもんは無理」
「え?」
「ナマエじゃないと無理だから」
「……え」

 言葉の意味を理解した女が顔を赤くした瞬間、男は
120
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 29/07/2026
2/2
女のスマートフォンを握ったままつぶやいた。

「つか次ブロックしたらハッキングでも何でもして強制解除すればいいよな」
「……セバちゃんさあ」
「夏生くんだろ」
「……夏生くんさあ」
「なに」
「……ブロックされたらそのまま放置っぽいのに、意外」
「喧嘩するたびに必死で機嫌取りに来るのダサくてウケるって?」
「ひねくれすぎ。そんなこと言ってないよ」
「妙にナマエちゃんがあっさりしてっからだろ。そりゃあこっちが重くなるわ」
「えーじゃあもうちょっと重たくなろうかな」
「練習」
「えー……わたし以外の女の子に優しくしないで!」
「……別にしてなくね?」
「……そうなの?」
「そうだろ」
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塩 @lonelyohseven.bsky.social · 29/07/2026
sbntkと喧嘩する彼女と巻き込まれるmfy ※拙宅設定なんでも許せる方向けナマエ固定 #skmtプラス #skmt夢 1/2
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「solstice」、「lonelyohseven」と記載されています。
以下は本文の内容です。

「ナマエちゃんまた兄貴と喧嘩したの? いつも喧嘩してね?」
「真冬くん、聞いてよ」
「いやそういうの気まずいから無理」
「この間セバちゃん誕生日だったじゃん!? 誕生日、デートの予定だったのにいまいいとこだから……て武器製作を理由にリスケされ」
「気まずいから無理って言ったじゃん」
「まあ誕生日だから好きなことをしてもらった方がいいかなーって思ってたらリスケのリスケをリスケされたの! だからブロックしちゃった」
「リスケのリスケをリスケってもうなんなのかわかんね」

 勢羽真冬は怒っているというよりは呆れている兄の恋人を見てマスクの下でため息をついた。恋人から連絡手段をブロックされていることに気づき、更には徹底的に避けられていることにも気づいた兄に「ナマエさん連れてきたらアマギフやるから」と言われたので渋々交渉に来たのである。

「そろそろ許してやりなよ。ブロックはさすがに兄貴もアレだって」
「……珍しくセバちゃんの肩持つじゃん」
「間に挟まれんのだりーし」
「……ごめん」
「いやべつに……」

 勢羽真冬は兄の恋人に神妙な顔で謝られ、逆に気まずくなった。アマギフ欲しさに動いているだけなので別に謝ってほしいわけではないのである。

「そうだよね真冬くんに迷惑かけるのは良くないよね……本人に直接言うことにする」
「なんて?」
「距離置こうって」
「はあ!?」

 勢羽真冬は思わず目を見開いた。距離を置かれるなんて言われたら成功報酬がポシャってしまうからである。焦った勢羽真冬は慌ててノールックで兄に電話をかけた。通話画面に切り替わったところで勢羽真冬はちょっと声を大きくした。

「ナマエちゃん何言ってんの!?」
「今話し合ってもお互い平行線だとおもうんだよね。人は変わらないしもっと気持ちが落ち着いてから」
「だからって距離を置かなくても……兄貴、人間的に終わってるとこあるけどナマエちゃんのことは大事にしてんじゃん!」
「大事にされてる感、あんまりわからない」
「とりあえず暗殺科の演習室でこそこそしてないで話し合った方がいいって」
「だから今からセバちゃんの研究室に」

 勢羽真冬は必死だった。こんなめんどくせーことに巻き込まれてアマギフもらえねーとか無理。こうなったらナマエちゃん説得してるとこを見せて努力をアピールするしかない。そう思いながらわざとらしくだらだらと会話を続けていると、乱暴な音とともに演習室の扉が開かれた。肩で息をしてスマートフォンを耳に当てた男が登場したのである。

「距離置くって何?」

 兄貴すげーキレてんじゃん。勢羽真冬はそう思いながら巻き込まれるのはだるいので口を開いた。

「兄貴、ちゃんとナマエちゃんを説得したぜ」
「ペイペイで金送っとくわ」
「アマギフじゃねーのかよ」
「……待って何の話!?」
「いいから距離置くって何?」
「おい兄貴、金って100円かよ!?」
「ジュース買えんだろ」
「ガキ扱いすんなつか割に合わねー」
「100円じゃジュースも買えなくない?」
「食堂横の自販機なら買える……つか距離置くって何」

 勢羽真冬は「距離置くって何」しか言わなくなった兄を横目に、100円って何だよと思いながらドアを開けて演習室を出た。このままだともっと割に合わないことになると思ったのである。

「リスケのリスケをリスケされたのは流石に嫌だったから」
「……ごめん」
「だけどセバちゃんが武器に夢中なのって仕方がないことだし、常にわたしを優先してほしいとは思わないけど」
「……」
「2回もリスケは舐められてるなって思ったから」
「……舐めてはないけど、ナマエなら許してくれるとは思ってた」
「わたしが同じことしたらセバちゃん何回でも許してくれるの?」
「あー……まあ。たぶん許すことにはなると思う」
「なんで?」
「別れるのとか無理だから」

 男の言葉に女は目を瞬かせた。

「距離置くのは」
「無理」
「なんで?」
「……それ言ったら考え直してくれんの」
「聞かないとわかんない」
「考え直すって言って」
「えー」

 男は女の手を握り、ぐっと視線を下げて上目遣いでつぶやいた。

「……許すって言って。何で無理か言うから」
「……ず……」
「ず?」
「ずるい! あざとい!」
「はあ? どこがだよあざといのはどう考えてもナマエちゃんだろうが」
「声と上目遣いがあざとい! びっくりした!」
「いいから許すって言えよ」
「急にオラつきだした!」
「スマホ出して。ブロック解除しろ」
「……まだゆるすっていってない……」
「はいはい」

 言われるがまま素直にスマートフォンを手渡してくる女を見つつ、男はブロックを解除しながらつぶやいた。

「無理なもんは無理」
「え?」
「ナマエじゃないと無理だから」
「……え」

 言葉の意味を理解した女が顔を赤くした瞬間、男は
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塩 @lonelyohseven.bsky.social · 26/07/2026
gk(現代のすがた)と麻辣.湯行ってとりすぎた食べられるかな、、となっている彼女と「俺食うからいーよ」するgk gkも「ラーメン並ぶのは嫌がるのになんでこれはいいのかわかんねえー」と思いながらも「来てみたかった」てにこにこしている彼女見て「まーたまにはいいか」と思っている 愛
040
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 26/07/2026
せば、彼女に「ぜったいせばちゃんと行きたい」と言われて麻辣.湯に並ぶことになり「ラーメン並んだ方がいいだろ」と思いながらも彼女かわいさに一緒に並んでくれるし具材を選ぶときに「いま何グラム!?」とかはかりがわりにされるのBIG LOVE おまえは銃の数グラムの違いもわかる男だから麻辣.湯でも輝くはず けど銃だから輝くけど普通に麻辣.湯では輝けないのもそれはそれで、かわいい💞
040
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 26/07/2026
けど普通に彼女はベイマとか観ても泣くから嗚咽して泣いてる彼女みて「泣きすぎ笑」て言いながらティッシュとってくれてついでにちゅってするせば は? さすがにめろすぎ💢
020
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 26/07/2026
せばの彼女、癖強監督の映画好きにしたから付き合ってちょっと経った後にふたりでブゴ二アとか観て彼女大絶賛、せばは彼女の感性が自分と違いすぎて引いてるといい 別に癖強映画も付き合ってくれるけどせばが選ぶとなったらスパイダ〜マンとか観に行くと思う🎶でまふゆの靴から糸🕷️が出るようになる🎶
020
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 06/07/2026
skdy終わらないで 一生続いて そしてみんな生きて
010
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 01/07/2026
これは願望なんだけどブラツタがキレて電話したことで次の試合から💤が出ますように
021
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 28/06/2026
ヒロインには甘いけどその他には乱暴←ヒロインがgkにとって特別なのが伝わり最高でした💞キスをねだるシーンもぶりっこしてて可愛かったです💞激強男が威圧するわけでもなく甘える感じで相手に自分が望む行動をとらせるのが大大大好きなので刺さりました💞🧚のシーン、容赦なさすぎてバイオレンスさが際立っておりました☺️🧚 🫎たちがヒロインには懐いているのにgk見ると去っていくのもヒエラルキーを理解されており大変滾りました🙂‍↕️ VS tkmr人格だろうしだ、だ、大丈夫ですよね、、、そして🫎島さんが心配です😭
010
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 28/06/2026
まとまった時間で一気に書かないと中断するのがストレスだからまとまった時間がほしい⌛️継続的に隙間時間で書き続けられる方、本当にすごい そうなりたい
030
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 28/06/2026
ありがとうございます🙇‍♂️私も新作読みました!ヒロインには優しくて甘いのに、婚約者には平気でひどいことするギャップがキレたら何するかわからない感じで怖くてドキドキして素敵でした💞ヒロインが知らないところで妖精さんや鹿さんが犠牲になっているというところも二人だけの箱庭感があり最高でした🙂‍↕️オレンジの片割れではないのに力づくで好きな相手をオレンジの片割れにするgk、最高すぎて😃この顔になりました🙂‍↕️ありがとうございました🧚💞🦌 最悪なメタ的なアレですが先生のお気に入りだし大丈夫なはずだと信じてますが好きな男のことを考えるとたまらなく不安になりますよね😭
110
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 28/06/2026
これハットって書いてるけどキャップの間違い😑
000
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 28/06/2026
みゆたかさん!ありがとうございます🙇‍♂️gk本誌で出てきましたね💞
100
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 27/06/2026
2/2
に美しい声が響いた。そう、ここはロイヤルソードアカデミーである。
000
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 27/06/2026
🪷監  ※何でも許せる方向け 途中で終わる 8️⃣章のネタバレあり 1/2
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「LIKE A DESERT/lonelyohseven」と記載されています。
以下は本文の内容です。

 ミナジールティラージャはコストコ賢者の島店で大きなカートをゆっくりと押していた。はじめてカートを押した時はうまく曲がれず少し苦戦したが今では慣れたものである。

「マンゴーが売ってる!」
「いいな、買おう」
「目利きできる?」
「きみが選んだものなら何でもいいさ」

 歯が浮くようなセリフをくちびるにのせて、男は好きな女を見つめた。女は目を瞬かせたあと「出た出た」とつぶやき、果物を見つめている。横顔もとても魅力的であるが、その瞳には自分を映して欲しいと思った男はくちびるをひらいた。

「今日は何を作る?」
「何が食べたい?」
「なんでも」
「それが一番困る。じゃあミナくんが授業で習ったものを一緒に作ろうよ」
「そうだな……」

 女はマンゴーを大きなカートに入れた後、冷蔵品が並ぶ設定温度が低くなっているブースへと足をすすめた。男はそれについていく。女が寒そうに身を縮めているので、男はそっと肩を抱いた。

「寒いのも暑いのも苦手なんだな」
「うん」
「俺はどちらかと言うと寒い方が苦手だな」
「そんな感じする」
「どんな感じだよ」
「情熱的な感じする」
「伝わっていて嬉しいよ」
「あ、ライチも売ってる」
「ライチもいいな」

 男はライチを手に取る。女はつぶやいた。

「そんなに食べられるかな」
「余ったらきみが持って帰ってくれ。……迷惑でなければ」
「いいの?」
「……いいに決まってる」
「ありがとう」

 上目遣いの好きな女に疑問系で優しく言葉を紡がれると、甘えられているのではと錯覚してしまうのは世の常である。それは熱砂の国の賢才である男も同じだった。かわいいなと思いながら食材やら菓子やら調味料やらをカートに入れ、レジへと向かう。コストコは会員制のマーケットである。女が「行ってみたい」とつぶやいた次のデートで会員になった男はさっと会員証を見せて会計を行った。ファミリーネームをスタッフにも女にも誰にも見られず会計を終えられたことに安堵し、食材を調理すべく親戚が作ったマジックオリエンタル賢者の島というホテルへ向かう。一番最初にホテルに向かうと伝えた時は女は非常に驚いたのだが、男は「そういう意味ではなくて……ふたりきりで落ち着けると思ったから。きみには指一本触れない。俺を信じて欲しい」と誠意を見せた。その甲斐あり最近のデートは食材を買い込みふたりで料理をして食事をして解散という流れが多いのである。ままごとのようであるが、男はとても満足していた。

「次はいつ会える? 来週は?」
「来週は難しいかも。また連絡するね」
「……待ってる」

 ふたりで作った料理に舌鼓を打ち、映画を観て、日が沈む前に解散した男は名前とマジックカメラテレグラムしか知らない女の後ろ姿を眺めていた。女が振り返ってひらひらと手を振りながら微笑んだので、男は手を振りかえした。姿が見えなくなったところでマジックカメラテレグラムを開き、今日の写真を見返す。料理の写真に女の手元が写り込んでいることをみとめ、ストーリーズに投稿した。タグ付けは断られたが匂わせは女本人に特に何も言われない。周りの友人には言及されるけれど、特定の懇意にしている相手がいると思われた方が都合がいい。そう考えつつ男がロイヤルソードアカデミーに戻ると、門の近くで知ってる顔に声をかけられた。

「ミナジールもお出かけ!? どこに行ってたの!? わかった! ミナのプリンセスに会ってたんでしょ! どこにデートに行ったの!? いいなあ……オレもいつか……燃えるような恋をしてみたいな……」
「買い物して一緒に料理をして食事をしたよ。最近はそれが多いな」
「まるでつがいみたいだね……楽しそう!」
「つがいか」

 男が愛おしさに目を細めた瞬間だった。

「ほんとうにそれでいいのかにゃあ?」
「チェーニャ! ねえ、チェーニャもお出かけ!? どこに行ってたの?」

 その場に首だけ現れたのはアルチェーミ・アルチェーミエヴィチ・ピンカーであった。好奇心旺盛な王子様の問いに答えながら、猫男は歯を見せて食えない顔をして笑った。

「男にとっては古典的な手の方が効果はあるかもしれにゃいが、プリンセスにとってはどうかにゃ?」
「どういう意味だ?」
「女は男に使い古された手を使われると冷める。おみゃーのプリンセスはどうかにゃ?」
「……」
「待って待って!使い古された手って何!? ミナジールが毎回花束を持ってデートに行ってること!? それともデートの場所がいつも同じってこと!? あっ! もしかして……経済力を甲斐性だと思っているのが古典的だってこ」
「おみゃーはデリカシーがないにゃあ」

 男は頭を壺で殴られた心地になっていた。……使い古された手は、冷める? 俺と同じで、彼女もデートを楽しんでくれていたのだと。必要以上に自己開示しなくていいこの関係を心地よいと思っているものだと。だけど確かに今回、次の約束をしてくれなかった。花束は迷惑だったか? 花を髪にさしたのも? どれも笑ってくれていたが……いやけど彼女から俺に触れたことはあったか……? 男はそう考えながら手を髪にさしこみ、ぐしゃぐしゃとかき回した。それを見ていた通りかかった後輩がつぶやいた。

「ミナジールさんどうしたんですか!? セットした髪をぐしゃぐしゃにしちまって!」
「恋の悩みだにゃあー」
「ねえミナ。落ち込まないで一緒に考えようよ。チェーニャもティムも一緒に! だってオレたち……一人じゃない! 仲間じゃないか!」

 ワンフォーオール! オールフォーワン! 高らか
100
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 27/06/2026
書くならフェミ二ズムも絡めて書きたいけどそれって二次創作で求められてるものと乖離しない〜???とも思うし自分の技量でやれるか??とも思う☺️ けど💤の話で結構フェミっぽいというか女性の生きづらさみたいなことも書いてるし今更かな☺️
000
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 21/06/2026
𝐁𝐈𝐆 𝐇𝐄𝐑𝐎 𝟔ーーーー
000
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 19/06/2026
上期ベストバイ🛍️下期はもっと慎ましやかに生きたい
050
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 19/06/2026
ミナ監普通に書きたいけどいま書いても絶対齟齬でるよね!?という気持ち
100
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 15/06/2026
gk夢の最初が167日目なの、生きていてねという願いを込めて書いたから嬉しい 生きていてくれてありがとう😭💞
020
塩 @lonelyohseven.bsky.social · 07/06/2026
8️⃣号のDNAが欲しい!何かヒントになるかも!だけどモラル的にアウトかな?とクルスに話しているのをたまたまその辺にいたnrmが聞いてて「他の男のDNAが欲しい…???」とかばちばちにキレる話、読みたい ボクのDNAはいらんのか!?ていうnrm いらないっていうナマエさん もう持ってるからいらない🥹たまに疲れた時とかに冷凍庫に眺めに行くんだろうな🥹変……🥹
030