「リンカリンカ あの夏の先」
小さい頃に住んでいた故郷チベットで掛け違えた心の中のボタンをそのままに上海で大人になり、ずっと気にしたままなのも嫌なので育った村を題材にした映画を撮る事で過去に戻りボタンを直そうとするも、自分の記憶と当時の友達との記憶が食い違う事に気付く主人公。映画の虚構と記憶の曖昧さがごちゃ混ぜになった美しい白昼夢の様な体験が出来た。この作品を通してチベットの過去、現在、そして中国との文化、生活をたっぷり描いているので異国の自分には観光しているような気分にもなって楽しい。構図だけじゃなく色彩も素晴らしくグレーティングは「ヤンヤン 夏の思い出」、「鵞鳥湖の夜」も手掛けてた方!