ドルフロ2の今回のイベント、実存主義的な物語で楽しめました。
サルトルが「本質が実存に先立つ」の実例に挙げたのは人工物でした。
戦術人形はまさにその側で、設計者の意図が体として先にある。
つまり、体が心を決定します。
それでも十分な動機と選択の経験が本質を打破しうる、と。
本質主義の打破として、感情を捉え直すのが面白い。
感情がなければ良いことも悪いことも等価になり、誰も彼も同じに見え、自分が変わらなければと思わない。
だから「変わりたい」という感情こそが、牢獄から出る鍵となる。
感情を人間性の飾りとして無根拠に肯定するのではなく、自己改変の手段として扱う筋の通し方が気持ちよかったです。