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花屋夢想~猫耳少女の願い事~(くろゐつむぎ) | 小説投稿サイトノベルアップ+
ガラス張りの温室に作られた畑の片隅で、見知らぬ少女が壁に背を預けて座り込んでいた。
動きやすさを重視した簡素な布の服にショートパンツ。短く切り揃えられた真っ黒な髪に、日に焼けたものではない、生まれついた体質による浅黒い肌。
彼女の細くしなやかな手足は、さながら冒険者のようによく引き締まっている。
まだ年端もいかない、何の変哲もないただの少女のようだった。
だが、頭頂部から顔を出す、彼女の髪...