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紅玉(りんご)

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雑多ゲーマー。本も読むし映画も観に行く。 最近は読書メイン。ポツポツ出没。

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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 12/10/2026
城 カフカ こんなに読み切るのに苦戦したのは魔の山以来かもしれない。訳が読みにくいわけではなく、内容が私には合わない。と、簡単にまとめてしまえばそうなる。登場人物の誰にも、感情移入が出来ないのだ。お内儀やフリーダ、バルナバス一家はもちろん、主人公のKにすら。 #読了 Kは城から依頼され外から来た測量士なのだが、その城からは一向にお呼びが掛からず、城の役人からは「キミのことは村長に任せる」とぞんざいな扱いをされる。村人たちはKを大切にするどころか余所者として蔑ろにする。いつまで経っても城には辿り着けないし、Kもさっさと出て行けばいいのに自分の意思でこの土地にしがみつく。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 07/10/2026
復活したかな?
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 20/08/2026
夏帆 村上春樹 母が本を読んだ後の感想は大体は「面白かったよ」「良かったよ」「大したことない」「しょーもない」のざっくりとしたどれか。けれど母経由で渡されたこの本は第一声が「分かりやすかった」で、4種のいずれでもなく、それでむしろ私が混乱してしまった。 #読了 それで私の感想。村上春樹の今までの著作と似たようなところが多々あるけれど、随分と物語に引き込む力が強い作品だなぁと。私との相性もあるのだろうけれど。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 13/08/2026
青空の憂鬱 ゴッホの全足跡を辿る旅 吉屋敬 オランダ在住の著者が、10年かけてゴッホの生涯を浮かび上がらせる伝記エッセイ。 自己犠牲と自己懲罰癖があり、人の役に立ちたいという思いが強く、思い込んだら一直線のゴッホは、身近にいたら付き合いにくかろうなぁと。 #読了 本書を読んで知ったゴッホの印象は、画家ではあれど根本は修行僧のようだな、と。……生きにくかっただろうな。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 07/08/2026
石の花 バジョーフ ウラル地方の民話を基にした八編の作品集。苦い結末のものも少ないし読みやすく、気構えずに読むのにピッタリな本でした。『山の女王』の読後のほどよく切ない余韻が好き。表題作の『石の花』も続きがあるのは著者の優しさもあるのかな、と思ったり。 #読了
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 04/08/2026
サタンタンゴ クラスナホルカイ•ラースロー 読了記録を2つに分けるか迷った。特徴的な文体や読みにくさについてと内容の感想で分けるかどうか。なんとか下記にまとめて綴ることにする。 #読了 画像2枚目にあるように「7時間映画の原作」だそうで(映画館で観ようものなら途中でトイレ休憩以外でも立って軽く体動かさないと足は浮腫むだろうし、お尻も大変なことになりそう)。ただ、この小説を読み終わると「この文体、内容を映画に落とし込もうとするとさもありなん」とはなる。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 27/07/2026
東亰異聞 小野不由美 明治に入り、29年。高所から人を突き落とし全身火だるまで姿を消す火炎魔人やら夜道で鋭い爪で辻斬りを働く闇御前などが跋扈する帝都•東亰を舞台にした伝奇ミステリ。 伝奇ミステリ、としか言いようがない小説で、著者に最後の最後までいいように振り回されました。 #読了
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 22/07/2026
風神雷神 柳広司 扇屋「俵屋」の養子となった伊年は、絵のこととなると寝食を忘れるほどだが、普段はどこか抜けていて番頭から「大丈夫かいな?」と心配されるような始末。そんな彼があることをきっかけに世に知られていくようになる……。 #読了 上巻では本阿弥光悦との出会いがあり、下巻では烏丸光広との出会いがあり、この二人のおかげで伊年、扇屋「俵屋」を継いだ後は宗達として名を知られていくことになる。 小説ではあれど、地の文で絵の解説であったり登場人物たちの背景であったりが著者視点で入り、その度に宗達たちの時代と現代で私の視点がくるくると回されたものの大変読みやすく面白かった。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 18/07/2026
注文の多い料理店 宮沢賢治 序文から美しい表題作含む童話集。内容は知っていても読んだ記憶がなかったので読んだ。宮沢賢治の文章は美しいものの、読後はすっきりとはしないものが多く、大概いくつかの疑問がぽっぽっと頭に浮かぶ。 #読了 その"ぽっぽっ"を抱えて自分なりにあれこれ考えて解釈しても、やっぱりすっきりしない。けれど、それでもいいのかな?と今でも"ぽっぽっ"の残り滓を握りしめたまま思う。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 02/07/2026
黄金の軍鶏 フアン•ルルフォ 片腕が萎れているディオニシオ•ピンソンは、その良く通る声でメキシコの片田舎でお触れ屋(町の知らせを大声で触れ回る)として働いていた。ある夜、深傷を負った黄金の軍鶏を譲り受けたところから、彼の人生は一変していく……。 #読了 思った以上に話の展開が早く、早々と読み終わって訳者あとがきまで目を通したら、元から映画化を念頭に置いて書かれたものだということで納得。 ディオニシオが賭博師として変貌を遂げていく様をさっぱりとした文章で描いていて、感情的にあまり動かされることはなかった。印象的なところは多けれど。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 30/06/2026
夢遊の大地 ミア•コウト 内戦で荒廃した東アフリカ、モザンビークが舞台。老人と記憶を失った少年が死んだ道路を歩き、焼け焦げたマシンボンボ(バス)を見つける。側には死体とカバン。カバンの中には食糧と11冊のノート。 物語はこの老人と少年の世界とノートの世界と交互に展開していく。 #読了 初のアフリカ文学。ラテンアメリカの文学とどれぐらい違うのか気になって読んでみた。マルケスのあの現実とも幻想ともつかず、人を引き摺り込んで飲み込んでいくようなものとは違って、こちらはもっと諦めて、冷めている。現実とは思えないような物事が起きても、それをそのまま書いただけ、というぐらいの突き放し方。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 21/06/2026
アフリカ文学の本を図書館で借りてきたから明日から読もうかな。アフリカ文学に触れるのは初めてだから楽しみ。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 18/06/2026
夜ふけに読みたい神秘なアイルランドのおとぎ話 数奇な〜に続くアイルランドのお伽話。 『色白のベー•フマ』のお話が色々考えさせられるもので、大層良かった。 #読了 にしても、"見るのは一度で勘弁してほしいし、むりやり二度見ればその場で死んでしまいそうです。"と書かれてしまうほど醜い娘たちってどれほどなんだ💧(『ケーシュ•ホリンの魔法の洞穴』より)
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 13/06/2026
グレート•ギャツビー スコット•フィッツジェラルド 再読。初読は20年近く前で話の筋もぼんやりとしか思い出せない有様で、今読んだら印象が変わるかもしれないと思い、じっくり丁寧に、どれだけ続きが読みたくとも日に一章ずつと決めて読んだ。 #読了
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 03/06/2026
教養としての量子コンピュータ 藤井啓祐 家人が積んでた山の天辺に置いてあったので読んでみた。量子コンピュータとは何かとそのこれからについて、分かりやすく書いてる本でした。 #読了 ただ、個人的に一番興味深かったのは第一章、量子力学自体について。0と1、どちらの状態も併せ持つとか、粒子と波の特性どちらもあり「観測してしまえば固定化してしまう」とか量子もつれとかとか。 量子"コンピュータ"は今現在、○○量子ビットのところまで来ていて、得意とするところは○○で〜 より、根本の量子自体が面白くって。著者が大半ページ割いてるところよりそっちに興味いっちゃったのは申し訳ない気持ちもあれど。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 22/05/2026
サンセット•パーク ポール•オースター 面白かった、とは言えない。柴田元幸氏の翻訳で読み易くはあるけれど。登場人物たちに入れ込むのを拒むような淡々とした文。だからこそ、なのだろう、個々人の抱える痛みや孤独が大仰でなくこちらに届くのは。 #読了 日常が退屈なように記憶にはきっと残らない本、それでも心の陰に蝉の抜け殻のように張り付いてきそうな小説でした。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 12/05/2026
教会で死んだ男 アガサ•クリスティー ポアロが大半の短編集。クリスティは、長編でしっかり読ませてくれるものの方が好みではあるものの、短編は短編でクリスティのエッセンスが詰まってるな、と。特に「短編ならでは!」となるのはスズメ蜂の巣。こういう形で収めるのは長編だと出来ない。 #読了
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 04/05/2026
砂の器 松本清張 初、松本清張。しばらく前にこの映画の動画が期間限定で無料で配信されてたんですが、見逃しまして。映画は大層面白い、と目にしたので原作が気になって読み出したら上巻途中から止まらなくってこの時間に💧 こうなるからミステリーは読むのなるべく避けてるのに! #読了 松本清張といえば社会派ミステリー、で勝手なイメージで硬い文章なんだろうと思ってたらなんの。読みやすい。ただ、よくここまで設定細かく詰め込んだな、と。徹底的に調べて調べて、ごりごりと書いてる姿が目に浮かびそうな。で、著者にまんまと流れに乗せられたわけです。……やっぱりちょっと悔しい。面白かったけど。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 28/04/2026
1984 ジョージ•オーウェル 新訳されたディストピア小説の傑作。 1949年に刊行された本なのに、全く古くない、どころか今に通じるものがありゾッとする。これほど密に詰まった隙のない管理社会を描いたことにも驚く。頭ではなく胃の腑に重く溜まりそうな小説でした。 #読了
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 18/04/2026
物語北欧神話 ニール•ゲイマン 本を読む楽しさを知ったのがギリシャ•ローマ神話で、こっちは私が衝撃を受けた神話。その北欧神話を再話したものがこの本。北欧神話自体残っている話が少ないらしく、ほとんどが知っている物語だったけど、もう一度読んでも魅力的。 #読了 神話の中では一番、北欧神話が好きで、大きな理由は"ラグナロク"にある。岩波の北欧神話を読んだ時、どれほどびっくりしたか。主な神々がみんな滅ぶことに。 →
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 16/04/2026
あなたの人生の物語 テッド•チャン テッド•チャンは物語をつくる力、発想力がずば抜けてる作家だよなぁと、息吹に続いて思ってしまったわけです。表題作、『理解』『ゼロで割る』が読み下すのに時間がかなり掛かってしまったけれど、かなり面白かった。 #読了 表題作、『ゼロで割る』『七十二文字』『地獄とは神の不在なり』はしばらく頭に残りそう。8編の短編集でどれも出来が良くて、その内の半分がお風呂入ったりしてるときに過ぎるって、やっぱりとんでもない。 ジャンルとしてはSFだけれど、この人の場合ジャンルで括れないものがいつまでも頭や心に残るから厄介だ。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 07/04/2026
怖るべき子供たち コクトー 母から借りた私より年上の本ゆえ、ボロボロご容赦。エリザベートとポールの姉弟を主とする物語で、二人は十代後半にも関わらず、大人になることより子供であること、子供特有の世界で生きることを選ぶ。 #読了 感情のうねりのようなものが文章からとりにくくて、どうしたものかと思ったらラストに訳者(この訳者にまずびっくりした。東郷青児です、画家の)が「ほとんど色彩を感じない」と書かれていて、「元々そういう小説なのね」と納得した次第。→
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 06/04/2026
ネギをうえた人 金素雲編 表題作含む朝鮮民話集。すっきりしない話や日本民話に似たような話も多々ある中、聞いた物語を大事に袋にしまう人の話や旅に出る王の話など面白いものや心に響くものもあり、さらっと軽く読める子供向けの本で楽しめました。表題作ははなかなか強烈。 #読了
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 02/04/2026
エピクロスの処方箋 夏川草介 医療と人、生と死、人と人を描いた医療小説。登場人物たちの魅力的なこと!主役のマチ先生はもちろん、友人の花垣さんや患者さんたちも。静かに涙しそうになるところも笑うところもあり、たいそう面白かったです。 で、御鎌餅と長五郎餅が食べたくなったw #読了
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 30/03/2026
若きウェルテルの悩み ゲーテ "恋は盲目"とは言うけれど、ここまで視野が狭くなるのもなかなかない。だから"若い"のだろうけれども。ちなみに訳も古く少々読みにくい。高橋義孝訳なので。魔の山もだけれど、いずれ新訳で読みたい一冊。 #読了
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 27/03/2026
硝子戸の中 夏目漱石 再読。久しぶりに読んだら初読とは結構違った印象をもったのも多かったものの、同じ部分もあって「漱石、大概めんどうな性格してるなぁ」は変わらず。 #読了 「縄暖簾の隙間からあたたかそうな煮〆の香が煙と共に往来へ流れ出して、それが夕暮の靄に融け込んで行く趣なども忘れる事が出来ない。」とか情景も匂いも漂ってきそうな文章もあれば、飼ってる猫がごま油のたっぷり入った鍋に入ってしまい、そのテカテカの体のまま原稿紙の上に寝転んで難儀した話とかもあったりする。 "文豪夏目漱石の御本"と堅苦しく捉えずに「人間」夏目漱石に触れるには良い随筆なんじゃなかろうか。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 25/03/2026
鳩の撃退法 佐藤正午 まずはあらすじから、とは思ったもののどう書き出せば良いやら。物語が大きく動くのは背表紙にもあるように主人公の津田が3000万円オーバーの大金を手に入れ、その内の一枚を使ったところ偽札だったことからではあるのだが。それが過去の失踪事件と絡んだりする。 #読了 で、なぜあらすじが書きにくいか。事件がいくつか絡み合ってるのがひとつ。それとこの小説のメインである津田が作家で「この小説を書いている」のが二つ目。→
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 20/03/2026
さよならを待つふたりのために ジョン•グリーン 16歳のヘイゼルは甲状腺がんが肺に転移して以来酸素ボンベが離せない生活をしている。外の世界に触れさせたい母親に連れて行かれたサポートグループ内で骨肉腫で片足を失った青い瞳が美しいオーガスタスと出会い、お互いに惹かれあっていく。 #読了 あらすじからして、悲劇しか待っていないのが分かるし「あー、泣かされるんだろうな(しかも安っぽく)」とかテンションがあまり上がらない中読んだ本作。泣きませんでした。泣かされませんでした。→
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 17/03/2026
不思議を売る男 ジェラルディン•マコックラン エイルサが図書館で知り合った、素性がまったく分からない、本の国から来たと言う不思議な男がひょんなことから母の古道具店で働くことに。この男、店の古道具の由来を客に語って聴かせ、客をその品物に夢中にさせて売ってしまうのだ。 #読了 各品物にまつわるお話が11編入った児童書。ミステリー仕立てのものもあれば怪奇ものやちょっとした恋愛ものなどジャンルも広ければ、お話の舞台もイギリスや中国、インドなど場所も広い。児童文学らしい児童文学で、品の良い短編集でもありました。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 16/03/2026
ゴーストダンス スーザン•プライス カシの木に金の鎖で繋がれた世界でいちばん物知りの猫が語るお話、最終巻。 北の地方を死に追いやる皇帝の圧政をなんとかしようと見習い魔法使いが皇帝の元へ向かうが、彼の心は割れた鏡のように全てが歪んで見え、残虐行為を止めることは叶わず……。 #読了 ゴーストシリーズ最終巻。最終巻に相応しい結末。そして北欧神話を改めて読みたくなる終わりでした。 あらゆる物を手に入れた者ほど貧しく、寂しく、幸せからほど遠いものはないなと。それでも生にしがみつく姿は哀しい。眠ることすらままならぬのに。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 14/03/2026
ゴーストソング スーザン•プライス カシの木に金の鎖で繋がれた世界でいちばん物知りの猫が語るお話、第二巻。 魔法使いの男性が、奴隷の男性から夏至生まれの男の子を弟子として譲ってもらおうとして、拒絶されたところから話は始まる。 #読了 一巻では魔法使いの女性が、奴隷の女性から冬至生まれの女の子を弟子として譲ってもらうところからスタートしているので、最初っから展開が真逆。 こちらも一巻同様、というかより苛烈かもしれない。ただ八割救いはなくても、それでも突き放したままにはしない。一巻のゴーストドラムに惹かれた人なら安心して読んで大丈夫かと。 きっと最終巻も苛酷だろうけど読むのが楽しみ。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 13/03/2026
ゴーストドラム スーザン•プライス ゴーストシリーズ第1巻。 カシの木に金の鎖で繋がれた博識な猫が語る物語。ニワトリの脚を持つ家に住む魔法使いチンギスが、生まれてからずっと塔に幽閉されている皇子サファを助け出してから大きく物語は動いていく……。 #読了 語り口や読みやすさは児童文学に近く、内容は神話や伝承のようなファンタジー……なんだけど、まったくもって容赦しない。にも関わらず、読み終わった後に残るのは、嫌なものではないのが見事で。読み手を引き込んで、良い距離で突き放す小説でした。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 13/03/2026
白き日旅立てば不死 荒巻義雄 「なんじゃよう分からん難しい本やけど読む?」と母から渡された本書。 一流企業を辞め、衝動的に日本を飛び出しカジノで旅費を稼ぎながらヨーロッパを転々とする主人公。現実か幻想か区別のつかない世界を彷徨いながら、記憶から欠落した過去へと辿り着く小説。 #読了 主人公の世界が歪み出してから面白くなっていく。それまでは「ヨーロッパ転々とながらも、随分と順調な。記憶がところどころ途切れてるとはいえ」ぐらいのものだったのに。 にしても、ひとに本を勧めるのにこれほどぞっとしない文言もそうそうないと思うんだ、母よ。それでも手に取った私が言うのもなんだが。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 10/03/2026
デ•ラ•メアショートセレクション 運命の時計 表題作含む四つの短編集。表題作も『どろぼう』も面白いんだけれども『鼻』と『アーモンドの木』の(特に後者)インパクトが強い。 #読了 芥川の『鼻』は長いし、ゴーゴリの『鼻』はお出かけしちゃうし、こっちの『鼻』はロウで出来てる。で、そのロウ製の鼻の持ち主の話のラストが、綺麗ではあるんだけど、まったく予想もしない結末を迎える。ロウ製の鼻の話から、このオチ予想できる人は著者本人ぐらいしかいないんじゃなかろうか。→
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 09/03/2026
海の魔法使い パトリシア•マクラクラン 海の魔法使いたちの中で、生まれたばかりの赤ちゃん魔女。お名前を決めなきゃいけないのに、どのお名前も素敵で彼女には一つに決めきれない。一つに決めなさい、ととうとうお母さんにきつく言われて……。 すごく可愛らしいお話でした🥰 ほっこり #読了
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 08/03/2026
西部戦線異状なし レマルク 第一次大戦中のドイツの一兵卒ボイメルとその戦友たちや戦場の話。 今、この本を手に取るかどうか、相当迷った。ただ、ベストなタイミングがいつかと考えたらそんなものは来ないか、もしくは後々「あの時読んでおけば」にしかならない気がしたから読むことにした。 #読了 さほど大した冊数は読んでいないけれど、私に衝撃を与えて価値観を変えた本というのはいくらかあって、これもその内の一冊になった。心に深く突き刺さる楔のような小説。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 06/03/2026
英米文学のわからない言葉 金原瑞人 翻訳家、金原瑞人による英米文学に出てくる日本人には馴染みのない言葉に纏わる軽い解説とエッセイ。 #読了 大変面白く読ませてもらいました。クリケットが1試合、1日から1週間ぐらい掛かって、試合途中でティータイムがあるなんて、知らなかったよ。あと、お菓子や食材についてもあれこれ載っているので、夜中に読むの厳禁です。きっちりお腹空いてえらい目に遭いました。 この本、ラストに付録として著者オススメの本が10冊以上載ってて、これがまた良いんだ。著者が前のめりで紹介してそうなのが文章から伝わってきて、読みたい本が増えました。本屋さんで探すか、図書館で予約しよ✨
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 05/03/2026
木挽町のあだ討ち 鑑賞。 まず、原作が読みたくなった。 役者は良いし、大筋も良くて面白かったんだけど、演出と脚本がもうちょっと薄味の方が好みでした。結構早い段階でオチが読めてしまったから。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 04/03/2026
ホビットの冒険 J•R•R•トールキン 指輪物語の前日譚、フロドのおじさん、ビルボ•バギンズの物語。最初は”ホビットの受難”としか思えないところから始まって、指輪を手に入れしっかり”冒険”になって行くのが読んでて楽しくって! #読了 この頃のガンダルフは”灰色の”とか付かない単なるガンダルフだったんだなぁとか思いながら読んでました。あぁ、これで終わるんだなぁって思わせておいて更に一波乱あったから、区切りつかずに結局、読み切ってしまいました。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 02/03/2026
帰れない探偵 柴崎友香 “今から十年くらいあとの話。”で始まる、どこにも帰れない探偵の小説。自宅兼事務所に戻ろうとしたら、そこに通じる路地がいくら探しても見当たらないところから始まる、霞のかかったような物語。 #読了 出てくる人物たちには(仮名)と付き、地名などが出るのはごくわずかで、出てきてもB国とか調べても実在はしない場所。ただ、元になってる各地の場所は明確に、もしくはなんとなく分かる。そんなぼんやりとした世界の中、依頼を進め、他者との会話でわずかに個々人の生に触れ、通り過ぎていくどこにも帰れない探偵の話は何とも不思議な読後感でありました。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 01/03/2026
アマディス•デ•ガウラ ガルシ•ロドリゲス•デ•モンタルボ 『愛その他の悪霊について』(G•マルケス)の中で書名が出てきた、ドン•キホーテを狂わせた16世紀初頭のスペイン最古の騎士道物。感想が長くなったから、ツリーにURL貼り付けます。 #読了
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 20/02/2026
極北 マーセル•セロー シベリアを舞台にした物語。あらすじには一切触れられない。何も知らずにそのまま読む方が、この本については殊に大事だと思うから。文体は真っ白な太い獣骨を削り出した彫刻のような印象を受けるが、それがこの世界観にぴったりだった……ぐらいしか言えない。 #読了 この本を読んだ人となら感想を語り合いたいとは思うけど、未読の人に向けては何も触れられないもどかしさよ。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 16/02/2026
今夜、すべてのバーで 中島らも 高校生の頃に読んで以来の再読。内容すっかり忘れてました。 アル中になって入院してから退院するまでの著者の実体験をベースに……というか、半自伝的小説なんじゃないかしら? #読了 破滅的な考えと生きようとする意志、死と生の曖昧な境界を行ったり来たりする小説でした。酒飲みがこれ読んだら、どっちに引っ張られるのか。願わくば、後者であれ。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 15/02/2026
影に対して-母をめぐる物語- 遠藤周作 2020年に発見された表題作『影に対して』を含む六編の短編集。 #読了 遠藤周作の母や母をモデルにして書いたものを中心に集めたもので、大変興味深かった、と同時に文中にも書かれているように火のような人で燃やし尽くすか、暖めて人を幸せにするか、何かしら人に与える影響が大きな人だったんだなぁと。→
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 14/02/2026
愛その他の悪霊について G•ガルシア=マルケス 侯爵の一人娘が市場で狂犬咬まれた。同じ犬に咬まれた他の者はみな狂犬病で命を落としたものの娘にはその兆候はないが……。 #読了 マジックリアリズムは薄いものの、文章はやっぱりマルケス。侯爵の妻がかつては魅力的だったのに蜂蜜酒とカカオに溺れて見る影も無くなったあたりの遠慮がまったくない文章(人魚のようだった体は三日たった死体のようにむくんで色がくすみ、今やその爆発的な、猛烈に臭い放屁には獰猛なマスティフ犬までが怯えあがった)に、「あぁ、マルケスだ」って変な笑いが漏れました。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 10/02/2026
ジャンプ 佐藤正午 強いカクテルを飲み、ぐでぐでになった主人公を自室に残し、リンゴを買って五分で戻る、と言って付き合って半年のガールフレンドが失踪したところから始まる小説。色々言いたいこと、書きたいことはあるけどネタバレになってしまうから一言だけ。 ……それで良かったのか? #読了
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 09/02/2026
夜ふけに読みたい数奇なアイルランドのおとぎ話 挿絵がアーサー•ラッカムだというのに釣られて買ってしまったおとぎ話。なんだけど、知らない話ばっかりで面白かった。フィン•マックールがクウァルの子フィン(フィン•マク•クウィル)の意味なのも知らなかったし、彼の話も読めてホクホク☺️ #読了
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 08/02/2026
青が散る 宮本輝 テニスや恋などに明け暮れた大学四年間を描いた青春物の傑作。 #読了 と、一文で書いたらこうなってしまうけれど、それに伴う眩しさや影の濃さ、痛みなども澄んだ文章で書かれていて、流れの速い、冷たい清流に押し流されたような感じがして、読み終わった今も海にプカプカ浮かんでるような感覚に陥ってます。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 04/02/2026
ジェイン•エア シャーロット•ブロンテ 河島弘美訳 『嵐が丘』の著者、エミリー•ブロンテのお姉さんの著作。孤児ジェイン•エアの10歳以降、家庭教師として生活し、その少し先まで(ネタバレになるからぼかします)のお話。 #読了 ジェイン•エアは自分の意見をハッキリと持つ女性として描かれ("女にも男と同じ感情がある"と文中にあったり、上流階級の美しく知識も豊富な女性に対し"派手だが純粋ではなく、容姿と才能には恵まれていても精神は貧しく、心は不毛な大地"と書かれてたりする)、当時としてはかなり新しい女性像だったのだろうなと。
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紅玉(りんご) @kougyoku.bsky.social · 01/02/2026
パズルと天気 伊坂幸太郎 伊坂幸太郎の軽妙な文体が光る5編の短編集。ついつい笑ってしまうものや馬鹿馬鹿しいものもある中、持ち味の軽さが寄り添う優しさにもなっている『透明ポーラベア』が個人的には印象的でした。 #読了
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