BL。一族の長の長子でありながら病気がちでひ弱。狩猟を生業とする一族なのに弓のひとつもまともに射ることができない男。せめてもと、より良い罠の仕掛けを考えたり獣の生態から狩場を当てたりするものの、結局役立たず扱い。
最近雨が遠く作物も育たないし獣も減って、このままでは立ち行かなくなるってことで獣の神に生贄を捧げることに。白羽の矢が立ったのは役立たずの長子。どうせ長生きしないんだから神に食ってもらった方が余程いい、長の長子を差し出せば神さまも満足するだろう、なんて具合。病気の奴を食ったら神さまも腹壊すんじゃねぇか、わっはっは、なんて笑う実の父を含めた男衆を見て、「ふん…」と肩を落とす役立たずの男。