お酒飲んでふわふわしてるゾちゃが「おれはお前より先に逝かねぇ」とか「お前がジジイになってもこうしてそばにいてやるし、お前が逝くときゃ手ぇ握ってやるからな」とかふんわり笑って言うから、ミ様にはゾちゃの頭を優しく撫でて「できないことを言うな」ってちょっと泣きそうな顔で笑ってほしい。
で、実際ゾちゃはミ様より先に逝くし、ゾちゃのお墓の前で「……嘘つき小僧め」って穏やかで優しくて甘くて、それでいて悲しくて痛くて苦しくて寂しい声で言ってほしいし、人生最初で最後じゃないかってくらい、ぐしゃぐしゃに顔歪めて泣いてほしい。
ゾちゃのせいで色づいた世界で、どうしようもない孤独に押しつぶされそうになっててほしい。