Sign in

武内和人/Takeuchi Kazuto

@kazutotakeuchi.bsky.social
783 followers 114 following 2K posts

政治、国際関係、安全保障を中心とした人文・社会科学の研究紹介を中心に、時事や歴史の解説、私自身の記事などを投稿します。このような時代だからこそ、学知を大事にしたいと思っています。 メインのnoteアカウント:https://note.com/takeuchi_kazuto

PostsRepliesMedia
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 10/10/2026
米軍でのAI導入経験に基づく施策提言が示されている論文です。 有名なプロジェクト「メイヴン」の進行中にGoogle社内から反対の声が上がり、国防総省との契約が更新されなかったことや、システムに対する信頼性を確保する取り組みなど興味深い論点が示されています。 Getting military AI operational: US lessons for allies doi.org/10.1080/1470...
doi.org
Getting military AI operational: US lessons for allies
In NATO’s multi-domain vision, artificial intelligence (AI) is considered the key to managing the enormous amount of data that is collected and exchanged. The article explores how military organiza...
073
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 09/10/2026
ロシアのウクライナ侵略での民間人を標的とした攻撃に関しても詳細な分析が必要になると思いますが、現時点で私は侵攻直後からウクライナ全領土の獲得を意図していたことから、現地の住民に対する暴力が早くから発生していたと考えています。 その後、ロシア軍の部隊が首都キーウから撤退して現在の前線が形成されてからは長期戦の態勢に移行する戦略方針に変化し、戦局を好転させる意図から民間人を攻撃する姿勢に変化しているように思われます。
041
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 09/10/2026
敵国の民間人に対する武力攻撃が発生する原因を考察したAlexander Downesは最初から民間人を標的にする場合と、後で民間人を標的に加える場合で区別して研究しています。 もし攻撃してくる国家の戦争目的が領土獲得である場合は前者のパターンになり、早期から被害が出ますが、長期戦に移行した後で民間人を殺傷するのは後者のパターンであり、こちらは後から犠牲者が増加してきます。 www.afpbb.com/articles/-/3...
afpbb.com
プーチン氏は「民間人を恐怖に陥れる」ことで戦争に勝利しようとしている 英外相
【10月9日 AFP】英国のエド・ミリバンド外相は8日、ロシア軍のミサイル攻撃を受けたウクライナ北部の被害現場を訪れ、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は「民間人を恐怖に陥れる」ことでウクライナでの戦争に勝利しようとしていると非難した
295
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 08/10/2026
これは財政的に大きな問題であり、作戦レベルで運用に当たる自衛隊の負担も非常に大きいはずです。そのため、政治サイドである程度の実現可能性を計算した上で持ち出してきている議論だとは思いますが、可能な限りの情報公開を行って、国民に費用に見合った便益が見込めることを説明し、理解を求めていく努力があってしかるべきだと思います。
056
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 08/10/2026
原子力潜水艦の費用を考える場合、何隻の運用体制にするかでも費用の評価が大きく変化するので、この点もよく考える必要があります。最初の1隻分の費用評価を行うとき、整備施設の維持にかかる固定費用がその1隻に上乗せされますが、2隻目以降は整備施設が使えます。つまり、配備数を増加させたときに追加で負担する限界費用は減少していくという規模の経済が働きます。
135
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 08/10/2026
一般に費用便益分析では、企画から廃棄までの全期間で生じる費用を総合したライフサイクル・コスティングで費用を算出することが基本となります。便益についても、生起確率で重み付けしたシナリオ空間(平時から核緊急事態まで)を想定し、単発撃破確率、探知確率、残存確率などの任務遂行上の価値を考慮に加えて定量化します。
135
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 08/10/2026
政治的・法的な問題はあると思いますが、もし原子力潜水艦を本当に政府が導入するつもりであるならば、政府は多角的な費用便益分析を実施し、その便益が費用に見合ったものであることを国民に説明する責任があると思います。 www.nikkei.com/article/DGXZ...
nikkei.com
高市首相、核共有「政府として認めず」 原潜は「扱い決まってない」 - 日本経済新聞
高市早苗首相は7日の衆院本会議で、米国との「核共有」の可能性について「政府としては認められない」と説明した。「核抑止力を含む米国の拡大抑止を強化していくための方策を不断に検討する」とも語った。日本維新の会の金村龍那氏への答弁。首相は核共有に関し、米国の核兵器を平時から日本国内に置いて有事に自衛隊の戦闘機などで運用できる枠組みと定義した上で、採用の可能性を否定した。原子力潜水艦の導入を巡っては
11510
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 07/10/2026
参考情報 輸出先・輸入元を世界地図上に色の濃淡で示す Geo Map、品目構成、成長機会の可視化機能があるWebサービスです。「どの国がどの品目で構造的に強いか」を地政学的なスケールで把握するのに便利です。 The Atlas of Economic Complexity(Harvard Growth Lab) atlas.hks.harvard.edu
atlas.hks.harvard.edu
The Atlas of Economic Complexity by @HarvardGrwthLab
Visualize global trade data and economic growth opportunities for every country.
042
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 07/10/2026
長くなったので、これで最後にしましが、こうした国際環境の中でグローバルコモンズを擁護する立場を日本が選択するとき、シーレーンの沿岸国との関係構築に外交資源を割り当てるだけでなく、軍事的な援助を与えることが必要となってくるはずです。例えばウクライナは東欧で陸路と海路を結ぶ中継国ですが、こうした国が特定国の勢力圏に組み込ませないことが日本の広義な国益に合致することを広く国民全体で認識できるような知識基盤を持つことが重要だと思います。
153
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 07/10/2026
コーエンの地政学では中継国という概念が登場しますが、勢力圏に分割されていく国際秩序の中で勢力圏を迂回したり、勢力圏の内外を中継する地点へのアクセスを保持することの戦略的な重要性は増してきます。当然、そのようなアクセスは大国間のせめぎ合いの中で特定の勢力圏に組み込まれやすいので、日本としては国際協調によってそれを目指していく戦略になるのだと思います。 もちろん失敗する場面も多く出てくると思いますが、勢力圏の論理に対抗できるのはグローバル・コモンズの論理であり、軍事思想史の中でそれを重視してきたのは海洋戦略の系統です。 note.com/takeuchi_kaz...
note.com
現代の地政学を学ぶGeopolitics(2014)の紹介|武内和人 / Takeuchi Kazuto
アメリカの地理学者サウル・コーエン(Saul Bernard Cohen, 1925-2021)は政治地理学の研究で世界的に有名だった研究者であり、例えば『分断された世界における地理と政治(Geography and politics in a world divided)』(1963; 1973)はシャッターベルトという概念を提案したことで有名な著作です。 コーエンは著作『地政学:国際関係の地...
142
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 07/10/2026
戦前の日本は似たような国際環境に直面したとき、独自の勢力圏を形成しようとして中国大陸から東南アジアに進出していきましたが、中国、ソ連、そして英米の勢力圏の狭間に置かれており、太平洋戦争での海上交通路を失うと、エネルギーの供給はほとんど遮断されました。 戦後は植民地を手放し、貿易立国として工業化により経済力を強化する路線に転換してきましたが、その際にも沿岸国の市場へのアクセスとビジネスの物流を支えるシーレーンの保護は常に国家戦略上の課題となりました。特にスエズ、マラッカ、スエズなどはグローバル経済の要点であり、勢力圏分割の中でこれらのアクセスを維持することが重要です。
142
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 07/10/2026
この潮流の先に待ち受けているもので日本にとって特に影響が深刻なのはグローバル経済の解体です。すでに2022年のウクライナ侵攻以降は輸入物価の上昇で長年にわたって物価が安定していた先進国でエネルギー価格の上昇を媒介する物価高騰の影響が顕著に現れています。 毎日の買い物で皆様も実質所得の減少を感じているところだと思いますが、グローバルな市場が大国の政治的な思惑で分割されていけば、関税や為替の影響で日本の輸入品の価格はさらに上昇することも想定できます。これに歯止めをかけるには、利害が近い国々と外交で連携する必要があります。 bsky.app/profile/kazu...
152
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 07/10/2026
ナショナリストの領土的野心の基盤にある勢力圏の発想は、現在の地政学的な相互作用を形作る重要な要素となっています。中国は南シナ海で国連海洋法条約に反する領土主張を重ねて「海洋国土」の拡大を図っており、ロシアはウクライナをはじめとする中東欧に軍事的な圧力をかけてきています。 こうした潮流の先には中小国が大国の勢力圏の中で従属するか、中立化された上で勢力圏の緩衝地帯に使われるかという厳しい選択です。 bsky.app/profile/kazu...
132
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 07/10/2026
ハンチントンの文明の衝突理論では、アイデンティティ・ポリティクスの動員手法を用いた文化政治がナショナリズムを媒介して将来の国際政治を形作るという未来を描写しましたが、そこで日本は孤立を深める可能性が高いと予想されています。複数の文明ごとに大国の勢力圏が衝突する国際秩序で、日本に有利な立ち位置はないという見方です。 ハンチントンの理論は冷戦終結直後に発表されたので、主にリベラルから散々に叩かれましたし、私は今でも実証に問題がある理論だったと思っていますが、その洞察のすべてが無意味だったわけではなかったと思います。ナショナリズムに基づく政治的動員は今や政治の主流です。
1105
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 07/10/2026
補足:今回のフーシ派の敗退はイランには打撃ですが、米国は介入を土壇場で思いとどまるなど、サウジの信頼を損ねる結果となっています。中間選挙が終わった後で米軍は対イラン攻撃を再開する可能性も報じられており、安定化に向かう見通しは立っていません。 www.reuters.com/jp/world/us/...
reuters.com
米、中東に空母打撃群を追加派遣へ 対イラン攻撃再開を検討=報道
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は1日、米政府当局者の話として、米国は3隻目の​空母打撃群と海兵隊の艦艇を中東に追加‌派遣すると報じた。トランプ米大統領が中間選挙後のイラン攻撃再開を検討しており、中東地域に投入​される兵員は9000─1万人増えるという。
041
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 07/10/2026
こうした事件が続くと、その国の情報機関の国際的な信頼が失われ、外国から情報提供を受けることは難しくなります。機密情報の漏洩は国家安全保障にとって重大な損失であり、犯罪としておくことは重要です。
085
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 07/10/2026
ハニングは民間の立場でコンサルティングを行っていましたが、その業務に利用する目的で秘密指定を受けた国家の情報を入手し、かつ外国の情報機関との接触を維持していたとされています。ただ、肝心の情報の内容と情報が渡った先は明らかではありません。 BNDの情報漏洩については、2023年にも報道がありました。ロシアのFSBが、ウクライナの指揮系統や欧米の軍事援助の詳細に関する情報をドイツのBNDの情報から得ていたことが判明しています。この事件で逮捕された容疑者は元軍人で、2022年にロシアがBNDの情報を保有していることを確認したところから捜査が開始されています。
187
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 07/10/2026
ドイツ情報機関である連邦情報局(BND)の元長官のハニングとその首席補佐官だった男性が逮捕された事件の報道です。BNDは米CIAの支援を受けてソ連・東ドイツ情報を中心に活動していましたが、ソ連の二重スパイだったフェルフェの浸透を許すなど、その情報網に深刻な打撃を受けたこともありました。 現時点の報道内容を確認した限り、まだ背後関係は明確にはなっておらず、事件の詳細について続報を待つ必要があると思います。 www.nikkei.com/article/DGXZ...
nikkei.com
ドイツ捜査当局、情報機関の元トップを逮捕 スパイ容疑など - 日本経済新聞
【ベルリン=杜師康佑】ドイツの捜査当局は6日、独情報機関の連邦情報局(BND)の元長官、アウグスト・ハニング氏をスパイ行為や国家機密情報の収集などの容疑で逮捕した。BNDの元高官から報酬と引き換えに情報を取得していたとされる。複数のドイツメディアによると、ハニング氏は2026年春までBNDに務めていた元高官から約2000件の情報を取得していた。BNDの幹部のみがアクセス可能な情報や外国の協力
11410
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 06/10/2026
9月中旬にフーシ派がモカを攻略して紅海の沿岸部で支配領域を拡大したとき、アデン方向への進撃を食い止めるためにUAE支援の武装勢力が展開し、防御戦闘を遂行していたことを紹介しましたが、この部隊はフーシ派の作戦を失敗させる上で重要な役割を果たしたと思います。 もしフーシ派の部隊がアデンに迫れば、タイズとアデンの交通が遮断され、防衛戦を続けることは厳しかったはずです。逆にフーシ派はモカから伸びる細い後方連絡線を頼りながら進撃していたため、この正面でいったん進撃の勢いが失われると、後方支援を継続することは困難になりやすい態勢でした。 bsky.app/profile/kazu...
131
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 06/10/2026
タイズ正面の戦闘は山地で実施されているため、消耗した後でもフーシ派はある程度は戦闘を継続できると思いますが、メッカ共同防衛協定に基づき、パキスタンやトルコがサウジへの軍事的支援を提供する議論が進んでいるとの報道があり、戦略レベルで見た形勢もフーシ派には不利になってきています。
132
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 06/10/2026
イエメン西部で攻勢作戦を開始したフーシ派の動向についてですが、9月10日に占領が確認されていたモカ(Mokha)を放棄して後退していることがISWで報告されています。サウジの航空支援を受けたイエメン軍が紅海沿岸部に沿ってフーシ派を押し返しているためです。バブ・アル・マンデブ海峡沿岸部を支配下に置くことを目指したフーシ派の今回の作戦は失敗に終わるだろうと思います。 bsky.app/profile/thes...
174
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 05/10/2026
原子力では国際原子力機関(IAEA)が安全基準シリーズを公表しており、航空分野では国際民間航空機関(ICAO)の第19付属書で安全管理の基準が設けられています。ビジネスの論理でこうした制度設計に反対する声もあると思いますが、テック企業が引き起こす社会的災害の深刻さは、すでに表面化し始めており、安全基準の強化は避けがたい流れになっていると思います。 人工知能の将来はビジネスパーソンに任せるにはあまりにも重要な問題です。
01714
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 05/10/2026
安全性の担当だったデビッド・ロビンソンは人工知能の分野に原子力や航空産業と同程度の安全基準が必要だと述べていますが、これは政治レベルが取り組む必要があることを示唆する意見です。防衛の観点からも適切なガバナンスを確立しておくことは政治の重要課題だと思います。 www.reuters.com/jp/economy/F...
reuters.com
オープンAI安全性担当者が退職、「試行錯誤の時代は終わった」
米オープンAIを最近退職した元安全性担当者のデビッド・ロビンソン氏は、人工知能(AI)の安全性に対する同​社の姿勢を批判した。開発スピードを重視する企‌業文化が失敗のリスクを高めていると主張した。
14736
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 04/10/2026
こちらはリトアニアですが、同盟国の核戦力の展開を自国領域でも受け入れる準備を進めています。リトアニア憲法137条「大量破壊兵器及び外国の軍事基地は領土内に存在してはならない」を削除する憲法改正の手続きが進んでいます。最終採決は2027年1月12日の予定です。 核の持ち込みを明示的に認め、同盟国の核戦力運用の柔軟性を確保する政策です。 mainichi.jp/articles/202...
mainichi.jp
リトアニア、核禁止の憲法の改正を議論 前国防相が語る脅威とは | 毎日新聞
バルト3国の一つ、リトアニアの議会が核兵器の国内配備を禁止する条文を削除する憲法改正の議論を進めている。ロシアの脅威の増大を背景に、北欧のフィンランドも6月に法改正をして自国への核兵器持ち込みを可能にした。リトアニアの前国防相のシャカリエネ議員が毎日新聞の単独インタビューに応じ、憲法改正の狙いや背
043
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 04/10/2026
ラトビアで防衛に関する意識調査を実施した研究では、戦時におけるNATOの支援への期待が高まるほど、自国を防衛する意欲が高まることが報告されています。同盟国への信頼があるからこそ、小さな国であっても防衛意志が保持できることが分かる興味深い研究だと思います。 NATO's reassurance and the willingness to defend one’s country: survey evidence from Latvia doi.org/10.1080/0966...
doi.org
NATO's reassurance and the willingness to defend one’s country: survey evidence from Latvia
Russia’s full-scale invasion of Ukraine in 2022 brings into question the significance of people’s willingness to defend their respective countries. While there have been many studies of various dom...
143
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 04/10/2026
ラトビアで10月3日に実施された総選挙で親ウクライナ・中道の政党である連合リストが開票率88%で得票率36.6%だったので、連立交渉は必要ですが、予想を超える得票でした。 連合リストの公約では対ドローン能力の強化や国⁠内総生産(GDP)比で国防費5%水準の維持などが掲げられていました。 www.reuters.com/jp/world/ukr...
reuters.com
ラトビア議会選、首相率いる親ウクライナ与党が勝利 連立交渉へ
ラトビアで3日に実施された総選挙は、親ウクライナ・中道のクルベルグス首​相率いる「連合リスト」が予想を上回る大差で勝‌利した。開票速報で明らかになった。ロシアによる攻撃の可能性に対する警戒が高まる中、多くの有権者が緊張感を抱えなが​ら投票に臨んだ。
184
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 03/10/2026
参考情報 www.afpbb.com/articles/-/3...
afpbb.com
スターバックス、中国・新疆ウイグル自治区に初出店 米議員や人権団体が批判「倫理的に破綻」
【10月3日 AFP】米コーヒーチェーン大手スターバックスが、イスラム教徒の少数民族ウイグル人に対する広範囲に及ぶ人権侵害の疑いが指摘されている中国の新疆ウイグル自治区で初の店舗を開業したことに対し、米下院議員や人権擁護団体から批判の声が上がっている
042
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 03/10/2026
書誌情報 Innovating Repression: Policy Experimentation and the Evolution of Beijing’s Re-Education Campaign in Xinjiang doi.org/10.1080/1067...
122
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 03/10/2026
新疆ウイグル自治区に関しては不明な点も多いのですが、2017年頃から「再教育」を目的とする強制収容所の運営が開始されたと見られています。強制労働の従事者の証言だけでなく、衛星画像や公文書証言を通じて実態の解明が進んできました。 このような政策が実施されるに至った過程には、習近平の政権運営、中央・地方関係、宗教的過激化などが関連していることが分析で明らかにされています。以下のオープンアクセスの論文はよい出発点の一つだと思います。中国の政治体制を考える上で重要なテーマの一つだと思います。
doi.org
Innovating Repression: Policy Experimentation and the Evolution of Beijing’s Re-Education Campaign in Xinjiang
This article argues that Beijing’s campaign of mass internment in the Xinjiang Uyghur Autonomous Region evolved through a creative local policy experimentation process. This resulted in an ‘innovat...
1114
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 02/10/2026
運用する群れのスケールが大きくなるほど、指揮官の状況認識・意思決定は圧倒されやすくなるので、そこでAIの技術を実装することが重要となりますが、AIに法的・倫理的な判断を依存したり、実任務で形骸化するような事態が起こらないのかという問題が考えられます。AIを規則で縛り付けるにしても、停止の条件をどのように事前に設計できるのかは難しい問題だと思います。
032
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 02/10/2026
無人システムが個別の単位がオペレーターによって監視、操作されている間は、非倫理的、違法な挙動に介入することが容易ですが、現在のドローン戦は数的な優劣を競う展開を見せており、数の論理が重要になることが予想されます。したがって、人間の監視や操作から離れた、自律的な戦闘単位として無人システムを開発し、これを群れ・スワームとして運用することは十分に予想できることです。
132
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 02/10/2026
米軍だけでなく、自律的な無人システムは近い将来には各国で普及することになるだろうと思います。特に無人システムの数が増えると、それだけ自律化の要求は高まっていくはずです。記事で指摘されているように、その危険性について現段階から注意を払っておくことは必要なことだと思います。 www.nikkei.com/article/DGXZ...
nikkei.com
米国が「自律戦闘軍」創設、無人機推進し将官削減 ヘグセス氏表明 - 日本経済新聞
【ワシントン=共同】ヘグセス米国防長官は9月30日、自律システムを活用した戦力拡充を担う「自律戦闘軍」を創設する方針を表明した。人工知能(AI)と組み合わせた無人機やロボットの導入を推進する見通し。大将級がトップを務める。未来の戦争を研究する計画で米実業家のイーロン・マスク氏を起用することも明らかにした。南部バージニア州のクワンティコ海兵隊基地での演説で語った。自律システムでは無人機やロボッ
153
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 01/10/2026
彼らは交渉の相手、つまり「友人」を慎重に選んだ上で、可能な限りの丁重なもてなしを与え、個人的な関係を構築した上で、「中国との良好な関係が危機に瀕している」などと述べて譲歩を迫ってくることが典型的とされています。交渉の中盤では相手の譲歩の限度を探る目的で強硬な態度と穏健な態度を使い分けてくるので、個々の言動に一喜一憂することは得策ではありません。
073
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 01/10/2026
補足資料ですが、こうしたニュースを通じて、中国の外交の仕方をよく知ることが重要だと思います。Solomon(1995)Chinese Political Negotiating Behaviorをはじめとして、中国の外交交渉の進め方に関しては多くの調査が実施されています。 www.rand.org/pubs/monogra...
rand.org
Chinese Political Negotiating Behavior, 1967-1984
An assessment of the patterns and practices in the ways officials of the People's Republic of China (PRC) managed high-level political negotiations with the United States during the normalization phas...
132
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 30/09/2026
ウクライナとは異なり、ほとんど国土に縦深を持たないバルト三国がロシア軍の攻撃を抑止しようとするとき、受動的な拒否的抑止のメカニズムだけに頼るのではなく、能動的な懲罰的抑止を戦略アプローチに組み入れようとすることは理解できることです。しかし、NATOとして一致して行動しなければならないとき、この問題は同盟内に深刻な対立を引き起こす恐れがあると思います。
083
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 30/09/2026
今年5月、プーチンはカリーニングラードが攻撃された場合、敵を撃破するために必要なあらゆる手段を持っていると述べましたが、これはリトアニアのケストゥーティス・ブドリース外務大臣がカリーニングラードに侵入することが可能だとロシアに示す必要があるという発言があったことを受けてのことでした。 www.reuters.com/jp/world/ukr...
reuters.com
プーチン氏、カリーニングラード攻撃なら「撃破」と警告
ロシアのプーチン大統領は29日、ロシア西部の​飛び地カリーニングラード‌州が攻撃を受けた場合、攻撃した者を撃破するための必要​なあらゆる手段をロシ​アは持っていると述べた。
143
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 30/09/2026
カリーニングラードが脅かされた場合、「保有するすべての兵器を投入する」とロシアが脅してきたことを受けて、NATOはロシアの無責任な核の威嚇を非難しました。NATOの報道官は「ロシアがNATOに対して非公式文書を送付してきたことを事実であると認める」と述べています。 www.afpbb.com/articles/-/3...
afpbb.com
NATO、ロシアの「無責任な核の威嚇」非難 「保有するすべての兵器を投入する用意」との脅迫受け
【9月30日 AFP】北大西洋条約機構(NATO)は29日、ロシアがバルト海に面した飛び地カリーニングラードを脅かされた場合「保有するすべての兵器を投入する」と威嚇したことを受け、ロシアによる「無責任な核の威嚇」を強く非難した
1137
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 30/09/2026
さらに補足、ナショナリズムは広い意味を持つ概念で、複数の類型があることを考慮して戦争リスクとの関連を考察することも必要です。 右派ポピュリストとナショナリズムとの関連については以下の論文が詳細に検討しています。 doi.org/10.1177/0022...
doi.org
Right-Wing Populist Leaders, Nationalist Rhetoric, and Dispute Initiation in International Politics - Minnie M. Joo, Brandon Bolte, Nguyen Huynh, Vineeta Yadav, Bumba Mukherjee, 2025
The global rise of right-wing populist (RWP) leaders has raised concerns about the threat they pose to a cooperative international order, but there is little sy...
033
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 30/09/2026
補足、ナショナリズムと戦争の関連に関する議論だとThe Future Is History: Restorative Nationalism and Conflict(International Organization)が有名で、過去の「黄金時代」を想起させる物語(より大きな統一や独立を失ったとする物語)が利用可能な場合、国内外の紛争リスクが上昇することが報告されています。 doi.org/10.1017/S002...
doi.org
The Future Is History: Restorative Nationalism and Conflict in Post-Napoleonic Europe | International Organization | Cambridge Core
The Future Is History: Restorative Nationalism and Conflict in Post-Napoleonic Europe - Volume 78 Issue 2
132
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 30/09/2026
ナショナリズムが内戦のリスクを高めることについては、Waves of Warでも詳細に議論されており、国内で政権から排除された人口が増加すれば、それだけ紛争の発生確率が高まることが示されています。これから武力紛争の根を断つためには、なぜ今日の社会でナショナリズムが多くの人々を引き付ける理由を探ることが重要だと思います。 note.com/takeuchi_kaz...
note.com
いかにして国民国家は普及していったのか?Waves of War(2013)の紹介|武内和人 / Takeuchi Kazuto
アンドレアス・ウィマー(Andreas Wimmer)の『戦争の波:近代世界におけるナショナリズム、国家形成、民族的排除(Waves of War: Nationalism, State Formation, and Ethnic Exclusion in the Modern World)』は、国民国家が出現する過程と近代戦の関係を包括的に説明しようとするものです。 国家形成の研究では、以前か...
194
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 30/09/2026
この主張を裏付けるため、著者らはナショナリストの動員戦略の採用事例の増加をV-Demのデータで裏付けています。さらに民族問題の研究で使用されているEPRのデータセットを用いて、2010年代以降に権力へのアクセスを失う少数民族が増加したことを示し、各国で実際に排除が進んでいるトレンドを確認します。 少数民族を排除するナショナリズムの動きが内戦のリスクを高めることは過去にも指摘されていますが、これが最近の国際的な対立と関連していることが具体的な知見として示されたことには独自の意義があると思います。 icr.ethz.ch/data/epr/
icr.ethz.ch
Ethnic Power Relations (EPR) Dataset Family
194
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 30/09/2026
ポスト冷戦の時代から今日にかけて、いったん収まっていた政治的な暴力が再び高まり、大国間の対立を引き起こす原因を国内政治との関連で考察している論文です。2000年代の規制緩和による格差の拡大がリベラリズムに対する信用を国際的に失墜させ、右派ポピュリズムと親和的なナショナリズムの運動基盤を形成したと見ます。 この基盤を動員して政権を得た指導者は、少数派を政権から排除した上で、海外の「同胞」に代わり、失われた領土を回復する政策を追求する傾向を強めると考えられています。国内のナショナリストの論理が国際政治での対立リスクを高めます。 doi.org/10.1162/ISEC...
doi.org
The Return of Nationalist Geopolitics: Liberal Backsliding and Armed Conflict
Abstract. The post-Cold War decline in violent conflict has given way to rising instability both within and between states. While many attribute this shift to intensified great power competition, we a...
1125
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 30/09/2026
現在の中国共産党において習近平の個人独裁化の傾向を抑えることは難しく、対日戦略の方針でも習近平の対日認識が影響を及ぼしやすくなっており、それが日本中立化の期待を高めているとすれば、それを変えさせることが対中戦略の課題になると思います。防衛力強化だけではなく、習近平指導部が現状変更を通じて期待する利得を引き下げる動きをとることが抑止にとって重要です。
143
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 30/09/2026
防衛研究所の杉浦康之先生は、冷戦期の中国共産党の対日工作に関して数多くの優れた成果を出しておられ、その中には「中国の「日本中立化」政策と対日情勢認識」(https://nids.mod.go.jp/publication/security/pdf/2020/10/202010_07.pdf)のように自民党の党内亀裂を利用した分断工作に関する研究も含まれています。この論文では中国共産党指導部が自民党の内部対立を利用して日米関係を引き離そうとしていましたが、その政策決定に使用した日本情報が必ずしも客観的な内容ではなかったこと、指導部の期待によって偏っていく傾向があったことが指摘されています。
133
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 30/09/2026
安全保障の観点から中国の対日戦略に対する警戒は必要ですが、思い通りの成果を出せるかどうかは別の問題です。最近の中国の日本に対する強硬な姿勢は、日本の対中認識をむしろ悪化させ、中国に対する信頼を損なう側面が大きいと思います。ただ、今の中国共産党の権力構造では習近平の権力が非常に強いため、多様な視点から状況を認識して仮説検証を繰り返したり、複数の政策アプローチを同時に走らせるよりも、上層部の方針にただ従う傾向を強めています。
133
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 30/09/2026
中国の視点で考えた場合、日本中立化は対米戦略の重要な目標となります。1955年に毛沢東は「中共中央の対日政策活動についての方針と計画」を策定し、米国の影響下から日本を引き離し、「反米統一戦線」に組み入れる形で日中国交正常化を目指していました。中国が日本を影響下に置けば、その影響力が増加するほどに対米・対台湾で軍事的優位を強化できます。
133
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 30/09/2026
中国共産党の内部動向を探る上で、あらゆる経路を通じた接触を保持しておく意義はあると思いますが、中国が尖閣諸島をはじめとする海洋秩序で現状変更の動きを公然と見せていることを考慮する必要があります。習近平指導部に「日本は脅せば屈する」という印象を与えれば、将来世代に禍根を残すことになります。 www.afpbb.com/articles/-/3...
afpbb.com
中国外相、岩屋前外相に「日本の指導者による台湾問題に関する誤った言動の是正」要求
【9月30日 AFP】中国の王毅外相は28日、北京を訪問した岩屋毅前外相と会談し、「現在の中日関係はまた厳しい局面にある。再び正常化を実現する必要がある」とした上で、「日本側にとって急務なのは、自国の指導者による台湾問題に関する誤った言動を早急に是正することだ」と述べた
173
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 29/09/2026
類似の事例としては、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)の特殊工作部隊「29155」が2014年10月にチェコで引き起こしたヴルビェティツェ弾薬庫爆発事件があり、チェコ政府はAlexander MishkinとAnatoly Chepigaを容疑者として公開しています。 www.bbc.com/japanese/567...
bbc.com
チェコとロシア、互いに外交官追放 2014年のチェコ弾薬庫爆発めぐり - BBCニュース
チェコ当局は、2014年にチェコ南東部の弾薬庫が爆発し2人が死亡した事件に、ロシア軍の情報機関が関与したとして、容疑者2人を特定した。2018年の英ソールズベリー毒物事件にも関与したとされる。
062
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 29/09/2026
ハイブリッド脅威に対処する場合、民間企業に物理・非物理の攻撃を想定したセキュリティが必要であることを示す事例だと思います。 ロシアによる放火を受けたとされるMilrem Roboticsは、タリンに本社を置くロボット企業で、無人地上車両を製造ししており、ウクライナの戦場でも実績があります。 www.reuters.com/jp/world/ukr...
reuters.com
防衛企業の火災、ロ保安機関指示の放火とエストニア
[ヘルシンキ 29日 ロイター] -
272
武内和人/Takeuchi Kazuto @kazutotakeuchi.bsky.social · 29/09/2026
中国の兵站システムに関しては、China’s National Defense Mobilization System: Foundation for Military Logisticsが参考になります。動員資源の把握は国家兵站と軍事兵站を連結させる基盤であり、研究者も以前から中国の制度に課題があることは指摘していました。 www.jstor.org/stable/resre...
jstor.org
Client Challenge
031