現パロライカブ/部屋の片付けが終わる頃には、二日酔いの怠さや頭痛もずいぶんましになっていた。カブルーは室内を見回す。整理整頓が苦手な性質にしてはよく整えられていて、窓の向こうに広がっている雲のない青空や体調も相まってすっきりとした心地を味わっていた。
「よし、こんなものかな」
隣から聞こえてきた声がそんな気持ちをひっくり返す。カブルーはまた、寝起きの時のように、ベッドにうずくまりたくなった。そうはしないが、つい俯いたところで焦った調子で話しかけられる。
「大丈夫か?気分が悪いなら…」
「いえ、平気です」
カブルーは顔を上げるとどうにか笑みを浮かべた。
「ならいいけど」