「移動」というキーワードにあれこれ思いを馳せてしまう、素敵な読み物でありスピーチだった。
「人は移動することで進化、発展してきた生物だ」なんて話もあるけれど、今は物理的な移動だけでなく、価値観の大移動が常に起こり続けている。
そう考えると、大勢いる“間に合わなかった”人たちの寄る辺となる場所は間違いなく必要で、小説はその役割を果たしてくれる媒体のひとつなんだろうな、と思った。
この世界の居心地の悪さについて(芥川賞贈呈式スピーチ)|畠山丑雄 note.com/hatakeyamaus...
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この世界の居心地の悪さについて(芥川賞贈呈式スピーチ)|畠山丑雄
本日はこのような場を設けていただき、誠にありがとうございます。 改めて、芥川賞という、たいへん栄誉ある賞をいただいたこと、嬉しく思います。同時に、少しばかり居心地の悪さを感じてもいます。パーティーというのは、また主賓というのはそういうものだ、それぞれがそれぞれの居心地の悪さを担い合うことでしか、場というものは成り立たないのだ、と言ってしまえばそれだけなのですが、今日はもう少しだけそのことについて...