いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 04/10/2026読みました。 車谷長吉 『赤目四十八瀧心中未遂』 ただただ圧倒される。 結末はわかっていたけれど、終わりに近づくにつれ苦しくなる。 いろいろな意味で血にまみれた小説だと思う。凄まじい。何がどうなったらこういう小説が書けるのか。 読むのにパワーがいる小説ではあるが、久しぶりに読んでみて良かった。とんでもなく面白かった。 車谷さんの小説やエッセイや人生相談など、まえにいろいろ読んだけれど、読む気力があるうちに読み返しておきたい(希望)。 立ち寄った本屋さんで文庫を見つけたので、勢いで購めました。 020
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 04/10/2026観ました。 『ディスクロージャー・デイ』 エミリー・ブラント、ジョシュ・オコナー、コリン・ファースが出演と知ってから楽しみにしていたので、いそいそと観に行く。 国家において、79年間も隠されてきた最高機密が開示されることになった日の物語。 最高機密はそれなの?と思いはしたけれど、開示されるに至るまでの展開や映像と音楽に「映画を観た!」という気分になり面白かった。 お互いに、他人に理解されない能力を得てしまったがゆえの苦しさ。マーガレットとダニエルは出会えて良かった。本当に。 そして帰宅してサントラを聴いています。 ジョン・ウィリアムズです。かっこいいです。 000
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 03/10/2026観ました。 『ナギダイアリー』 田舎町の奈義でひとり暮らす彫刻家の寄子。そこを訪れる寄子の弟の元妻、友梨。妻を亡くし息子と暮らす好浩。 寄子と友梨以外の登場人物たちもみんな、人に理解されない苦しみや孤独や喪失感を抱えていたりする。 「孤独だけど孤立はしてない」という寄子の言葉が印象に残った。 派手なできごとや大きな事件(あの2人にとっては大事件だろう)は起こらないけれども、好きなタイプの会話劇でした。 寄子を演じた松さんが本当に素晴らしかった。特に作品を作っている時の動きやモデルに対する目線、手を止めずに自然に会話をするところ。 良い映画でした。 000
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 02/10/2026読みました。 金原瑞人 編著 『日本文学の翻訳者たち』 日本文学を英語、フランス語、韓国語、台湾華語、タイ語、オランダ語、ドイツ語に翻訳している7人の方々と金原さんの対談をまとめた本。 それぞれの方が翻訳で苦労されていること、翻訳しづらい日本語、好きな日本文学のことなど、興味深く楽しく読んだ。 他言語で翻訳され、出版されているとは想像もしていなかった小説がいくつかあることに驚く。 特に以下の小説。 *フランス語 古川日出男『ベルカ、吠えないのか?』 町田康『パンク侍、斬られて候』 *ドイツ語 車谷長吉『赤目四十八滝心中未遂』 読んだ人がどういう感想を持ったのか気になります。 120
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 30/09/20269月に読んだ本 まとめ 上田岳弘 『ニムロッド』 岸政彦 『リリアン』 松村一男 沖田瑞穂 『『オデュッセイア』入門』 久保ミツロウ 能町みね子 ヒャダイン 『かわいい中年』 赤根智子 『戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない』 マーガレット・アトウッド 『ペネロピアド 女たちのオデュッセイア』 川上弘美 『スナックふたり』 バーバラ・レオニ・ピガード 『ホメーロスのイーリアス物語』 ミランダ・ジュライ 『はいつくばって』 石田夏穂 『わたしを庇わないで』 キム・エラン 『どれか一つは嘘』 今月はあらゆる女たちの声を聞いた。それはそれはよいことです。 060
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 30/09/20269月に観た映画 まとめ 『恐怖分子』 『オデュッセイア』 『ルックバック』 『ヒンド・ラジャブの声』 『さとこはいつも』 今月は『オデュッセイア』を2回観た。家ではずっとサントラを聴いていた。聴いていると読書がはかどるのだった。 3時間ある映画だけど、あっという間に終わるのでびっくりする。 020
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 29/09/2026読みました。 キム・エラン 古川綾子 訳 『どれか一つは嘘』 高校2年生のジウとソリのクラスに、チェウンが転入してくるところから物語が始まる。 大切な家族やともに暮らしてきた動物をなくした3人が、嘘をきっかけに打ち解けていったり、近づいていく過程が良かった。 3人は絵や物語を書いていて、その情景はそれぞれの孤独をやり過ごしているようにも思えて、やるせなくもあったけれど。 読んだあと、彼らのこの先に良きことが待っているといいなと思いました。 そして「紙と鉛筆がこすれ合う瞬間に胸が躍るのを感じる」という一文がありこちらの胸も躍ったのでした。 030
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 27/09/2026読みました。 石田夏穂 『わたしを庇わないで』 表紙の色味やタイトルに惹かれて読んでみた。 男尊女卑が凄まじい職場、自分の顔が嫌いで鏡や写真を避ける少女、他人の肥満を庇うことの欺瞞を描いた3作。 どれも、なんというか鋭い。 「女の意見は全て荒唐無稽だと考えている」という言葉が出てきた状況に思わず笑ってしまう。 表題作は無意識な差別、配慮という名目で実は相手を差別している傲慢さが描かれていて、こちらの価値観も揺さぶられる。 これまでに自分の口から出た言葉が、無意識に他者を見下していなかったかを省みる。ごめんなさい。 石田さんの他の小説も読んでみたい(希望)。 020
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 27/09/2026何かを書いたり読んだり、作ったりしているところを見るのが好きなので、映画『ルックバック』『さとこはいつも』は好きなシーンが多かった。 明日からの朝ドラ『ブラッサム』も 物語の書き手が主人公なのでとても楽しみ。 050
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 26/09/2026観ました。 『さとこはいつも』 15歳の聡子、35歳の沙都子、55歳の里子。3人の「さとこ」の物語。 ある出逢いによって、それぞれがそれぞれの物語を書き始める。 特に聡子がノートに鉛筆で字を書いたり消しゴムで消すときの音、妄想が暴走してにやつく表情がすごく良かった。ひとり先生の真似をするところも切なくて良かった。 沙都子と里子も、物語を書き始めた時の表情が本当に素敵だった。 良かった。しみじみ良かった。良いものを観ました。良かったの連発。 塩辛、苦手だけれど挑戦してみようかな…。 020
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 25/09/2026読みました。 ミランダ・ジュライ 岸本佐知子 訳 『はいつくばって』 年下の魅力的な男性に出会ったことをきっかけに、結婚も家庭も仕事も失いかけた「わたし」。そこに更年期という荒波が襲いかかる。 強烈でした。 途中でやめようかと思っているうちに、どんどん引き込まれて結局は一気読み。ラストでの開放感と多幸感がとても良かった。 そして随所に出てくる女たちの声も。 「信じられない、これが起こったなんて」という言葉。絶望にも悲しみにも苦しみにも、それと反対に喜びにも幸せなことにも、あらゆることに当てはまるなぁと思ったりした。 読み終わってしまってさみしい。 もう秋ですね。 0122
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 22/09/2026観ました。 『オデュッセイア』 いろいろ復習してもう一度観た。 『ペネロピアド』を読んだあとなので、ペネロペの表情や言葉や行動に、前回観た時より力強さを感じた。視点が変わるとまた別の面白みがある。 テレマコスが精神的に強くなっていくところも良かった。 そしてキルケの言葉はとても重い。最後のオデュッセウスの言葉も。 アンティノオス役のロバート・パティンソンは最高です。なんなのでしょう、この方は。 音楽もとても良い。好きです。 020
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 21/09/2026読みました。 バーバラ・レオニ・ピガード 高杉一郎 訳 『ホメーロスのイーリアス物語』 こちらも映画『オデュッセイア』の関連ということで読んでみた。 ギリシア軍がトロイアに攻撃を始めてからの戦争末期の物語。 ギリシアの英雄アキレウスの闘いのさまと復讐と死。 最近読んだ本や映画の影響か、この人たちは一体なにをしているんだ、という気持ちが拭えないまま読み終わる。 最後の2行の言葉につきる ・結局は、勝った側にも敗けた側とおなじように、ほとんどなんの利益ももたらさなかった戦争であった。 明日はまた『オデュッセイア』を観てきます。 010
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 19/09/2026観ました。 『ヒンド・ラジャブの声』 2024年1月29日。パレスチナのガザ地区から、イスラエル軍に襲撃された車に取り残された6歳の少女からの緊急電話。映画では実際の少女の音声が使われている。 助けを求められても助けに行けないもどかしさと虚しさと絶望で苦しくなる。観たあと放心状態になる。 8分で行ける先に救急車を手配することすら、イスラエルから制限されたり妨害される。妨害の仕方がいやらしい。本当に醜いことをする。 戦争はいやだ。 030
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 19/09/2026www.vogue.co.jp/article/war-... 良い記事です。vogue.co.jp読者が語り継ぎたい思いとは。集まった7000件超の声──VOGUE読者と考える戦争と平和VOGUEとともに考える平和と戦争。アンケートに届いた7,000件超の声から、今回は「戦争について考えるきっかけや、新たな視点を与えてくれた言葉」への回答の一部を紹介。8月に限らず、戦争と私たちの関係性を考え続けるために。 000
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 17/09/2026某大型書店に本の取り寄せを依頼したら、お断りされました。 店頭受け取りではなく、発送で送料を払えば注文できるらしい。へんなの。 000
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 17/09/2026読みました。 川上弘美 『スナックふたり』 年齢不詳(自称年齢30代から70代)の司と逸子がふたりで営む「スナックふたり」が舞台の物語。 常連客もくれば、この世のものではない客もやってくる。 ママふたりの距離感や関係性がなんとも素敵で、客や幽霊との関係性も良い。それぞれの会話も楽しくて、一気に読んだ。幽霊がふっといなくなると、ふたりと一緒にさびしい気持ちになったりした。 出てくるお通しがどれも美味しそう。ひき肉と納豆を炒めたの、作ってみようと思います。 そして司と逸子。夜ドラ『団地のふたり』を毎週みているためか、小泉さんと小林さんで想像して読んでしまいました。 030
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 15/09/2026読みました。 マーガレット・アトウッド 鴻巣友季子 訳 『ペネロピアド 女たちのオデュッセイア』 オデュッセウスの妻であるペネロペイアの視点から語られた物語。 夫の帰還を待ちつつ、ペネロペイアは国と財産と幼い息子を守るために何をしていたか。女中たちに何を指示していたか。ペネロペイアの策士ぶりが良かった。 しかし12人の女中たちの最後はやりきれない。被害にあった女たちは、非難され罰を受け声を封じられ、命までも奪われる。現代と変わらないように思えた。 そしてトロイア戦争に至った経緯についてはやはり、何やってるんだか…という気持ちになりますね。 000
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 13/09/2026読みました。 赤根智子 『戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない』 国際刑事裁判者(ICC)について詳しくは知りませんでした。知りたいという興味を覚えたのと、わたしができる支援はこれくらいしかないと思い、購入しました。 所長の赤根さんによる組織説明や戦争犯罪について、捜査事案の解説。赤根さんがロシアから指名手配を受けた経緯、これまでの経歴など。とてもわかりやすいです。 世界が「法の支配」から「力の支配になりつつあることに恐怖を感じる。そしてそうならないように奮闘する方々に対しては頭が上がらない。 それにしてもICCが捜査、訴追した事案の恐ろしさといったら…。 010
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 12/09/2026観ました。 『ルックバック』 アニメ版では、ふたりのことがただただ眩しくて胸がいっぱいになった。実写化された今作もやはり眩しかった。 ふたりが一緒に過ごした時間の喜びや重みや葛藤が、秋田県にかほ市の季節の移り変わりとともに描かれていて、本当に美しかった。 そして鉛筆やペンで紙に絵を描く音、雨や雪や風の音、秋田の言葉、電車の音などがとても印象的でした。 眩しくもあり、さみしくもある映画でした。良いものを観ました。 130
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 12/09/2026買いました。 100人が書く「百年後」。 すべて2ページずつ。 開いたところから読むか、順番に読むか。楽しい悩み。 020
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 11/09/2026観ました。 『オデュッセイア』 予習をした甲斐がありました。 とても面白かった。 オデュッセウスの知恵や勇敢さ強さがあっても、指揮した戦争に勝ったとしても、仲間に犠牲者が続出し、帰国できたのは自分ひとりきりだという虚しさと苦しみ。みていて辛いところもあったけれど、あっという間の3時間でした。 キュクロプス、キルケー、シノン。なんともやるせない。 とにかく海の映像がすごくて、強烈な海のにおいがした気がしたり、ひょっとして髪とか顔とかべたべたしてきたんではないかと思ったりした。気のせいで良かった。 復習してもう一度観に行きたい。 連休までIMAX上映はしているかしら。 020
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 10/09/2026読みました。 久保ミツロウ 能町みね子 ヒャダイン 『かわいい中年』 『久保みねヒャダこじらせナイト』の収録後の雑談の記録。 中年たちの雑談に加わる気持ちで読みました。 面白い。読む前から面白いに決まってるとわかっていたけど面白い。 これを読んでから、自分でもなんだかよくわからないけれど、ちょっとしたやる気が出てきた。 ・自転車で遠くまで行きたい。 ・『北海道の生活史』の能町さんのお母さんのところを読みたい。 ・また青森に行きたい。 ・「社会的寿命」が延びるできごとに遭遇したい。 ・雑談をするべために友人を誘おう。 150ページの久保さん、最高に笑いました。本当にかわいい中年。 020
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 08/09/2026読みました。 松村一男 沖田瑞穂 補章 『『オデュッセイア』入門』 映画を観る前の予習としてこちらも読んでみた。 第三章「二四書の複雑な語り」、第四章「構造の巧みな仕掛け」がとても面白い。紀元前八世紀頃にすでにこのような構成の物語があったとは。 そして『オデュッセイア』の影響を受けた物語がいくつもあることにも驚く。 『宇治拾遺物語』にもあるようで、家にある町田康の訳のものを確認したけれど載っていなかった。残念。 映画を観たらまた読み返したいです(希望)。 000
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 06/09/2026今日は自転車を買いに少し遠くまで行って、帰りはそこから新しい自転車に乗って帰ってきた。 帰りに前に働いていたところ、住んでいたところの近くを通ったけれど、まるで知らない場所みたいになっていた。巨大なお寺とマンションがいくつか。猫がたくさんいた公園は工事の資材置き場になっていた。 そもそも自転車屋がある場所は地元の繁華街で、ここも知っているはずなのに、まわりは知らないお店ばかりになっていて、まるでよその地域に観光で来たみたいな気分になった。 みんなが並んで食べている名物は一回も食べたことがないから、今度食べようと思いながらも、その今度がぜんぜん来ないのだった。 岸さんの小説の影響で記してみた。 010
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 05/09/2026観ました。 『恐怖分子』 Blu-rayを持っているけれど、音が大きいほど良いと思える映画なので映画館で観られるとなれば、観に行かない理由はなく。 サイレンの音や銃声、犬の鳴き声、電話の音、土砂降りの雨、扇風機がまわる音、シャッター音など。印象に残る音だらけ。 1本のいたずら電話によって、偶然に繋がった人びとの生活や行動が少しずつ狂っていくさま。はじめから終わりまでずっと不穏。 結末は知っているのに、こんなに緊張するとは思いませんでした。 また映画館で観られる日が来ますように。 010
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 05/09/2026読みました。 岸政彦 『リリアン』 大阪が舞台の6つの物語と1つのエッセイがまとめられたもの。文庫になったと知って久しぶりに読んだ。 登場人物はどれも大阪の市井の人びとで、まるで本当にそこに暮らしている人のように思える。 架空の物語とわかってはいるけれど、この人は今は何をしているのかな、おいしいものを食べたり、猫や犬と遊んでいたり、元気にしていたらいいな、と思ったりした。とにかく元気で。 読んでいて寂しい気持ちになるけれど、あたたかくて優しいものを読んだ気持ちのほうが上まわる。 良い本を読みました。 なかでも「図書室」がいちばん好きです。 091
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 02/09/2026読みました。 上田岳弘 『ニムロッド』 『ノー・ファンタジー』を読んで、こちらを思い出して読み返す。なぜか定期的に読みたくなる小説。 小説家への夢に挫折した荷室が教えてくれる「駄目な飛行機コレクション」、なかでも「桜花」という飛行機の存在、「東方洋上に去る」という言葉。虚しくなる。 彼はひとりきりで塔の上にいる、と思っていたけれど、実際に塔の上にひとりきりだったのは自分だった悲しみ。やるせない。 仮想通貨のしくみはこの小説で知りました。 そしてわたしも一時期、片方の目から急に涙が出ることがあって、あれは本当に不思議でした。 010
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 31/08/20268月に読んだ本 まとめ 柞刈湯葉 『まず牛を球とします。』 津村記久子 『苦手から始める作文教室』 キム・ウィギョン 『ハロー・ベイビー』 太宰治 『津軽』 バーバラ・レオニ・ピガード 『ホメーロスのオデュッセイア物語(上)』 バーバラ・レオニ・ピガード 『ホメーロスのオデュッセイア物語(下)』 クラスナホルカイ・ラースロー 『サタンタンゴ』 アリ・スミス 『夏』 ジュンパ・ラヒリ 『ローマ物語』 碇雪恵 『そいつはほんとに敵なのか』 上田岳弘 『ノー・ファンタジー』 今月は『サタンタンゴ』の舞台の町のように、雨ばかり降っていて本当に鬱陶しかった。昨日も今日も明日も雨です。 010
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 31/08/20268月に観た映画 まとめ 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』 『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』 『オークストリートの異変』 『ドラキュラ』 『ドラマなふたり』 今月観た映画は、主人公が抱える苦しみとか、葛藤とか、与えられたプレッシャーが尋常ではないものが多かった印象。葛藤にはてに得たものは、ピーター、ちいかわ、デニース、エマ、それぞれ違えども。 000
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 30/08/2026読みました。 上田岳弘 『ノー・ファンタジー』 上田さんの小説は、ある意味でお仕事小説だと思っている。 起業した会社を売った人、AIスタートアップ企業に勤める人、FXで生活する元証券会社社員、買取屋、血の繋がらない子どもの父になろうとする小説家。 自分では想像もつかない世界で働く 人たちが登場する短篇集。 現実を直視しようとしても、現実だけでは生きていけず、幻想に逃げてしまうしかなくなる。なんとも言えない虚しさや孤独さがあってさみしくなった。 「ノー・ファンタジー」から「ソー・ファンタジー」で終わることに救われて、明るい気持ちで読み終わる。 010
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 29/08/2026観ました。2回目。 『オークストリートの異変』 すでに観ているだけに、さすがにびっくりはしないだろうと思ったが、前回と同じところでちゃんとびっくりする。やっぱり怖かった。 1回目では気づかなかったあれこれに気づいたりして、また少し違った面白さ。 オードリーがガレージで音楽を聴いてるところは切なかったし、白くてかわいい感じのあれが黙ってやってくるのが最高に怖い。 やっぱりでっかいものはでっかいスクリーンで観るのに限ります(本当はIMAXで観たかった)。 100
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 28/08/2026読みました。 碇雪恵 『そいつはほんとに敵なのか」 「喧嘩がしたい」から始まって「ほんとは敵じゃない」にいたるエッセイ。 公共の場で怒っている人、困っているお年寄り、友人や家族やパートナーに対する行動や態度。共感したり感心したり、自分のことも省みつつ興味深く読んだ。 そして「自分が支持しない政党に投票した人に会いにいく」の章は、なんだかすごいものを読んでしまった感じがした。 「仮想敵という言葉を相手に使った時点ですでに攻撃している」ということは、常に頭に置いておきたいと思ったり。 良い本を読みました。 これは定期的に読み返したいです。 000
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 27/08/2026読みました。 ジュンパ・ラヒリ 中嶋浩郎 訳 『ローマ物語』 楽しみにしていたラヒリの新作。 ローマが舞台の9つの作品からならる短篇集。 登場人物は出自も国籍も語られないけれど、おもに移民やその家族や駐在員の妻などローマ以外にルーツを持つ人たち。 それぞれの視点で描かれる異国での生活の苦しみ、受ける差別、投げかけられる暴力的な言葉、孤独感など、読んでいて本当に苦しかった。しんどい読書になった。 昨今の報道を見るにつけ、日本でも外国ルーツの人たちに対して、この小説の登場人物と同じ状況を作ってしまっているように思えてならない。 010
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 26/08/2026先週末に観ました。 『ドラマなふたり』 1週間後に結婚式を控えたチャーリーとエマ。エマが自分の過去の行いを告白したことから大変なことになる。 めちゃくちゃ面白かった。本当に大変だ。 絶妙な緊張感と嫌悪感が続き、とにかく感情が揺さぶられる。 自分の暴力性は棚に上げ、自分が被害者の立場であると思い込む人間の醜さ。 チャーリーを演じるロバート・パティンソンが本当に醜くてみっともなくて、感心してしまった。そしてこの先のふたりが心配。 ある意味ホラー映画でした。 やっぱりわたしは会話劇が好き。 111
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 26/08/2026先週末に観ました。 『ドラキュラ』 ずいぶん前に観て内容はすっかり忘れていたけれど、印象的なシーンはたくさんあったので、確認を兼ねて観に行く。 ドラキュラを演じるゲイリー・オールドマンが怪しくて恐ろしくて哀しくて、とても色っぽいのでした。 そして衣装がとにかく美しい。特にウェディングドレスとガラスの棺のところ。うっとりする。 それにしてもなんとも悲しい愛の物語でした。 原作を読みたい(希望)。 出演者が豪華で驚く。 アンソニー・ホプキンスとトム・ウェイツとモニカ・ベルッチ! 000
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 24/08/2026読みました。再読。 アリ・スミス 木原善彦 訳 『夏』 夏も終わりかけ(早急に終わってほしい)ということで、1年ぶりに四季四部作の完結編を読む。 「たくさんの季節を持つ人」と「あらゆる国籍を持った鳥」が出てくる物語。 読むたびに好きなところが変わる。面白い。 今回はグルックさんにあてたロバートの手紙のところがなんだか沁みた。胸がいっぱいになった。 このあとふたりがお互いの関係性を知ったかどうかはわからないけれども、知らないままでもいいのだと思う。ロバートがあなたの妹と伝えたことを知れたことが単純に嬉しい。 またいつか読みます。 0111
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 22/08/2026今日は久しぶりに映画のはしごをして、両方とも面白かったけれど、頭痛がひどい。 隣席の人に苦しんだせいもあるのかもしれない(マスクを持っていて良かった)。 スマホを見ているとかおしゃべりをしているなら、やめてほしいと言えるけれど、よその人の洗濯事情に対しては何も言えない。 010
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 17/08/2026観ました。 『オークストリートの異変』 デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の新作とのことでいそいそと観に行く。 平凡な暮らしを送る家族が住む街に異変が起こる。その異変とは恐竜が現れたこと。 何か起こってるけれども、なんだかわからないあたりが怖い。そのあと声が出そうな驚きの瞬間があってますます怖くなる。そしてひたすら面白かった。アン・ハサウェイが素敵だった。 居間で家族4人で話しているところ、姉と弟の雰囲気、ガレージで聴く音楽、プールや水辺や夜の雨など、好きなシーン満載でした。 怖いけれど、もう一度観たい。 000
いゆ @iiiiiyyyyyu.bsky.social · 17/08/2026読みました。 クラスナホルカイ・ラースロー 早稲田みか 訳 『サタンタンゴ』 降り続く雨と泥に覆われたハンガリーのある村に、死んだはずの男が帰ってくることにより困惑する村びとたち。 小説は改行なしで文字でみっしり覆われており(そして蜘蛛がいる)、ずっと陰鬱で先が見えず息苦しくなる。それなのにぐいぐい読める謎。 第一部の第四章にある「尋常ならざる事態」についての例えかたがおかしくて笑ってしまった。しかし笑っている場合ではなくなる。 最後の第一章を読んで驚く。 訳者あとがきにあるように最初の第一章へ連れ戻されたわけだけれど、二巡目に行くかどうか悩み中。どうしよう。 000