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壱珂/ichika87

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PostsRepliesMedia
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 27/09/2026
#ArknightsEndfield #エンドフィールド ☃️
025088
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 20/09/2026
#壱珂の絵 📸
012925
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 13/09/2026
#ArknightsEndfield #エンドフィールド Typhoeus❄️
029087
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 13/09/2026
#ブルアカ サユリ×マキナ
014729
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 30/08/2026
#壱珂の絵
014135
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 23/08/2026
#アークナイツ #Arknights 🤍❤️
234967
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 16/08/2026
#ArknightsEndfield #エンドフィールド Liino💫
122872
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 09/08/2026
#壱珂の絵 🌻
115940
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 26/07/2026
#ArknightsEndfield #エンドフィールド Sui💚
2414117
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 19/07/2026
#ArknightsEndfield #エンドフィールド Arcane
023069
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 12/07/2026
#超かぐや姫 かぐや🎂
025273
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 11/07/2026
#絵になる春水 🎂
017835
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 05/07/2026
#ArknightsEndfield #エンドフィールド Camille🦇
013446
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 01/07/2026
#アークナイツ #Arknights Cynisca💠
019064
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 28/06/2026
#アークナイツ #Arknights Titi
0367113
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 26/06/2026
#ブルアカ 水着キサキ
020658
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 18/06/2026
022350
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 16/06/2026
020750
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 14/06/2026
#ArknightsEndfield #エンドフィールド Mi Fu
0318102
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 01/06/2026
#絵フブキ 🦊🌽🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉
028171
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 31/05/2026
#概念探望記 形骸
26, 形骸 A Mere Formality
 打ち寄せる波が巨体を運ぶ。打ち捨てられた船みたいな骨は、元の持ち主が覆っていた何もかもをまやかしとでも言うかの様に、波に洗われていた。雄大に思えたかつての巨躯は、はるかな躍動を打ち捨てて自然のなすままに枯れてしまった。だけど、この枯れていった果てにある方がおそらく変化を続けていた時よりも長い時を過ごすのだろう。そしてそれはまた新しい形としてこの大海に回収されて、あらたなそれ自体を本体としてその役割を担うのかもしれない。返す波は数多の砂に紛れて、この骸をどこか遠くに連れて行こうとせがんでいるみたいだった。
011936
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 31/05/2026
#概念探望記 深星
25, 深星 Deep Star
 深い果てに潜っていく。どうしようもない程の遠くにもいずれ届くのだろうか。果てなき星の海に一欠片零れ落ちた光芒が誘う。星は遠くから眺めるだけだと煌めく光点だけど、近づくにつれて光は確実に眩しさを増した。ただ、増していく一方で、近づいているという実感はなぜか持てなかった。いずれはやがて今となり、そしていつかへ流れていく。湧き上がる光の一つ一つが確かに伝えて来る存在は、その確かさに反してあり得なさを増し、不明瞭な疑念を生じさせる。照らし出された手は確かに光を捉えたけど、それはただ純粋に捉えただけだった。
011329
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 29/05/2026
#ブルアカ エリカ
015230
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 28/05/2026
#概念探望記 堺面
24, 堺面 Interface
 何かしらの意味を生む。その向こう側が完全にわかっている必要は無い。けれど、もしわかったのなら、それはより新たな意味に出会える助けになる。その向こう側に触れるとき、あたらしい向こう側が生まれる。手をかざして、確かな向こう側を覗こうとするけれど、こちら側にする為には覗くだけでは不充分で、混ざり合わなければいけない。不自然な形式はより一層の取り込みを繰り返して、それすらもやがて格納されていく。まざまざと輝く平面は、その向こう側を直接には塞いでたものの、向こう側への取っ掛かりにはなってくれた。めくられた緞帳はやがてそれ自体が意味を持ち、拡張された物語の一部に組み込まれていく。絶え間ない拡張はやがて外側を内側にして反転するのだろうか。
017438
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 28/05/2026
#概念探望記 輪転
23, 輪転 Rotation
 小さな回転は、より一層大きな回転の一部になる。ある事を思い起こす度に、起こった出来事をどこまでも肥大化させて繋げていく。一つ一つの小さな回転のそれぞれは、大した事は無い。だけど、小さな回転は寄り集まって大きな回転を作り出し、さらにその大きな回転すらも、より大きな回転へと組み込まれていく。構成する一つ一つの回転に意識を配り続けることは流石に難しいけれども、寄り集まった大きな回転に限って言えば、何かしらの意味を見出すことが出来るかもしれない。いくつもの回転を通り抜けるたびに、それらの回転は配置を変えて、その内部での意味を更新し続けている。
011929
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 26/05/2026
#概念探望記 記論
22, 記論 Abstract Structure
 ひび割れた岩に沿って、泉から溢れた水は形を見せてくれる。泉から水をすくってみると、その澄み切った冷たさに目が冴える。すくった水は手のひらから零れ、水面と心地よい旋律を奏でる。波紋は形状に及び、やがて平らに均される。規定された道のりは、規定された時の想定から外れた調べを忠実に再現した。それは確かに想定はされていなかったかもしれないけど、おそらくまた再現できるのだろう。抽象化した配置はいずれ意図を変えてなお、同じ答えを返すようでありながら、同じ様に受け取られるとは限らない。
08515
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 26/05/2026
#概念探望記 霧想
21, 霧想 Groping in The Fog
 霧は否応なしに立ち止まらせる。どこに行っても危ないというのなら、立ち止まって考えるというのもまたいいかもしれない。とりあえず荷物を置いて、錨をおろす。たとえ一寸先が見えないのなら、どうしてそれより手前が見えると言えるのだろう。問いかけは靄となって思考をぼかし、やがて背景に同化する。いずれ溶け消えるというのなら、何をどう手繰り寄せよう。地面の雪は跡を残さず、思い出したかの様に吹く地吹雪によって霧の一部となる。時折顔を出す岩は雪を阻み、また飲み込まれていく。不確かな思考はそうして世界と打ち解けていった。
09318
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 24/05/2026
#概念探望記 表象
20, 表象 Representation
 手で作った影越しに世界を眺めてみると思わず眩しくて目を細めた。立ち上る風は遥か先を覆い、手近な所からのみでの判断を押し付けてくる。足元を通り抜ける砂の波は遥か先を覆う風につながっている。照りつける光は腕だろうと地面だろうと等しく突き刺してきた。その無遠慮さに少しばかり辟易しながらも、どうにかしてここから逃れる事ができないか思考を巡らせた。覆われた先がわからない以上、とりあえず一歩踏み出すことにする。塵は踏みしめると、まるでそれまでの位置は間違っていたかの様に崩れて波に回収されていく。それに身を任せるように背中を押された気がしたけど、それは振り返った過去の中に見出した物語かもしれない。
014237
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 23/05/2026
#概念探望記 異相
19, 異相 Phase Shift
 違和感は、得てして新しい世界に連れて行ってくれる。ふとした時、視界の端がずれた。それは自然なふるまいのままに、当然としていた世界を当然ではない世界へと切り替えた。隙間から押し出されるように滑り込んだ世界には、根本的な違いというよりかは、確かな違いを感じた。具体的にどの様な違いかというと難しいけど、そこに確かに実在した。思い起こす時、注意を向ける時、思考が刻まれる度に明らかな違和感は浮かび上がって、意識を翻弄する。けれども、気を取られないかぎり、そのずれすらも世界は内包し、当然の事の様に押し流してしまう。意図をもって切り取った世界は、その意図に従って新しい世界をひろげていく。それは誰も知らないうちに独りでに。
010121
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 22/05/2026
#概念探望記 仮食
18, 仮食 Perception
 テーブルの上には整然とカトラリーセットが並んでいた。不思議な事にどの料理が何なのかわからず、注意すればするほどそれらは曖昧で、つかみどころが無くなってしまう。いずれの繋がりもそれをそうと捉えた端からまた別の繋がりへとうつろう。どの料理を食べようか迷っているうちに、その状態があたかも元からそうだったかの様に受け入れる。判然としない食事は、肉体の満足と想像力の欠乏をうながした。思考の上で組み立てた料理は、その向かう先を求めてさまよう。反芻された想像は十分に堪能した後に、ようやく満足して嚥下された。
111424
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 21/05/2026
#概念探望記 端索
17, 端索 Nerve Code
 垂れ下がった糸は幾重にも折り重なって、光を湛えていた。思わず手にとって、そのあまりの心許なさに心配になる。どこまで手繰っても切れ目に出会わないが、出合ってしまったらそれはそれで何かしらの問題な気がしてならない。光は何かを伝えているのか、確実な脈動を示している。持っている手と奇妙な共鳴をはたしているそれは、光の明滅という単純な応答でありながら、確かな意図を感じさせた。これが何かしらの思考の足跡だったとして、それを翻訳する事が出来なければ、川のせせらぎや大海の波音との大きな違いはない。そしてそれは相手も同じであろうし、もしかしたら知覚すら出来ていなのかもしれない。そうだとするとすこし寂しい気持ちになるので、そうでない事を願う。
09915
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 20/05/2026
#概念探望記 統語
16, 統語 Syntax
 意味から離れた記号の群れは、構造を求めて並べ替えられた。並び替えた記号列を眺めるたびに、そこから新しい意味が生まれてくる。記号列から離れる度に、どこからともなく新たな意味を見出そうとする。不自然な反復はやがて収束して、確かな実体を記号列にもたらした。意味が後から生まれてくるからこそ、構造も記号も思ったより自由にしてよくて、そこまで深く考えなくとも、それとなく配置するだけでそれとない形に収まってくれる。いずれの意味も、過去を組み替える事でより着実なものに変わっていく。そうしていつかまた、その着実さを足掛かりにして意味の投影は続いていくのだろう。
09718
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 19/05/2026
#概念探望記 現象
15, 現象 Phenomenon
 知覚の先はわからない、それは翼であり、紛れもなく鳥だったかもしれないけど、どうにもそう思えずに困惑してしまう。知覚のプリズムは、それを通り抜けた光と直接の関係は無いし、通り抜けた光がどんな分類をされるかも実際の所大きな問題ではないのだろう。違いをはっきりと見出すためには思った以上の困難が伴うし、実際に共有する事も同じくらい難しい。どっちにしろ、伝えることが難しいなら、薄ぼんやりとした納得感はどう持てばいいのか。内側にも外側にも同じくらいの困難を感じるのならば、その困難を実感する事が納得ということになるけど、それはどうしても納得という言葉に反して腑に落ちないものになってしまう。
014443
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 17/05/2026
#概念探望記 思燎
14, 思燎 Firing
幾度となく立ち上る知覚の炎は、その外側に反して様々な表情を形作っている。形式ばった分類も、抽象化された構造も、一瞬後には掻き消えてしまう。何重にも組み替えられ変化を続けるからこそ、そこから何かを見出せるとは思えないし、仮に見出せたとしてもすぐに無意味に変化する。いずれ全てが燃え尽きたら、意味を見出す事が出来るかもしれないけど、それはただ、灰の中に埋もれた過去を掘り出しているだけにすぎない。燃えている瞬間を常に自覚し続けて、全てを過去の景色として呼び起こすことをひたすらに繰り返す事で、ようやくこの炎の群れと正面から向き合うことが出来る。ありがたいことに、正面から向き合わなくても確かにその炎は燃え続けてくれた。
017136
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 16/05/2026
#ブルアカ シロコ🎉🎉🎂
2420106
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 16/05/2026
#概念探望記 基軸
13, 基軸 Stela
 視界を刺す青映えは、遥かな草原の世界が単調にならないようにしてくれている。白く屹立している石碑は、一層確かな刺激をもたらしていた。石碑は常に全てをつまびらかにしてくれるわけではないけど、何かしらの意味を見出そうとする取っ掛かりにするにはうってつけだった。ここはいつかの誰かの通り道であり、その道は偶然この時この場所に合致した。それはまた、どこかの誰かの道にも重なる事があるかもしれないし、その事に思いを巡らせると、すこし不思議な気持ちになる。荒涼とした背丈の低い草原は遮るものも無く、強く吹く風は、この石碑の実体としての確かさを補強していた。単調な石なのに、それがむしろ意味をいかようにも付け加える事の出来る感覚を呼び起こさせてくれる。
110926
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 14/05/2026
#概念探望記 林考
12, 林考 Idea Forest
 林の中の木々はどれも似通っている様に、思考の形態も似通っているかもしれない。一本一本の区別を付けるというのも案外苦労しそうだし、一本に的を絞ったとしてもその一本を理解しきれるとは思えない。木漏れ日が常に様々な表情を見せるように、いくらでも掘り下げる事が出来てしまう。似通っているという仮定を信じて一本を丹念に調べてもいいし、複数の木を見比べても構わない。どんな手法を取った所で、本当の意味での正解は無い。だとしたら、どうしてそんなに思いを巡らしてしまうのだろう。その答えは、問いを立てたところでたちどころに見えてくるものでもなく、本当にこの林の中に転がっているのかどうかすらもよくわからない。仮に一旦無くなってしまったら、見えて来るものがあるのだろうか。
09318
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 13/05/2026
#概念探望記 擬生
11, 擬生 Mimesis
 思わぬ遭遇はいつも考えていない所から飛び出てくる。模倣の構造体は、不鮮明な投影先を忘れてしまいがちだけど、たしかにその役割を果たしている。果たしてちゃんと果たせるのか、当初は不安だったけど、少なくとも重たい荷物を持って動く事は出来るみたいだ。ただ、どこに向かって行くのかはわからないけど、それは別に模倣も本物も大して変わらない。大して音のしない同行者は、いずれはその姿を変える時が来るのだろうか。今はまだわからないし、わからない方が良い事だってある。役割を果たすという目的のみをひたむきに目指すという事は、模倣でないと意外と難しいことだから、荷物を預けるというのも案外理にかなっているかもしれない。
07011
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 12/05/2026
#概念探望記 興味
10, 興味 Zestful 
 壁から何本もの黒い腕が伸びている。その見た目に反して、動かない黒い腕は熱を忘れたみたいだ。奥まで続く回廊はどこまでも黒い腕に覆われているけど、この感じからすると、どこまでも熱が失われているのかもしれない。通った所もそうでない所も同じような反応なのならば、それはもう腕の問題ではなく、受け手の事情になってくる。腕の一つに手を差し伸べると、その腕と何かしらの意味を交換するような気がしてくる。そう考えても、手をどけてしまったら、この腕との関係性は断たれてしまい、お互いの興味関心は他の腕と同様に、背景へと塗り替わっていく。いずれは出会うという事に非対称は存在せず、気の持ちようは文字通りの意味を示すだけだった。
012929
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 11/05/2026
#概念探望記 竟界
9, 竟界 Cognitive Flame 
 何重にもくり返される世界は、それとわかる様な違いをそれぞれに見出すのは、どうしても難しい。閉鎖された箱は、閉じていながらも、どことなく圧迫感をうまく避けている。奥に広がる世界はどれもこれも繋がっていて、どこまでも見通せると勘違いしてしまう。でも実際は繰り返しの連続だし、繰り返す元の箱の中でさえ本当に全てわかっているのかは疑わしい。鏡はひんやりと境目を意識させ、煌々と上から照らす光は同じ構造の中でも、確かな足場を示してくれている。こうしてみると、足場となるこの箱にも様々な表情があり、触れた先の世界にもそんな表情があるのだろうという事を求めてしまう。鏡の向こう側でもそう思っているのかもしれないと考えると、少し不思議な気持ちになった。
011924
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 10/05/2026
#概念探望記 交点
8, 交点 Node Point
 光が差す洞窟は、上からも下からも支えられている。それは洞窟自体が上でも下でも無いことに不思議な感覚を呼び起こす。中空な宙ぶらりんの空間は、その違いを明らかにしてくれなかった。距離がどこまで近づいても、上下に本当の意味での違いは生まれない。立っている場所がかろうじてその違いを示しているけれど、ここが本当に洞窟の天井じゃないなんて、誰も言えない。ということは上か下かを問いかけるのはそこまで大事ではなく、二つの面が離れているわけでも繋がっているわけでもないという事自体が、この洞窟に確かな実感を与えている。手をかざした些細な隙間はいずれは繋がり、この空間を純粋に上下のない世界に混ぜ合わせるのだろう。あたかも列柱廊の様に支えられている世界は、むしろその柱が世界自体の本質へと切り替わっていくように感じられた。いつか繋がる二つの端に思いを馳せながら、手はまだその時ではないと宙をなぞる。
010826
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 09/05/2026
#概念探望記 譚磊
7, 譚磊 Storyful Stones
 そこは草原と言うにはいささか石が多かった。白い色をした大小さまざまな石の断片はめいめいに散らばって、緑のカーペットに横たわっている。それらに目を向けて、各々の表面にしるされた情報の残り香をたどろうとした。でもそれはあまりにもむずかしく、ほのかな残り香では表面に触れるのが精一杯で、そこから意味をたどるのは出来なかった。それぞれの石は一つ一つ異なった物語を紡いできたのだろう、それは石が生まれる前なのか、それとも石が生まれた後の事なのか。人を生まれと事績で捉える人がいるように、その石を捉えようとしたが、何も語ってくれない石達は、より深みへの詮索を拒んでいるようでいながら、一方でそれがあたかも自然な事みたいに思えてならなかった。意味を見いだそうとする思考を、石はその表面の硬さでもって優しく、それでいて確実に押しとどめてくれる。あるがままの情報に少し釈然としないまま、そこから離れた。
017641
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 08/05/2026
#概念探望記 鬼市
6, 鬼市 Silent Trade
 静かな市場の只中で、その特有の空気に身を任せる。バザールを覆う薄布は、上から注ぐ強烈な光によって透き通る青い影を作り出していた。閑散とした市場は、繁盛の一瞬を切り取ったみたいで、誰もいない事が不思議な気がする。人がいない所を穴埋めするかの様に通り抜ける風は光の形を変化させ、空間を流れていく。ふと周囲を眺めてみると色々なお店がある事に気付いた。どの店の商品も石の様にその表面の形状に意味を示している。商品の一つを取り上げてみて眺めてみる。この商品たちはどこからどこに向かうのだろう。市場という事は物と物を交換しなくちゃいけないけれど、残念ながら交換できる物を鞄の中に持ち合わせていなかったから、逡巡した後に手にしていた物を置いた。どの商品も何かしらの価値を見出されてここに鎮座しているはずだけれど、今はその価値を共有する対象がわからない。だからそれらに何かしらの価値を見いだそうとしてみたけれど、それはどこか分不相応な気がした。
08419
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 07/05/2026
#概念探望記 座標
5, 座標 Coordinate
 広大な大地はどこまでも続き、果ての雲は夕陽を浴びてその雄大さを示している。あてどなく道を歩いていると大きな木にたどり着いた。気ままに鎮座するその木は、心許ない大地で自身の役割を全うしている。木は一身に夕陽を受けて赤く色づいて、どこまでも広がる大地にその存在を明らかに主張していた。その足元には夕陽を避ける様に何個かの石が佇んでいる。石達はそれぞれが元々どんな見た目だったのか分からない程に角という角が攫われて、ただそこにいるという事で何らかの意味を示そうとしていた。何気なくそこら辺にある石でも、こうやって木の周りに列を成しているだけで注意が吸い寄せられる様に、この木は意味を与えてくれる。何食わぬ顔で旅人に安堵を与えてくれる大木は、与えてくれるが為に求めてしまうものなのか。それとも求めるからこそ与えてくれるのか。どっちつかずの関係性は保たれたまま木の脇を通り抜けた。
07625
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 06/05/2026
#概念探望記 惺望
4, 惺望 Idea Light
辺りが暗くなってきたので、おっかなびっくり横になってみる。波間は穏やかな気持ちを映し出していく。こうやって横になってみると、立っている時と世界の見え方が違う様に感じる。視界を覆う一面の光たちは下から眺める事で満天の夜空みたいに見えて、距離感を狂わせる。視線の先には燦然と輝く特に大きな光が一つあり、誘われる様に手を伸ばした。光の群れは手のひらを難なくと受け入れて、その先にある光に導く。だけれども、いくら伸ばしてもどんなに動かしてもその光は手に触れようとしない。絵に描いた餅の様に視界の中に収まっている光は、しかしながら手には収まらず、その位置を変えたくないみたいに手をすり抜ける。ひとしきり手を宙に泳がせた後、どの様にしてあの光を捕まえようかという事を一旦脇において、ただぼんやりと光たちの舞踏会を眺める事にした。そして視界の先ではないどこかを目指す為にゆっくりと瞼を閉じる。
012932
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 05/05/2026
#概念探望記 縫罅
014533
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 04/05/2026
#概念探望記 歴程
2, 歴程 The Perspective Progress distortion
 白い顔達はうず高く積みあがっている。少し心苦しくなりながらその一つに腰を掛けた。座ってみると案外安定しており、その事に安堵しつつ周りを眺めてみる。多くの胸像達は誰が誰だか分からないけれど、どこかで見た事があるような気がする。所々青い液体で見えないところがあって余計分からない。ふと近くの顔の一つを取り上げてまじまじと眺めてみる。石の様に見えたから凄く重いのかと思ったものの、意外とすんなりと持ち上がった事に少し驚く。この顔は結局誰なのか、名前も何も知らない顔達は何も答えてはくれない。それでもなお、顔達に支えられる事で座っていられる。今座っている顔はどんな顔をしているのだろう。もしかしたら顔なんてついていない何か白い塊だったかもしれない、まるで切り出される時を待つ彫刻、あるいは形作られる前の彫塑の様に。だとすると顔達は大きな素材なのかも、まだ形を持っていない形達はだからこそ支えていられるのだろう。
07520
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 03/05/2026
#概念探望記 褧葆
1, 褧葆 Obscured Knowledges
薄い布が幾重にも連なっている所を通り抜ける時、何とも言えない心地になる。奥から流れてくる涼しい風は夏のトンネルを思わせ、頬と髪を梳かして耳をくすぐる。どこからこの布は垂れているか分からないけれど、地面をたちどころに覆いつくそうとしてしまう。薄い布は重なる事によって段々と奥の情報をぼかしていき、視界を塞いでしまう。先が見えないというのは少し不安だけれども、布に覆われたこの世界の果ての風が吹いている所を探り当てようとして思わず足を出す。足を進める度に布に紛れて一層世界に溶け込んでいき、段々と透過する。風はどこを始まりとしているのだろう。形をなぞる事をただ繰り返し、その単純な刺激が奥に足を向かせる。奥にはもしかしたら何も無いのかもしれないとしても、この心地よさは足を止めてしまうとどうにも落ち着かない気持ちにさせてくる。そうして休まらない安堵に身を預ける。
010621
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 01/05/2026
#アークナイツ #Arknights Frostleaf🎂
0526139
壱珂/ichika87 @ichika87.bsky.social · 26/04/2026
#ArknightsEndfield #エンドフィールド Arcane
027395