『黄色薔薇の恋』オス
小さい種の様な人だった。
最初、彼に出会った時の第一印象は、彼が支える主人に相応しく。
枯れない🧊の花の様な触れては、行けない人だと思っていた。
だけど、僕のその考えは余りにも甘くて、甘くて、その🧊が溶けてしまっているの事に気づけていなかった。
氷で出来た花弁が徐々に溶けて、一枚一枚剥がれる度に、その奥の奥に凍らされていた物が徐々に現れて来た。
ケースの中で飾られていた。
英雄と言う透明なガラスと🧊の檻の中、手が🧊で切れようとも手が、痛い程悴んでも僕はその手を伸ばして……それに触れた。
両手に掴んだそれは余りにも、小さな小さな種で、溶けた🧊の水で腐ってしまいそうな程