転生者
異世界の地下遺跡で覚醒し冒険の旅に出る。
白霧の平原で入手した赤い根の杖は、転生者の望むまま自由自在に形状を変化させることが出来る。転生者はこの奇妙な代物を『根脈具』と名付けたようだ。
覚醒時から腰に下げていたダガーの刀身は、転生の祭壇で見られた結晶とよく似た素材で出来ている。岩をも穿つしなやかさの赤い根もすんなり切断する切れ味を持つが、一度使用すると構造が乱れ使い物にならなくなった。時間とともに回復するようだが、多用は禁物だろう。また、触れていると懐かしい気持ちになる。前の世界では大切にしていた者なのだろうか。
同じく、ポーチも覚醒時から腰に下がっていたものだが中身は空っぽのようだ。