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【部分訳】ジャン・コラン著『戦争の変容』~近代歩兵は戦闘の恐怖にどう対処するべきか?~|灰美谷グリボ
19世紀後半における歩兵戦術の変化は、しばしば社会の「近代化」と結びつけて説明される。 国民国家が成立し、徴兵制と義務教育が普及したことで、兵士は国家への帰属意識と一定の知識を身につけた。こうして、将校の目の届く戦列に縛りつけられなくとも、各自が命令の意図を理解し、散開したまま戦える新しい歩兵が誕生した――という説明である。 散兵戦術の成立を考えるうえで、教育や軍隊組織の変化が無関係だったとは...