がんちゃん @gamchan.bsky.social · 10h【読んだ本】したう(小野寺史宜/祥伝社) 小野寺さんらしい、とてもあたたかで読んで幸せ感じるお話。 中小企業を舞台にした連作短編。家族経営の中心にいるのが、社長の息子と同じ日に生まれた社長の飼い犬、小鉄。工場の隣に社長宅があることもあり、社員が自主的に散歩に連れ出すこともあるという。 出てくるのがいい人ばかりだし、特に何か事件が起こるわけでもない。それでも一冊飽きずに読ませてしまう。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 03/10/2026【読んだ本】反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」(草薙龍瞬/KADOKAWA) なかなか考えさせられた一冊。仕事していたころ、不遇(と自分は感じてる)な時には鈍感力で対応しようと自分なりに考えていたことを思い出した。 一番気になったのは、「人間関係の悩みについて、『感情の悩み』と『相手との関わり方の悩み』は別物で分けて考えるべき」という部分。理解はできたが、それができれば苦労はしない。実践はむつかしい。 #読了 #yonda 020
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 02/10/2026【読んだ本】金田一耕助の間取り(木魚庵 (著),本間至 (イラスト) /エクスナレッジ) こんな本を書こうとする人がいることに驚く。横溝正史の金田一シリーズの主要作に関して、登場する建物の間取りだけでなく、立地や敷地内の配置など、作中では明確に書かれていないことまで明文化し図示する。 金田一シリーズは、その昔にすべて読んだはずだがかなり記憶があいまいになっていて、それが残念というか申し訳なかった。 図書館での状況を調べてみたら、結構な作品が貸し出し中でいまでも人気があるんだと再認識。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 01/10/2026【読んだ本】建築を旅する 歴史と地域を楽しむ「建築ツーリズム」のすすめ(倉方俊輔/イカロス出版) 著者の解説はいつも、建築様式がどうのこうのとか建築そのものから語るのではなく、時代の背景・関連する人 など、少し周辺から説明が始まる。 素人ながらにそこがいいと考えるが、ひょっとすると建築というものはもともとそういうものなのかもしれない。 この本ですごいと思ったのは、47都道府県をすべてカバーしていて、かつ設計者に重複が無いこと。 仏教美術資料研究センターが気になり調べてみたら、天井漆喰調査のため当面休館とのこと、残念。 #読了 #yonda 000
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 30/09/2026【読んだ本】ギャルにひかれて寺マルシェ(宮島未奈/KADOKAWA) 余計なことを考えずにシンプルに面白い一冊。 中学の同級生三人が久しぶりに出会い、30歳になっても中学生のようなドタバタを繰り広げる。いくつになっても青春という感じ。 家業を継いだ英介が、地元のことを何も知らなかったと気づき、その活動領域を拡げていく感じが妙にリアルなのかと感じてしまう。 この作家さんは、どこにでもあるような地方の描写がとてもうまく、そこにしかない世界のように感じてしまう。 #読了 #yonda 030
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 29/09/2026【読んだ本】雨の日の小説家――スランプをめぐる6つの対話(角田光代,森見登美彦,山内マリコ,山崎ナオコーラ,朱野帰子,芦沢央,聞き手:海猫沢めろん/泡影社) スランプを経験したことのある作家が、そうなった状況や脱出法などについて語る。スランプと言いながら、全く書けないわけではなくそれなりに新作を出してる人もいるのが不思議。また、現在もまだスランプだという人も。凡人とは捉え方が違うのかもしれない。 小説家という、無から有をうみだす人たちの特殊な苦悩と努力がうかがえる。 #読了 #yonda 020
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 28/09/2026【読んだ本】あなただけに許す距離(一木けい/小学館) かなり濃いめの恋愛短編小説5篇。 恋愛小説と書いたが、もっと根本的な人間と人間の関係を描いたようにも思えた。その関係を「距離」という尺度で測ってるような感じ。 思い通りにいかない現実、あの時こうしてればという後悔、どこまで近づけばいいのか。距離があるというのは、両者の認識にずれがあるということかなとも思った。 内容的には結構ドロドロとしてるはずなのに、読後感は悪くない。 #読了 #yonda 030
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 26/09/2026【読んだ本】美術の物語(エルンスト・H・ゴンブリッチ/河出書房新社) NHKで「3か月でマスターする西洋美術」を観て、もう少し詳しく知りたくなって読んでみた。TVでは理解しやすくするために、大胆に概要だけをまとめていたことがよくわかった。(この本でもかなり端折ってはいるが) 興味深いのは、時代ごとの社会情勢や価値観を説明するために、まず建築様式がどう変化したかを説明してから、美術の話に入っていくところ。こういう説明は、私は初めて読んだ。 言うまでもないが、あくまで「西洋」美術の物語。かれらにとってはそれがすべてなのかも。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 25/09/2026【読んだ本】群狼(C・J・ボックス/東京創元社) シリーズものとは知らずに読んでしまったが、問題なく面白かった(過去作読んでればさらに楽しめたのかも) 猟区管理官という、個人的にはなじみのない職業(立場?)の主人公。隣の地区の猟区管理官から、ドローンでシカの群れを追い立ててるとの連絡があり、協力して捜査に当たる。 謎の犯罪集団が現れ、鷹匠が出てきたり、FBIを名乗る男たちの登場など、あれこれと魅力満載でラストに向け一気に加速していく感じがすごい。 #読了 #yonda 020
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 24/09/2026【読んだ本】はくしむるち(豊永浩平/講談社) 沖縄の少年少女をめぐる理不尽な環境を鮮明に描く。アニメやウルトラマンなどオタクっぽいものが散りばめられてるが、実際は貧困と暴力の世界。 それでけでもすごいのだけど、第二次世界大戦中の戦場での出来事が合間に語られる。まさにその状況が今につながってるかのように。 私が受け止められるキャパをはるかに超えたエネルギーを感じる。 #読了 #yonda 030
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 23/09/2026【読んだ本】少年ABCの完璧な選択(結城真一郎/新潮社) 最終的にどう決着するのか、ハラハラ(他人事なのでワクワク?)しながら最後まで読んだ。 15年前の殺人事件で容疑をかけられながらも有罪をまぬがれた少年3人。その事件の関係者が誘拐され、真犯人が名乗り出なければ元少年3人の素性を公開すると脅す。 15年が経過し、単に歳をとっただけでなく社会的地位や家族を得た元少年3人は、それぞれ対応に苦慮する。 過去の事件を担当した刑事と、若手の組み合わせもお話をうまく乗せていく気がした。 #読了 #yonda 020
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 22/09/2026【読んだ本】我らが音楽に祝福あれ(瀧羽麻子/ポプラ社) 壮大で少し切ないお話を楽しく読んだ。終戦の年に生まれた男の子が音楽の道に入り指揮者として成功していく、そんな一代記。 多くの人と出会い、世界をまわりながらお話はすすむ。読み終えて冷静に考え直してみると、あれこれと都合よく行き過ぎてる気もするが、読んでる最中にはそんなことも思わず一気に読んでしまった。 音楽の才能などかけらもない私だが、音楽がテーマのお話には妙に引き込まれてしまう。 #読了 #yonda 020
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 21/09/2026【読んだ本】大阪駅と梅田駅(伊原薫/交通新聞社) とても楽しく読んだ。 そもそもなぜ、大阪駅が今の場所にできたのかから順を追って説明いただいている。言われてみれば、当時は何もなかったところに大阪駅ができたおかげで、私鉄の梅田駅もそこにできて現在の繁華街があるということ。 関連するいくつかの読み物もあって、知ってた話も知らなかった話も、とても面白い。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 19/09/2026【読んだ本】松本隆に学ぶ日本語の技術: 刺さるコトバ・沁みるフレーズ・響くリズムの秘密を探る(齋藤孝/白秋社) 実は読むかどうか少し迷った。タイトル通りなら、松本隆を題材にした日本語のでの表現技法の解説かと思い、それではせっかくの松本隆がだいなしだと思ったから。 実際には少し違って、松本隆のいわばイレギュラーな言葉の使い方が、その魅力を高めていること、またそれを許す日本語の懐の深さを感じた。 誰にもまねできそうにはないので、読んでも「日本語の技術」は見につかないと思う。 #読了 #yonda 020
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 18/09/2026【読んだ本】建築トリック謎解きガイド(安井俊夫/エクスナレッジ) 著者は、一級建築士にしてミステリファン。ミステリに登場する、密室、扉、窓、隠し部屋、洋館、などを建築基準法もからめて、建築の専門家が解説する。 建築に関してはとても勉強になって読んでいて楽しいのだけど、ミステリに関しては少し消化不良な感じ。トリックそのものについて書くわけにはいかないので、仕方ないといえば仕方ない。 #読了 #yonda 000
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 17/09/2026【読んだ本】ギアをあげて、風を鳴らして(平石さなぎ/集英社) 宗教団体で教祖の生まれ変わりと扱われ、何かと不自由な生活をおくる小4の癒知、家庭の事情で転校を繰り返すミクと出会う。 やや特殊な設定ではあるが、小学生の少女の友情と冒険というか反抗というか成長というのはおなじみのテーマ。 やりきれなくなるほど切ない部分もあるが、今後への希望というか救いもある。実に絶妙なバランスのとれたお話で、読んでよかった。 #読了 #yonda 030
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 16/09/2026【読んだ本】いつかたこぶねになる日(小津夜景/素粒社) 南フランス在住の俳人によるエッセイ集。 というだけでも少し不思議な感じがするが、毎回漢詩を取り上げてるというからさらに混乱する。 漢詩に関しては丁寧に解説もされてるのだけど、私に素養がなく理解は不十分。ただ、その前後のエッセイ部分が非常に面白く感じた。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 15/09/2026【読んだ本】新学期にだけ見える星座(似鳥鶏/東京創元社) 久しぶりの市立高校シリーズだけど、冒頭から新たな登場人物が活躍し、今後もまだまだ続くのではと期待が持てる。 連作短編だけど、冒頭の「さまようツボ」事件がずっと後を引き、登場人物が入れ替わりながら一つの長編となってる感じ。 伊神さんも柳瀬さんも相変わらずでよかった。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 14/09/2026【読んだ本】夏迷宮(古川日出男/講談社) なんとも不思議なお話。 第三次世界大戦がはじまる、福島に平安時代のテーマパークができる、アジアと欧州の境で人魚に出会い不老の体を手に入れる。時代も空間もバラバラなお話が並行して進んでいく。一見、何の関係もなさそうだが。行き来していくうちになんとなくテーマらしきものが見えてくる気もする。 よくわからないなりに、最後まで読んでしまうというか読まされてしまう。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 12/09/2026【読んだ本】日本人はなぜ家で靴を脱ぐのか:土足禁止の精神史(井上章一/新潮社) タイトル見て当たり前かと思ったが、最近はその当たり前が何かと通用しなくなってきているので気になって読んでみた。 日本をはじめいくつかの国では、家の中では靴を脱ぐ習慣があるという。著者は、それはいつからなのか、また宣教師など来日した外国人はどうしていたのかなど、残ってる資料(主に絵・写真)をもとに考察を進める。 結局のところなぜかは分からなかったが、「精神史」というタイトルを改めてみて、そういうものかと思う。 #読了 #yonda 000
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 11/09/2026【読んだ本】テスカトリポカ(佐藤究/KADOKAWA) 出だしはすこし(私には)しんどい展開だったが、そこを過ぎれば一気に加速していく面白さ。犯罪小説なので、あまりお話の中に入り込んだり共感してしまうのもどうかと思うがやめられない。 余り日本ではなじみのないタイプの、海外の組織犯罪が日本で行われる感じがなんとも不気味。 #読了 #yonda 060
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 10/09/2026【読んだ本】星のしるし(柴崎友香/文藝春秋) 作者の過去作で未読のものがあったので読んでみる。けっこう初期の作品で、その雰囲気が懐かしく感じた。 とくにどうということのない日常をとりとめなく書いているようで、登場人物たちも本人の気づかないうちに、何かに気づいてる感じ。読んでいて心地よかったので、初期の作品もまた読み返してみたくなった。 カツオは、初期作品のなかのレギュラーのような気がするが、それもまた確認してみたい。 #読了 #yonda 040
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 09/09/2026【読んだ本】談話室米澤(米澤穂信/日経BP 日本経済新聞出版) 著者のエッセイは初めて読んだが、思わずその人物像に好感をもってしまうような内容。 とても冷静で周辺への尊敬や配慮があり、しかも控えめ。知識が豊富なことより、そういうことに惹かれてしまう。そういえば、そんな登場人物が著者の小説の中にもいたような気がする。 小説家のエッセイはどこまで本当か信用してはいけない、という鉄則を思わず忘れてしまいそうになる。 #読了 #yonda 020
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 08/09/2026【読んだ本】みんな、好きが下手(小林早代子/新潮社) 恵まれた家庭環境で、それなりの大学に通い友人もいる。特に何も問題ないはずが、恋愛だけがうまくいかない。 という設定ではあるが、読んでると恋愛がどうこう以前に、他人とのかかわり方や自分自身の人生への考え方など、基本的な部分に問題があるように思う。これが現代の若者たちの姿なのなら困ったなと年寄りは思ってしまう。 お話としては面白いとおもったけど、余計なことを思ったおかげで楽しみ切れなかった。 #読了 #yonda 000
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 07/09/2026【読んだ本】丹心/まごころ(仁科斂/新潮社) 正直言って、私には少し難しかった。 中国に関しての知識がないのと、文章が少し読みにくいというか、入り込むことができなかった。どちらも私個人の知識や力量の問題なのかなと思う。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 05/09/2026【読んだ本】地域芸術祭とは何か(山本浩貴/平凡社) 出だしでいきなり「本書は、地域芸術祭を批判的に考えるために執筆されました」とある。思わず一気に読んでしまった。 まずは、本書でいう「地域芸術祭」を定義し、歴史を振り返り、その実態と課題まで書かれている。 芸術祭には限らないが、地域活性化とはいったい何がどうなることを目指してるのか、根本的な問いだと感じた。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 04/09/2026【読んだ本】青天(若林正恭/文藝春秋) オードリーの二人がアメフトをしていたことを初めて知った。経験者ならではの描写も多いアメフト青春小説。弱小チームの挑戦というありがちなテーマでよくある展開かもしれないが、登場人物がイキイキとしていて読んでいて思わず応援してしまう。 少し変わった教師、とても奇妙な中華料理屋さんなどアメフト以外の部分も面白い。いまだに「アメラグ」と言ってしまう古い私だが、素直に青春を楽しめた。 #読了 #yonda 020
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 03/09/2026【読んだ本】アクリル(井上荒野/集英社) 面白い、と思ったが、冷静に考えるととても怖いというか気味悪く恐ろしいお話。 タイトルの「アクリル」は、たぶん「アクスタ」から。妻が推しのアクスタをそこかしこに置きだしたことからお話が動き始める。今どきの話題を織り交ぜながらテンポよくややコミカルにも描くが、繰り返しになるが気味悪く恐ろしいお話。でもそれを、絶妙なバランスで面白いと感じてしまう。 #読了 #yonda 000
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 02/09/2026【読んだ本】犬と逃げる(佐藤青南/実業之日本社) 長崎の小学校の校庭に迷い込んだ犬が保護されたことと、東京の河川敷でも元不明の遺体が発見されたという2つのお話が冒頭から語られ、どうつながるのかと勝手に想像しながら読み進める。 うれしいことに、素人の予想を超えて面白い展開に。ただ、一部ファンタジーとしか言いようのない部分が挿入される。素人がいうべきではないかもしれないが、そんな展開がない方が真っすぐで楽しめたような気がした。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 01/09/2026【読んだ本】ファイナル・スコア(ドン ウィンズロウ/ハーパーコリンズ・ジャパン) いろんなタイプの犯罪小説が詰まった短編集。どれも短編とは思えないほど中身が濃くて読んで満足。 6篇あるが気になったのは「ファイナル・スコア」と「ランチブレイク」。どちらも手が込んでるというか、犯罪小説でありながら不謹慎にも楽しい。 少し変わってるのが「ほんとの話」、妙にテンポよくのりがいい。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 31/08/2026【読んだ本】きよくしぶとくやかましく(寺地はるな/幻冬舎) 寺地さんの本はどれも安定して面白い。 今回はテーマが兄弟や家族ではなく町内会とこれまでと少し違う気がするが、じんわりと来る面白さ。 老人の多い田舎の町内会という、旧来からのしきたりが残る閉鎖的な社会を舞台に、我慢しなくていい、変えればいい、という単純なアプローチではないところがいい。理不尽な風習など打ち破ればといいですまないところがいい。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 29/08/2026【読んだ本】日本の識字率はほんとうに高いのか? 「当たり前」を問い直すために(野山広,朝日祥之,横山詔一,竹本直也/文学通信) 本書のタイトル(疑問)の一端になってるのは、日本での識字の調査が1948年を最後にその後行われていないこと。80年近くにわたって「日本識字率は高い」ということにされている。 「識字」は読み書きのことだというが、今の私では漢字の書き取りができるとは思えない。また、日本に住んでいる外国出身者の比率はどんどん高くなっているが、そこも考慮する必要がある。 そもそも何のために調査するのか、その結果をどう活かすのかの議論から必要と感じた。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 28/08/2026【読んだ本】夜がまだ明けない(井上先斗/小学館) 個人的には好みのタイプのお話。シリーズ化して続けて欲しいが、そうはならないような気がする。 主人公は、探偵事務所で働くまだ若い探偵の苗場清志郎、決して超人的な名探偵ではないが、地道な調査の積み上げで真相にたどり着く。依頼される調査も、まちの探偵事務所に持ち込まれるものがほとんどで、派手さはないが逆にリアル。 何よりすごいのは、真相にたどり着いた後の苗場の行動。真相が明らかになった後にどうなるかまで考えて行動するのが、単なる名探偵ものとは違う。 #読了 #yonda 000
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 27/08/2026【読んだ本】はじまりのスープ、夏ゼリー(瀬尾まいこ/新潮社) とにかく美味しそうなものが連発される連作短編集。 定職につかずバイトや料理コンテストなどで生活するリリー、料理の腕がいいというか、相手に合わせたものが提供できるというのが素晴らしい。相手に合わせたものを提供するには、まずは観察し考える必要があるし、それを実現する腕も必要なはず。それなのにどうしてバイト暮らしなのか、などというのは野暮な話。 大家のおばあさんが、これまたよかった。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 26/08/2026【読んだ本】殺し屋の出世術(野宮有/講談社) シリーズ2作目、「極東コンサルティング」の社長の座をかけて競うことになってしまった鳥井、全く勝ち目のなさそうな出世レースにどう立ち向かうのかが楽しみ。 鳥井の営業術というかトークが冴えるのは前作同様だが、今回はもう一歩踏み込んだところにポイントがある。読み手をうまく裏切りながら生き抜く様が描かれていて一気に読める。 内容的には今後もシリーズとして続きそうだが、毎回前作を上回らないと読者が納得しないような感じで今後も期待。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 25/08/2026【読んだ本】ふつうの人が小説家として生活していくには(津村記久子/夏葉社) 作家の 津村記久子さんに、夏葉社の島田潤一郎さんが聞き手としておこなった4日間のインタビュー。ということになってるが、内容的には 聞き手と語り手というより対談になっている。ほぼ同年代で就職氷河期を経験した二人で通じるところも多いのかと。 作家としての活動の振り返りや心構えなどが語られる。会社勤めをしながら作家を始めたという点では「ふつうの人」が作家になったともいえるが、読んでいると決して「ふつうの人」ではないことも良くわかる。 #読了 #yonda 020
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 24/08/2026【読んだ本】記銘師ディンの事件録 木に殺された男(ロバート・ジャクソン・ベネット/早川書房) とても面白い、その世界感に引き込まれてしまう。 巨獣リヴァイアサンの襲撃を食い止めながら発展する神聖カナム大帝国。そのために人体を改変し特殊能力を強化した要員を創出している。 幻想小説としてもとても面白い上にミステリでもある。 凄腕捜査官のアナは、事件現場に助手である見たもの聞いたものすべてを記憶する記銘師のディンを派遣し、その報告を聞いて推理する。尋常ではない能力を持った2人の組み合わせがすごい。 #読了 #yonda 022
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 22/08/2026【読んだ本】その絵本にはなぜ文字がないのか 文字のない絵本の物語表現(山本美希/フィルムアート社) 絵本は当然ながら「絵」が中心でお話が語られるとは思っていたが、一切文字のない「絵だけ」の絵本があるとは知らなかった。著者によれば、過去からまた国を超えて存在するらしい。 なぜ文字がないのか、どのように補うのか、より具体的に知りたくて本作の中で紹介されていた以下の2冊も読んでみた。 『アンジュール: ある犬の物語』ガブリエル バンサン/ビーエル出版 『アライバル』ショーン・タン/河出書房新社 #読了 #yonda 031
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 21/08/2026【読んだ本】乃埋商店街の渦(草森ゆき/KADOKAWA) なんとも微妙な雰囲気が漂う不穏な連作短編ミステリ。 寂れた商店街にある喫茶店、そこは、若い男性二人が店長・副店長として働いている。商店街での事件・トラブルに関して、そのコンビが相談を受け解決していく。 と書いた内容から連想するのとは、少し変わった内容のお話。作者の狙い通りなのか、それとも空振りなのかしばし悩む。 #読了 #yonda 000
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 20/08/2026【読んだ本】『石球城』殺人事件(北山猛邦/講談社) とんでもないミステリを書く人がいたと驚く。 クローズドサークルとでもいうべき城塞都市を舞台に、不思議な世界の設定ではあるものの、13の密室殺人が連続で発生するというもの。 ちょっとすごすぎて、戸惑ってしまった。 ファンタジーとしても面白い。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 19/08/2026【読んだ本】アルゴスの眼鏡(吉田篤弘/春陽堂書店) 作者の短編集は、本当に読むのが楽しい。今回は、11編収録。 また、作者の短編には同じ登場人物が繰り返し出てくることが多いが、何で読んだのか思い出せないのが残念(な私) アヤトリとエリアシは、いくつまでその関係を維持するのかとても楽しみ(今後も読んでみたいという要望) #読了 #yonda 011
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 18/08/2026【読んだ本】たまさかの古本屋 シマウマ書房の日々(鈴木創/亜紀書房) たまたまだが古本屋さんの日々が続く。今回は小説ではなく店主のエッセイ。 古本屋さんの日常の業務の一端を垣間見ることができるし、店主のこだわらないこだわりも感じられる。場所は移転したというが20年も続いていることが支持されてる証だと思う。 今度名古屋に行ったら覗いてみたくなった。 #読了 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 17/08/2026【読んだ本】新装版 続・森崎書店の日々(八木沢里志/小学館) かなり間を置いてから読んだ続編だったので、最初少し心配したが問題なくお話に入って行けた。 戻ってきた桃子もお店を手伝うようになり、貴子も休日には顔を出すなど落ち着いた森崎書店の日々から始まる。ただ、前作と違って今回は読むのが少し辛い。結局、前作も読み直してしまった。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 15/08/2026【読んだ本】写真があってよかった。:森山大道伝(大竹昭子/新潮社)この春に KYOTOGRAPHIE で大規模な森山大道展があり、その記憶も鮮明なため読んでみた。個人的には、この本を先に読んでから展示を観たかったと思う。 「伝」とあるように、その活動の履歴を時系列に述べている。写真家として世に出るまでもそうだが、名を成したあとも決して順調に進んだわけはないことがよくわかる。これらの節目・変化点を意識したうえで展示を観たかったと思った次第。 #読了 #yonda 000
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 14/08/2026【読んだ本】アンチ・グッドモーニング(八木詠美/河出書房新社) 不眠症の女性が、なんとかそこから脱出しようと模索するお話。芥川賞候補作らしいが、エンタメ作品としても読めそうな気がする。 全く笑えないのが、主人公の労働環境。在宅勤務、チャット、ファイル共有、Web会議 と新技術導入で楽になるどころか労働者を苦しめるものばかり。社内の手続きや導入されるだけの社員研修など、現実のお話かと思ってしまう。 つまり、純粋にお話として読むことができなかったのが残念(読み手の問題) #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 13/08/2026【読んだ本】四季と機器 (書肆海と夕焼 001)(池谷和浩/よはく舎) ごめんなさい、ちょっとついていけませんでした。 何かで紹介されてたのをみて、気になって読んでみたはずだが、出だしからうまくお話の中に入り込むことができなかった。 色々と工夫して書かれてるのかもしれないが、当方にはそれを読み解くだけの力量が無かったのだと思う。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 12/08/2026【読んだ本】ゾンビ回収婦(小砂川チト/講談社) 難解でよくわからないけど、なんとなく楽しめてしまった。 AIで職を失い、VRの世界に住みつくという今時の設定。ただ、実際にどのような世界なのかは今一つ分からない。分からそうと思って書いていないのかもしれない、と野暮なことを思ってしまう。 なぜ、ひらがな表記なんだろうとか、いくつか引っかかってしまう部分もあるが勢いで読むしかない。 #読了 #yonda 030
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 11/08/2026【読んだ本】盾と矛(方丈貴恵/KADOKAWA) 極端な設定での謎解きというか知恵比べのようなミステリー。 事件を解決し犯人を絶対に逃さない探偵と、証拠を隠蔽・捏造して犯人を必ず無罪にする仕事人、まさしく「事件は犯人が分かってからが本番」。 ところどころ、ちょっと無理があるのではと思うところがないではないが、それを超えて楽しい。 登場人物たちの関係性も大きなテーマ。 #読了 #yonda 010
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 10/08/2026【読んだ本】団地のさんにん(藤野千夜 (著), 北澤平祐 (イラスト)/U-NEXT) いつものふたりに、もうひとりの友達そらちゃんを加えた子供時代の三人のお話が絵本になった。 表題作「団地のさんにん」は、三人の関係性がうかがえて楽しく、もう一篇の「お花見の日」は、絵本らしくちょっとファンタジー。 楽しく読める一冊。 #読了 #yonda 030
がんちゃん @gamchan.bsky.social · 08/08/2026【読んだ本】神を生み出す脳: 「宗教認知科学」入門(藤井修平/早川書房) 宗教というものがなぜ生まれてきたのか、認知科学の側面から切り込んでいっている。認知科学そのものは難しいのだけど、とても興味ある事柄(狭い意味の宗教に限らず幅広く)に触れてる。 ・なぜ、文化は違ってもそれぞれ宗教がうまれたのか ・タイパ・コスパの時代になぜ宗教が残ってる ・地域のお祭りもなぜ続くのか、メリットもないはず ・パワースポット巡り、聖地巡礼、推し活は現代の宗教か? ・無宗教でも、おまじない、ルーティンをもつのはなぜ 全体通じてとてもフェアというか、冷静かつ客観的に論じていると感じた。 #読了 #yonda 010