Sign in

読谷 文

@fumi-yomitani.bsky.social
64 followers 93 following 88 posts

海外文学とノンフィクションを読むのが好きです。長めの感想はnoteに載せています。 note↓ note.com/fumi_yomitani

PostsRepliesMedia
Reposted by 読谷 文
Dr. RawheaD @rawhead.bsky.social · 26/09/2026
生成AIが生成するパチモン臭さ、およびそれに準ずる嘘っぽさなどを罵倒する最新の若者(ジェネレーションα)スラングに「何それめちゃAI(笑)」というのが加わったらしいw いいぞもっとやれ
theguardian.com
‘That’s so AI!’ What gen Alpha’s biggest insult tells us
The year’s most popular slang reveals what young people think about artificial intelligence – and it’s not positive
0247143
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 23/09/2026
「積読の流儀」中野善夫/国書刊行会 実に面白く読んだ。 巨大な帯に巨大な文字で書かれた「本を買え、天に届くまで積み上げろ」の文言とともに示される〈愛書家七つの習慣〉は、愛書家の方々には殊に切実に響くであろう。 本書は、骸骨のアイコンと、朝顔の写真、美味しそうに焼けた日曜日のパンでおなじみの、中野善夫先生による初のエッセイ集である。これがもう名文のオンパレードであった。 詳細な感想はnoteにて。 note.com/fumi_yomitan...
「積読の流儀」書影
0318
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 08/09/2026
「オービタル ある一日の16回の夜明け」 サマンサ・ハーヴィー 著/小澤身和子 訳 早川書房 なんという美しい小説だろう。あふれる言葉で、あらゆるシチュエーションで描写される地球の美しさは、言葉の宇宙線となり流星群となって私を射抜いた。 何か事件が起こるでもなく、淡々と、かつ圧倒的な筆力で描かれる16回の夜明けの景色と、六人の宇宙飛行士たちの内面が融合した、印象的な小説だ。 詳細な感想はnoteへ。 note.com/fumi_yomitan...
「オービタル ある一日の16回の夜明け」書影
020
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 28/08/2026
大学時代にはじめての海外一人旅で1ヶ月フランス縦断+チュニジアへ行った。当時バイトしていたビストロのコックさんの一人が、フランスに行くならこれ読むといいよ、と言って渡してくれたのが、玉村豊男さんの「パリ旅の雑学ノート」だった。 食い入るようにそれはもう何度も何度も読み込んで、街並みを想像しながら行ったはじめてのパリは本当に素敵で、楽しかったのを今も思い出す。長野オリンピックで里谷多英が金メダルを取ったのを見届けた春休みに旅に出て、パリのスポーツショップでW杯フランス大会のTシャツを買った。
000
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 19/08/2026
「六人部屋の十三年間」 頭木弘樹/晶文社(2026) 入院病棟で繰り広げられる、病人同士や家族間、見舞人たちの人間模様を、鋭い観察眼で書かれた名著。人間の本性ここに極まれりといった、こわーい話もまあまあ出てくる。 同時に、知られたくないだろう筆者の愚痴や叫びといった内心がこれでもかと書かれているのがよい。 番外編の、健康に見える街の人たちを見て、初めの頃は呪詛にも近い思いを抱き、やがて目に見えぬ世界の人への関心に向かい、最終的に「みんな元気で、どうか元気で、誰も病気になりませんように」という祈りに変わってゆくところが素晴らしく、涙した。→
「六人部屋の十三年間」書影
100
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 12/08/2026
「檻の中のルフィ 闇バイトを生んだ者たち」 栗田シメイ 講談社(2026) わずか288ページとは思えぬ内容の濃さに驚愕。ルフィ事件が大々的に報道された記憶があるのは京都事件〜狛江事件からだが、それはまさにルフィグループ末期の「断末魔」と言える状態だった。 そこに至るまでの何年にもわたる組織的な特殊詐欺スキームの立ち上げ〜構築してきた背景や、特殊詐欺→強盗致傷事件に変化していく様子が、著者による現地取材、裁判傍聴、手紙のやり取りにより網羅され一冊の本に纏められておりすごかった。まさにNetflixドラマのようだった。
「檻の中のルフィ」書影
100
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 03/08/2026
「悪い血」ですっかりファンになった鈴木涼美さんの自伝的エッセイ「女の子未満」 同世代な事もあり、桃の天然水とかフロムエーとか魚民とかの固有名詞が発するあの頃の空気感にどっぷり浸りつつ読んだ。本書でも変わらずの斬れ味を堪能した。
「女の子未満」書影
000
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 12/07/2026
「ハロー、ベイビー」 キム・ウィギョン著/小山内園子訳 新潮クレスト・ブックス(2026) ここまで不妊治療そのものを中心に据えた文学は初めてではないだろうか。当事者として、書かれている治療の辛さや心境の一言一句が痛いほどわかった。 日本での不妊治療は菅政権時代に保険適用になったとはいえ、それでも高額な治療は言うなれば「一回数十万円のくじ引き何回引けますか」という世界だ。そうまでして果敢に治療に挑んでも成功の保証はなく、身体・財布・精神を否応なく追いつめてしまう。韓国にあっては、周囲からのプレッシャーは日本以上だと想像される。→
「ハロー、ベイビー」書影
130
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 23/06/2026
「雪の如く山の如く」 張 天翼 著/濱田麻矢 訳 集英社(2026) 現代の中国で異なる漢字の「リーリー」という名を持つ6人の女性を描いた短篇集。 美しい文章で淡々と絶望が語られている。女性が生きていく上で見せられる世界がこれでもかと盛り込まれていて、どこの国でも同じだよな、と翻訳文学を読むにつけいつも感じさせられる。 詳細はnoteに↓ note.com/fumi_yomitan...
note.com
読書記録「雪の如く山の如く」張 天翼 著/濱田 麻矢 訳|読谷 文
雪の如く山の如く (集英社文芸単行本) www.amazon.co.jp 2,420円 (2026年06月23日 11:18時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する 「雪の如く山の如く」 張 天翼 著 濱田 麻矢 訳 集英社 初版年月日:2026年5月11日 ネタバレ度:☆☆☆・・・そんなにないので大丈夫だと思い...
031
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 04/05/2026
「アニータの夫」 まず装丁がすごくお洒落で、目を惹く。 南米を思わせる力強いアニータの顔の絵に比して、タイトル・著者名がシンプルで強めのゴシック体で配置されている。他には何にもない。なんて潔い表紙なんだ。 感想はnoteに。 note.com/fumi_yomitan...
note.com
読書記録「アニータの夫」坂本泰紀|読谷 文
アニータの夫 amzn.asia 1,833円 (2026年05月04日 21:48時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する 『アニータの夫』 坂本泰紀 著 柏書房 初版年月日:2026年1月26日 ネタバレ度:★★★・・・ネタバレ大いにしているため、未読の方は読んだらまた来てね! まず装丁がすごくお洒落で、目...
010
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 07/04/2026
「ハムネット」 マギー・オファーレル著/小竹由美子訳 新潮クレストブックス(2021) 悲劇「ハムレット」が書かれる数年前に、同じ名の息子が亡くなっていた—— この事実から紡がれる悲劇の誕生秘話を、ほとんど情報のない劇聖の妻・アグネスの視点から描いた圧巻の創作だ。息せき切るように次から次へと映像が目に浮かぶヒリヒリした描写が素晴らしく、いまだに深く長い余韻が残る。本書を原作としたクロエ・ジャオ監督による映画も楽しみだ。→
「ハムネット」書影
110
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 06/02/2026
2/5(木)のBSテレ東「あの本読みました?」で成瀬シリーズ特集。 tver.jp/episodes/eps... 宮島未奈先生が「成瀬を書くのは辛い。書くのが楽しかったら、4巻、5巻と書いてますって!!」とおっしゃっていたのが印象的で、産みの苦しみは相当だったんだなぁ〜 まず色々なキャラクターを考えるのも大変そうだし、その人物と成瀬をどう絡ませて、最後の章でどういう展開に持ってゆくのか、本当にトリッキーなことをやっているものなあ ともあれ、成瀬にも宮島未奈先生にも、心からの「おつかれさまでした!」をお伝えしたい
tver.jp
000
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 02/02/2026
「成瀬は都を駆け抜ける」 宮島未奈/新潮社(2025) 成瀬シリーズ最終作。 相変わらず、西浦が出てくるエピソードではキュン砲に胸を撃ち抜かれる。 最終章では、琵琶湖疏水の美しさを背景に、完結編にふさわしくみんなが港で成瀬&島崎を出迎える様子に胸が熱くなり、ウルッときてしまった。まさかここまで泣かされるとは予想外だった! 私は森見登美彦を読んだことがないし、桃鉄もやったことないので、それらを摂取していたらもっと楽しめただろうけど、宮島未奈先生の趣味全開!!っぷりがすごく自由でいいなと思った。
「成瀬は都を駆け抜ける」表紙
010
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 24/01/2026
「一人娘」 グアダルーペ・ネッテル著/宇野和美訳 現代書館(2025) 読者はこの物語を読み終えたとき、「これはファンタジーだ」と思うだろうか。 物語の中で、小児科医ミレレスによってファンタジーではない現実の部分も示唆され、そのことがアリナの支えとなっていたことも事実だ。 アリナが悲観からの妄言を夫に対し口走ったように、協力的な夫のアウレリオが残念ながら少数派であろうことも、また事実だろう。 それでもアリナという一人の人間が、過酷な現実に振り回されて混乱し、疲弊し、葛藤しながらも、生命の生きようとする力を幾度も目の当たりにして心の平安を得るまでの道のりには、説得力があったように思う。→
グアダルーペ・ネッテル著 宇野和美訳 「一人娘」の表紙
130
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 08/01/2026
「虚弱に生きる」 絶対に終電を逃さない女 扶桑社(2025) 自分の予想をはるかに上回る“虚弱”度合いに戦慄しながら読んだ。著者の幼少期の壮絶なエピソードの数々に絶句する。同時にそれらは決して珍しいものでなく、少なくない子どもが経験したであろうということが容易に想像できるのがまた辛い。 「運動会は恥晒し大会だった」という「体育の呪い」の章が心底辛すぎて泣いた。学校のある日の朝が恐怖となるほどの「喋れない苦しみ」とはいかばかりだろうか。→
「虚弱に生きる」の表紙
110
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 26/11/2025
「第七問」 リチャード・フラナガン 著/渡辺佐智江 訳 白水社(2025) 著者の母についての回想を中心とした第七章、滂沱の涙だった。 暴力、そして死について。 折々に煌めく美しい文章にハッとさせられる作品だった。
リチャード・フラナガン 著/渡辺佐智江 訳
「第七問」の表紙
030
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 23/10/2025
酒とは何か、酒飲みとは何かが語られている本だった。お酒ってメンタルや肝臓や膵臓をぶっ壊す恐ろしいものだと思っていたし今も思うけど、お酒に救われる人もいるんだな…と思った。たろちんさんには酒とインターネットがあって本当によかったのだなと思う。 何度も死にかけて大きすぎる代償を払って断酒してもなお「命より大事な酒」と言い切れるのが逆に凄い。 本人と同じかそれ以上に不安だったろう妻のいみちんさんのシゴデキぶりに感服し、「ブレーキランプ5回点滅」の場面で大泣きしてしまった。→
「毎日酒を飲みながらゲーム実況してたら、膵臓が爆発して何度も死にかけた話」の表紙
130
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 14/10/2025
「激しく煌めく短い命」綿矢りさ/文藝春秋 まず装丁とタイトルに釘付けになる。 なんと美しいのか。 中学の入学式での2人の出会い方が抜群に詩情に溢れていてよかった。 京都の自然を背景に、あまりにも緻密にみっしりと描かれる中学生活の行事やテストなどの描写を読んでいると、未熟で劣等感の塊でしかなかった自身の中学時代にびゅーんと連れ去られて苦しくてたまらない。 第二部の再会編では、終盤に近づくにつれて幾度もギアが上がっていってテンションが振り回され、最後にはカタルシスの落涙。 タイトル出てくるのそこなのか!と意外に思いつつも、久乃にとって重要な場面に繋がるわけで、こう来るかぁ〜と唸らされた。→
激しく煌めく短い命/表紙文學界2025年10月号/表紙
100
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 06/10/2025
「ムーア人による報告」 レイラ・ララミ著/木原善彦訳/白水社 フィクションということもあり、スペイン遠征隊のフロリダ探検の部分は今ひとつノリきれなかったが、奴隷のエステバニコがかつてムスタファであったときの生活の描写が、生き生きと美しくて好きだった。そこだけずっと読んでいたかった。永遠に失われたものを振り返って書いているからというのもあると思うけど。「親愛なる読者よ」とか言っていきなり話しかけてくるのが油断ならなくてチャーミングだった。→
書籍「ムーア人による報告」の表紙
171
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 12/08/2025
『自分は「底辺の人間」です 京都アニメーション放火殺人事件』 京都新聞取材班/講談社 京アニ放火殺人事件の経緯と詳細、および遺族と加害者への取材をまとめたもの。 加害者は、人生に行き詰まり困窮した者が陥りがちな一発逆転的発想から小説投稿するものの落選。逆に「自分の小説をパクられた」という逆恨みを募らせ犯行に至る。
110
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 02/08/2025
「天使も踏むを畏れるところ」 松家仁之/新潮社 本書は、皇居新宮殿造営にまつわる顛末と、その設計を担った建築家・村井俊輔の半生を中心に、複数の人物の視点から戦前〜戦後の歴史を背景にして描かれた物語である。 あくまでも史実を元にした創作であるため、調べてみると登場人物に関しては大胆にフィクショナイズされている部分も多いが、皇室の方々や政治家、外国の建築家については実名や匿名で頻出し、実際の歴史的事件などの描写もあるため、まったく違和感のない物語世界が構築されている。→
120
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 24/05/2025
>RP チョコパイとエンゼルパイ、アメリカにもあったんだ?? すごい!!って結構衝撃だったのだけれど、“ない”とのことでした。判明。
000
Reposted by 読谷 文
木原善彦(kihara yoshihiko) @shambhalian.bsky.social · 12/03/2025
代わりに読んでくださいました。ありがとうございます。なお、訳本中のチョコパイとエンゼルパイは小生によるかなり苦しいジャパナイズです。
0174
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 24/05/2025
「失われたスクラップブック」 エヴァン・ダーラ著/木原善彦訳/幻戯書房 第11回日本翻訳大賞 受賞作。 読了した方々の感想の熱量がとにかくすごくて、いわく、400ページ位まで頑張って読めば、仕掛けが明らかになりめくるめく読書体験が待っていると。 そんな読書体験を私もしてみたい!と読み始め、途中でその仕掛けのネタバレをうっかり見てしまい地団駄を踏むが、気を取り直して読み続けると、果たして……
191
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 24/05/2025
これを読んだらこっちも読まなきゃでしょ!過ぎなラインナップ。完全に国書さんの策に嵌められているッ!恐ろしい子……。 「両膝を怪我したわたしの聖女」 ↓ 「いっそあの方が死んで下すったなら」 bsky.app/profile/koku...
020
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 23/05/2025
「両膝を怪我したわたしの聖女」 アンドレア・アブレウ 著/村岡直子・五十嵐絢音 訳/国書刊行会 裏表紙の帯に引用されている句読点のない文章を読んで、こここ、これが決壊する文体……ついていけるかしらんと一抹の不安を覚えるも、それはほんの一部で、全部が決壊している訳ではなく、むしろ一気読みだった。 自由なお金も移動手段も持たない子ども特有の、閉塞感あふれる田舎の長い夏休み。海が行き止まりとなる火山島で、別荘地には余所者が来ていて、でも住んでいるのは山の上の集落だから海には行けなくて水路でビーチごっこをする、臆病なわたしと物怖じしない親友のイソラ。→
130
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 21/05/2025
「つくって食べる日々の話」/Pヴァイン 各界の方々の「つくって食べる日々」=自炊について書かれたエッセイ集。 料理や食べることが大好きで一日中食事のことを考えている人、自炊は好きじゃないし面倒だから週2位でいいかなという人から、はたまた食に全く興味がないという人まで、自炊における様々なグラデーションがそこにあって、ホッとする。 自分も家族に出すための料理をするけれど、100パーセント料理が大好き!楽しい!とは思えない。どちらかというと義務を伴う労働だと思っているのが正直なところだ。→
120
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 28/04/2025
とある本の長文感想ツイートを見かけたのだが、箇条書きっぽい感じとか、めっちゃAI臭を感じる文章で、書いた本人が多少手を入れたにしても、せめてもうちょっとバレないようにしては?じゃないとあなたが書く意味なくないですか……?って思っちゃった。 ちなみに私はAI反対派とかではないです。 自分の文体を持っていて、それをガッツリAIに学習させて書かせる、とかはまあ普及しているのだろうなぁとは思う。 下記の文章とか、おおー完全にご本人が書いてると思った!と驚いたので。↓ note.com/marginalnote...
note.com
「仕事の1コマ」で弟子に文章を書かせてみた結果|仕事の1コマ/06 #5|栗下直也|MARGINAL NOTES
《〈文章を書くという「技術」の価値は下がっても、人間らしい感性や創造性は、まだ値がつけられない〉などとAI自身も言っているがそんな話なのか?》 栗下直也(Naoya KURISHITA) 1980年東京都生まれ。横浜国立大学大学院博士課程前期課程修了後、無職、専門紙記者を経て独立。著述家、書評家。経済記者出身でありながら、なぜか酒がらみの文章が多い。連載に「サボる偉人」、「あの人の引き際」、「...
120
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 27/04/2025
「YABUNONAKA—ヤブノナカ—」 金原ひとみ/文藝春秋 “性加害の告発”が題材だというだけで、ああキツい、これはパス、と普段ならなるところだが、金原ひとみの最新作にして最長編となれば話は別だ。彼女の怒涛の毒舌を千枚分も浴びられるのかと思ったら、手に取らずにはいられなかった。 果たして読了した結果、それはもう存分に、これまでにないほど毒気にやられ、見事に蜂の巣状態になって放心してしまった。 題材からしてエロもグロもまああって、良きにつけ悪しきにつけ、とにかく生気を吸い取られる作品なので、元気な時に覚悟を決めて読むことをおすすめする。帰還者からの伝言だ。
150
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 24/04/2025
もう引っ越しちゃったから行けないけど、美味しいケーキ屋さんで、誕生日やクリスマスにいつも買ってたんだよ、寂しいね でも「やりきった」のならそれでOKだね🙆‍♀️ ibarakinews.jp/news/newsdet...
ibarakinews.jp
【茨城新聞】1972年創業・鹿嶋の洋菓子店「プティ・ドール」 5月閉店、惜しむ声 飯島さん 夫の遺志「やりきった」 茨城
茨城県鹿嶋市宮中の洋菓子店「プティ・ドール」が5月中旬で閉店する。前身の「ポンス」は1972年に開店し、53年にわたってケーキや焼き菓子で地域住民に幸せを届けてきた。社長の飯島洋子さん(75)は「主人の作ったケーキを終わらせたくなかった」と、前社長で夫の文夫さんが2012年に亡くなった後も店を続けてきたが、最近は「やりきった」との思いに包まれ、閉店を決めた。利用客からは閉店を惜しむ声が寄せられてい...
000
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 20/04/2025
『FREE 歴史の終わりで大人になる』 レア・イピ著/山田文訳/勁草書房 社会主義下のアルバニアに育った政治学者の自伝。激動の時代を生きた11〜17歳までの少女の視点から描く。家族の出自がなかなかに複雑で引き裂かれるものがある。 時代の波に翻弄されながらも逞しく生き抜いてきた祖母のニニが、最も魅力的に映った。 友人を失い無気力になり、道ならぬ恋に泣いている主人公に「泣くんじゃありません」と諭す言葉が胸を打った。 「何かをするの。新しい本を読みなさい。新しいことばを学びなさい。やることを見つけるの」P268
111
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 10/04/2025
今日久々にマクドナルドに行ってうっかりセルフオーダーしたら、にっくき紙ストローが出てきて「あちゃー」となった。 今までは対面オーダーで「ストロープラスチックで」とお願いして回避してきたのだけど。 紙ストローは大嫌いだ。滅びてほしい。やったことないにもかかわらず、正真正銘トイレットペーパーの芯で飲まされている気分になるから。飲んでいて時間が経過するとべしょべしょになってきて、ますます飲み心地を損なうし。 脱プラスチックしたいならストローじゃなくてフタを紙にしてほしい。頼みます。 @mcdonaldsjp.bsky.social
010
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 02/04/2025
うわあーーまた楽しみにしていた未読本のネタバレを踏んでしまったあーーきぃぃ〜悔しいいいい〜〜😭😭😭
010
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 26/03/2025
扇風機をだした
000
Reposted by 読谷 文
5月25日 @snkiniens.bsky.social · 26/03/2025
窓閉めてると蒸し焼きなりそうだけど開けたら黄砂
0131
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 26/03/2025
SNSで読了を記すとともに、見かけた誤植を指摘している人がいるけれど、そして著訳者からお礼を言われたりしているのを見かけるけれど、それを見るたび、牟田都子著「文にあたる」の「人の誤植を拾わない」が思い起こされる。「間違えたくて間違える人はいません」と。 私とて読書中に誤植を見つけたら関係者さんの立場を想像してしまい(゚Д゚;≡;゚д゚) アワワワワ……となるけれども、わさわざ公衆の面前で指弾しなくてもいいでしょうに、と残念に思う。ご本人的には良かれと思って投稿されているのかもしれないけれど。
140
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 18/03/2025
ブログ更新。アフガニスタン系米国人の作者による短編集。イーユン・リーのお弟子さんによる移民文学とくれば、読まずにはいられない! 『きみはメタルギアソリッドⅤ:ファントムペインをプレイする』ジャミル・ジャン・コチャイ著 / 矢倉喬士訳|アフガニスタンの超新星作家小説 fumi-yomitani.hatenablog.com/entry/kimimeta
fumi-yomitani.hatenablog.com
『きみはメタルギアソリッドⅤ:ファントムペインをプレイする』ジャミル・ジャン・コチャイ著 / 矢倉喬士訳|アフガニスタンの超新星作家小説 - 読谷文の本棚
きみはメタルギアソリッドV:ファントムペインをプレイする 作者:ジャミル・ジャン・コチャイ 河出書房新社 Amazon 『きみはメタルギアソリッドⅤ:ファントムペインをプレイする』ジャミル・ジャン・コチャイ著 矢倉喬士訳河出書房新社初版年月日 2025年2月27日 ネタバレ度:☆☆☆・・・概要だけでほとんどないから大丈夫だよ! 訳者さんの紹介ツイートを見て本書を知り、興味を持った。作者はイーユン・...
130
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 14/03/2025
今日も晴天だがまあまあ風あり 関東、大体今がスギ花粉のピークだよね 散歩に行きたいけど、帰宅後ティッシュ濫用罪に苛まれるので行けない(。´Д⊂)うぅ・・・。(ちゃんと鼻を守ってくれる優しくてお高いやつ) 部屋でヨガにしとこうかな 早く散ってください頼む🙏
000
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 13/03/2025
あまりの座り過ぎと運動不足に危機を感じ、100均の花粉が入り込まない眼鏡を装着して、小一時間ほど散歩してみた。 散歩自体は気分転換も兼ねられてよかったが、帰宅後、案の定、目と鼻が完全にアレルギー症状まみれとなりキツい……。やはり相当な負荷がかかることを体感する。
010
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 12/03/2025
私の中のオスカルの声は、もっと低くて野太かったのだよな ごめんね、映画の宣伝のベッドシーン、AV流れてきた⁉︎って思っちゃった いやあの漫画の劇的ロマンチックな感じを再現するのはむつしかろうとは思うのだけどね……(^_^;)A 映像化は難しいね……
000
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 07/03/2025
文学ラジオ空飛び猫たち 番外編 第60回 「ひとり出版社が『エジプト人シヌヘ』を出版するまで」 本紹介の2回に続いて3回ともとても楽しく拝聴しました。特に3回目の今回、ひとり出版社「みずいろブックス」の立ち上げから「エジプト人シヌヘ」出版に至るまでのエピソードに胸を打たれ、聴き入ってしまいました。その本が日本翻訳大賞二次選考に残っているというのもすごい!と一人で興奮。大作なのでいつになるかはわかりませんが、いつか必ず読みたい本です。 open.spotify.com/episode/56j3...
open.spotify.com
番外編第60回「ひとり出版社が『エジプト人シヌヘ』を出版するまで」(ゲスト:翻訳者 セルボ貴子さん、みずいろブックス 岡村茉利奈さん)
文学ラジオ空飛び猫たち · Episode
120
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 19/02/2025
「海猫沢めろん随筆傑作選 生活」 面白かった〜! 前半の高等遊民的時代のお話から、熊本〜コロナ禍時代までの含蓄あふれるお話まで、確かに全て「生活」だなあ〜と思いました。 あと装丁がめちゃ可愛くて、カバーはザラザラ漫画風で、本体がツルツル妖艶なのと、青×橙の色合わせが大変好みでした!
020
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 14/02/2025
『美は傷』エカ・クルニアワン著/太田りべか訳/春秋社 何故こんな暴力と性暴力に満ち溢れたひどい話を執拗に読まされねばならんのだ、とドン引きし、なのに主人公の娼婦デウィ・アユと女たちよ、達観しすぎてておかしいだろ、と突っ込み続けながらもページをめくる手は止められない。 そして14章からいよいよ物語の伏線が回収されてゆくにつれて、否が応にも読書熱は高まっていき、結末のカタルシスはすごかった……。決して好みでないタイプの話にもかかわらず、ぐいぐい読まされてしまう吸引力が超強烈な作品。比喩がやたら面白くてツボだった。→
110
Reposted by 読谷 文
JAバンク @jabank.bsky.social · 10/02/2025
寺山修司かっけえな…
09730
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 27/01/2025
『チャーチ・レディの秘密の生活』 ディーシャ・フィルヨー/押野素子訳/勁草書房 これがデビュー作だとは信じられない。9つの作品からなるこの短編集は、書簡や手引書などの形を取られたりと、バラエティ豊かだ。あまりの濃密さと衝撃に、一作読み終わるごとに時間を置かねばならなかった。→
121
Reposted by 読谷 文
能町みね子 @nmcmnc.bsky.social · 23/01/2025
伊藤詩織さんについては素朴に支持していたし応援もしていたつもりなのだけどこの件以来急速に焦点距離が遠のいてしまった 何事も瞬間的に判断するのはやめようと思う契機にすらなったかもしれない(草津のあれだって私はもとから半信半疑で見てたので、それよりさらに遠くなった感じ) 個人的にはホテル映像の件よりも、密かに味方になって証言してくれた情報源の人に無断で音声公開しているところにショックを受ける
121833
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 23/01/2025
『家族には週末料理担当を任されています ~チーフの日常~』チーフ著 じゅーぱちイラスト・漫画/KADOKAWA 「この後のツイートがなかったら失敗したと思ってください」で有名な料理アカウント、チーフさんの著書。この人ほど「好きこそ物の上手なれ」を体現している人はいないだろう。 私は料理にも菜園にもそこまで情熱を持てないし、失敗には打たれ弱いのですぐ諦める。劣等感を刺激されるので料理アカウントはさほど見ない。が、おそらく数多の失敗もあっただろうに、めげずに試行錯誤するチーフさんの情熱には、見ていて素直にSUGEEE……と思えた。
000
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 19/01/2025
村山由佳『PRIZE―プライズ―』文藝春秋 #欲しいのはプライズ いやーー噂通りめちゃくちゃ面白かった〜 直木賞を渇望する売れっ子作家と、まわりの編集者や版元を舞台としたお仕事小説。おりしも直木賞発表の時節柄、選考から発表までの舞台裏を覗き見ているようで、めっぽう楽しく読んだ。 あまりにスキャンダラスな内容に、連載当時から業界内でも物議を醸してザワついていたと聞き、さもありなんと納得した。 主人公の小説家「天羽カイン」がとにかく激しくて、さすがに戯画化して書いているのだろうと思いきや、新川帆立さんが本書の感想として「主人公の言動に大分心当たりがある……」と呟かれていて、面白かった。→
100
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 13/01/2025
『吹きさらう風』セルバ・アルマダ著/宇野和美訳/松籟社 灼熱の荒野で偶然出会った、牧師と自動車整備工、その娘と息子である少女と少年の4人。やがて迫り来る嵐と共に、大きく吹き荒れたかと思うと、一瞬にして変わってゆくそれぞれの運命。 たった一昼夜足らずの時間の流れの中に、各々の濃密な人生が描かれていて、読後の余韻が一向に冷めない。読者は訳も分からないまま、大きな嵐に巻き込まれ、もみくちゃにされた挙句に放り出される。そんな作品だった。→
120
読谷 文 @fumi-yomitani.bsky.social · 15/12/2024
窪田新之助『対馬の海に沈む』集英社 人間の恐ろしさとともに、素晴らしさも描かれていた。不正を働くのも地獄だが、不正を暴くのもまた地獄だ。どちらの地獄を選ぶのか。 ただの横領事件にとどまらない、組織とムラ社会の闇があった。そして「ノルマ」がいかに人を狂わせるものなのか、ということも。オセロを裏返すように、潮目が変わっていく様が恐ろしかった。
061