Reposted by つむぎ高畑吉男 @yoshiofairytale.bsky.social · 02/02/2025#ちょこっと妖精学 関東では雨の節分となりました。 ですがインボルグを過ぎ、ゆっくりと春の兆しが見えてきます。 この頃咲き始めるスノードロップは、聖女ブリキッドが歩いた跡に咲くと言われています。 インボルグ自体は妖精伝承とは直接関係ありませんが、聖女ブリジットの前身である女神ブリキッドは水の女神であり、泉の守護者。彼女の守護する泉には白い鱒に変じた精霊(一説には彼女自身)が住むとされています。 もし泉で白い鱒を見ることが出来れば、あらゆる病が治るとされています。 0359
Reposted by つむぎ高畑吉男 @yoshiofairytale.bsky.social · 30/01/2025#ちょこっと妖精学 桃から生まれたのは桃太郎ですが、妖精譚にも果実から生まれた妖精が度々登場します。 例えばオレンジからは小さな妖精が生じ、流浪の姫を助けます。別のお話ではクルミの中には小さな糸紡ぎ女がいて、これまた王子を探している姫の手助けをします。 どうやら果実から生まれる小妖精たちは主人公の手助けをする装置のような役割を持っているようです。 それはすべての果実を生じる種に某かの神秘を感じていた所にも由来するように思われます。 05015
Reposted by つむぎ高畑吉男 @yoshiofairytale.bsky.social · 01/02/2025#ちょこっと妖精学 どうやら妖精たちは果実と関係深いよう。 お話で妖精が登場する場所の中に、果樹園が多いのがその理由のひとつ。 打ち捨てられた果樹園には妖精が集まりダンスに興じています。また彼らは黄金のリンゴや、オレンジなどの豊穣の果実を守護していたりします。中にはそう言った果実の中に住んでいることも。 それは彼らが豊穣の守護者であり、果実が豊穣の象徴である事からも伺えます。 0339
Reposted by つむぎ高畑吉男 @yoshiofairytale.bsky.social · 29/01/2025#ちょこっと妖精学 妖精たちのくれる物は大抵が魔法がかけられています。 ある少女は、妖精たちの歌う歌の続きを考えてくれと言われ、上手に続きを歌いました。 そのお礼に 意地悪な継母を遠ざける指輪 この世で最も美しくなる首飾り 真珠とダイヤの涙を流す瞳 の3つを貰いました。 けれど、どれもが彼女を不幸にし、結局は妖精の老人がくれた『浮気な恋人の心を繋ぎ止めるまち針』が、彼女を幸せにしたのでした。 それで良いのかなぁ🦊💦 04710
Reposted by つむぎ高畑吉男 @yoshiofairytale.bsky.social · 27/01/2025#ちょこっと妖精学 妖精たちは見られることが大嫌い。 もし覗き見でもしようものなら、執拗に追いかけてきて、見えない投げ矢を射かけてきます。 そういった場合、まずすべきは逃げること。 どこへ? と言えばまずは川を渡ることだとされています。 彼らは流れる川を渡れないという伝承が各地にあり、橋を渡るか、小川を跳び越えれば良いそうです。 もし近くに川がない場合は短くとも祈りの詩句を唱えたり十字を切るのが良いそうです。 0326
Reposted by つむぎ高畑吉男 @yoshiofairytale.bsky.social · 28/01/2025#ちょこっと妖精学 妖精たちは時に人に依存します。 人家の台所で粉やバターを盗むのはもちろんですが、時に産婆さんや医師に頼ることも。 ある農夫が野で壊れたスコップを見つけました。同時にどこからか子供の泣く声が。ああこれは妖精のスコップだなと思った農夫はスコップを直して上げました。その帰り道。スコップのあった所には美味しそうなケーキが置かれていました。誰もがそんな物は捨ててしまえと言いましたが、農夫は食べてみることに。素晴らしく美味しく、その後、農夫は幸運に恵まれ続けたそうです。 06713
Reposted by つむぎ高畑吉男 @yoshiofairytale.bsky.social · 24/01/2025#ちょこっと妖精学 妖精猫、妖精犬、妖精馬。 これらについてはたくさんの伝承や民話が伝わっています。 けれど、大きな問題が1つ。 それは、彼らが独立した妖精の一族なのか、それとも妖精に飼われているのか、ということ。 妖精猫に関して言えば、すべての猫が妖精と関係すると言われ、また彼らだけの国があるとされているので、間違いなく妖精の仲間でしょう。 けれど、妖精犬、妖精馬は伝承の多くでは、妖精が飼い慣らした名犬、名馬である事が多いのです。 とりわけ妖精犬は妖精砦などを守る存在として登場します。 妖精馬は、その名の通り彼らの騎馬で、あるお話では子犬ほどの大きさしかないが、空を駆けるとも。 03910
Reposted by つむぎ高畑吉男 @yoshiofairytale.bsky.social · 21/01/2025#ちょこっと妖精学 妖精の一撃についてあれこれ逸話を集めていると、基本的には十字を切って治癒するというキリスト教の概念が多く見られます。 これは彼らがキリスト教に駆逐され、魔神とされた土着の神であり、同時に堕天した天使だという背景が読み取れます。 ただ、中には、十字によらない治癒方法もあるのですが、それらは一子相伝であったり、妖精の石『エルフストーン』が必要であったりします。 0306
Reposted by つむぎ高畑吉男 @yoshiofairytale.bsky.social · 18/01/2025#ちょこっと妖精学 音楽や踊りが妖精たちを惹きつけるというお話はよく聞かれます。 けれど、物語の効用は何でしょうか。 妖精とは少しズレてしまうのですが、物語が吸血鬼への対抗策になるとか。 ある夜、吸血鬼が子供を狙って忍び込んできました。 けれど、そのこの回りには幾重もの見えない本が囲っていて、吸血鬼は一歩も近づけなかったそう。 その本とは、家族がその子に聞かせていた物語たちだったのです。スラヴに伝わっているお話です。 07621
Reposted by つむぎ高畑吉男 @yoshiofairytale.bsky.social · 19/01/2025#ちょこっと妖精学 妖精の一撃を受けた牛は体が強張り、乳が出なくなります。 このような場合に備えて多くの妖精除けが、集落集落で編み出され、伝わっていますが、中でも多いのはナナカマドの実をつけた小枝を牛の尻尾に赤い紐で括り付けておくというもの。 ナナカマドの実は神代から神秘の実として、なにより赤い色は魔除けとして信じられてきました。 アイルランドの全土に残る風習です。 0419
Reposted by つむぎ高畑吉男 @yoshiofairytale.bsky.social · 17/01/2025#ちょこっと妖精学 妖精たちの姿は普段、惑わしの術、グラマーなどと呼ばれる姿隠しで見えません。 ですが、よくよく見るとぼんやり陽炎のように揺らめいているとか。 本来姿を隠している彼らを無理に見るのはタブーとされていますが、どうしても見たい場合は、自分の髪の毛を結び合わせ胴体に巻いた後、股覗きをして、股の間に三度葬列が通りすぎれば、目に魔力が宿る言われていますが、果たして。 他にも色々ありますがフェアリードクター的には、止めはしませんが、どれもオススメしません。 0439
Reposted by つむぎ高畑吉男 @yoshiofairytale.bsky.social · 14/01/2025#ちょこっと妖精学 キノコなどが輪のように生い茂ることをフェアリーリングといいます。 他にも妖精の足跡など、彼らの残していくものは様々あります。 その中で、時々彼らの忘れ物があるそうで、ある時、農夫が妖精たちが音楽を楽しんでいる所に出くわしました。 彼らは驚いて消えてしまいましたが、そこには輝く金の指輪が。 農夫は彼らを探し出し、指輪を返すと、彼らはお礼をしたいと申し出ました。富でも地位でもなんでもだ、と。 農夫は、ならばあの時演奏していた曲を教えて欲しいと頼んだのでした。それが今に伝わるGold Ringという曲です。 www.youtube.com/watch?v=k9OO...youtube.comThe Gold RingYouTube video by Comhaltas - Topic 0347
Reposted by つむぎ高畑吉男 @yoshiofairytale.bsky.social · 13/01/2025#ちょこっと妖精学 凍える朝は、ああ南の島だったらなぁと珍しくも南の島に行きたくなります。 寒い時、妖精たちはどうしているのでしょうか。 もちろん、雪の精霊や霜の大公にとっては喜ばしいことだと思いますが……。 妖精たちにとってそういう移動はお手の物で、アイルランドからパリまでひとっ飛びだったと伝える逸話もありますし、東の端から西の端まで一瞬だとも語られています。 0325
Reposted by つむぎ高畑吉男 @yoshiofairytale.bsky.social · 10/01/2025#ちょこっと妖精学 インフルエンザが大流行しています。 こういう事は毎年だったり、何年かに一度大流行します。 こんなお話があります。 百日咳が流行った時、多くの場所で、妖精の騎馬行列が目撃されたよう。彼らの行く先で咳は流行ったそう。 そんな彼ら自身は、百日咳の治癒方法を知っていたようで、土地の妖精博士は彼らから聞いて知っていたと言われています。 アイルランド南西部ケリー県に伝わる逸話です。 0377
Reposted by つむぎ高畑吉男 @yoshiofairytale.bsky.social · 17/11/2024#ちょこっと妖精学 立冬も過ぎ、暖かい陽気が続いたりしていますが、それでも夜は濃やかになっています。 そうなってくると跋扈するのがアンシーリーコートなどの邪妖精たちです。 とりわけ夜歩きの時に出会すという話しが多く伝わっています。 気をつけたいのは橋や門などの区画、道を区切る『境目の場所』。 そういう所には、死と関係する妖精たちが立ち現れる事が多く、不吉な予言を投げかけてくるそうです。 0399